結婚前に同棲するメリット・デメリット!決めておくべき5つのルールとは
結婚する前に同棲をするカップルが増えてきましたね。 お互いの家を行き来してお泊りデートをしても、実際に一緒に暮らす場合は事情が異なり、上手くいかず別れてしまうカップルも少なくありません。 好きな人と同じ部屋の下で暮らせるのは嬉しいですが、ルールを決めておかないとトラブルにの原因になります。 ここでは結婚前の同棲を成功させ結婚に繋げるためについてお伝えします。
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そもそも結婚前に同棲する意味とは?
交際期間中もお互いの部屋に遊びに行ったり、お泊りしたり半同棲生活をしているカップルもいるかと思います。
半同棲は一緒に暮らすのではなく、時々お互いの部屋に行くので全てを知るわけではなく楽しいと感じるものです。
同棲は一緒に生活するので、良い面、悪い面を受け入れる必要があり、現在交際している相手と結婚しても問題はないか知る手掛かりとなります。
お互いの価値観や生活スタイルを理解し、結婚後の離婚のリスクを避けるためにも同棲は必要と言えるでしょう。
結婚前に同棲するメリット
では、結婚前に同棲するメリットをみていきましょう。
- 結婚生活が予想できる
- 安心できる
- 貯金ができる
- 価値観を理解できる
続いて、それぞれのメリットについて詳しくみていきます。
メリット①:結婚生活が予想できる
同棲をすることで、結婚後の生活が予想しやすいため「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐことができます。
同棲を経験せず結婚すると、結婚への期待が強くなり、思い通りにならないとストレスとなり、円満な生活を送ることができません。
理想のギャップが少なくなるので、過剰な期待をすることがなく、結婚後の生活に悩むことが少なくなります。
一度結婚してしまうと失望した時に離婚となり、親や親族に迷惑をかけてしまいますが、同棲期間は、別れても本人同士の問題で済ますことができます。
メリット②:安心できる
好きな人と一緒にいられることは、嬉しく安心できる良い面があります。
特に独身女性の一人暮らしは、防犯上の不安が減り、安心して生活できます。
また、喧嘩をしても一緒に住んでいるので、不愉快な思いで暮らしたくない理由から、早めに和解することができるのも良い点と言えます。
メリット③:貯金ができる
食費や光熱費などの生活費を半分ずつ出し合うので、貯金額が増えます。
同棲は結婚を前提としていることがほとんどなため、結婚資金という目標に向け頑張って貯金できます。
無駄使いが減り、一人の時よりも貯金しやすいのも良い面と言えるでしょう。
メリット④:価値観を理解できる
結婚してから価値観のズレを感じて幻滅してしまうカップルも少なくありません。
同棲中に相手の欠点や生活習慣が分かれば、時間をかけて受け入れることができたり、結婚を考え直すことができます。
育った環境が異なると、金銭面や生活面で我慢できないことが出てきますが、どうしても理解できない時は、別れることも可能です。
結婚前に同棲するデメリット
では、結婚前に同棲するデメリットをみていきましょう。
- 金銭問題
- 自由な時間がない
- 結婚の時期を逃す
- 新婚生活に新鮮味がない
- 周囲の目が気になる
続いて、それぞれのデメリットについて詳しくみていきます。
デメリット①:金銭問題
同棲の生活費は、二人で出し合い割り勘にするのが一般的ですね。
一人暮らしの時は、自分の趣味や洋服、外食費など好きなことにお金を使えても、同棲するとお互い出し合う必要があるので、上手くやり繰りしなければ生活が成り立ちません。
そのほか、金銭感覚のずれから起こるトラブルがあり、食費や交際費など使い方に疑問が生じると、口論に発展する恐れがあります。
デメリット②:自由な時間がない
同棲すると家事を分担制にするカップルがほとんどですが、食事の当番になった人は準備をしなければならない義務感を感じてしまいます。
当日、飲み会に誘われても自分の分担をこなす必要があったり、相手が家で待っていることを考えると誘いを断り、今までのように気軽に遊べなくなります。
友達も気を遣い誘うのをやめたり、交友関係が狭くなり、寂しい思いをすることがあります。
デメリット③:結婚の時期を逃す
同棲をすると結婚に対する願望が薄くなり、後回しになることがあります。
一緒に暮らす期間が長いと、いつでも結婚できると考えたり、「本当にこの人と結婚して良いのだろうか?」と悩み、結婚に踏み出せない人もいます。
同棲せずに結婚してしまえば、簡単に離婚は出来ないので諦めがつきますが、同棲は簡単に別れることができるので迷ってしまいます。
婚期を逃したり、けじめがつかないと言った問題を抱えてしまうのも同棲生活ならではのデメリットです。
デメリット④:新婚生活に新鮮味がない
法律上の夫婦になった以外、あまり変化を感じることが出来ません。
同棲で結婚生活の疑似体験をしてしまったので、結婚後の生活に変化がなく、同棲時代の延長線上になりがちです。
刺激がないので、結婚した実感を感じることが少ないでしょう。
デメリット⑤:周囲の目が気になる
年代によっては同棲をよく考えない人もいます。
結婚もしてないのに、一緒に暮らすのはおかしいという意見の人も多いので、自分達の周りにネガティブな考え方をする人がいると、同棲をマイナスに捉えられてしまいます。
世間体に敏感な家族の場合、同棲の許可を得るのも一苦労です。
結婚前提とした同棲を始める前に決めておくべきルール
では、結婚前提とした同棲を始める前に決めておくべきルールをみていきましょう。
- 生活費のこと
- 家事分担
- 同棲期間
- 生活習慣
- 出産時期について
続いて、結婚前提とした同棲を始める前に決めておくべきルールを、それぞれ詳しくみていきます。
ルール①:生活費のこと
結婚すればお互いの収入はひとつにして生活費として使うことができますが、同棲期間はお金のトラブルを避けるためにも、きちんと話し合うようにしましょう。
生活費は二人のお給料をまとめてその中から払うのか、それとも個人で出して払うのか方法があります。
この他にも収入が多い方が多く負担したり、収入に関わらず折半するのか、といった細かな部分まで話し合うようにします。
お金の問題は二人の関係を壊してしまうことになりかねませんので、慎重に話し合うようにしましょう。
家賃や光熱費、食費というように生活するといろいろな出費が重なります。
「自分だけ多く払っているような気がする」ということがないように、二人で管理するとスムーズです。
ルール②:家事分担
女性に家事を任せたいと願っている男性は多いのではないでしょうか。
結婚して女性が専業主婦であれば、願望は実現しますが、同棲中はお互い仕事をして生活費を払っているので、家事を分担した方が喧嘩にならずにすみます。
家事の中でも食事の準備は、どちらが作るのか話し合って決めておきます。
早く帰宅した方が作るのが理想ですが、男性のなかには料理が苦手な人がいます。
料理の勉強を兼ね、週末に一緒にご飯を作ったり、ご飯、お味噌汁くらいは作れるようにするなど、目標を決めるのも良い方法です。
どうしても作れない時は、掃除を多めに負担して、彼が食事当番の時は、お惣菜や外食にするなど、経済状況に応じて柔軟に対応すると良いでしょう。
掃除は週末に二人ですることになりますが、各自の掃除分担表を作ると公平です。
ルール③:同棲期間
どれくらいの期間まで同棲生活をして、いつ結婚するのかきちんと決めるようにします。
期間を決めずダラダラと同棲生活をしていると、結婚の時期を逃したり、同棲で満足していつまで経っても結婚できないことになります。
半年後や1年後など計画して結婚への準備を進めましょう。
長すぎる同棲生活は結婚への意欲が減り、「このままでもいっか」となる恐れがあるので、いつ頃結婚するか二人で話し合い決めましょう。
ルール④:生活習慣
生活習慣の違いからイライラしないように、相手を理解することは大切です。
料理を作る時は家庭により味付け方法が異なりますが、他にも朝食に何を食べるか、習慣が違うと結婚した時に戸惑うことがあります。
せっかく食事を作っても味付けで不満があったり、朝にご飯が炊けてなく、不満を抱かれることも考えられます。
食事は毎日のことなので、少しの違いでもストレスとなるので、結婚まで解決できるようにします。
ルール⑤:出産時期について
結婚したカップルのなかには、子供は作らず二人で仲良く暮らしたいと言う人もいます。
お互い意見が合えば問題はありませんが、意見が異なると結婚しても上手くいきません。
出産しても女性側に育児の負担がかかり、男性の育児参加ない場合、もめることが予想されます。
また、子供が欲しくてもどちらかに問題があり、できないことがあり得るので、治療を受けるのか、諦めるかと言ったことも話し合っておくと、結婚後の問題解決がスムーズです。
結婚前の同棲で両親に許可をもらうコツ
では、結婚前の同棲で両親に許可をもらうコツをみていきましょう。
- 二人で許可を得に行く
- 礼儀正しくする
- 結婚を前提
- 考えをまとめておく
続いて、結婚前の同棲で両親に許可をもらうコツを、それぞれ詳しくみていきます。
コツ①:二人で許可を得に行く
同棲を始める前に必ず二人で両親に挨拶に行きましょう。
付き合いが長い場合、既に両親に紹介済みのカップルもいますが、交際と同棲は違うので一緒に住む理由やメリットを伝え、納得してもらうことで成功率が高くなります。
両親の年代によっては、世間体などから同棲を快く思わないことがあるので、理由を述べて納得してもらうことが重要です。
コツ②:礼儀正しくする
人は第一印象でその人を判断するので、マナーを心得ることは大切です。
笑顔で挨拶したり、ハキハキとした口調で言うと印象が良く、親も安心して許可が下りやすくなります。
清潔感のない身だしなみでは、生活もだらしないと思われ印象が良くありません。
言葉使いや外見に気を使うことで、好感度が高くなり許してもらえますよ。
コツ③:結婚を前提
将来的に結婚をすることを伝えれば、両親の理解を得やすくなります。
真剣なお付き合いで、同棲をしてお互いをもっと知りたい、結婚費用を貯めたいというように、目的やいつまでに結婚すると言えばOKを出してもらえやすくなります。
結婚資金が目標とする日にちまで貯まらない時は、入籍を先に行い後から結婚式を挙げるなど具体的な計画を話すと効果的です。
コツ④:考えをまとめておく
同棲に賛成する親は少ないと言えます。
許可を得るために挨拶に行った時、親からいろいろな質問が来ることが予想されるので、どんな質問でも答えられるように、自分なりの意見をまとめておきましょう。
両親の前だと緊張して上手く話せなくなったり、頭の中が真っ白で何を言えば良いのか分からないと言う人もいるでしょう。
しっかり答えることができると真剣さが伝わり、了承を得ることができます。
反対に曖昧な返事の場合、信用できない印象を与えてしまいます。
同棲して別れるカップルと結婚するカップルの違い
では、同棲して別れるカップルと結婚するカップルの違いをみていきましょう。
- 結婚を決断できるか
- プライベートがあるか
- 同じ立場か
- お互いの理解力
- 二人の将来についての会話
続いて、それぞれの「違い」について詳しくみていきます。
違い①:結婚を決断できるか
結婚は大きな決断ですが、優柔不断だと決心が固まらず結婚のタイミングを逃してしまいます。
いつまでに結婚しようという考えがあると、必然と結婚資金が溜まり、着実に結婚に近づきますが、迷ってしまうタイプだと、決めることが出来ず先延ばしになる傾向があります。
結婚はしたいけど、貯金が予定額まで溜まっていない、仕事が忙しいというように理由をつけて、結婚時期を延ばし逃げていることも。
同棲で安心していると、結婚する時期がつかめなくなります。
違い②:プライベートがあるか
生活を共にすると言っても、プライベートの空間は必要です。
彼氏彼女にべったりで、友達の付き合いを断ったり、趣味の時間を持てないと相手の存在が負担に感じて、別れることになります。
結婚に至るカップルは、同棲しながらも友達付き合いや習い事、趣味の時間を見つけて充実した時間を過ごしているものです。
お互い依存しあうと距離が近くなり過ぎ、長続きしません。
違い③:同じ立場か
片一方が家事の割合が多いと、負担に思い喧嘩になり別れることになります。
同棲当初は二人で分担しながら行っていても、同棲が長くなると、甘えが生じて役割をさぼって、相手にお願いすることがあります。
また、家庭的な面をアピールするため、女性側が全部引き受けてしまうと、後から不満を感じて破局するので、役割分担は偏りがないように決めると良いでしょう。
結婚できるカップルは、同棲初期から掃除や炊事を分担して行っているので、不満が少なく長く続きます。
違い④:お互いの理解力
お互いの価値観を理解できないと別れが訪れます。
価値観の違いはライフスタイルや金銭感覚など身近な場面でありますが、理解する努力をしないと、上手くやっていくのが難しくなります。
価値観が違うのは仕方ないですが、相手の意見や考え方を理解できれば、結婚しても順調に生活できます。
違い⑤:二人の将来についての会話
一緒に住むことに満足して、今後の二人について話がないと別れることになります。
同棲を結婚前提に考えている人や、単純に一人暮らしが不便だから生活を共にするカップルもいます。
いずれは結婚すると考えても具体性がないので話が進まず、将来が危ぶまれます。
結婚するまでの期間を決めているカップルは、いつ頃結婚して結婚後の生活や働き方について、きちんと話をします。
結婚前に同棲するルールを決めてゴールインするのまとめ
結婚前の同棲は、お互いを知るためには良いことですが、ライフスタイルや金銭面でルールを決めておかないと、トラブルを招くことがあるので注意しましょう。
同棲は実際の結婚生活をリアルに体験できるので、不安を感じている人にとって、向き合うことができ悩みが解消します。
結婚に対して理想や具体性を話し合えるかっプルは長く続きますが、いい加減な考えの人はいつまで経っても結婚にたどり着くことができません。
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