男ウケ服を脱ぎ捨てた私がたどり着いた「モテ」からの解脱
「男ウケメイク」「モテコーデ」など世の中には多くの「モテを意識した〇〇」が存在しています。 ただ、それを追求しすぎるあまり、疲れてしまっている方も多いのでは? 隠遁人妻さんに「モテ服・メイクを卒業した経験談」を語っていただきました。
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こんにちは!隠遁人妻26歳です。
引き続き、厳しい寒さが続きますね…
元々外出が好きではない私は、冬になるとそれに拍車がかかり週2程度しか家から出なくなります...(笑)いわゆる冬ごもりです。これからインフルエンザも流行りだすのでみなさん体調管理にはしっかり気を付けましょう!
さて前段はこの辺にして……
今回は、私が「オシャレな人」だと思われるためにチャレンジした実体験と、その結果王道のモテ宗派から解脱した経緯について細かくご紹介していこうと思います!
着ていたのは白いフワフワワンピース、どうしてもモテたかった18歳
18歳の頃の私は、『如何にして男子にモテるか?』しか頭にありませんでした。
その為、冬は絶対領域が見える茶色のニーハイブーツに白いフワフワのワンピースを合わせたり、夏は肩だしオフショルダーにショートパンツ×生足という「THE男ウケファッション」。
当然、合コンでもキャバクラでも『可愛いねぇ~』と言ってもらえると予想していましたが、結果は見事に外れ、服装よりも顔の可愛い女子がもてはやされました。
所詮、ブスが高くて可愛い男ウケ服を無理して着たところで、すっぴんUNIQLOの本田翼には勝てないのと同じ原理です。世知辛いですが、これがモテという修羅の世界の掟なのです...。
その時から、無理して茶色のニーハイブーツに白いフワフワのワンピースを合わせることをやめました。服装よりも顔の可愛さ・造形美の方が優先度が高いのに、わざわざ服に拘るのがバカバカしくなったのです。
代わりに、メイク道具にお金をかけるようになりました。目を大きく見せるためにバッサバサガーリーなつけま、一重で重たいまぶたを全力で二重にする為の強力アイプチ、黒目をデカくしてウルウル感を演出するカラコン。これらに、毎月数万円を投資しました。
その結果、すっぴんはクソ不細工だけど化粧すると、そこそこ可愛いギャルが爆誕。それがまさしく18歳当時の私でした。化粧によってモテを獲得したのです。
ある程度モテ初めて来たのを良いことに、奇抜ファッションに目覚めた21歳
18歳~20歳にかけて化粧詐欺と言われるレベルのメイクで、『人工的な顔面モテ顔』を作り上げた私は21歳にしてかなりモテるように。キャバクラの本指名もかなりGET出来、プライベートでも彼氏が出来たりと順風満帆なモテライフをエンジョイしていました。
そこそこモテるようになると、今度はモテ以外での欲求が芽生え始めました。
それこそが『オシャレな人って思われたい』という、より高次の願いです。今まで顔の造形美追求だけに勤しんできた余り、服に関して無頓着だったのですが、21歳になってからは巷のオシャレ雑誌を毎月大量に購入して、古着にも数万をツッコみ、日夜研究しました。
当時は、カジカジや装苑、GINZAという服飾専門学生や美意識高めの方向けの雑誌が愛読書。その雑誌に出てくるモデルのようになりたくて、月に2回以上美容院通い。髪をブリーチした後、ピンクや青や緑の派手な原色を入れて、これ見よがしに明治通りをドヤ顔で闊歩。
『どお?私オシャレでしょ?モテるし、最新のオシャレも取り入れているヒエラルキートップの女の子よ♡サロモハントされないかなぁ~???』
と、思っていたのです...(笑)
今振り返るとかなり痛々しい姿ですが、当時は本気でやっていました。それもこれも、オシャレな人だと思われる為の可愛い悪あがきだったのです。
入社を期に無難なコンサバOL服を身に纏い自分を縛っていた23歳
大学3年くらいまでは、古着を着て派手な髪色にしていた私も大学卒業後に会社へ入社。その後は、無難なコンサバOLを服を身に纏い始めます。
正直、自分の好みでない服でしたが会社の規定上「オフィスカジュアル」というのが決まっていたので古着で派手髪だと目立つかなと思い自粛。それでも、モテとオシャレは両方取りたかったので、カジュアルだけど奇をてらわないブランドを選んで着ていました。
愛用品は、そこまで高くないし、そこそこお姉さんに見られるフルラの鞄。ユナイテッドアローズやシップスなどの大衆セレクトショップ店で購入したテロテロシャツとタイトスカートはシンプルだけど、ちゃっかり男ウケと社内ウケを両立できるので重宝していました。
でも、本当はケンゾーやG.V.G.V.などの戦闘モード全開のコテコテパリモード服が好きだし、靴もジルサンダーのスニーカーやステラの厚底にしたい気持ちでいっぱいでした...。世俗向け無難コーデではなく、自分が本当に着たい服、好きな服が良い...!と心は叫んでいたのです。
王道モテ宗派も、自己主張激しめ奇抜教も、世俗迎合服も卒業して行き着いた先26歳
3年会社でOLとして働きましたが、その後退職しフリーランスになります。
そしてついに男ウケ王道モテ宗派も、他人目線での自己主張激しめ奇抜教も、世俗迎合服も卒業しました。行き着いたのは、自分が「好きだ!着たい!!」と思うファッションでした。
自分に無理してモテコーデをしたり、他人への過剰なマウンティング目的で奇抜ファッションを選んだり、上手く世の中渡るために世俗迎合服を選ぶ生活から解脱したのです。
好きな服を買って、好きなヘアスタイルにして街を歩く。私の価値観を気に入ってくれる男性からだけモテればいい。数は少ないけれど、質は高まる。メイクだって造形美に拘らない!好きな服に合う自己流メイクでいく。それに共感してくれる友達を作ろう。
そう決めた途端、目の前は少しだけ明るくなり、輝きだしました。
ファッションやメイクは自分の内面の一番外側の部分です。だからこそ、無理して矯正するのではなく、あえて自分の素をベースにして′′好き′′を追求した方が周りには、「そのままで良い」と言ってくれる人が集まります。
生きていると、どうしても他人の目線というのを意識してしまいがちですが、過剰に意識し過ぎた結果、自分の素の部分が見えなくなり、あなた自身が苦しくなってしまったら本末転倒です。
どうか、自分に無理をせず、人の目線に必要以上に過敏にならずファッションもメイクも楽しんでいって欲しいなと願っています。
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