Search

ハロウィンは「傷メイク」でリアルに再現!

ハロウィンの時期になると、それぞれが思い思いの仮装を楽しんでいます。
そんな時に是非取り入れてほしいのが傷メイクです。

体の一部にメイクで傷を作ることによって、簡単にハロウィンにピッタリの雰囲気を作り出すことができます。
大きさは簡単にできるものから、本格的なものまで様々です。

小さな切り傷を作ることもできますし、皮がめくれたようなリアルな傷を作ることもできます。
思わず目をそむけたくなるようなものを作ることだって可能です。

普段着に傷メイクを取り入れればそれだけでも立派な仮装になりますよ。
ただしやり過ぎるとゾンビメイクになってしまうので注意しましょう。

傷メイクのやり方【準備】

傷メイクの準備中

では、傷メイクに必要な準備にはどんなものがあるのでしょうか?

  1. メイクに必要なアイテムを揃える
  2. パッチテストを行う
  3. 着替えは先に済ませておく
  4. ベースメイクを済ませる

次に、傷メイクに必要な準備を詳しく見ていきましょう。

準備①:メイクに必要なアイテムを揃える

傷メイクは、特別な道具は必要なく、簡単にできることが魅力の一つです。
当日でも、100円均一や、薬局などで必要な道具はすぐに揃えることができます

アイプチやBBクリームなど普段使っているメイク道具も応用して使用することができます。
また、メイクパレットが一つあれば、いろんな色を混ぜながら、より立体的な傷メイクを作ることができます。

メイクパレットは100円均一でも購入することができるので、一つ用意しておくと便利です。
他にも、挑戦したい傷メイクに合わせて必要なものがあれば、実際にチャレンジする前に、手元に用意しておきましょう。

準備②:保湿はしっかり行う

いつもよりもたくさんのアイテムを重ねていく傷メイクは、肌への負担も大きくなります。
さらに、乾燥により肌がよれるとメイクも崩れていってしまいます。

少しでも長くきれいな状態を維持するために、メイク前の保湿はしっかりと行いましょう
化粧水を丁寧に浸透させたら、時間を少しおいてから乳液をなじませます。

スキンケアがなじまないうちにメイクを開始すると、メイクヨレの原因にもなるので、また時間をおいてメイクを始めましょう。
メイクオフした後も、肌は乾燥しやすいので、再び保湿を入念に行ってくださいね。

準備③:着替えは先に済ませておく

傷メイクで使用する血のりは、洋服についてしまうとなかなか落とすことが難しいです
そのため、メイク後に着替えを行うと、洋服に付着してしまいシミになってしまう場合があります。

せっかく前もって準備した洋服が、汚れてしまうとテンションも下がってしまいますよね。
まずは、先に出かける洋服に着替えてから、行うようにしましょう。

準備④:ベースメイクを済ませる

傷メイクに合わせたメイクを行っておきましょう。
傷メイクを行うときは、ベースメイクの上から行ってなじませていきます

アイメイクやリップメイクを行ってから、バランスを見ながら傷を描くことで、完成に近い状態を見ながら描いていくことができます。
仕上げに足りない部分を足して、メイクの濃さを調整していきましょう。

ティッシュ×傷メイクのやり方【手順編】

傷メイクに使うティッシュ

では、ティッシュ×傷メイクの手順にはどんなやり方があるのでしょうか?

  1. ベースを作る
  2. ティッシュをちぎってつけていく
  3. コンシーラーで色を消す
  4. カラーシャドウで色付けする
  5. グロスで血のりを作る

次に、ティッシュ×傷メイクの手順を詳しく見ていきましょう。

①:ベースを塗る

傷を作りたい部分に、ベースとなる下地を塗ります。
肌の色に合わせて、BBクリームなどを使用していきましょう。

次に、作りたい傷の形に合わせてアイプチを塗っていきます。
手早くしないと乾いてしまうので、先にデザインを決めておきましょう。

傷を作る部分全体に塗るのではなく、傷口だけに塗ることがポイントです。
筆タイプのアイプチを使う、簡単に塗ることができます。

つけすぎるとベタベタになってしまうので、塗る量にも注意しましょう。

②:ティッシュをちぎってつけていく

傷口の大きさに合わせて、ティッシュを手でちぎります。
アイプチを塗った部分に、ちぎったティッシュを貼りましょう。

また、ティッシュを傷口の大きさに合わせてちぎりこよりのように細くします。
これを傷口の内側に沿うように貼り付けます。

あまり丁寧にせずに、適当に行うことで本物の傷口のようになります
上からアイプチで糊付けすると、しっかり補強することができます。

ティッシュを重ねることで、傷口に立体感が出て、よりリアルに仕上がりますよ。

③:コンシーラーで色を消す

スティックタイプのコンシーラーを使います。
コンシーラーを指でとり、ぽんぽんとやさしく塗っていきましょう。

ティッシュの色を消し、肌色に近づけていくことで、肌と一体化させていきます
強く擦ってしまうと、せっかく糊付けした部分が崩れてしまうので、やさしく行いましょう。

④:カラーシャドウで色付けする

赤、青、黒のシャドウを使って傷メイクに色を付けていきます。
まず、傷口の外側から、青と赤のシャドウを使ってあざを作っていきます。

本物のあざのように、内側から外側にかけてぼやかしていくのがポイントです
傷口の内側には赤色を塗り、さらに黒色を重ねて立体感を作ります。

さらに上から赤色を重ねて奥深い色味を出します。
全体のバランスを見て、周りにも赤色を広げてぼかしていきます。

青色も同じように傷口の周りにぼかして入れましょう。
色を重ねながら少しずつ入れていくことで、よりリアルな傷口メイクになっていきます。

⑤:グロスで血のりを作る

グロスを使って傷口の血のりを演出します。
傷口の内側に赤色の血のりを塗っていきます。

まるで今にも血が流れてきそうな生生しい傷跡に仕上げることができます。
傷口からはみ出さないように丁寧に塗っていきましょう。

最後に全体の細かい部分を確認して完成です。

ボールペン×傷メイクのやり方【手順編】

傷メイクに使うボールペン

では、ボールペン×傷メイクの手順にはどんなやり方があるのでしょうか?

  1. 黒のボールペンで傷口を作る
  2. 赤のボールペンで傷口を塗りつぶす
  3. 傷口の周りに赤と青のペンであざを作っていく
  4. 赤と黒のペンで奥行きを出す
  5. ひっかき傷を作る

次に、ボールペン×傷メイクの手順を詳しく見ていきましょう。

①:黒のボールペンで傷口を作る

黒のボールペンを使って、傷口の縁取りをします。
きれいに描くよりも、ガタガタとした線を作ることで、リアルになります

傷口は真ん中を太めに、端を細めに作っていくことで、それらしくなります。
さっと一描きでだいたいの形を決めたら、重ねるようにして線を太くしていきましょう。

あまりうまくいかなくても、線に強弱を出すことで納得の仕上がりになります。

②:赤のボールペンで傷口を塗りつぶす

赤のボールペンで傷口の中を塗りつぶしていきます。
傷口と同じ方向にペンを走らせながら、塗っていきましょう。

この時、傷口よりも縦方向に少しはみ出しながら塗りつぶしていくようにしていくのがポイントです

③:傷口の周りに赤と青のペンであざを作っていく

周りに痣感を出せるように、赤と青のペンをうっすらと線を足します。
混ぜるようにして描くことで、痣の色を出していくことができます。

描きながらウェットティッシュで拭い、ぼかしていくことで、痣のじんわりした血色を演出することができます
線を描いては拭う作業を繰り返して、納得のいく痣を作っていきましょう。

④:赤と黒のペンで奥行きを出す

傷リアルさをさらに高めるために、奥行きを出していきましょう。
赤と黒のボールペンを、傷口の端に混ぜながら足していきます。

同じようにウェットティッシュで拭ってぼかしていけば、簡単に傷口に奥行きを出すことができます。
傷の中央ではなく、傷の輪郭に近い部分に影をつけることで、深い傷跡に見せていくことができます

⑤:ひっかき傷を作る

傷の周りに細かい赤線を足していき、ひっかき傷を作っていきます。
痣の上に小さな傷を作ることで、さらに引き立てます。

余裕がある方はさらに傷口を増やして、大小の傷口を並べた傷メイクとひっかき傷を組み合わせていきましょう

その他×傷メイクのやり方

傷メイクで血だらけの手

では、その他のアイテムを使った傷メイクのやり方にはどんなものがあるのでしょうか?

  1. ボンドで立体的に
  2. ゼラチンで生々しく
  3. 水性ペンで血糊風
  4. ハロウィン用のタトゥーシールで簡単に

次に、その他のアイテムを使った傷メイクのやり方を詳しく紹介していきます。

やり方①:ボンドで立体的な傷メイク

傷を作りたい部分に、木工用ボンドを塗って乾かします。
透明になるまで乾いたら、ピンセットを使って穴をあけていきましょう。

空いた穴の内側をメイク用カラーパレットの赤、茶、紫などで塗りつぶしていきます。
外側も赤や青でぼかして痣のように仕上げていけば完成です。

ボンドの厚みを活かした、立体的なメイクが簡単にできます
しかし、もともとボンドはメイク用ではないので、肌が弱い方は注意しましょう。

やり方②:ゼラチンで生々しく

粉ゼラチンを溶かしたものを、メイクしたい部分に乗せます。
上からティッシュを細かくちぎって乗せていきましょう

さらにファンデーションで肌になじませます。
100円均一で販売されている血のりを、傷口の中央からスポンジでなじませていきます。

黒、茶、紫などのアイシャドウで、傷口の周りをぼかし、痣を表現していきます。
仕上げに赤リップを、ラフに傷口に塗り込めば、生々しい爛れた傷口が完成します。

やり方③:水性ペンで血糊風

傷口を作りたい部分ににファンデーションを塗ります。
上から赤い水性ペンで傷口を書いていきます。

濡らした綿棒を使って、線を伸ばすようにぼかしていきましょう。
黒ペンで、傷の中心に線を引き、またぼかしていきます。

赤と黒のペンを4~5回重ね塗りしていきます
ペンが乾いたら傷口の上に水糊を適当に塗り、乾くまで待ちます。

乾いたら端をつまようじで少し剥がし、立体感を出します。
傷の真ん中に再び水糊を塗ります。

黒、赤、青のペンと綿棒を使って、傷口周りの色をなじませていけば完成です。

やり方④:ハロウィン用のタトゥーシールで簡単に

時間がない方や、なかなかうまくいかなくてイライラしてしまう方は、ぜひシールを使ってチャレンジしてみましょう。
特にハロウィンの時期になると、たくさんの種類の傷シールが販売されています。

傷を作りたい部分に張るだけであっという間に完成します。
中には立体的な傷口ができるシールもあります。

シールと肌の境目だけをコンシーラーや、ファンデーションで馴染ませるだけでも、周りと差がつく仕上がりになりますよ

傷メイクのアイデア集

傷メイクで包帯ぐるぐる巻き

では、傷メイクのアイデアにはどんなものがあるでしょうか?

  1. ガーゼをつける
  2. 口裂け女
  3. 傷口に縫い目をつける
  4. 傷で文字を書く
  5. 指の関節に傷を作る

次に、傷メイクのアイデアを詳しく見ていきましょう。

①:ガーゼをつける

さらに傷の上にガーゼをつけることでリアリティを高めています。
血のりをたくさんつけながら、頬にガーゼをつければ、まるで病院帰りのような雰囲気です

あまり上手に傷を描くことができなかった方でも、血のりとガーゼで本格的なメイクを楽しむことができます。

②:口裂け女

唇から傷を伸ばして作るアイデアです。
まるで口裂け女のような不気味な仕上がりです。

片側だけに傷を作ってもいいですし、両側に作ってもOKです。
唇からはみ出すようにリップを塗って、大きな唇を作っていきましょう。

にっこり笑った笑顔も、思わずぞっとしてしまいます

③:傷口に縫い目をつける

傷口に細かく縫い目をつけることも面白いアイデアです。
細かい傷でもインパクトが出て、痛そうな仕上がりになります。

糸を表現するために、細かく描くことと、きっちりと向きをそろえないことがポイントです。
立体的な傷メイクの場合は、実際に糸を使って縫い合わせている場合もあります

④:傷で文字を書く

傷口を重ねて文字を描きましょう。
痛々しさの中にも、遊び心のある仕上がりになります。

ハロウィンを意識した言葉を書いてもいいですし、自分の名前や、恋人の名前を描いても面白いです
体に名前を刻む、サイコな女性を演出できます。

⑤:指の関節に傷を作る

簡単にできるけど、かなり完成度が高い傷メイクができます。
指の関節のしわに沿って傷口を書いていくだけです。

しわになっている部分に傷を書くことで、自然な立体感が出て、不器用な方でもリアルな傷口を描くことができます
また、手は自然と目につく部分でもあるので、目立ちやすく、痛々しさが際立ちます。

血のりを多く使えばさらにアピールできるので、初心者の方はチャレンジしやすいパーツです。

【簡単】傷メイクのやり方まとめ

傷メイクをしたドクロの男性

傷メイクは、一見難しそうに見えますが、やってみると簡単なものが多いです。
また、多くの方が完成度の高い仕上がりになり、一度始めるとはまってしまう方も多いです

特にハロウィンの時にはホラーな雰囲気を出すことができ、コスプレをしなくてもハロウィン感を楽しむことができます。
是非自宅にあるアイテムを使って、グロ可愛い傷メイクにチャレンジしてみましょう。

Apple touch icon
ライター
noel編集部

取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。

ライターの記事一覧を見る