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努力をあらわす四字熟語【あ~な行】

なんでもできる人は努力家

では、努力をあらわす四字熟語【あ~な行】には何があるでしょうか?

  1. 悪戦苦闘(あくせんくとう)
  2. 衣綿之栄(いきんのえい)
  3. 一意攻苦(いちいこうく)
  4. 雲外蒼天(うんがいそうてん)
  5. 円木警枕(えんぼくのけいちん)
  6. 温和勤勉(おんわきんべん)
  7. 勤倹力行(きんけんりっこう)
  8. 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
  9. 蛍窓雪案(けいそうせつあん)
  10. 歳月不待(さいげつふたい)
  11. 自助努力(じじょどりょく)
  12. 薪水之労(しんすいのろう)
  13. 精神一到(せいしんいっとう)
  14. 精励恪勤(せいれいかっきん)
  15. 積羽沈舟(せきうちんしゅう)
  16. 切磋琢磨(せっさたくま)
  17. 大死一番(たいしいちばん)
  18. 昼夜兼行(ちゅうやけんこう)
  19. 日進月歩(にっしんげっぽ)
  20. 熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)

続いて、努力をあらわす四字熟語【あ~な行】について詳しくみていきます。

四字熟語①:悪戦苦闘(あくせんくとう)

とても大変な状況の中で、苦しみながらも努力して戦うことを意味します。
困難なことにも負けずに立ち向かう印象の強い四字熟語です。

苦しみにもまれることで成長する姿も感じさせてくれます。

四字熟語②:衣綿之栄(いきんのえい)

立派に出世し、その名誉と共に故郷に帰ってくることを意味します。
故郷に錦を飾るという言葉を四字熟語で表現したものです。

故郷に名誉と共に帰ってくることができるくらいの努力をしたことが分かります。

四字熟語④:雲外蒼天(うんがいそうてん)

雲外に蒼天ありという言葉からできた、絶望をするなという激励の四字熟語です。
努力して困難を乗り越え、克服することで快い青空を望むことができるという意味です。

努力することで雲と言う悩みや障害から空が晴れるように、必ず解放されることを教えてくれます。

四字熟語⑤:円木警枕(えんぼくのけいちん)

この四字熟語は、苦労しながらも力を尽くして勉学に励むことを言います。
枕を転がりやすい丸太にすることで、深く眠ると転がって起きるようにします。

眠ってしまうのは仕方ないからこそ、起きる方法を考え、起きるようにしたのです。
それが寝る間を惜しんで勉学に励む、努力の姿を表わしています。

四字熟語⑥:温和勤勉(おんわきんべん)

穏やかで優しくありながらも、勉学にしっかり励む姿を言います。
どれほど努力しても怒鳴り散らすことや酷い態度をとるようでは素敵な努力とは言えません。

毎日優しさを忘れずに努力できる魅力的な人にぴったりな四字熟語です。

四字熟語⑦:勤倹力行(きんけんりっこう)

勤勉で、無駄遣いせずに精一杯の努力をすることができることを言います。
お金をかけることは簡単ですが、お金は有限です。

限りあるお金を倹約し、使い方を考えられることができるとも言えます。

四字熟語⑧:臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

目的を果たすために努力し、そのために起こり得る様々な苦労に耐えることを言うのがこの四字熟語です。
苦しい思いを忘れないために苦い肝を舐め、見事敵に勝つことができたという中国の故事から生まれました。

そのことからチャレンジ精神を感じさせる四字熟語として主に使われます。

四字熟語⑨:蛍窓雪案(けいそうせつあん)

蛍の光、窓の雪、という歌詞を聞いたことがないという人は非常に少数派でしょう。
これは集めた蛍の光、あるいは窓の雪明かりで勉強をしたと言う言葉を組み合わせたものです。

努力して勉強に励むことが強調された四字熟語です。

四字熟語⑩:歳月不待(さいげつふたい)

年月というのは待ってくれず、こちらのことなどお構いなしに過ぎていきます。
さらに人間に与えられる時間というものは有限で、大事にしなければいけません。

これは今の流れる時間を大切にして努力せよと言う戒めを意味している四字熟語なのです。

四字熟語⑪:自助努力(じじょどりょく)

他人に頼って助けて貰うことなく、自分自身の力で努力するという意味です。
最初から誰かに頼って助けて貰ってばかりでは、自分のためにはなりません。

自分自身の力でしっかりと努力していきたいことが伝わる四字熟語です。

四字熟語⑫:薪水之労(しんすいのろう)

人に仕えて怠けることなく、懸命に働くことを意味しています。
「薪水」とは薪を拾いに行って、水を汲みに行くことを言い、転じて家事炊事のことも言います。

この四字熟語は、毎日小さな努力を忘れずに働くことを表現することができます。

四字熟語⑬:精神一到(せいしんいっとう)

精神を集中させて努力をすれば、どんなこともできないことはないという意味を持つ四字熟語です。
集中と言うのは勉学だけでなく、ビジネスや物事を成し遂げる上で重要視されています。

しっかりと物事から逃げず、成し遂げることができるという意志の強さを感じる言葉です。
集中するというのはそれほどまでに力のあるものなのです。

四字熟語⑭:精励恪勤(せいれいかっきん)

全力を尽くして仕事や勉学に励むことを言い表した四字熟語です。
ぶれることのない努力を表現したいときにはぴったりの言葉です。

ひたすら努力する人にはぴったりの四字熟語だと言えます。

四字熟語⑮:積羽沈舟(せきうちんしゅう)

羽根のように小さくて軽いものでも、数がたくさん集まれば船を沈ますほどの力を生みます。
つまり、たとえ一つが小さかったとしても、たくさん集まれば大きな力になるということです。

コツコツと努力し、それが積み重なって大きな成果を生み出すことが分かる四字熟語です。

四字熟語⑯:切磋琢磨(せっさたくま)

自身の能力をより磨くという意味を持つ四字熟語です。
これには他に、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上するという意味もあります。

世間一般として多く使われるのは後者であり、ライバルと共に努力するというシチュエーションをイメージできる言葉です。

四字熟語⑰:大死一番(たいしいちばん)

死んだつもりになって何かを成し遂げようとする姿を表現した四字熟語です。
死んでしまうと生きているうちに持っている全てを失うことになります。

失うことを恐れずに努力するという必死の覚悟を感じることができます。

四字熟語⑱:昼夜兼行(ちゅうやけんこう)

昼も夜も、一日も休むことなく仕事をすることです。
兼行とは一日で二日分の距離を詰めて進むことを意味しています。

休むことなく努力し、励むことに言い換えられる四字熟語です。
一日で出来る限りたくさんのことを行うことに焦点が当たっています。

四字熟語⑲:日進月歩(にっしんげっぽ)

毎日、少しずつでも前に進み、絶えず進歩を続けることを表現した四字熟語です。
一気に成長するのではなく、日々の努力の積み重ねで成長していくことを意味しています。

言葉の意味と字面の書きやすさで多くの人が知っている四字熟語になりました。
座右の銘としての人気があり、書初めでも多くの人が選択する四字熟語です。

四字熟語⑳:熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)

情熱厳しくを傾け、一切の妥協を許すことのない厳しさを持つことを意味しています。
努力することは、生半可な気持ちでは実らないことが分かる言葉です。

何事にも甘えずに己を律することのできる人にぴったりな四字熟語です。

努力をあらわす四字熟語【は~わ行】

かっこいい努力に関する四字熟語

では、努力をあらわす四字熟語【は~わ行】には何があるでしょうか?

  1. 発憤忘食(はっぷんぼうしょく)
  2. 万里一空(ばんりいっくう)
  3. 披荊斬棘(ひけいざんきょく)
  4. 百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)
  5. 百折不撓(ひゃくせつふとう)
  6. 百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)
  7. 不眠不休(ふみんふきゅう)
  8. 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
  9. 奮励努力(ふんれいどりょく)
  10. 真一文字(まいちもんじ)
  11. 磨穿鉄硯(ませんてっけん)
  12. 摩頂放踵(まちょうほうしょう)
  13. 冥々之志(めいめいのこころざし)
  14. 面壁九年(めんぺきくねん)
  15. 無二無三(むにむさん)
  16. 力戦奮闘(りきせんふんとう)
  17. 流汗淋漓(りゅうかんりんり)
  18. 粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
  19. 冷暖自知(れいだんじち)
  20. 和衷協同(わちゅうきょうどう)

続いて、努力をあらわす四字熟語【は~わ行】について詳しくみていきます。

四字熟語①:発憤忘食(はっぷんぼうしょく)

食べるというのは人間が生きていくために必要なことの一つです。
気持ちを奮い立たせることでそれを忘れてしまうほど、熱中して励むことを意味します。

必死に情熱を持って努力することを感じられる四字熟語です。

四字熟語②:万里一空(ばんりいっくう)

目標や目的を見失うことなく、ひたすら努力し続けるという意味を持ちます。
万里は世界を意味し、一空はたった一つしかない空を意味しています。

その下にある世界はどこまでも同じだという広く冷静に物事を捉えた言葉です。

四字熟語③:披荊斬棘(ひけいざんきょく)

困難を克服しながらも努力し、前進していくことを表現した四字熟語です。
道を塞ぐ棘(とげ)や荊(いばら)の斬り開くことで、進むべき道を作ることができることから生まれた言葉です。

つまり、困難や障害は自分自身で解決しなければいけないということです。
自身の力で斬り開いてこそ進むべき道を知ることができることが分かります。

四字熟語④:百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)

長さが百尺(約30メートル)ある長い竿の先の部分という意味を持つ四字熟語です。
竿の先を行きつくことのできる最高地点として表現しています。

そのことが努力して、さらに先を目指す向上心を意味するようになりました。
努力を意味する言葉の中でも、向上心を強く感じられる四字熟語です。

四字熟語⑤:百折不撓(ひゃくせつふとう)

百折は何度も挫折すること、不撓とはくじけないことを意味してます。
つまり、何度繰り返し失敗をしたとしても努力を諦めず、挑戦すると言う意味です。

何度でも立ち向かっていく諦めない気持ちが伝わる四字熟語だと言えます。

四字熟語⑥:百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)

繰り返し心身を鍛えることによって、はじめて立派な人間になるのだという意味を持ちます。
鋼は錬成を重ねてようやくできあがるものであり、一度だけでは中途半端なものしかできません。

しっかりと努力することで結果を生み出すという意思を感じる四字熟語です。

四字熟語⑦:不眠不休(ふみんふきゅう)

眠ることもなく、休むこともなく努力することを表現した四字熟語です。
必死な努力を感じられる四字熟語ではありますが、本当に何日もやり続けると倒れてしまいます。

実際に不眠不休せず、意気込みとして使う程度にしておきましょう、

四字熟語⑧:粉骨砕身(ふんこつさいしん)

身を砕き、骨を粉にするほど努力することから、力の限り努力することを意味します。
自分を犠牲にしてでも努力しようという気持ちは、不眠不休に近いものが感じられます。

四字熟語⑨:奮励努力(ふんれいどりょく)

目標にむかってひたむきに努力するという意味を持つ四字熟語です。
目標をしっかりと見据えることで、自分を奮い立たせることができます。

物事を確実に成就させ、成功するための心構えとして生まれた言葉でもあります。

四字熟語⑩:真一文字(まいちもんじ)

漢字の「一」のように真っ直ぐ、脇目も振らず一直線であることを言います。
よそ見をすることも、迷うこともなく進むことは考えるよりも困難なことです。

真っ直ぐ努力していくという姿をイメージさせる四字熟語と言えます。

四字熟語⑪:磨穿鉄硯(ませんてっけん)

強い意思を持ち続けて、達成するまでそれを変えないという意味を持ちます。
鉄の硯に穴を開けるくらい、学問に励むという意味もあります。

真一文字にも似た真っ直ぐさを感じられる四字熟語です。

四字熟語⑫:摩頂放踵(まちょうほうしょう)

自身を顧みずに他人に尽くすことを意味する四字熟語です。
頭の先から踵をすり減らすことができるほど、他人や周りに努力することができるというたとえです。

自分だけではなく、人に対しても努力することができる視野の広さを感じられます。

四字熟語⑬:冥々之志(めいめいのこころざし)

冥々とは「暗い場所」という意味があり、人知れず熱心に努力するという言葉になります。
努力と言うのは人に見せびらかすものではなく、見せない方がいいという美徳があります。

見せないからこそ美しくなるもの、それが努力なのです。

四字熟語⑭:面壁九年(めんぺきくねん)

九年間もの間、壁に向かい座禅を組んで修行することから生まれたのがこの四字熟語です。
一つの目的に長い歳月をかけて努力することを意味しています。

我慢強さを感じられる四字熟語と言えます。

四字熟語⑮:無二無三(むにむさん)

それに代わるものは二つも三つもなく、一つしかないという意味を持ちます。
転じて、一つの物事にひたすら打ちこむという言葉が生まれました。

唯一それだけしかないことを強く感じる四字熟語です。

四字熟語⑯:力戦奮闘(りきせんふんとう)

自身の力の限り努力をすること、また全力で戦うことを意味しています。
全力を持って取り組むさまが印象的に残る四字熟語です。

目標に向かってしっかりと努力できる人にぴったりの言葉です。

四字熟語⑰:流汗淋漓(りゅうかんりんり)

汗がたくさん流れる様子を表現した四字熟語です。
汗が滴り落ちるほど奮闘する姿は、努力している姿そのものです。

健気さも感じることができる四字熟語です。

四字熟語⑱:粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)

あることを成し遂げるために、努力を少しずつ積み重ねていくことを意味しています。
米粒一つ作るだけでも、たくさんの苦労があることを表現しています。

米を作るように、仕事を丁寧に一つ一つ何度も繰り返す様子を思い浮かぶことができる四字熟語です。

四字熟語⑲:冷暖自知(れいだんじち)

水の冷たさや暖かさというものは、実際に飲んだり触れたりしなければ分からないものです。
他人から聞いただけは本当の感覚を知ることは出来ません。

自身の感覚でなければ知りあえない経験は他人から教わるものではないのです。
自分の経験を重ねる方法は、自分の努力だということを表現した四字熟語です。

四字熟語⑳:和衷協同(わちゅうきょうどう)

心を通じ合わせて、同じ物事を周囲と協力して行っていくことです。
一人でできることには限界があり、周囲の人と助け合うことで達成できるものごとの方が多く存在します。

一人一人の努力も確かに必要で、それを証明するようにたくさんの努力の言葉があります。
これは一人ではなく、周囲の人と協力していくという努力も忘れないことが大切だと教えてくれる四字熟語です。

努力の方向性によって、選ぶ四字熟語の種類は変わる!

努力という意味を持つ四字熟語

努力という意味を持つ四字熟語は多く存在しています。
どのように努力するかどこで努力するかなど、努力の種類、方向性に焦点を当てて考えると、しっくりくる四字熟語を選べます。

また、四字熟語が生まれるきっかけとなった故事・由来を調べてみると、より厚みが出ますね。

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ライター
noel編集部

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