モラルがない人の特徴&行動!モラルがない原因や対処法とは
あなたの周りには、マナーやモラルのない人はいませんか? 人の気持ちを考えられなかったり、いつも何か不快な行動をとってくる人の特徴や行動についてまとめました。 なぜモラルがない行動に出てしまうのか、その原因とモラルがない人に振り回されてしまわないための対処法についてもご紹介いたします。
人気のおすすめ記事
「モラルがない」の意味とは?
モラルがない人とは、他人に迷惑を平気でかけたり気遣いが出来ない人のことを指します。
公共の場所で大騒ぎしたり、共有スペースを汚したり迷惑な行動に困る人もいるでしょう。
マナーやルールなどが守れない人のことを、モラルがない人・モラルが低い人と表現します。
モラルがない人の特徴
モラルがない人とは、具体的にどのような特徴を持っているのかをまずは知りましょう。
もしかしたら自分の身近な人でも、モラルがないと感じられる人がいるかもしれません。
- 客観視が出来ない
- 迷惑をかけている自覚が持てない
- 自分が主体
- 人を見下しがち
- 想像力の欠如
- 自分の世界観が強い
- 集団行動が苦手 8.常識を知らない
特徴①:客観視が出来ない
まずモラルがない人の特徴として挙げられるのが「客観視が出来ない」ことです。
客観視が出来ないということは、他人の気持ちを考えることが出来ないということです。
自分の行動を客観視が出来ないため、相手をどれだけ傷つけていても気づけません。
自分の行動を振り返るなどもできません。
特徴②:迷惑をかけている自覚が持てない
モラルがない人の特徴は迷惑をかけている自覚が持てないというものです。
自分の行動を振り返ることもできないので、誰かに迷惑をかけていてもそれを自覚することがありません。
例え誰かに迷惑をかけている、と指摘されたとしても理解するとが出来ません。
むしろなぜ自分が指摘されなければならないのか、と怒りの感情さえ湧き上がってくるのです。
特徴③:自分が主体
モラルがない人というのは、基本的に「自分が主体」となっています。
客観視が出来ないということは、すべてを自分中心に考えてるということなのです。
自分の感情や欲求が最優先となっている状態ですので、マナーやモラルを守れなくなるのでしょう。
どこへ行くにも何をするにも自分を主体的に考えてしまう特徴があります。
特徴④:人を見下しがち
自分以外のすべての人を見下しがちなのもモラルがない人の特徴です。
同じ立場で考えることが出来ず、相手は自分よりも下であると考えてしまうのです。
無自覚の場合も多く、気づかない間に相手を見下していて適切な対応が出来ないことも珍しくはありません。
例え相手が目上の人であっても、自分よりも劣っていると考えるのです。
また劣って部分をすぐに見つけて、この人はここがだめだ、と決めつけてしまう傾向にあります。
特徴⑤:想像力の欠如
モラルがない人は、基本的に「想像力が欠如」しています。
自分の行動によって相手がどう感じるのか、何が起こってしまうのか、など想像することが出来ません。
自分が行ったことによって、どんなトラブルが発生してしまうのか、など可能性を考えられないのです。
そのため何度も同じような行動だったり、同じトラブルを繰り返すのです。
特徴⑥:自分の世界観が強い
モラルがない人の特徴として六つ目にご紹介するのが「世界観が強い」ことです。
一見すると自分の世界観があるのは良いことのようにも思えますが、反面視野が狭いとも言える状態です。
自分の世界観が強すぎるがゆえに、他人の考えを受け入れられなかったりするのです。
物事に対して「これはこうである」とこだわりが強いタイプの人です。
常識はずれな行動をとってしまうのは、それがその人の世界の中では当然のことだからなのでしょう。
モラルがない人は、独断と偏見がとても強いと言えます。
特徴⑦:集団行動が苦手
モラルがない人は、ほとんどの場合「集団行動が苦手」です。
他人に合わせたり、規律を守って揃えながら行動することが出来ません。
基本は自分が大切ですから、全員で同じ行動をとることが苦手でなりません。
なぜ自分が全員と同じ行動をとらなければならないのか、と疑問にすら感じてしまうため規律を乱すような行動に出るのです。
特徴⑧:常識を知らない
モラルがない人の特徴の八つ目は「常識を知らない」ことです。
一般的な人であれば、人に迷惑をかけないようにある程度のマナーや常識を持ち合わせているでしょう。
しかし、モラルがない人は根本的にそういった認識は持っていません。
電車で電話をしない・公共の場を汚さないなどの常識を知らないのです。
上記でも述べましたように、自分が中心という考え方の持ち主ですから一般的な常識が通用しないのです。
誰かを傷つけていようがマナーが悪かろうが関係ないと考えています。
モラルがない人がとりがちな行動
モラルがない人の特徴についてここまで述べてきました。
では、実際にモラルがない人はどういった行動に出てしまう傾向にあるのでしょうか?
モラルがない人がとりがちな行動について以下にまとめました。
- 責任転換
- 平気で遅刻やドタキャンをしてくる
- 共有スペースを私有化
- 家事を一切しない
- 感情がそのまま表に出る
行動①:責任転換
まず、モラルがない人がとりがちな行動の一つが「責任転換」です。
自分に非があってもそれを自覚していませんから、自分には責任がないと思っています。
そのため自分の姓ではないと主張するので、誰かに責任を押し付けてしまうのです。
また自分のミスであっても認めずに、誰かにしりぬぐいをさせるような行動にさえ出てしまいます。
行動②:平気で遅刻やドタキャンをしてくる
モラルがない人は、自分の行動で誰かが困ることを認識していません。
よって平気で遅刻やドタキャンをしてくるのです。
自分が行きたくないと感じたから行かなかっただけですので、それにより相手に迷惑をかけているなんて思っていません。
遅刻をしても、相手を待たせていることに対し罪悪感なんて感じないのです。
行動③:共有スペースを私有化
モラルがない人は、「共有スペースを私有化」してきます。
会社などみんなで使用する場所であっても、我が物顔で使用し、自分の私物を置くなど迷惑行為に出るのです。
自分のデスク以外の場所に私物を置いたり、仕事の書類を隣の人のデスクにまで置いてしまうなどの行動にも出ます。
自分が使用するスペースは自分の自由にしていいという認識を持ってしまっているのです。
行動④:家事を一切しない
モラルがない人は、家庭においても周りを困らせることがあります。
それは「家事を一切しない」というものです。
服を脱いだら脱ぎっぱなし、食器は片づけないなどの基本的なことすらできません。
誰かが片付けてくれるから自分がやる必要はない、なぜ自分がやらなくてはならないのか、といった認識です。
炊事や洗濯、掃除などは一切できませんしやる気なんて持ってすらいないのです。
行動⑤:感情がそのまま表に出る
モラルがない人がとりがちな行動の五つ目は「感情がそのまま表に出る」というものです。
自分が思っていること感じていることが、そのまま顔や行動に出てしまうのです。
気分が悪ければ、舌打ちをしたり大きな音をたてたりなどそのまま行動として出てくるのです。
誰かの気持ちを害するなど、気にも留めていませんから貧乏するりだったり、悪い態度を取ってしまうのでしょう。
モラルがない原因
モラルがない人となるってしまうのには、やはりそれなりの原因があるのです。
なぜ他人のことを考えられないような、モラルのない人となってしまうのかをご紹介します。
- モラルのない家庭環境で育った
- 甘やかされて育った
- 友達が少ない学生時代を過ごした
原因①:モラルのない家庭環境で育った
モラルがない人の原因として、一つ目に挙げられるのが「モラルのない家庭環境で育った」ことです。
その人の周りの環境というのは、人格を持つうえでかなり重要となります。
自分の両親や、家庭環境があまりよくなかったり、モラルや常識を持たない人の集まりだと同じように育ちます。
他人のことを尊重しあえないような環境で育てば、自分中心的になる傾向にあるのです。
他人のことよりも自分のこと、迷惑をかけてもそれは自分の責任ではない、といった考え方を幼少期から持ってしまいます。
生まれ育った環境によって、常識やモラルが確定すると言っても過言ではありません。
教えてくれるべき大人が常識を教えてくれなかったのですから、当然常識の持てない大人に育ちます。
原因②:甘やかされて育った
自分中心的に育つ理由は「甘やかされて育った」ことが原因です。
幼少期に、何か悪いことをしても怒られてこなかった経験から、謝ることを知らなかったり自分は許されるといった考えを持ってしまいます。
何でも「いいよ」と許されてきたことから、大人になっても許されると勘違いしてしまうのでしょう。
誰かに怒られるいうのは、大人になるうえでその人の人格や性格を生成する上で重要な要素となり得るのです。
原因③:友達が少ない学生時代を過ごした
世界観が狭くなってしまうのも、モラルがない人の特徴です。
そういった人になってしまうのは「学生時代に友達が少ない」ことも原因です。
学生のころというのは、他人と関わることによって常識やマナーのほかにも交流、他人との接し方などを学んでいくのです。
友達が少ないと、同じような人とし関わらなくなります。
つまり、世界観が偏った状態のまま大人になってしまうということなのです。
たくさんの人と関われば、その分他の人の考えを知ることとなりますが、それを知らないまま育てばマナーが悪い状態でもそれが普通に感じます。
モラルがない人への対処法
モラルがない人が自分の周りにいた場合、その人と関わるには対策を考えなくてはなりませんよね。
モラルがない人への対処法について、以下にまとめました。
- なるべく距離を置くこと
- こちらの気持ちを伝える
- やり方の提案をする
- 関係を完全に断つ
対処法①:なるべく距離を置くこと
モラルがない人とは、なるべく距離感を置くのが重要です。
モラルがない人と一緒にいると、かなり疲れてしまいますし、自分の感覚さえ狂わせてしまいかねません。
モラルがない人とずっと一緒にいると、自分のマナーさえ感覚がマヒしてしまうのです。
自分のためにもなりませんから、なるべくそばにいない方が良いのです。
また下手に注意をしたり、反発をしてしまうとかえって悪化しトラブルに発展しかねせん。
やり返しをされてしまったり、他の人を巻き込んでしまったりなど、被害をさらに広げてしまう可能性だってあるのです。
反発したりせず、距離感を置いてできればスルーしてあげた方がいいのです。
対処法②:こちらの気持ちを伝える
モラルがない人と上手に関わっていくのには、注意をするというよりも「こちらの気持ちを伝える」ことが重要です。
注意されたり怒られることによって、反発してきたりさらにトラブルに発展してしまう恐れがあります。
しかし、自分はこう思っているけれどあなたはどう思いますか?など、問いかけるようにしましょう。
こうしてくれた方が、私は助かるなど自分の気持ちを伝えるように心がけてください。
モラルがない人は、自分の行動を自覚していませんので相手の気持ちも察することが出来ません。
だからこそこちらの気持ちを伝えてあげることで、初めて自分が悪いことをしてしまっている、ということに気づけるのです。
対処法③:やり方の提案をする
モラルがない人への対処法として、三つ目にご紹介するのが「やり方の提案」をすることです。
もしもモラルがない人と関わらなければならないのであれば、なるべく寄り添いながら関わるのが大切です。
「こうした方が〇〇だけど、どうだろう」と提案をしてみてください。
提案をしてあげると、自分の行動と照らし合わせることが可能となりますから、モラルがない自分を徐々に認識出るようになります。
もちろん急にモラルがない自分に気づくことはできませんので、そういった関わり方によって徐々にわかってくれるようになりますよ。
対処法④:関係を完全に断つ
どうしてもモラルがない人とやっていけない、無理だと感じるのであれば「関係を完全に断つ」のも自分にとって大切なことです。
モラルがない人と一緒にいると、振り回されてしまいますし自分だけではなく他の人も巻き込んでしまいかねません。
完全に関係を断ち、関りを持たない方がいい場合もあるのです。
モラルがない人と全力で関わってしまったら、こちらが疲れてしまいかねません。
こちらのモラルが低下したり、ストレスの原因となるのであればその人との関りは完全に断ってしまうべきでしょう。
モラルがないと言われた…改善方法は?
もしも自分が他人から、「モラルがない」と言われてしまった場合一度自分を見直す必要があります。
もしかしたら知らず知らずのうちに、今まで他人を傷つけたり迷惑をかけてきたかもしれないのです。
自分がモラルがないと言われてしまったら、まずなるべく自分を「客観視」するように心がけましょう。
他人にとって自分がどう見えているのかを考え直してみるのです。
自分が言った発言や行った行動を、もしも自分がされた場合どう感じるだろうか、と考えてみてください。
もしも自分が不快に感じるのであれば、全く同じことを相手にこれまでしてきたのです。
モラルがないと言われたら、自分を振り返るきっかけになり得ます。
怒りの感情に任せて反発するよりも前に、一度立ち止まって自分の行動を振り返りましょう。
モラルがない人は自覚が出来ない人である
モラルがない人というのは、自分がどういった発言をしているのか、マナーの悪い行動をとっているのか、に気づいていないのです。
もしも周りにいたら、上手に関わって気づかせてあげる必要があります。
また自分がモラルがない人になってしまっていないかどうかも、一度考え直してみないと実は気づかないところで迷惑をかけてしまっているかもしれません。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。