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「第三の目・サードアイ」について

第三の目を持つ人たち
第三の目、という言葉自体は聞いたことのある人も多いでしょうが、実際にどのような概念のものなのかご存知でしょうか。
まずは、そもそも第三の目がどのようなものなのか、詳しく紹介していきましょう。

第三の目・サードアイとは?

第三の目とは、「内なる目」とも呼ばれます。
本来の目を「第一」、聴覚・嗅覚などをつかさどる耳や鼻など、視覚の代用となり得る既存の知覚器官を「第二」とした時に、第一・第二とは全く異なる新しい知覚、また新しい知覚器官のことを指しています。

この第三の目が開眼した場合、その眼は眉間の上のあたりに表れるとされています。
これは実は、人間の脳と深い関係がありました。

脳の松果体と深い関係がある

第三の目が関係するのは、脳の中でも松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分です。
顔で言うとちょうど眉間の上あたり、グリーンピースほどの大きさで存在しています。

この松果体ですが、小さいながら非常に大きな役割を持っています。
俗にいう体内時計をつかさどるホルモンを分泌する器官だからです。

第三の目と松果体の共通点は、どちらも研ぎ澄まされることでより敏感になっていく、ということです。

第三の目(サードアイ)が開眼したときに起こりうる変化【精神面】

第三の目が開眼した人の心
では実際、第三の目が開眼すると身にはどのような変化が現れるのでしょう。
まず、第三の目が開眼したとき精神面に起こり得る変化を見ていきましょう。

  1. 自分自身のコントロール力が高まる
  2. 想像力が豊かになる
  3. 好奇心旺盛になる
  4. 真実か嘘か見抜けるようになる
  5. 明晰夢を見るようになる
  6. 優れた直感力が手に入る
  7. ありのままの自分を思い出せる

続いて、第三の目が開眼したとき精神面に起こり得る変化を詳しく見ていきましょう。

変化①:自分自身のコントロール力が高まる

第三の目が開眼することは、最初に説明した通り脳の松果体に関係しています。
そのため、第三の目の覚醒によってその人の心身状態も良くなっていくと言われています。

感情のコントロールが上手にできるようになる上、体内時計も調整されるので、生活習慣も改善されていくのです。

変化②:想像力が豊かになる

第三の目が開眼すると脳が刺激されますから、それに伴って想像力が豊かになります。
つまり新しいアイディア、新しい発想が出やすくなるのです。

アレコレ決めつけることなく、固定観念から解き放たれた状態で考えることができるので、自由な状態でアイディアが湧いてくるようになるでしょう。

変化③:好奇心旺盛になる

第三の目が開眼すると、自分が知らないことを知りたい、学びたいと思う気持ちが強くなります。
そもそも第三の目が開眼すると気持ちがポジティブ、前向きになるため、それに伴って好奇心も旺盛になるというわけです。

また、少しずつ学んで知識をつけていくことで、さらに知識を求めるようになる、という気持ちの変化も起こるでしょう。

変化④:真実か嘘か見抜けるようになる

これは、決して疑い深くなるというわけではありません。
第三の目が開眼すると、相手が真実を言っているか嘘を言っているか、なんとなくわかるようになるのです。

よく「女性の勘」「刑事の勘」などと言いますが、それと似ています。
相手が自分を騙そうとして嘘をついているのか、そんな気はないが軽い気持ちで嘘をついているのか、そのような心理的背景まで感じ取れるようになったりもします。

変化⑤:明晰夢を見るようになる

第三の目が開眼すると、明晰夢を見れるようになります。
明晰夢とは、夢の中で夢だと気が付いていて、その中で自由な行動ができるものを指します。

明晰夢は脳の松果体が活性化している時にしか見れません。
そのため、明晰夢をよく見るということは第三の目が開眼している証拠だというわけです。

変化⑥:優れた直感力が手に入る

第三の目が開眼すると、物理的に見えるもの以外にも見えるものが増えます。
これは霊的なものというより、遠く離れて暮らす家族の危険、または危険予知のような、そのような次元での変化です。

つまりは直接的に何かが見えるようになるというより、夢で見るような、パッとひらめくような、そのような力が高まるというイメージです。

変化⑦:ありのままの自分を思い出せる

第三の目が開眼すると、物事を深く考えたり本質を見たりできるようになります。
それによって、自分自身に対する捉え方自体も変化するのです。

直感力が高まり、それまでの人生観がまるっきり変わることもあります。
将来のビジョンがより明確になることで、本来の自分を思い出すことに繋がるのです。

第三の目(サードアイ)が開眼したときに起こりうる変化【肉体面】

第三の目が開眼して肉体に変化があった女性
第三の目が開眼すると、精神面だけでなく肉体面にも変化を及ぼします。
では第三の目が開眼したとき肉体に起こりうる変化を見ていきましょう。

  1. 風邪のような症状が現れる
  2. 視覚・聴覚が鋭くなる
  3. 触覚が変わる

続けて、第三の目が開眼したとき肉体的に起こりうる変化を詳しく見ていきます。

変化①:風邪のような症状が現れる

第三の目が開眼すると、身体の中を流れるエネルギーの動きが混乱する場合があります。

そのエネルギーをチャクラと言いますが、チャクラは第三の目からも出入りします。
そのため、第三の目が開眼することでチャクラの出入り口が増えることになりますから、流れのバランスが乱れるというわけです。

チャクラのバランスが乱れてしまうと、頭痛や倦怠感といった風邪に似た症状が出る可能性があります。
基本的にはチャクラのバランスが戻る頃に治まるものです。

変化②:視覚・聴覚が鋭くなる

第三の目が開眼すると、視覚・聴覚などの感覚が鋭く変化します。

まず視覚が非常にクリアになります。
もちろん遠くのものが良く見える、視力が良くなるという問題ではなく、言ってみれば人から出ているオーラが見えるようになるのです。

また、聴覚も非常に研ぎ澄まされます。
こちらも単純に耳が良くなって音が聞き取りやすくなる、というわけではなく、普段聴いている音とは別次元の音を拾えるようになるのです。

変化③:触覚が変わる

最後に、第三の目開眼によって触覚も鮮明に変化します。
例えばモノや人に触れた時、そのモノや人が持っている記憶に触れることができるようになる場合もあるのです。

第三の目(サードアイ)のデメリット

第三の目を持つ女性
第三の目が開眼すると、実はデメリットもあります。
開きすぎても閉じすぎてもあまり良くない影響がありますから、その点もきちんと理解しておきましょう。

開きすぎている場合

第三の目が開きすぎると、非常に理論的な状態になります。
もちろんこれだけでは一概に悪いとは言えませんが、この特徴に加えて何事も独断しがちになります。

さらに悪いのは、権威主義で傲慢な態度を取りがちになることです。

閉じている場合

閉じている場合は開きすぎな時以上に、様々なマイナス要素があります。
基本的には自分自身のコントロールがうまくいかない事による問題が多く発生します。

例えばホルモンバランスの乱れ、体内時計の狂いをはじめ、将来のビジョンが明確に描けなかったり、願望を実現するイメージが湧かなかったりします。

肉体的にも精神的にも、閉じ込められていて、身動きが取れない状態に近いと言えるでしょう。
そのせいで何に対しても成功を恐れてしまう状態になるのです。

第三の目(サードアイ)が開眼している人の特徴

第三の目が開眼している人
第三の目が開眼すれば、当然ながら自分でその変化に気が付くでしょう。
では、自分以外の人が第三の目を開眼させた時はどうでしょう。

ここからは、第三の目が開眼している人の特徴を見ていきましょう。

  1. 目力が強い
  2. 手相に表れる
  3. 静電気を持っている

続けて、第三の目が開眼している人の特徴を詳しく見ていきます。

特徴①:目力が強い

周囲から見てすぐにわかる特徴として最も代表的なのが、第三の目が開眼している人の目力の強さです。

もちろんここで言う目力は、目が大きい小さいという事ではありません。
その人の目を見ていると、無意識に引き込まれるような、すっと吸い込まれるような、そんな力を指しています。

第三の目が開眼した後の変化としてあげた「真偽を見抜く力」は、この目力の強さに通じています。
見つめられるとなぜか、嘘をついてはいけないと思わされる、そんな強さを秘めた目力を持っているのです。

特徴②:手相に表れる

同じく第三の目が開眼している人に表れる、目で見える特徴には手相があります。
第三の目が開眼すると、スピリチュアルな才能を発揮する手相だとされている「仏眼」、そして「神秘十字」という手相が表れるのです。

ちなみに仏眼は親指第一関節の部分に表れる、仏の目のような形をした非常にレアな手相、神秘十字は手の平中央のくぼみあたりに表れる十字で、神秘的な反面波乱万丈な人生を示唆する手相でもあります。

特徴③:静電気を持っている

第三の目が開眼していてスピリチュアルなパワーを持っている人は、目に見えないパワーを持っているが故に電気を引き寄せやすい傾向があります。
そのため、常に静電気を身体にため込んでいる状態になりがちなのです。

第三の目(サードアイ)が開眼する前兆

第三の目が開眼しそうな人
第三の目が開眼しそうな時、その前触れのような変化が表れます。
では、第三の目が開眼する前兆にはどのようなものがあるのでしょうか。

  1. 物事に対して敏感になる
  2. 眉間の上あたりの違和感
  3. 目を閉じているのに光が見える

続いて、それぞれ詳しく解説します。

前兆①:物事に対して敏感になる

第三の目が開眼する前は、何事に対しても敏感になることが多いです。
わかりやすく言うと、常に頭が冴えわたっていて物事に集中している状態です。

第三の目に関わる脳の松果体が活性化されることで、同時に神経も研ぎ澄まされます。
そのため、第三の目が開眼する前には物事に対して敏感になると言われているのです。

前兆②:眉間の上あたりの違和感

眉間の上あたり、つまり第三の目だとされる脳の松果体がむずむず、そわそわと落ち着かない状態になると、第三の目開眼は近いかもしれません。

第三の目が開眼すると、チャクラ(全身に流れる気・エネルギーで、第三の目からも出入りするもの)が眉間のあたりから出入りすることになります。
つまり、開きかけているからこそ第三の目付近にチャクラの流れがあり、むずむずとした違和感に繋がるというわけです。

前兆③:目を閉じているのに光が見える

当然ながら、目を閉じていれば暗闇以外何も見えないのが普通ですが、第三の目が開眼する前は目を閉じたままでも光が見えるようになります。
目を閉じたままなのに白い光、または鮮やかな光が動いて見えるならば、前兆である可能性が非常に高いです。

第三の目(サードアイ)を開眼させる方法

第三の目を開眼させようと修行する人
第三の目は決して選ばれしものだけが開眼するわけではありません。
日々の行動次第で誰にでも開眼するチャンスはあるのです。

では、第三の目を開眼させるにはどうしたら良いか見ていきましょう。

  1. 身体に毒を入れない食生活
  2. サンゲージングを行う
  3. 昼間に運動する
  4. アロマオイルの力を借りる
  5. アファーメーションで自己肯定する
  6. パワーストーンを身につける
  7. 瞑想する

続いて、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

方法①:身体に毒を入れない食生活

第三の目を開眼させたいなら、身体によい食事は必要不可欠です。
なるべく体内に毒を入れないような、つまり健康に良い食事を心がけることで、松果体の活性化に繋がります。

方法②:サンゲージングを行う

サンゲージングとは言葉通り太陽凝視、つまり太陽を見つめることを言います。
日光浴が健康に良いことは誰もが知っている事ですが、実は松果体を活性化させるためにはサンゲージングが非常に有効なのです。

第三の目を開眼させたいなら、太陽を見つめてみましょう。
ただし、太陽を見つめすぎると目を痛めますから、注意してください。

日中の太陽は目に強すぎますから、サンゲージングをする際には日の出から15分以内、もしくは日没までの15分間の、光が多少弱い時間帯に見るようにします。
また、見る時間は慣れてきてから徐々に増やすようにした方が良いでしょう。

方法③:昼間に運動する

脳の松果体によるホルモン分泌の影響で、人は昼間に活発に動くことができます。
その時間に怠けずしっかり身体を動かしておくことで、自身の健康及び松果体の活性化に繋がります。

松果体の活性化は第三の目開眼の第一歩ですから、そのために運動することが有効というわけです。

方法④:アロマオイルの力を借りる

第三の目に対応する、ローズマリーのアロマオイルを使いましょう。
ローズマリーのオイルを使うことで、頭がスッキリとクリアになり、ビジョンがハッキリします。

肌につける際には、パッチテストなどをして肌との相性を確かめてからにしましょう。

方法⑤:アファーメーションで自己肯定する

アファーメーションという言葉になじみがない人もいると思いますが、これは自己肯定感を高めるための方法を指します。
第三の目の開眼には、「自分には価値がある」と自分自身で認めることが不可欠です。

アファーメーションをやる際には、まず第一になりたい自分、理想の自分を想像します。
その姿を言葉に出して唱えるか、もしくは頭の中で何度も繰り返すのです。

自分を肯定する言葉を唱え続けることで、脳はその影響を受けます。
プラスの作用を受け続けるので、結果として自己肯定感を高めることができるというわけです。

方法⑥:パワーストーンを身につける

第三の目のチャクラに大きく影響するのが天然石のアメジスト・アズライト・ソーダライト・サファイア、そして蛍石です。
これらの天然石を身につけることで宇宙と繋がることができ、直感力や霊能力を高めることができ、第三の目開眼に近づくことができるのです。

方法⑦:瞑想する

瞑想というと、目をつむって何もせずに黙っていることだ、とお考えの人も多いでしょうが、実は本来は、瞑想はこのようなものではありません。
本来の意味での瞑想は、自分が無になれるような状態にするため、目をつむって自分自身の心と対話していくことなのです。

瞑想を正しい方法で行って、脳を活性化させましょう。
正しい瞑想を行う時には、周囲の雑音に惑わされないよう静かな場所で、かつ第三の目があるとされる脳の松果体に意識を集中させること、そして深呼吸をして落ち着くことが重要なポイントです。

第三の目(サードアイ)が開眼しにくい人とは?

第三の目が開眼せず悩む人
第三の目は誰もが開眼させられるわけではありません。
もちろん開眼しにくい人もいます。

まず信じる心のない人は第三の目が開眼しにくいです。
信じるというのは人間もそうですが、第三の目のような形のないものを信じる気持ちのない人も、開眼とは程遠いと言えます。

また、自分にとって良く作用するように、という自己中心的な気持ちで開眼させたいと願っても叶いません。
第三の目は開眼するとプラスの影響を及ぼしますが、そのパワーで自分自身が幸せになること、そしてその幸せに他人を巻き込んでみんなを幸せにできること、それを願わなければ開眼は難しいでしょう。

第三の目が開眼するときの前兆と開眼させる方法

第三の目を開眼させた人の目
第三の目は内なる目、また第六感とも言われるような、人間が共通して持っている知覚器官とは異なる、新しい知覚器官を指す言葉です。
そして実は第三の目は、脳の松果体という器官とも深いかかわりがありました。

第三の目が開眼すれば、精神面でも肉体面でも大きな変化があるでしょう。
当たり前ですが日々の生活にも大きな変化をもたらすものです。

しかし第三の目が開眼すれば、あなたにとって確実にプラスになることが多くあります
ぜひ自分自身の感覚を研ぎ澄まし、第三の目を開眼させてみましょう。

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ライター
noel編集部

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