もしかして彼氏は変態?判断するポイントと対処法とは
彼氏との親密な時間の最中に「こんなことを要求したり、しようとするなんて彼氏ってもしかして変態なの?」と思うことがあります。 程度の問題もありますが、そうした変態行為を頻繁にやりたがったり、その内容がどんどんエスカレートしていくようなら事態は深刻。 そこで今回は自分の彼氏は変態ではないか?と思い悩んだ時に役立つ判断ポイントと対処法をご紹介します。
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聞くに聞けない!「もしかして彼氏が変態?」
何でもあけすけに話したがる女性はともかく、普通は女子会であっても自分と彼氏との性関係の内容はアルコール抜きではなかなか話題にしづらいものです。
特にその行為が自分基準では「変態行為に当たるのでは」と思うようなコトならなおさら。
しかしこういった性的なことのすれ違いや誤解は、なあなあで済ませていると思いもよらない事態を引き起こしたり、彼氏との間に深刻な溝を生じさせかねない問題なのです。
彼氏が変態かもと思ったときの判断ポイント
では、自分の彼氏が変態なのではという疑いを持った時の判断ポイントとはどんなポイントでしょうか。
以下に主な6つのポイントを列挙してみましょう。
- 嫌がってもエロいことを強要するかどうか
- デートDVに抵触するかどうか
- こちらの意向を無視するかどうか
- 犯罪行為に該当するかどうか
- 自分本位の行動かどうか
- 悪意があるかどうか
判断ポイント①:嫌がってもエロいことを強要するかどうか
彼氏が自分に要求してくる行為のうち、自分では変態ではないかと思うコトに関してそうした行為に対して明確に嫌と言ったり、態度で拒絶を示してみてもしつこく強要するようであれば、危険です。
その行為が確実に変態行為になるかどうかを別にしても、嫌がる彼女に無理強いをするという行為そのものが性的倒錯、あるいは変態行為にあたる可能性が高くなってしまいます。
特にこちらがNOの態度を示していることに対して性的に興奮しているような様子が明らかなようであればメンタル的にも変態であるリスクが高くなります。
判断ポイント②: デートDVに抵触するかどうか
彼氏が自分としようとする行為が何であれ、それがいわゆるデートDVに抵触するかどうかといった判断も重要です。
確かに女性の中にもいわゆる変態性欲といわれる性的嗜好を持った女性がいますが、それも双方の同意があってこそのこと。
嫌がるのを無理やり変態行為に加担させたり、力ずくで言うことを聞かせようとするようなら変態というよりデートDV常習者というべきです。
判断ポイント③:こちらの意向を無視するかどうか
程度の問題はあれ、こちらもシチュエーションなどによっては受け入れられるような変態行為の場合、仮に拒絶した時に納得してくれるかどうかも重要なポイントです。
もしもお互いのため、と思っての行為ならこちらの意向を完全に無視するような行動には出ないハズです。
判断ポイント④:犯罪行為に該当するかどうか
彼氏が提案したり、自分としようとしてくる行為が犯罪行為に該当するかどうかは大変重要なポイントです。
公共の場での痴漢行為や露出行為など、どういいわけしようとも見つかれば共に罪に問われるような行為を強要してくるようであれば、変態というよりも変質者と考えるべきです。
判断ポイント⑤:自分本位の行動かどうか
彼氏の変態まがいの行為に関する行動や言動があくまでも自分目線の自分本位の行動であるようであれば、要注意。
たとえポイントがズレているにしても、その目的が彼女を性的に満足させたいであればまだ救いはあるものの、自分本位なだけなら改善は難しいかも知れません。
判断ポイント⑥:悪意があるかどうか
彼氏がこちらの嫌がる行為をしてくる際に嫌がる様を楽しもうとする、嫌がれば嫌がるほど性的興奮を示す様子が見られるようであれば、変態性欲の持ち主というだけでなく、性的虐待傾向があると疑った方がいいかもしれません。
セックスは身体を使った男女の親密なコミュニケーションであるべき行為。
一方の独善的な快楽のためにだけあるセックスは正常とはいえません。
彼氏が変態なのかちょっとエロいだけかの基準がわからない
「もしかして彼氏が自分にしかけてくる行為は変態行為なのでは」という疑念を抱いたとしても、なかなか彼氏との行為のディテールを女友達などに相談するにはハードルが高いということもあります。
また、彼氏が仕掛けてくる行為がしょっちゅうというワケではなく、たまに思い出したようにしてくるというのでは彼氏が本当に性的に変態なのかちょっと性的冒険心や好奇心が強いだけかの判断がつきにくい場合も。
自分だけではなかなかわからない、判断しにくいという場合は、ネットの匿名性を生かして相談サイトなどに投稿してみたり、既に投稿済みの案件から自分の置かれた状況に似たものを探して参考にしてみるという方法もあります。
彼氏が変態行為に走る理由とは
では、自分の彼氏が変態行為に走る理由とはどんな理由なのでしょうか。
以下に主な5つの理由を列挙してみましょう。
- 性体験のほとんどがプロ相手
- 性の知識が耳学問ばかり
- 偏ったメディアの情報をうのみにしやすい
- 男友達の話を真に受ける
- イケメンでモテる
理由① : 性体験のほとんどがプロ相手
変態まがいの行為を彼女に強いる男性の中にはそれまでの性体験のほとんどがプロ相手で、いわゆる普通の性行為がどういったことを指すのかイマイチわかっていない人も少なくありません。
こうした男性は客として自分を接してくれた女性の反応が全ての女性に通じると勘違いしているので、その誤解を解かない限りは自分の過ちに気付けません。
理由② : 性の知識が耳学問ばかり
性体験が少ない男性の中には持っている性の知識が耳学問ばかりという人もいます。
どこかで聞きかじってきたような根拠のない知識を基に「こうすれば女性は喜ぶに違いない」と思って行動してしまうため、自分基準のみに走りやすくなってしまいます。
特にAVなどで得た知識をまるごと本気にする人も多く、「いやよいやよも好きのうち」などとバカげたことを考えている人もいるので注意が必要です。
理由③ : 偏ったメディアの情報をうのみにしやすい
AVもそうですが、いわゆる男性向けのゲームやマンガなどの偏ったメディアの情報をうのみにしやすい男性も変態行為に走りやすい傾向があります。
こうした男性の中にはまるで教科書かバイブルでも読むかのようにイチイチそうした本やメディアで得た情報を信じ込んでしまいます。
そのため彼女が抵抗を示しても「そんなハズはない」「おかしい」と受け付けてくれないこともあるようです。
理由④ : 男友達の話を真に受ける
男同士の飲み会での下ネタ話の際のマユツバものの武勇伝を真に受けて変態行為に走る男性もいます。
友達に対する対抗心や、「それがノーマルなのだ」という思い込みなど理由はそれぞれですが、基本的に生真面目で人の言うことを信じやすいタイプの男性にこういった傾向が多く見られます。
中にはそうした生真面目さを逆手にとられて吹き込まれた嘘八百をまるっと信じ込んでしまうというケースも。
理由⑤ : イケメンでモテる
イケメンでハイスペック、女性には困らないといったタイプの男性の中にも変態行為を女性に強いてはばからないタイプがいます。
こうした男性は、なまじモテるために女性の側が彼に気に入られようとアレコレ手を尽くしたことを「誰でも喜んでする普通のこと」と勘違いしたままということがあるのです。
またこうしたイケメン男性には「モテ自慢されたらたまったものではない」と、男同士でも下ネタ話をもちかけたりしないので自分の性体験や性知識が歪んでいることに気付かないまま年をとるケースもあるようです。
彼氏が変態の時の対処法
では、自分の彼氏が変態と思ったときの対処法とはどんな対処法でしょうか。
以下に主な5つの対処法を列挙してみましょう。
- 嫌とキチンと言葉にして伝える
- デートDVについて2人で話し合う
- 違法行為の場合は証拠を残す
- 期間を決めて更生できるか様子を見る
- 関係機関で相談する
対処法①: 嫌とキチンと言葉にして伝える
彼氏の行為が自分には変態行為に思えてどうしても受け付けられないというのであればキチンと言葉にして明確に相手に自分の意思を伝えることが大切です。
恥ずかしい、嫌われたくないと言葉にしないままではこちらがそうした変態行為に同意していると見なされてしまいます。
彼氏の側も「彼女もこうした行為が嫌いじゃない」と一人合点している危険性もあるので、まずは自分の気持ちをハッキリさせましょう。
対処法②:デートDVについて2人で話し合う
彼氏の行為が変態というに留まらずデートDVにも抵触しかねないという場合はそうした行為が一般にどう見られているかを相手に伝えましょう。
言葉で説明しにくい、難しいという場合はデートDVを題材にしたドラマや映画を彼氏と一緒に見て話をするのも1つの方法です。
対処法③:違法行為の場合は証拠を残す
彼氏が自分に強いる行為が明らかに身体的や精神的に自分にダメージを与える場合や違法行為に当たる場合などは万が一の場合に備えて証拠を残すようにしましょう。
特に露出行為など公序良俗に反する行為などは、万が一検挙された場合には自分も共犯として罪に問われかねません。
自分の同意なしに行われた場合はそれを示す証拠を残す、さらにスッパリ関係を断つことも前提に行動した方がベターです。
対処法④:期間を決めて更生できるか様子を見る
彼氏が自分がしていた行為が変態行為にあたる、と自覚してくれた場合は一定の猶予期間を決めた上で相手がそうした変態行為から足を洗うことができるかどうかを見定めましょう。
もしその期間を過ぎてもアレコレ言い訳して変態行為をやめない、あるいは開き直るというのであれば別れることも視野に入れるべきかも知れません。
対処法⑤:関係機関で相談する
例えば彼氏の変態行為が2人のセックス行為の動画や写真を撮るといった行為の場合、絶対にやめさせるようにするべきです。
なぜならば彼氏にその気はなくても、そうした動画を収めたスマホを落としたことで第三者に見られたり、PCがウィルスに感染することで流出してしまう危険性と隣り合わせと言えるからです。
もしいくらそうしたリスクを彼氏に説明しても納得してくれない、あるいは合意なしで撮影したそうした媒体を処分してくれないという場合は先々のリベンジポルノのリスクに備えて早めに関係機関に相談するなどの対策をとりましょう。
彼氏が変態かも、と思ったときは慌てず冷静に
変態性欲とひとくくりにしてもその時代や年代、また生育環境や文化などで全く受け止め方が違ってくるのも事実です。
しかし、根底にあるべきはお互いが気持ちよくなるためのコミュニケーションの1つとしてのセックス。
それを無視して自分本位にふるまったり、法に抵触するような行為を無理強いするようであれば、どの方面から見てもそれは「正しい性的関係」の範疇を超えると言わざるを得ません。
彼氏が変態では、という疑いを持った時は1度冷静に相手の態度や言動、そうした変態行為の裏側にある彼氏の本音などを見極めたうえで対処するようにしましょう。
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