卑しい人の特徴・心理!お金や食べ物に卑しい人への対処法6つ
皆さんの周囲に「卑しい人」はいませんか? 食べ物やお金に関して意地汚かったりする人のことを卑しいと言います。 卑しい人は概して身勝手で自分中心にしか物事を考えないため、関わると大変な目にあいます。 今回は、そんな卑しい人の特徴や心理を徹底分析します。 また、特にお金や食べ物に卑しい人への対処法も合わせてお伝えします。 卑しい人に苦労している方、必見の内容です!
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卑しい人…そもそも「卑しい」とは?
そもそも「卑しい」とは一体どういう意味なのでしょうか?
「卑しい」は「いやしい」と読みます。
いくつか意味がありますが、現代社会では「食べ物や金銭に関して貪欲である」とか「品位に欠けていて、下品」という意味で使われることが多いでしょう。
他に「貧しい」という意味や、「身分が低い」という意味もありますが、特に「身分が低い」に関しては身分制度の無い現代ではあまり使われないでしょう。
卑しい人の特徴・心理
では、卑しい人にはどのような特徴・心理があるのでしょう。
- お金に細かい
- 食べ方が汚い
- 自己中心的
- 嫉妬心が強い
- 他人の不幸は大好物
- ずる賢い
- 人を平気で騙す
- 人のモノを嬉々として盗る
- 感謝の気持ちが薄い
- 服装は質素
続いて、それぞれの特徴・心理を詳しくみていきます。
特徴・心理①:お金に細かい
卑しい人は、お金に細かく、ケチです。
友人同士で会食する場合など、必ず1円単位まできっちりと割り勘にします。
それどころかなるべく自分がお金を払いたくないという心理が強く働いているため、「今日、私はあまり食べてないし…」などと言って少しでも払う金額を少なくしようと画策します。
「無料」という言葉が大好きで、無料でもらえるティッシュなどが家にたくさん溜まっています。
そのため、貯金額は同世代の人よりかなり多め。
持っているお金をいかに楽して増やすかという知識にも長けていて、税金対策なども万全です。
特徴・心理②:食べ方が汚い
卑しい人は、食べ方が汚いのも特徴です。
まず、最低限のマナーである箸の持ち方も全くなっていません。
グーで箸を握って食べたりするので、ボロボロと食べ物を落としてしまいます。
また、フォークやナイフの使い方もダメな人が多く、カチャカチャと派手な音を立てながら食事してしまう人も。
口の中にモノを入れたまま喋ってしまうなど平気でするので、見た目にも汚く、周囲からは忌み嫌われます。
食べ方に関しては、親の教育の在り方がかなり影響しています。
よって食べ方が汚いと、育ちが悪いと認定されてしまいます。
特徴・心理③:自己中心的
卑しい人は、基本的に自分のことしか考えておらず、自己中心的です。
「他人がどうなろうと知ったこっちゃない」と考えており、人が困っていても決して手を貸すことはありません。
極論ですが、船が沈没しかけたときには、子供が近くにいようと押しのけて自分が一番に救命ボートに乗る、という性格をしています。
一見、ニコニコと笑顔を振りまいているような人でも、いざという時の行動によって、その人の卑しさが分かります。
自分のことしか考えていない行動は、周囲から疎まれ、嫌われます。
特徴・心理④:嫉妬心が強い
卑しい人は、嫉妬心が強いという特徴もあります。
自分のことが一番大切なので、他人が良い思いをしていることに耐えられないのです。
例えばそれまで仲の良かった同僚が自分より先に結婚を決めてしまうと、とたんにその同僚に意地悪をしたり…。
結婚式でスピーチでも頼まれようものなら、間違いなく花嫁を陥れるようなコメントをします。
卑しい人の嫉妬心に火をつけてしまうと、周囲を巻き込んで恐ろしい結末を迎えます。
特徴・心理⑤:他人の不幸は大好物
卑しい人の大好物は、他人の不幸。
他人が苦しんで悩んでいる姿をみるのが大好きです。
他人の苦しむ姿をみると、普通は他人を自分に置き換えて考えるので、胸が苦しくなりどうにかしてあげたいと思うもの。
でも卑しい人は逆に他人の不幸によって、ハッピーな気分になります。
他人が不幸になっているのをみると、「自分じゃなくてよかった」と思い、「あの状態よりは自分のほうがマシだな」と、妙な安心感を覚えるようです。
特徴・心理⑥:ずる賢い
卑しい人は、ずる賢いのが特徴です。
自分が不利になりそうな場面では、嘘をついてでも人を陥れてでも、自分の立場を守ります。
また、人間関係の機微を見抜く力にも長けており、強い人の意見には従いますが、弱い人の意見には従いません。
自分がいかに楽をするかということも瞬時に判断できる能力があるので、一見一生懸命にやっているようにみえても実はかなり手を抜いていることも…。
卑しい人は、自分の立場を守るため、また自分を楽にするために、何でもするずる賢さを持っていると言えます。
特徴・心理⑦:人を平気で騙す
卑しい人は、人を平気で騙します。
そういう面では卑しい人の天職と言えるのが、詐欺師です。
普通、人を騙すとなると良心の呵責を感じるもの…。
でも、卑しい人にとっては、人を騙して自分を良い立場に置くことこそが正義なので、胸を痛めるということはありません。
そのため、人を騙したという意識さえなく、人を騙してしまったことをあっさりと忘れてしまいます。
この人を騙す行動が行き過ぎると、犯罪につながるので注意が必要です。
特徴・心理⑧:人のモノを嬉々として盗る
卑しい人は、人のモノを平気で盗ります。
とはいえ、例えばコンビニに入って盗みをする…というのでは、本当の窃盗犯になってしまいます。
そうではなく、例えば友人の恋人を「欲しくなったから」という理由であっさりと奪ってしまう…というような行動をしがちということです。
また、例えば友人が職場で良いポジションを得ていたとすると、その地位がうらやましくなり、自分が手に入れるために手段を選ばず行動します。
基本的に他人のことはどうでもいいという考えなので、人のモノを奪うのはむしろ快感でさえあります。
特徴・心理⑨:感謝の気持ちが薄い
卑しい人は、人に感謝するという気持ちを持っていません。
人が親切でしてくれたことに対して、「ありがとう」という気持ちは全くなく、してもらって「当然だ」と思っています。
そのため、卑しい人の口から「ありがとう」や「すみません」などの言葉を聞くことはなかなか難しいでしょう。
基本的なお礼を言えないため、長く付き合っていくとだんだんと周囲から疎まれるようになります。
特徴・心理⑩:服装は質素
卑しい人は、お金に細かく、なるべく自分のお金を減らしたくないと思っています。
また、幼いころから倹約志向で育っていることもあり、身なりにはあまり頓着しない人が多いようです。
卑しい人の服装は基本的に質素。
服を買うときもなるべくセール品を狙ったり、友人知人のネットワークを駆使して着なくなった服をもらうなど、節約に努めています。
卑しい人になる原因
では、卑しい人になる原因をみていきましょう。
- 幼いころの家庭環境
- お金に困っている
- 将来への不安がある
- 人に騙された経験
- ストレスが溜まっている
続いて、卑しい人になる原因を、それぞれ詳しくみていきます。
原因①:幼いころの家庭環境
卑しい人になる原因として最も大きいと言われているのが、幼いころの家庭環境です。
まず両親のどちらかが卑しい人であった場合、子供はその姿を見て育つためそのまま卑しい人に成長してしまう可能性があります。
また、幼いころよく接した人たちに卑しさがあった場合、子供はそれを真似してしまう可能性も。
とにかく幼いころに関わった人に影響されていると言っていいでしょう。
原因②:お金に困っている
本来はそんな性格じゃなかったのに、成長してからの環境によって卑しい人へと落ちてしまうこともあります。
その大きな原因とされるのが、お金の問題です。
現在、お金に困っている場合、背に腹はかえられないということで、お金や食べ物に意地汚くなってしまうことはあります。
また、現在は裕福になっていたとしても、若いころにお金がないという強烈な体験をしていると、普通の生活を送れるようになってもお金がないころのままの生活をしてしまう…ということもあるようです。
原因③:将来への不安がある
人は、つい将来のことが不安になる生き物です。
今、とても幸せな生活を送っている場合は、あまり将来への不安はないかもしれません。
が、例えば「お金はあるけど、いまだにパートナーには恵まれない」という女性や、「結婚はしたものの、パートナーの職業が不安定」という女性の場合、「将来、自分はちゃんと生活できているだろうか」と不安になります。
将来が不安になると、「とにかく今、お金を貯めておかないと」と必死になりすぎることも…。
その必死さが周囲からみると、卑しく見えてしまうのです。
原因④:人に騙された経験
過去に人に騙されたという強烈な体験をしたことがある場合、卑しい人になってしまうことがあります。
普通の人間は、一度人に騙されると、そのことがトラウマになります。
「もう二度と騙されない」と心に誓うと同時に、「もう他人にことを信用できない」という状態に陥るのが当然です。
この考えが「他人はどうでもいい」「自分さえよかったらいい」という卑しい人の特徴へと繋がります。
「人は信用できない」「この世で一番怖いのは人間」というのが口癖の人は、卑しい人である可能性が高いでしょう。
原因⑤:ストレスが溜まっている
特に成育歴などには問題がないのに、現在の精神状態によって卑しい人になってしまう場合もあります。
その大きな要因は、ストレスです。
仕事や人間関係、現在の家庭の中などで大きなストレスを抱えている場合、心に余裕がなくなり、つい卑しい行動をとってしまうことがあります。
人間はどこかでストレスを発散しないと生きていけません。
そのストレス発散の仕方が、卑しい行動となってあらわれてしまったというわけです。
卑しい人との接し方
では、卑しい人との接し方をみていきましょう。
- ライバル視されないよう気を付ける
- 嘘に騙されないようにする
- 意地悪に過敏に反応しない
- なるべく1対1にならない
- 自分の情報を教えない
- 攻撃が苛烈になるようなら誰かに相談する
続いて、卑しい人との接し方を、それぞれ詳しくみていきます。
接し方①:ライバル視されないよう気を付ける
卑しい人は、他人が自分よりも優れていたり恵まれていることが許せず、その地位を奪うために卑劣な行為を平気で行います。
そういったジェラシーの対象にならないよう、卑しい人にライバル視されないように気を付けることが大切です。
なるべく距離を保って、刺激しないようにしましょう。
接し方②:嘘に騙されないようにする
卑しい人は、平気で嘘をつきます。
その嘘に踊らされると、大変なことになります。
「この人は嘘をつくかもしれない」ということを頭に入れておき、嘘に騙されないようにしましょう。
重要なことは、他の人に確認をとるなど、万全の対策で臨む必要があります。
接し方③:意地悪に過敏に反応しない
卑しい人は、自分の気に入らないことがあると、その標的に対し平気で意地悪をしてきます。
意地悪をされると、当然腹が立ちますが、そこで怒ってしまってはダメです。
怒ることによって、冷静に対応することができなくなり、卑しい人の思うツボになってしまいます。
意地悪をしてきても「ふーん」「そうなんだー」という鉄仮面のような反応で返しましょう。
卑しい人は意地悪をしてその反応を楽しむところがあります。
意地悪に薄い反応で返すことによって、意地悪しがいがなくなり、そのうち去っていきます。
接し方④:なるべく1対1にならない
卑しい人と接するときは、できれば複数で対応するのが理想です。
1対1だと逃げ場がないので、気の弱い方ならどこまでも追い詰められてしまう可能性があります。
意地悪で卑劣な人と対等に渡り合うのは、ものすごく労力がいりますし、それなりの話術や心理面でのスキルも必要です。
不毛なやり取りで自身を消耗したくなかったら、なるべく1対1は避けて、対応が得意な人に任せるのがおすすめです。
接し方⑤:自分の情報を教えない
卑しい人には、なるべく自分の個人情報を教えないようにしましょう。
例えば、休みの日にどう過ごしているのかということや、家族がどんな仕事をしているのかということ。
また、どんな車に乗っていて、どんなブランドの服が好きかというようなことも、お金が関わってくることなので、伝えないほうが賢明です。
卑しい人は自分よりもあなたがお金を持っていて、裕福に暮らしているということが分かると攻撃してきます。
そういう情報を与えなければ、面倒に巻き込まれることはありません。
接し方⑥:攻撃が苛烈になるようなら誰かに相談する
いろいろと気を付けて卑しい人に対応していても、どうしてもライバル関係になってしまったり、1対1で話すことを避けられないこともあります。
例えば、職場の同期入社のメンツに卑しい人が居る場合は、最悪です。
どうしても比べられてしまいますし、会社からもお互いに切磋琢磨して成長することを求められます。
そういう関係性を維持しなければならない場合、ターゲットにされてしまうことは避けられないでしょう。
卑しい人の攻撃があまりに苛烈になるようなら、まずは言質をとりましょう。
スマホの録音機能などを駆使して、証拠をおさえるのです。
そのうえで、最初は大事にせず、信頼できる上司などに相談してみましょう。
「そんなこと相談したらできない奴認定されて自分の出世が遅れる」などとは考えなくてもいいです。
メンタルが打撃を受けるまえに、手を打ちましょう。
卑しい人にならないためには?
では、卑しい人にならないための方法をみていきましょう。
- テーブルマナー講習を受ける
- 身なりに気を遣う
- 人の悪口を言わないようにする
- 人生は因果応報ということを知る
- 自分が幸せになる努力をする
続いて、卑しい人にならないための方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:テーブルマナー講習を受ける
まず、卑しい人は食べ方が汚いことが一番問題です。
それは今までの成育歴に大きく関わってくるものなので、「自信がない」という人は、ぜひテーブルマナー講習を受けてください。
おそらくどの地域でもテーブルマナー講習会というのが実施されているはずです。
また、食べ方以外の日常的な振る舞いにも不安があるという場合は、マナー講習など幅広くマナーを教えてくれる講座のほうがいいでしょう。
調べてみると意外とたくさんの教室が開催されていることが分かります。
楽しみながらマナーを身に着けて、卑しい人から卒業しましょう。
方法②:身なりに気を遣う
一目で「もしかして、この人って卑しい人?」と疑われてしまうのが、身なりです。
あまりに身なりに気を遣わない状態だと、「どんだけケチなのよ…」と呆れられてしまいます。
それを避けるには、ある程度お金をかけて身なりを整える必要があります。
とはいえ、今まで身なりに何の関心もなかったという場合、どんな洋服を用意したらいいのかさえ分からないと思います。
もし可能なら信頼できる知人に、コーディネートをお願いして、1週間のトータルコーデを購入するといいでしょう。
それが難しいようなら、セレクトショップなどを利用して、店員さんにトータルコーデを選んでもらいましょう。
方法③:人の悪口を言わないようにする
卑しい人は、気に入らないことがあるとすぐに不平不満が出て、人の悪口も言いがちです。
自分の普段の人との会話を思い出してみてください。
ついつい「ここだけの話さぁ~」と人の悪口を言ってしまっていませんか?
そういう人は、実は他人からかなり卑しい人と思われているかも。
まずは、人の悪口を言うのをやめましょう。
「今まで人の悪口を言ってストレスを発散してきたのに、無理…」という人は、人の悪口が言いたくなったら、家に帰って一人で紙に不平不満を書いたり、一人でカラオケに言って大声で悪口を叫んだりして発散させてください。
とにかく、他人相手に誰かの悪口を言わないようにすることを心がけましょう。
方法④:人生は因果応報ということを知る
今まで自分がのし上がるために、人を陥れたり、人の悪口を言ったり、人に嘘をついたことがあるという方は、肝に銘じてください。
人生は因果応報で成り立っています。
自分がやったことは全て自分に返ってきます。
今までの人生で苦しいこと、辛いことはありませんでしたか?
その辛さ・苦しさが強いということは、自分の今までの生き方がそうさせているのです。
行いが善い人は、例え辛いことがあっても、周囲の協力によってどうにか乗り越えていきます。
行いが悪い人は、辛いことがあると一人で抱え込まないとならないため、なかなか乗り越えることができません。
例え乗り越えられたとしても、また次々と災難に見舞われるでしょう。
方法⑤:自分が幸せになる努力をする
卑しい人にならない方法として、最も重要なのは、自分が幸せになる努力をするということです。
もちろんその努力が人を陥れることに費やされるなど間違った方向にいってはダメです。
自分をどうしたら理想的なポジションに持っていけるのかを考え、他人に迷惑をかけることなく、研鑽を積むことで夢をつかむのです。
卑しさというのは、幸せになることで薄らぎ、なくなってしまうと言われています。
ぜひ自分がどうしたら、幸せになれるのかを考えてください。
卑しい人を反面教師に生きる
今回は、特に食べ物や金銭に卑しい人への特徴と対処法について考えてみました。
卑しい人は、周囲から疎まれ嫌われますが、自分ではそのことに気づいていないことも多いようです。
また、卑しさは誰の心にもあるものであり、状況によっては卑しい人に成り下がってしまう可能性もあります。
自分の周囲に卑しい人がいるなら、その人をよく観察してみてください。
卑しい人の行動や言動を反面教師にし、決して自分はそうならないようにしましょう。
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