物に当たる人の特徴・心理とは?物に当たる人とうまく付き合う方法
物に当たる人が身近な人の場合、いつも気を遣ったり、ビクビクしなくてはいけません。身近な人の場合簡単に離れることができないですよね。そこで、物に当たる人の特徴や心理について、物に当たる人との付き合い方、対処方法などもあわせてご紹介したいと思います。
人気のおすすめ記事
物に当たる」行為とは?
物に当たるということは、自分の感情を表すために、物を叩いたり、投げたり、蹴飛ばしたりすることです。
思ったことが上手く人に言えない人が、腹立ちや悲しみを物にぶつけることも。
また、威張り散らすとき、自分が強いことを周りにアピールして、物に当たることがあります。
人に危害を加えていないため、大丈夫だろう、という勝手な理由で物に当たり、壊す場合もあるのです。
けれど、このような行為は、周りにいる人が怖がったり、ストレスに思うことがありD Vとして認められているのです。
物に当たる人の性格の特徴【男性の場合】
物に当たる男性の性格の特徴についてみていきましょう。
- 自分のルールがある人
- 自己中心的
- 気が短い
- 気が小さい
- オレ様系
それぞれの特徴についてさらに、詳しくみていきます。
特徴①:自分のルールがある人
物に当たる男性で多いのは、自分の尺度で物事を推し量る人です。
自分の決めたルールがあり、それに当てはまるように行動します。
そのため、他人が外れたりすると許せなくなるのです。
自分はできているのに、どうしてできないのか?などと思い、そのもどかしさから物を投げたり、叩いたりするのです。
特徴②:自己中心的
自分勝手でなんでも自分の思いどおりにならないと、イライラするのが物に当たる人の特徴です。
周りのことはお構いなしで、全て自分のペースに持って行こうとします。
もし、反論されたり、意見をされるとムカつき、それをアピールするように、大袈裟に物に当たるのです。
特徴③:気が短い
感情を抑えることが出来ない人は、物に当たることで気持ちを表します。
このような人は、他の人に比べると怒りのポイントがかなり低く、些細なことでキレてしまうのです。
物を投げたり、壊したりして感情をぶつけることで気持ちが多少スッキリするのが特徴です。
しばらくしたら、普通に優しい態度になったりすることもあるのです。
特徴④:気が小さい
本当は気小さい人は、あえて乱暴態度をとります。
それは、自分が弱く思われたりしたくないからです。
「自分は強い」と言うことを周りに認めさせたいと思うのです。
そのため、物に当たるという行動をすることがあります。
大きな音を出して物を壊すこともあるのです。
そうすることで、より自分が強く見られると思っているからでしょう。
特徴⑤:オレ様系
物に当たる男性は、自分が一番でなくては嫌です。
先頭に立って人を従えたい性格なのです。
リーダーは自分であることを誇示するため、ドンっと壁を叩いたり、椅子を蹴ったりすることもあります。
また、下の者が言うことを聞かないときも物に当たり、怖がらせたりするのです。
物に当たる人の性格の特徴【女性の場合】
物に当たる女性の特徴についてみていきます。
- わがまま
- 感情の起伏が激しい
- ストレスに弱い
- 内向的
- 真面目過ぎる
それぞれの特徴についてさらに詳しくみていきます。
特徴①:わがまま
幼少期から甘えかされて育てられた人は、自分の気持ちをうまく調整することが出来ません。
いつもなんとなく、自分の思いどおりにものごとが進んでいたからです。
そのため、自分の意に沿わないことがあると腹が立ってしまうため、物に当たるのです。
このタイプは、精神的に成長していないため、すぐに態度に出てしまうのでしょう。
特徴②:感情の起伏が激しい
女性の場合でもすぐに怒る人がいます。
このような人は、感情のアップダウンが激しく、何かのタイミングでキレてしまうのです。
そのため、イライラの持って行き場がなくなることで、物に当たるという行為をしてしまうのでしょう。
特徴③:ストレスに弱い
女性が物に当たるのは、溜め込んだストレスをうまく処理できないときでしょう。
忙しすぎや、寝不足、理不尽なことを言われたりなどで、体や精神的に疲れていると、感情のコントロールが狂うことがあります。
自身でストレスを解消する術を持たない人は、どんどんと内に蓄積していくのです。
そのようなとき、物に当たり苛立ちをぶちまけてしまうのです。
特徴④:内向的
思ったことがはっきりと言えない人は、発散の仕方がわからないため、物に当たる場合があります。
例えば、嫌な人から頼まれてごとを押し付けられたり、理不尽なことを言われたりしても言い返せません。
はっきりと嫌だと言えないことで、怒りが込み上げ、物を投げたり、叩いたりして気持ちを落ち着かせようとするのです。
特徴⑤:真面目過ぎる
何ごともきっちりやらなければいけない人。
例えば、家事や仕事の両立を完璧にこなす女性、全力で頑張り自分の目標に向かって頑張るようなタイプは、いつも肩に力が入っています。
そのため、決めたことができなかった時、自分を責めてしまいます。
「どうしてできないの」「私はダメだ」など、自ら追い込むのです。
そして、心が疲れ物に当たることで、発散させようとするのです。
物に当たる行動をとる理由
物に当たる行動をとる理由についてみていきましょう。
- 怒りをアピールしたい
- 自分が力があると思われたい
- 子供っぽい性格
- 精神的に不安定になってる
- 抑圧されたことへの不満
- 口で上手く言えないため
続いて、それぞれの理由を詳しくみていきます。
理由①:怒りをアピールしたい
自分が怒っているということを、周りにわからせるために、あえて物に当たるという行動をすることがあります。
例えば、お店で頼んだものがくるのが遅く、イライラしている人。
グラスをバンっと置いて、出て行く行動もそのひとつでしょう。
また、口喧嘩をしたときに、言葉では感情を伝えられないときも、大きな音で怒りをあらわすこともあるのです。
理由②:自分が力があると思われたい
強いことがカッコイイと思っている人は、物に当たる行動をします。
特別腹が立っているのではなく、大きな音を立てて周りから注目されたいと思っています。
そのため、必要以上に横柄に振舞ったりして、周りを怖がらせるのです。
理由③:子供っぽい性格
物に当たるという行動は、人を不快にしてしまいます。
普通の人なら我慢できることも、このタイプは態度に出すのです。
怒りが込み上げてくると、どうすることもできません。
子供は自分の思い通りにならなくなると、泣き出したり、物を投げつけたりします。
それと同じように、理性的な行動ができないのです。
理由④:精神的に不安定になってる
物に当たってしまうのは、気持ちが不安定になっているからです。
何らかなことが原因で、情緒が乱れているのでしょう。
そのため、悲しみや怒り、苦しみなどが強く出てしまい抑えきれず、物に当たる行動を取ってしまうのです。
理由⑤:抑圧されたことへの不満
職場や人間関係、生活などで抑圧されている人は、過度なストレスを抱えています。
そのため、溜まったストレスを発散するため、物に当たる行動をすることがあります。
例えば、クッションを投げたり、ドアを思い切り閉めたりなど、身近な物に感情をぶつけるのです。
また、食器を大きな音で置いたり、下に置いてる物を蹴ったりなど、当たり散らします。
壊れるかもしれない、でも、やめられないのです。
理由⑥:口で上手く言えないため
言い合いになったとき、言葉ではいつも人に言いくるめられる人は、物に当たる行動をします。
口で言うより、物に当たる方が手っ取り早いからです。
そうすることが、自分の方が立場が上になると思っているのです。
男性が女性に暴力を振るうのも、このような理由からなのです。
物に当たる人と上手く向き合うには
物に当たる人と向き合う方法をタイプ別にみていきます。
- 上司の場合
- 同僚の場合
- 親の場合
- 彼氏の場合
- 夫、パートナーの場合
それぞれのタイプについて詳しくみていきましょう。
上司の場合
仕事のミスや、忙しくてイライラすると部下に対して暴力行為をする上司。
書類を投げつけたり、机を叩いて怒り散らすことは、パワハラになります。
けれど、付き合っていかなくてはいけない場合もあります。
このように、物に当たる上司とは、割り切って付き合って行くしかありません。
気分にムラがあり、良い時もあるのなら、そのような人だと諦めるのも方法のひとつでしょう。
また、イジメのように特定の人に対してだったり、エスカレートするようなら、信頼できる人に相談するようにしましょう。
同僚の場合
同僚が、物に当たる場合もあります。
気に入らないことがあったり、成績が思うように上がらない、上司に怒られたりしたことで、物に感情をぶつける行動をしたときは、話合いの場を持ちます。
同じ立場であることから、遠慮なく聞けるのがこの間柄なのです。
もしも、それでも解決できないのなら、上司に相談することです。
どのように対処するかを上司の判断に任せることが、いざこざにならないコツです。
親の場合
家族が物に当たるという場合もあります。
それが、親の場合は、対応が難しくなってきます。
例えば、病気やお酒を飲んだことによる場合は、個人では解決ができません。
そのため、専門の機関に相談するようにしましょう。
また、親がわがままだったり、精神的に子供っぽく感情をコントロールできないなら、お互いに距離を置いていくことです。
干渉し合う関係から、自力することも必要かもしれません。
彼氏の場合
付き合っている人から物に当たるなどの暴力的なことをされたら、我慢してはいけません。
はじめは、物に当たるとい行動が、エスカレートして体に危害を加えるかもしれません。
話し合ってみて、無理な場合はお別れも考えた方が良いでしょう。
夫、パートナーの場合
物に当たるので厄介なのは、夫やパートナーです。
親同様に、家族の暴力的な行動はスルーしたりできないため、解決が大変なのです。
当事者は直接危害を加えていないことで、大丈夫だと思っていることが多いですが、物に当たることもDVに当たります。
そのため、やはり専門機関に相談したり、カウンセリングを受けるなど、対策していくのが良いでしょう。
物に当たる人と別れる時の注意点は
物に当たる人と別れる時の注意点を、みていきます。
- 刺激をしない
- 冷静になって話しをする
- 一方的に別れない
- 別れ話しをする前に暴力を振るわないよう約束させる
- 話しをするときは人目がある場所でする
- もしもに備えておく
続いて注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
注意点①:刺激をしない
物に当たる人は、感情の起伏が激しく、怒ると手がつけられなくなるのです。
そのため、彼氏がイライラし始めたら、おさまるまで待つことです。
落ちついているときに、自分の気持ちから話しはじめます。
その時は、彼氏のことは否定しないように注意しましょう。
そして、2人の付き合いも楽しかったことを伝えることを忘れないように。
注意点②:冷静になって話しをする
物に当たる人との別れ話しは、こちら側が落ちついて話すようにしなければなりません。
相手と同じように興奮しては、逆効果です。
このタイプの人は、自分に反発されるとバカにされたように思うため、手がつけられなくなるのです。
威嚇するため、手当たりしだい物を壊したり、物に当たるだけでは気が済まず、直接体に触れてくる危険もあるのです。
注意点③:一方的に別れない
会って別れ話しをすると、手がつけられなくなるかもしれない、物に当たる人。
だからといって、LINEや電話などで別れを告げたりするのは、NGです。
会わずに別れることは、自分が避けられ、蔑ろにされたように思うため納得できないのです。
そのため、きちんと会って理解してもらうことです。
注意点④:別れ話しをする前に暴力を振るわないよう約束させる
物に当たる人と、会って別れ話しをする前に、暴力的な行動をしないように話し合っておくことです。
相手に、興奮し物に当たる行動をすることが嫌だということを、理解してもらわなくてはいけません。
その上で、会うことを承諾するようにします。
注意点⑤:話しをするときは人目がある場所でする
物に当たる人と別れ話しをするときは、なるべく2人きりにならない方が良いでしょう。
このタイプは、最初のうちは、別れたくないため優しい態度です。
けれど、自分の意見が通らないとわかると、わがままが爆発してしまいます。
普段よりも攻撃が激しくなる場合があるのです。
そのため、別れ話しは、人が沢山行き来している場所ですることです。
話しができるカフェ、ホテルのラウンジ、昼間の公園などが適しています。
相手が物に当たったりできない状況を作るのです。
そうすることで、身の危険を回避することができるからです。
注意点⑥:もしもに備えておく
物に当たる人との別れは、何が起こるか予測ができません。
暴力的な行動が激しくなり、別れを決めた時点で、専門機関へ相談をすることです。
素人の考えだけでは、対処できないこともあるからです。
物に当たるだけだから、と安易に考えない方が良いでしょう。
別れたくないばかりに、自分でも抑制がきかなくなり、大事になる可能性があるのです。
対応の仕方や、別れ方なども相談にのってくれる場合もあります。
物に当たる人は性格で済まない場合もある!
物に当たる人は、気が弱い、ストレスを解消できない、真面目などはけ口を求める場合があります。
また、威張りたい、カッコいいなどのアピールの場合もあるのです。
物に当たる人と付き合っていく場合、自分の身の危険を考え、対応策を用意しておくことです。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。