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「デコパージュ」とは?

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デコパージュとは手芸の一種です。
紙に描かれたモチーフを切り抜いて、柄を付けたい物に貼り付ける。

これだけの簡単な工程で、オリジナルの物を作ることができる、と近頃話題のクラフトです。
その昔、ヨーロッパの家具職人の間で生まれた技術が、アメリカでポピュラーなクラフトとなり、日本に入ってきて人気が出ました。

ペーパーナプキンを使って作るデコパージュが有名ですが、実は印刷された紙であればなんでもOKなのです。
包装紙や、ポストカードなどお気に入りばかりを集めて、自分好みに並べる工程が楽しいことも、人気の理由の一つです。

お気に入りの雑貨にデコパージュすることで、世界に一つの作品を作ることができます。
作り方はそれほど難しくないですが、コツをつかめば、元から絵が描かれていたように、美しく仕上がるのがデコパージュの魅力です。

デコパージュに必要な材料

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では、実際にデコパージュを始めるには、いったい何を揃えればいいのでしょうか?
そこで、初心者がまず揃えたい材料をご紹介していきます。

  1. デコパージュ専用液
  2. はさみ、カッターナイフ
  3. デコパージュしたい雑貨
  4. お気に入りのモチーフが印刷された紙
  5. 濡れタオル、ウェットティッシュ
  6. クッキングペーパー

それでは、準備する材料について、詳しく見ていきましょう。

材料①:筆

文房具屋さんで、絵を描く用に販売されているもので大丈夫です。
毛先が平らな平筆を用意しましょう。

毛先柔らかすぎるよりも、少しコシがあるものを選ぶのがコツです。
安い筆は抜け毛が多く、作品が仕上がった時に、毛がくっついてた…なんてことになりかねません。

購入の際は、実際に毛先を触って抜け毛が無いものを選びましょう。

材料②:専用液

ネットショッピングで様々なメーカーの物が購入可能です。
最近では、デコパージュの人気に伴って100均ショップでも、専用液の取り扱いがあります

本格的なものは内容量が多いので、とりあえず試してみたいという方は、100均の専用液で気軽に始めることができます。

材料③:はさみ、カッターナイフ

ペーパー切り出す時に使用します。
一般的な工作用ハサミで問題ありません。

細かい部分を切り取るのに、カッターナイフの方が便利な場合もあるので準備しておくといいでしょう。
また、手芸用に小さめで刃先の細いはさみも販売されています。

一つあると、作業が快適に進むのでおすすめです。

材料④:デコパージュしたい雑貨

初めてのデコパージュ作品は、表面に凹凸が少なく、平らなものを選ぶと作業が簡単です。
トレーやBOXといった真っ直ぐなものが、挑戦しやすいですね。

他にも石鹸や、キャンドルなども人気のデコパージュ素材です。

材料⑤:お気に入りのモチーフが印刷された紙

絵柄の入ったペーパーナプキンや布地、写真や包装紙などが主な材料になります。
初心者にはペーパーナプキンが貼り付けやすく扱いやすいです。

ただ、液で裏側が透けるので、裏が白いものが適しています。
包装紙等を材料に選ぶ際は、裏面を確認しましょう。

また、ペーパーナプキンのように、紙が何層か重なっているものは、はがして一枚にしたものを使用します。

材料⑥:濡れタオル、ウェットティッシュ

作業中に手にデコパージュのりが付く事があります。
そのまま作業を続けると失敗の原因になりやすいです。

こまめに手を拭いて、キレイな手で作業するようにしましょう。
濡れタオルやウェットティッシュを作業前にあらかじめ準備しておきましょう。

材料⑦:クッキングペーパー

デコパージュの作業をする時に、下に敷くためのものです。
クッキングシートは撥水性があるので、作業中に専用液がはみ出してしまっても拭き取る事が出来ます。

また、デコパージュしたあと、表面が乾ききっていない時に誤って触ってしまい、ペーパーが浮いてしまったようなトラブルの際にも表面を押さえるのに使うこともできます。

デコパージュ専用液の種類と特徴

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各メーカーから発売されているデコパージュ専用液。
どれを選べばいいのか、沢山あって悩みますよね。

ここでは、特に有名な4つの特徴をご紹介します。

  1. ケマージュ
  2. デコパッチ
  3. モトポジ
  4. トランスファーコート

種類と特徴①:ケマージュ

デコパージュ専用液としては、もっとも有名な物の一つです。
検索を始めると、最初に目につくことも多いのではないでしょうか。

粘性が強く、固めのボンド状の液体です。
液自体は白色ですが、乾燥すると透明になります。

接着効果はモチロンのこと、防水効果と撥水効果にも優れています。
この一本で接着とコーティングの二役をこなしてくれる優秀な専用液です。

アメリカ産で現地の原料協会の基準を満たしているので、安心して使用できます。

種類と特徴②:デコパッチ

フランス生まれのデコパージュ専用液です。
原材料に酸を使用してる物は、紙を劣化させる原因になりますが、デコパッチは一切使用していないので作品をきれいなまま保存できます。

お洋服など布についた場合は、お湯でも落とせませんので作業の際はエプロンの着用をお勧めします。
また、欧州玩具安全基準の規格をクリアしている商品なので、お子様でも安心してお使いいただけます。

種類と特徴③:モトポジ

ケマージュよりも柔らかく塗りやすいです。
仕上がり、モトポジの使い方はケマージュと一緒です。

モトポジは『つや消しマット』『光る仕上がりのグロス』『布用ファブリックタイプ』『ホログラム入り』『ラメ入り』『黄ばみを防ぐペーパータイプ』『アウトドアタイプ』など豊富な種類の中から、作りたい作品のイメージに合ったものを選ぶことができます。

種類と特徴④:トランスファーコート

モトポジと同じく、柔らかめの液体です。
生地や写真など、ペーパーナプキン以外の材料を使用してデコパージュするときに、おすすめなのがこちらのトランスファーコートなのです。

乾燥が早く、重ね塗りすることで表面がつるつるの仕上がりになる点が人気の理由です。

ペーパーナプキンでのデコパージュのやり方とコツ

ペーパーナプキン
まずはペーパーナプキンを材料に使用した、デコパージュのやり方を見ていきましょう。
初心者さんにもわかりやすいコツもご紹介します。

やり方①:ペーパーの準備する

まずは、ペーパーナプキンを剥がして一番上の柄がついた一枚だけにします。
次に、使いたい柄の部分を切り取ります。

やり方②:本体に専用液を塗る

デコパージュしていきたい部分に専用液を塗ります。
この時に、塗りすぎないように気を付けましょう。

塗り過ぎると、ペーパーナプキンが余分に専用液を吸い込んで、後からシワを伸ばす際に破れる原因になります。
ムラにならない様に気を付けて、薄めに塗るのがコツです。

やり方③:貼り付ける

専用液を塗った面は出来るだけ触らない様に気を付けて、ペーパーナプキンを貼ります。
貼るときは気泡やシワが入らない様にしましょう。

もしも入ってしまったら、そっと表面をスライドさせるようにずらして表面をスムーズにする事を意識してください。

やり方④:コーティングする

ペーパーを貼った上から、もう一度専用液を塗ります。
重ね塗りをすることによって、表面のコーティングをより強くします。

ただし、専用液を塗る時は、前に塗ったものがしっかりと乾いてから塗るようにしましょう。
乾く前に重ね塗りをしてしまうと、表面に縮みが出てシワの原因になります。

1回塗るごとに、ドライヤーを使って乾かすと作業がスムーズに進みます。

やり方⑤:乾燥させる

全て貼り終えたら、完全に乾燥させて完成です。

こちらのやり方が、全ての基本形です。

やり方の参考動画

ペーパーナプキン以外でのデコパージュのやり方とコツ

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ここでは、写真を材料として使ったデコパージュの、やり方を説明します。
ペーパーナプキンとは全くやり方が違うので、最後までしっかり読んでくださいね。

やり方①:写真の下準備をする

あらかじめ、デコパージュしたい写真を紙にプリントアウトして、使いたい部分を切り取っておきます。

やり方②:専用液を塗る

本体の柄を付けたい部分に専用液を塗ります。
同じく、写真の方にも専用液を塗ります。

このとき専用液を塗るのは、写真の面です。

やり方③:貼り付ける

本体の専用液を塗ったところに、印刷面に専用液を塗った写真を貼り付けます。
必ず、専用液を塗った面同士を、隙間なくしっかりと貼り付けてください。

やり方④:乾燥させる

一晩おいて、完全に乾かします。

やり方⑤水でふやかして紙をこすり取る

乾いたことを確認したら、表面を水でふやかして、紙の部分だけ指の腹でこすり取ります。

水にふやけた値札シールをこすると、紙の部分だけがぽろぽろと取れて、粘着部分だけが残ってしまう経験をしたことがある方も、多いと思います。
まさに同じ状態です。

やり方⑥:コーティングして乾燥させる

紙の部分が取れたら、再び乾かします。
その後、表面に専用液を何度か重ね塗りをして仕上げます。

このやり方は、「転写」と呼ばれる技法です。
紙を剥がし取る時は、とにかく優しく丁寧に、を心がけましょう。

ふやけていないと取りづらいので、その時は無理をせず再び水を付けるのがコツです。

やり方の参考動画

おしゃれなデコパージュのやり方と作品例

リビングでもおしゃれに決まるぬいぐるみの飾り方

ここまでで、デコパージュのやり方と、揃える基本的な材料の情報はコンプリートしましたね。
でも、実際に作るとなると、どんなデザインにすればいいのかわからない。

一体みんなは、どんなものにデコパージュしているの?
そんな疑問にお応えして、実際の作品からやり方のヒントもお伝えしていきます。

デコパージュ①:上履き

何を隠そう、デコパージュを人気にしたのはSNS上で沢山登場した上履きです。
可愛いお気に入りを、ぜひお子さんと一緒に作ってみてください。

やり方はペーパーナプキンでのデコパージュのやり方で見てきたものと、基本的に同じです。
違う部分と注意する点は以下の通りです。

1. 布専用のデコパージュ専用液を使用する

使用目的を決めてから、専用液を購入しましょう。
「オールパーパス」と呼ばれる、何にでも使用できる専用液もあります。

2. 上履きに撥水コートされているものがある

上履き本体が撥水コートされているものは、専用液が定着しにくく剥がれの原因になります。
購入の際は注意してください。

撥水コートされているものでも、デコパージュは可能ですが、こまめなコーティングのお直しが必要になるかもしれません。

3. コーティングはしっかりと

履物なので、作品への負担は大きいです。通常の雑貨よりも多めのコーティングを心がけましょう。
その際は、一度にたっぷり塗るのではなく、薄く何度も塗り重ねるように心がけてください。

4.防水材で仕上げるとより長持ち

デコパージュ用の防水材がインターネットなどで手軽に購入できます。
一つ持っておくと、作品の幅が広がります。

デコパージュ②:コロコロカバー

生活感あふれる日用雑貨も、デコパージュすることで一気にオシャレに変身します。
デコパージュで、見せたくなるような作品に。

そうすることで、お部屋に掃除道具を出しっぱなしにできちゃいます。
楽家事にも一役買ってくれますね。

やり方は、基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。
曲面が多いので、シワに気を付けて作業して下さいね。

デコパージュ③:トートバッグ

帆布で出来たしっかりしたものの方、がデコパージュの作業がしやすいです。
やり方は、基本のペーパーナプキンのやり方と、基本的に同じです。

注意点は、上履きのやり方を参考にしてください。
違う部分と注意する点は以下の通りです。

専用液を塗るのはペーパーナプキンの裏

基本でご紹介したやり方では、デコパージュしたい本体に専用液を塗ってペーパーを貼り付けました。
バッグの様な、面積が大きな布は本体に専用液を塗るとしみ込んでしまって作業がしづらい事があります。

そこで、ペーパーナプキンの裏面に薄く、専用液を塗ってシール状にしたものを貼り付けるやり方がおすすめです。

塗りすぎと、塗りムラには十分気を付けましょう。

デコパージュ④:石鹸

デコパージュをまだやったことない、という初心者にも作りやすくて人気なのが石鹸です。
石鹸としても使う事が出来るので、作品をプレゼントにしても喜ばれます。

ただし、両面デコパージュしてしまうと石鹸としては役に立たなくなってしまうので、可愛くてもデコパージュは片面だけにしてくださいね。

やり方は基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。

デコパージュ⑤:スマホケース

様々な素材のスマホケースが販売されていますが、全てデコパージュすることが可能です。

面積が小さく、表面がフラットなので初めてのデコパージュにもおすすめです。
やり方は、基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。

頻繁に触るものなので、コーティングはしっかりめにしておきましょう。
角など剥がれやすい部分の、メンテナンスもお忘れなく。

デコパージュ⑥:キャンドル

こちらもデコパージュ初心者には人気の素材です。
もちろん、実際に火を灯して使う事が出来ます。

やり方は基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。

デコパージュ⑦:茶筒

市販されてされている茶筒は、昭和を感じさせる和風な物が多いですよね。
がらりと雰囲気を変えられるのでデコパージュにはもってこいです。

デコパージュをする前に準備が必要なので、そのやり方と注意点は以下の通りです。

1. 元々の柄を消す

デコパージュは地面に柄があると、透けてしまいます。
そこで、元々の素材に柄があるものは、それを消す作業が必要です。

使用するのは、お好きな色のアクリル絵の具です。
柄が透けて見えなくなるまで、しっかりと塗りつぶしましょう。

塗り終えたら完全に乾燥させてからデコパージュを始めてください。

2. 専用液は全面的に塗る

アクリル絵の具にも多少の耐水性はありますが、擦れると剥げてしまいます。ペーパーナプキンを貼っていない部分にも、必ず専用液を塗って全面をコーティングしましょう。

柄がずれることを意識する

他の素材と大きく違うのは、本体から蓋が外れるというところです。
例えば、顔があるキャラクターもののペーパーナプキンを貼った後、蓋を開けたら顔が半分こになってしまった…。

なんていうことにならない様に、全体のデザインを決める時に、蓋を開けたときのことも考えて作業していきましょう。

デコパージュ⑧:フォトフレーム

フレームに入れる写真とコーディネイトし、たデコパージュをするのも素敵ですね。
やり方は、基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。

角の処理など、少し難易度が高いので、ある程度作業に慣れてからの挑戦をお勧めします。

デコパージュ⑨:ウォールパネル

真っ直ぐ平らで、もっとも作業が簡単な素材の一つです。
難易度が低いので、お子さんと一緒に挑戦する方はウォールパネルがおすすめです。

素材は、木でもプラスチックでも、なんでも大丈夫です。
自由な発想で、素敵なアート作品を仕上げてください。

やり方は、基本のペーパーナプキンのやり方と同じです。

デコパージュ⑩:扇子

100均で手に入る無地の扇子はデコパージュにもってこい。
あまり厚みがあると、閉じられなくなってしまいますのでお気を付けくださいね。

扇子のデコパージュは全面張りにするやり方を、ご紹介します。

1. 扇子の中央上部に専用液を塗る

扇子を開いて、中央の上部分に専用液を塗ります。
下部分は指一本分くらい塗らずに、あけておきます。

2. ペーパーナプキンを扇子に貼りつける

端っこまで確実に覆うように、確認してから貼り付けます。
専用液を塗った中央から、端に向けてスライドするように手を動かして貼っていくのがコツです。

扇子の折り目でペーパーナプキンにシワが付かない様に、扇子を目一杯広げて作業してくださいね。

3. 残りの部分貼り付ける

両サイドそれぞれを5cmづつくらい、専用液を塗る→端にスライドするように貼り付ける、という作業を繰り返して貼り付けていきます。

一番端の指一本分は、貼り付けずに残しておいてください。
まとめて広い面積を貼り付けようとすると、シワの原因になります。

少しづつ端に向かって進めていってください。

4. 扇子からはみ出している部分カットする

扇子の上部分からはみ出しているペーパーを、はさみでカットします。
左右の端もは少し余裕を残して、カットします。

5.扇子の下部分をカットする

まだ貼り付けずに残しておいた部分を、扇子の端ぴったりでカットしてください。
切り過ぎて、扇子の元の部分が見えない様に気を付けましょう。

6. 端の処理をして残りを貼り付ける

左右の端のペーパーを親骨(扇子の一番太い骨)の手前で、先ほど余裕を持たしておいたペーパーを内側に折ります。
専用液が骨にはみ出さない様に、注意して貼り付けます。

片側だけ貼り付けたら、残りの下端の部分も貼り付けていきます。
こちらも中央から端に向かって、少しづつ進めましょう。

最後に、残った端を反対側と同じやり方で貼り付けます。

7.コーティングして乾燥させる

全体をムラなく専用液でコーティングして、 しっかりと乾燥させてください。

8. 折り目を付ける

完全に乾燥したら、扇子の折り目どおりたたんで、輪ゴムなどで固定して、しっかり折り目を付けましょう。
数十分ほど置いておけば、大丈夫です。

デコパージュ⑪:ティッシュケース

常に表に出ている小物なので、お気に入りのデザインにデコパージュすることで日々の生活に彩を与えてくれます。

やり方は基本のペーパーナプキンと同じです。

デコパージュ⑫:コースター

面積が小さく、表面が平らなのであっという間に完成します。
やり方は、基本のペーパーナプキンと同じです。

コースターという性質上防水剤の使用を、強くお勧めします。

デコパージュ⑬:プレゼントBOX

石鹸やキャンドルのデコパージュ作品を、プレゼントするときに箱もお揃いでデザインしてあげると、一気にクラス感がアップします。

コーティングすることで箱自体がしっかりするので、プレゼントした後に小物入れとしても使ってもらえるます。
喜ばれる事間違いなしですね。

やり方は基本のペーパーナプキンと同じです。
箱が紙素材のものは、専用液を塗りすぎてしまうとふやけてシワになりやすいので注意してくださいね。

デコパージュ⑭:トレー

大きなお盆から、少しお菓子を出す時まで人前で使う事が多いトレー。
デコパージュで、お客様から褒められちゃう作品を作りましょう。

やり方は基本のペーパーナプキンと同じです。

コーティングはしっかりしておきましょう。
頻繁に洗う事が考える物であれば、防水材の使用がおすすめです。

デコパージュ⑯:家具

一通り小物つくりに満足したら、いつかはチャレンジしてみたい素材です。
面積が大きいので、デザインはしっかりと組み立ててから作業に入りましょう。

小物用の筆でちまちまと塗っていると、ペーパーナプキンを貼る前に乾いてしまうので、大きめの刷毛を準備しておきましょう。

やり方は、大きさが変わっても同じです。
基本のペーパーナプキンのやり方で作業を進めましょう。

デコパージュに失敗したときの対処法

好きな人への態度を失敗すると失恋することも

自分の好きなように作れるのが手作りのいいところですが、作ったもの全てが気に入るとは限りません。
「失敗したところをやりなおしたい」と思うことも、当然ありますよね。

そんな時に使える、デコパージュの剥がし方を紹介します。
デコパージュを剥がす時にまず最初に試すのが、「表面を爪でこする」ことです。

シールを剥がす要領で、小さな溝を作って、爪でかりかりとこすれば剥がれる場合があります。
表面に爪が入る隙間が無い様なときや、こすっても剥がれないという時は「エタノール」を使います。

エタノールを、霧吹きでデコパージュにふりかけて、柔らかいスポンジや毛羽立たない布で、根気よくこすりましょう。
キレイに剥がれて元通りになります。

ただし、エタノールは布製品には使えません。
布製品のデコパージュを剥がすには、ぬるま湯につけ置きした後、歯ブラシやたわしを使ってこすります。

剥がすことは可能ですが、布製品は生地自体に柄移りをしたりするので、やり直しには不向きです。

デコパージュグッズを洗う時の注意点

洗濯機

基本的に、デコパージュには耐水性があるので洗うことは可能です。
布製品やお盆など、日常使いの物をデコパージュしたら作品は洗って、きれいな状態で長持ちさせたいですよね。

デコパージュした作品は表面は、高温多湿に弱いです。
したがって、「熱いお湯で洗う事」と「浸け置き洗い」は厳禁です。

作品を制作する段階で、後々洗うことが分かっているものには、デコパージュ専用液以外に防水材を重ね塗りしておくというのも一つのやり方です。

まずは最初の一つをデコパージュしてみましょう

女子の初めて

これであなたも、すっかりデコパージュ通になりましたね。
必要な道具も、やり方もわかったら、後は実践あるのみです!

やり方自体は、基本的に切って貼るだけ。
クラフト初心者の方でも、始めやすいのがデコパージュの魅力です。

失敗してしまっても、やり直しだってできるんです。

ぜひ色々な物をデコパージュして、世界で一つだけのお気に入りを作ってみてください。

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ライター
noel編集部

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