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早口な人の特徴・心理

早口な人と喋っている男性

では、早口な人の特徴やなぜそうなるのか?心理状態を具体的にみていきましょう。

  1. せっかち
  2. 知識の幅が広い
  3. よく喋る
  4. 浮足立っている
  5. 自己満足の気持ちがつよい
  6. とにかく先を急ぐ
  7. ストレスを感じやすい
  8. ばれるのを恐れている

①:せっかち

早口な人は常に時間を気しているという特徴があります。

時間に遅れた為に物事が停滞したり、その為に自分が身動きがとれなくなるという状況が我慢ならないのです。

早口な人はとにかく次から次へと物事をこなすことが好きで、またそうすることで気持ちを落ち着かせている節があります。

その為、時間に遅れてしまうことがあれば次の予定が気になって焦りだし、気持ちと比例するかのようについ早口になってしまうのです。

言い換えれば早口な人というのは責任感の強い人!スムーズに事がはこぶことで余裕が生まれ落ち着くことができます。

②:知識の幅が広い

早口な人は言いたいことがたくさんあるのです。

これは早口な人が基本的にせわしない性格の為で、あれもこれもと同時に物事を進めていきたいと思っているからです。

同時に進める為には、たくさんの情報をリサーチして知識として知っておかなければなりません。

ただ、リサーチした情報を自分の頭の中だけで整理している間はいいけれど、人に伝えようと思った時が大変!

知ってることが多いだけに、言いたいことを一気に話してしまおうとするのでつい早い口調で話してしまうのです。

③:よく喋る

早口な人はとにかく喋るのが大好きという特徴があります。

相手を楽しませたいという気持ちが強いあまりに高揚感が先走り、つい早口でとりとめもなく喋ってしまうのです。

どちらかというと自分が中心になり喋ることで相手を楽しませたいと思っている人の割合が多いでしょう。

早口な人は、率先して楽しい話題をふってくれるので言い換えれば明るく親しみやすい人とも言えます。

④:浮足立っている

早口な人は、落ち着きがなく集中力にかける部分もあります。

基本的にせっかちで物事が停滞するのが苦手なため、長い時間相手の話を聞くことや一か所に留まる事が苦痛なのです。

そんな自分を知ってか知らずか?端的に物事を終わらすために自分でも気づかないうちに早い口調で話しているのかもしれません。

また、早口な人は興味の幅も広く移り気な性格の為、自分が話したいことを話したらもう満足してしまいます。

一旦自分の中でケリがついた会話には興味をなくし、心ここにあらずで次の事を頭に思い浮かべてしまっています。

⑤:自己愛が強い

早口な人は自分を知って欲しいという気持ちが強い場合があります。

中には、自分は早口だから話を真剣に聞いてもらえない事を悩んだり自覚している人もいます。

自覚しているからこそ、再度自分の考え方や思いを伝える時が来たら今度こそ伝えたい!わかって欲しい!と思いがさらに強くなり早口に。

自己愛が強いばかりにコミュニケーションというよりは早口で一方的に話すことが辞められない場合もあるのです。

⑥:とにかく先を急ぐ

早口な人はとにかく次から次へと予定をこなして、忙しくしているのが大好きです。

その為、同じことをずっと話している時間が無駄と感じてしまい、人の意見も聞かず勝手に自分の中で話をまとめてしまうことがあります。

この時の先を急ぐ気持ちが結果、早口で喋べらなければという考えにつながっているとも考えられます。

⑦:ストレスを感じやすい

早口な人はストレスを感じていることが多々あります。

これは何ごとも完璧にスムーズに事を運びたいという思いがあるためで、自分でも気づかぬうちに緊張状態に陥っているのです。

プレゼンなど重要な場面ではこの緊張状態もピークになり、逸る気持ちが高まる事で早口となってしまうことがあるでしょう。

⑧:ばれるのを恐れている

早口な人の中には、後ろめたいことや隠したいことがある時など相手に知られまいとして早口になっている場合もあるでしょう。

これは見破られることを恐れるあまり、焦ってしまい気持ちが落ち着かず、慌てていると言えます。

その気持ちの高ぶりと比例するように早口で喋り、相手に隙を与えずなんとかこの話を終わりにしたいのです。

早口な人は相手を疲れさせる?

早口な人に疲れている様子

早口な人は沈黙の時間が苦手!何か話さないといけないと焦ってしまってつい早口になってしまいます。

その焦る気持ちは相手の話の腰をおるなど、場をしらけさせることにもなり相槌のタイミングさえも悪くなります。

そうなってくると相手との会話も当然盛り上がらず、逆に気を遣ってしまって何だか疲れたなという結果になってしまうのです。

早口な人のメリット

早口な人としゃべる女性

早口な人が悪い人というわけではありません!ここで早口な人のメリットも知っておきましょう。

  1. 無駄がない
  2. 効率がいい
  3. サービス精神がある

メリット①: 無駄がない

早口な人は一度にたくさんの情報をまとめる能力があるので、大切な部分だけを素早く抜き取り正確な情報を共有することができます。

その為、確認作業の時間が減ったり、連絡事項も端的で無駄のない内容となっているでしょう。

このようなことから、早口な人と仕事をすると余計な手間がかからず、時間も節約できスムーズに進めることができるでしょう。

メリット②: 効率がいい

早口な人は仕事を効率的に進めるにはもってこいの人材、急いでいる時や今すぐ知りたいことなどを的確におしえてくれるでしょう。

時間があまりないなかで要点をしぼった回答をしてくれる人はとても頼りになります。

早口な人と仕事すると効率のいい仕事ができるでしょう。

メリット③:サービス精神がある

人見知りの人や恥ずかしいがりやさんにとって、早口だけどよく喋ってくれる人は一緒にいて楽な存在と言えるでしょう。

早口な人は、色んなことを知っていて相手を楽しませたいという思いがあるので率先して話題を提供してくれます。

早口な人のデメリット

早口な人が落ち込んでいる様子

でも早口はやはり印象を悪くしてしまうこともあるようで、ここで早口な人のデメリットも再確認しましょう。

  1. 信用されにくい
  2. 失言が多い
  3. 人間関係のストレスが多い

デメリット①:信用されにくい

早口な人はどうしても軽く見られがちなため、相手に信用されにくいと言えるでしょう。

元々、早口な人はたくさんの知識と情報を伝えたいと思っていますから饒舌に喋ります。

ところが、早い口調の時は興奮していて気持ちが高ぶっている時!思いのままあれこれ喋るので話がまとまらず説得力に欠けてしまうのです。

説得力のない話は相手の共感を得ることができない為いまいち信用できない人だなと思われてしまうのです。

デメリット②: 失言が多い

早口な人はつい余計なことを言ってしまうことも多いです。

小さなミスをしたとして、早口な人は自分の予定がずれこんだり物事が停滞するのを嫌います。

そうなるとイライラして人の話に耳を傾けられず、つい言わなくていいことまで言ってしまうのです。

この早口による失言は、会社でもプライベートでも多くの敵を作ってしまうことになるでしょう。

デメリット③:トラブルになりやすい

例えば電話など、早口で一気に喋られると聞き取れない場合もあり大切な要件が伝わらないということがあります。

その為、聞いてなかった、よくわからなかったなどトラブルになることも多いでしょう。

そうなるとフォローする側も大変で、余計な時間がかかってしまって迷惑をかけることになります。

早口な人がゆっくり話す方法

早口な人ではなくゆっくり話す女性

ゆっくり話すことで得られるメリットはとても大きいもの、ここで早口な人がゆっくり話せるようにする方法をご紹介します。

  1. 所作をゆっくりしてみましょう
  2. 自然な呼吸を意識してみましょう
  3. 30分早起きをしてみましょう
  4. 短いストレッチを取りれましょう
  5. 伝えたいことはメモを使いましょう
  6. 自分から口火をきらない

方法①:所作をゆっくりしてみましょう

「ご飯を食べる」「コーヒーを飲む」「お風呂に入る」など全ての所作や行動をゆっくり行うように意識してみましょう。

早口な人は先を急ぐあまり、ガツガツと食べてしまって食事を楽しむ余裕というものをもっていません。

また、コーヒーを飲む時も、ぱっと手にしてソーサーに置く時もガチャガチャと音をたててしまいやすいです。

お風呂もゆっくりつかるというようなことは少ないでしょう。

こうなってくると周囲の人をも慌てさせ、落ち着きのない人だと相手に勝手なイメージを作られてしまいます。

食事ならばゆっくり噛む、コーヒーカップを手にする時もゆっくりと手をのばす、お風呂もシャワーではなくゆっくりと浸かってみましょう。

所作をゆっくりにすることで女性であればエレガントに見えるでしょうし、男性ならば落ち着いた紳士に見えることでしょう。

方法②:自然な呼吸を意識してみましょう

1で吸って2で吐く、鼻からゆっくりと息を吸い吐く時は口をすぼめながら2倍の長さでゆっくり吐く。

早口な人は、一度にたくさんのことが頭に思い浮かび、それを伝えようと一気に喋ろうとします。

このように一気話そうとするとどうしても活動的な交感神経が優位にたちさらに興奮してしまいます。

そうすると当然、相手も交感神経の働きが活発になり最悪はケンカや言い争いに発展してしまいます。

普段からゆっくりとした所作を心がけるようにし、1日の中で何度かこの呼吸法を繰り返し行ってみましょう。

ただし、無理に呼吸を整えようとすると焦る気持ちが生まれ余計に交感神経の働きが活発になるのであくまでも自然な呼吸が理想。

方法③:30分早起きをしてみましょう

朝の精神状態は一日を通して長く続くとされていて、朝の過ごし方一つであなたの1日を大きく変えてしまいます。

朝バタバタとしていればあなたは一日中バタバタしてしまうということです。

ところが、朝30分早起きすることで時間に余裕が生まれ、時間の余裕は気持ちにゆとりをもたせてくれます。

早口な人は先を急ぐあまり、慌ただしく動き回ろうとしてしまいます。

いつもはバタバタと終わらせてしまう洗顔や歯磨きだってちょっと丁寧にしてみようかな?という気持ちなります。

また、ちゃんと朝ご飯を食べる時間がもてれば健康にだってつながります。

さらにニュースや新聞に目を通す時間をもつなどすれば社会人として勉強にもなり、仕事のパフォーマンスもあがるでしょう。

方法④:短いストレッチを取りれましょう

ストレッチは午前中に仕事や家事で疲れた心をリセットしてくれる効果が期待できます。

固まった筋肉を伸ばし、体を柔軟にすることであれもこれもしなきゃという焦る気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

午後に1回、5分でもいいので背中や上半身を伸ばすストレッチをして体を動かしてみてください。

また、滑舌を良くするために顔の体操をするのも方法の一つ、焦る気持ちや緊張感がリセットされます。

早口になっていなかったかな?などと自分を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

方法⑤:伝えたいことはメモを使いましょう

早口で喋られると、聞き間違いなどのトラブルに繋がりかねません。

かと言って、早口な人にゆっくり喋ってとお願いしてもなかなか難しくゆっくり口調は長続きしません。

早口な人はそもそも頭の中で要点はしぼれているので、大事な事や伝えたいことはメモに書いてから渡すとトラブル防止にもなっていいでしょう。

また、電話などどしても会話をしなければならない時は、作文を書くように句読点を意識した喋り方をしてみましょう。

早口な人は常に全力投球、しかしその100%の内約60%伝わればいいかという思いで喋ってみましょう。

方法⑥:自分から口火をきらない

究極の方法ですが、お先にどうぞ!と相手を優先し自分から口火を切らないということをこころがけてみましょう。

早口な人は一旦喋りだすと気持ちばかりが先走ってしまい、興奮状態で次から次へと言葉を発してしまいます。

そうなると言わなくてもいい一言を発してしまい相手に不愉快な思いをさせてしまいます。

また、仕事の場面では余計な一言は多くの敵を作ってしまうことになるでしょう。

自分から話題をふらずに、お先にどうぞ!聞かれたことだけ答えるというスタンスをとれば余計な失言で失敗する事もないのです。

沈黙は金なりということわざがあります。

聞かれたことに対して答えるというスタンスをとっていれば自ずと聞き上手になってきてあなたの印象もプラスに変わってくることでしょう。

早口な人の特徴や心理を知って苦手意識をなくそう

早口な人と喋っている女性たち

早口な人は意地悪でなく、ただ焦る気持ちが人よりも強い人です。

あなたの周りに早い口調で喋る人がいたら「慌てないでゆっくり」と優しく声ををかけてあげてください。

早口な人にとってこの言葉はまさに魔法の言葉で一瞬で心がやすらぎ落ち着きを取り戻します。

早口な人と合わないなと思っていても仕事や家族では無視することもできません。

苦手意識があるからこそ早口な人がいたらゆっくり話す方法を教えてあげたり、魔法の言葉をかけてみましょう。

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ライター
noel編集部

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