ジョガーパンツはダサい？似合わない理由とワンランク上の着こなし方

ジョガーパンツはおしゃれorダサい？

最近ではファッションの定番にもなりつつあるジョガーパンツですが、時代遅れといわれていたり、緩すぎる雰囲気がダサいと言われていることもあります。
しかし、もともとスポーツウェアだったジョガーパンツは、今流行のスポーツミックスコーデにもピッタリのアイテムです。

スウェット素材のカジュアルなものだけでなく、デニム素材やチノなど様々なデザインのものがあります。
それらをコーディネートに合わせてうまく取り入れることで、ワンランク上のおしゃれなコーデに仕上げていくこともできます。

どうすればダサいコーデにならず、よりおしゃれにジョガーパンツを履きこなすことができるのか、コツやポイントを抑えていきましょう。

ジョガーパンツがダサいと思われる理由

では、ジョガーパンツがダサいと思われる理由にはどんなものがあるでしょうか？

1. 部屋着感が強い
2. シンプルで地味
3. 裾のゴムが昔っぽい
4. 長さの調節ができない
5. 丈が短すぎる

次に、ジョガーパンツがダサいと思われる理由を詳しく見ていきましょう。

理由①：部屋着感が強い

緩いシルエットが部屋着っぽく感じ、ダサいイメージを抱いてしまう場合もあります。
実際のサイズよりも大きめのサイズを購入した場合、さらにダボダボ感が強く出て、部屋着っぽくなってしまいます。

スウェットタイプのものに、カジュアルアイテムを重ねていくことも注意が必要です。
引き締まるポイントがないと、コンビニスタイルのように見えてしまい、ジョガーパンツをおしゃれに着こなすことができません。

理由②：シンプルで地味

もともとがスポーツウェアだったことから、デザインもシンプルなものンが多いです。
そのため、合わせるアイテムによっては、全体がのっぺりしてシンプル過ぎるダサいコーディネートになってしまいます。

コーディネートがぼやけてしまい、ダサいと感じて抵抗感を持つ方も多いです。

理由③：裾のゴムが昔っぽい

裾に入ったゴムにより、足首の近くでキュッとすぼまる形が特徴ですが、その形がレトロでダサいと感じる方もいます。
洋服に合わせたときに、モンペのような印象を持つ方もいるようです。

どのようにコーディネートに取り入れていけばいいのかわからないまま、おしゃれに着こなすことが難しい、ダサいと感じてしまいます。

理由④：長さの調節ができない

裾にゴムが入り、すぼまっているため、長さの調節ができません。
全体のバランスを見ながら、裾を折り返して丈を短くすることができないため、ダサいように見える場合もあります。

また、もともとの形や、長さが体に合っていないと、デニムと違い後から調節することも難しいです。
ダボついてしまったり、だらしなく見えてダサいと感じてしまう原因にもなるので、サイズ選びには気を付けましょう。

理由⑤：丈が短すぎる

パンツ丈が短すぎると、昔の服を引っ張り出してきたかのような、流行遅れなダサい印象を与えてしまいます。
確かにくるぶしを出すことで、着やせ効果があります。

しかし、ふくらはぎまで短い丈のジョガーパンツはやりすぎで、ダサいです。
くるぶしが見える丈の長さのものを選びましょう。

ダサいを卒業！ジョガーパンツを履きこなすコツ

では、ジョガーパンツを履きこなすコツにはどんなものがあるでしょうか？

1. 細身を選ぶ
2. 黒を選ぶ
3. 足元も工夫する
4. ボリュームでメリハリをつける
5. 外しアイテムとして使用
6. 長さはくるぶし丈を選ぶ

次に、ジョガーパンツを履きこなすコツを詳しく見ていきましょう。

コツ①：細身を選ぶ

購入するときは、なるべく細身のものを選びましょう。
サイズが大きすぎるとダボつきやすくなり、ダサいと感じます。

部屋着っぽくなったり、だらしなくなり、ダサいように見えてしまいます。
よりすっきりと、スタイリッシュに着こなすためには、体に合ったスリムな形の物を選ぶことがコツです。

ただしピタピタのものは、足が太く見えてしまうので、適度に余裕があるものがおすすめです。

コツ②：黒を選ぶ

様々な色を展開し、色選びにも迷ってしまいますが、最初の1本は黒がおすすめです。
黒は着やせ効果もあり、着回しもしやすい万能カラーです。

キレイめにもカジュアルにも合わせることができます。
はっきりした色なのでコーデもぼやけず、アクセントになって、ダサいと感じることもありません。

コツ③：足元も工夫する

全体のバランスがいまいちダサいと感じる場合は、合わせる靴を変えてみましょう。
もともとがスポーツウェアだったことから、スニーカーとの相性は抜群です。

しかし、スニーカーと合わせたときに、カジュアル過ぎることがダサいと感じる原因かもしれません。
そんな時は、華奢なヒールの靴を合わせて、女性らしさをプラスしていくのがおすすめです。

それだけで足元をすっきりさせ、スタイルアップ効果を出すことができます。

コツ④：ボリュームでメリハリをつける

スッキリとした形のパンツを選んだら、トップスにボリュームのあるものを選びましょう。
Yラインと呼ばれるスタイルで、上半身にボリュームをつけ、下半身をすっきりさせていきます。

トップスにはふんわりとしたブラウスや、ボリュームのあるニットやロングカーディガンなどを持ってきましょう。
ボリュームを意識していくだけで、ダサいと感じられないおしゃれな着こなしを完成させることができます。

またお尻周りをカバーしていく効果もありますよ。

コツ⑤：外しアイテムとして使用

キレイ目なスタイルや、モードなスタイルの外しアイテムとして使用していきましょう。
最近注目されているスポーツミックスコーデのように、コーディネートのアクセントとして使用することで、ワンランク上のおしゃれコーデを楽しむことができます。

カジュアルなアイテムばかりと合わせてしまうと、ラフになり過ぎてダサい印象になってしまうので、意外な組み合わせに取り入れていきましょう。

コツ⑥：長さはくるぶし丈を選ぶ

パンツ丈はくるぶしがちらっと見える物を選びましょう。
長すぎるとだらしなく見えてしまいますし、短すぎると流行遅れのダサい印象があります。

ジョガーパンツは後から長さの調整をすることができないので、購入時にきちんと試着をして、自分のサイズに合ったものを購入することがダサいと感じない、おしゃれなコーデを作るためには重要です。

【春夏】ジョガーパンツのレディースコーデ

では、春夏にピッタリのジョガーパンツのレディースコーデはどんなものがあるのでしょうか？

1. 白T
2. ブラウス
3. シャツ
4. ノースリーブニット
5. スポーツカジュアル
6. ボーダー
7. ロングシャツ

次に、春夏にピッタリのジョガーパンツのレディースコーデを詳しく見ていきましょう。

①：白T×ジョガーパンツ

シンプルな白Tに合わせたコーディネートです。
デコルテのきれいな白Tを合わせることで、女性らしさを引き立てていきましょう。

さわやかでスポーティーな雰囲気を出すことができます。
華奢なアクセサリーをつけて、こなれた雰囲気を出していくのが、ジョガーパンツがダサいと思われないポイントです。

パンツは濃いめの色を選ぶとメリハリがつき、ダサいと感じません。

②： ブラウス

ふんわりとした形のブラウスをトップスに合わせて、メリハリを作りましょう。
前の部分だけウエストにインすることで、お腹周りをすっきり見せて、足長効果があります。

袖にデザインのあるブラウスを選べば、のっぺりすることもなく、華やかなコーディネートに仕上がります。
色味は黒のブラウスにベージュのジョガーパンツを合わせた大人な組み合わせです。

③：シャツ

シャツをインして作るシンプルなコーディネートです。
程よく余裕のある緩めなシャツをインして作ることで、女性らしい柔らかい雰囲気を出していくことができます。

白シャツよりも柄の入ったシャツを選べば、パッと目を引き、ダサいコーディネートになりません。
ボリューム感のあるシャツも、ジョガーパンツに合わせることで、すっきりとしたシルエットに仕上がります。

メリハリのある組み合わせで、ダサいと思わずに着こなすことができます。

④：ノースリーブニット

腕をすっきり見せた夏にぴったりの組み合わせです。
腕を見せつつ、裾は広がりがあるニットを選べば、体型カバーをすることができますよ。

目を引くきれいなカラーのニットを選んで、おしゃれを楽しんでいきましょう。
夏らしいクリアバッグを合わせて、さわやかに仕上げています。

夏でもジョガーパンツを合わせれば、いつもと違うすっきりとしたシルエットの組み合わせが楽しめます。

⑤：スポーツカジュアル

ジョガーパンツのスポーティーな雰囲気をうまく使ったコーディネートです。
ロゴTやキャップ、リュック、サンダルなどカジュアルでスポーティーなアイテムを合わせています。

しかし、色は黒でまとめているので、全体がすっきりしてまとまりが出ているのがポイントです。
カジュアル好きの方は一度挑戦してみるのもおすすめです。

⑥：ボーダー

大人なマリンスタイルを楽しむことができます。
スッキリとしたパンツが、ボーダーと相性がよく、デニムとは違った雰囲気に仕上げてくれます。

ベージュボーダーのTシャツと黒のジョガーパンツで合わせれば、さらに落ち着いた雰囲気で、かわいらしさも出すことができます。
足元はスリッポンで合わせて、抜け感を出しましょう。

ジョガーパンツはダサいから苦手と感じている方でも、始めやすいコーディネートです。

⑦：ロングシャツ×ジョガーパンツ

ロングシャツの中にTシャツをレイヤードして、パンツと合わせています。
長めのシャツが落ち着いた雰囲気を出し、体型カバーもしてくれます。

キュッと絞られた裾がアクセントになり、コーディネートにまとまりを出しています。
足元はヒールで合わせて、スタイルアップ効果を出しているのもポイントです。

合わせるシャツを柄物にすることで、大人カジュアルな雰囲気を楽しめます。
オフィスでも使えるコーディネートです。

【秋冬】ジョガーパンツのレディースコーデ

では、秋冬にピッタリのジョガーパンツのレディースコーデにはどんなものがあるでしょうか？

1. Aラインコート
2. カーディガン肩掛け
3. ショート丈ニットカーディガン
4. ロングカーディガン
5. ロゴ入りスウェット
6. モノトーンコーデ
7. トレンチ

次に、秋冬にピッタリのジョガーパンツのレディースコーデを詳しく見ていきましょう。

①：Aラインコート

ハリのある長めのコートは、カジュアルな印象を抑えて、きれいなコーディネートを作っていくことができます。
女性らしい裾広がりのAラインで、華やかな雰囲気を出していくこともできます。

腰回りもカバーできるので、さっと羽織るだけで、ダサいイメージを払拭することができますよ。
インナーはシンプルに、足元をスニーカーにしてスポーツミックスして抜け感を出しましょう。

②：カーディガン肩掛け

ブラウスの上からカーディガンを肩掛けして作るこなれたスタイルです。
レースのキレイ目なブラウスにパンツを合わせて、カジュアル度を抑えていきましょう。

その上からさし色として、キレイな色のカーディガンを肩から羽織れば、オフィスでも使えるコーディネートが完成します。
足元はヒールで合わせて、上品さを出していきましょう。

③：ショート丈ニットカーディガン

短めのカーディガンを合わせることで、スタイルアップ効果が期待できます*。
vネックのカーディガンを一枚さらっと着て、デコルテラインをきれいに見せれば、カジュアル感を抑えて女性らしさも際立ちます。

パンツと同系色のニットを持ってくることで、スタイリッシュでまとまりのあるコーディネートに仕上げているのもポイントです。
さし色にきれいなイエローのストールを持ってくるのも、おしゃれ上級者です。

④：ロングカーディガン

カーディガンをさっと羽織って作るこなれたコーディネートです。
中にデニムシャツをレイヤードして、ジョガーパンツで作るデニムオンデニムを女性らしくコーディネートしています。

デニムオンデニムがダサいと感じる方でも、ジョガーパンツなら合わせやすくなるので、こちらも挑戦してみましょう。
カーディガンで長さを出して、大人っぽさや落ち着いた雰囲気をアップさせていくのがポイントです。

柔らかいカラーをチョイスすることで、女性らしく、洗練された印象を出していくことができます。

⑤：ロゴ入りスウェット

ロゴ入りスウェットで、大人のかわいらしいカジュアルスタイルを作っています。
スウェットはダボつきすぎない、すっきりサイズを選ぶことで、合わせたときに大人っぽい仕上がりになります。

ちらっと見えた靴下のさし色がとってもキュートで、大人のラフスタイルにピッタリです。

⑥：モノトーンコーデ

白と黒でまとめたコーデはまとまりがあり、洗練された印象があります。
同系色のニットを合わせてすっきしりしたスタイルを作っていきましょう。

バッグや靴は大人っぽい上品なものを合わせることで、カジュアルにならずに、女性らしい仕上がりでコーディネートを楽しむことができます。

黒のジョガーパンツはダサいと思う方でも取り入れやすい色なので、ぜひチャレンジしてみましょう。

⑦：トレンチ

長めのトレンチからちらっと見えるパンツがかわいいスタイルです。
トレンチとシャツをレイヤードして大人っぽさと、上品さをプラスし、バランスをとっています。

デニムに合わせるよりも、ジョガーパンツを合わせることで、抜け感のあるおしゃれなコーディネートが完成します。
足元はさらに外しアイテムとして、スニーカーをチョイスしています。

ジョガーパンツの似合わない理由とワンランク上の着こなし方まとめ

ジョガーパンツはそのラフな形からダサい印象を持ち、苦手と感じている方も少なくありません。
しかしコツを覚えて、上手にコーディネートに取り入れていけば、デニムとは違った雰囲気のスタイルを作ることができます。

今までダサいと敬遠していた方も、ぜひ自分のサイズに合ったジョガーパンツを選んで、コーディネートのアクセントに使用していきましょう。