フリーセックスとは?楽しむ人の特徴と相手の見つけ方
フリーセックスという言葉をご存知でしょうか? スウェーデンで発祥した考え方のことで、自由におおらかにセックスを楽しむことをさします。 性に対して閉鎖的な日本ではまだまだ浸透しているとはいいがたい考え方ですが、近年徐々に浸透してきています。 フリーセックスの意味と、楽しむ人の特徴、相手の見つけ方などについて紹介します。
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「フリーセックス」の意味とは?
フリーセックスには2つの意味があります。
1つ目は自由にセックスを楽しむこと、2つ目は性観念から解放されることです。
主に日本では1つ目の意味、自由にセックスを楽しむという意味で使われることが多いでしょう。
パートナーに縛られずにセックスを楽しむということです。
ですが世界的には女性、男性という性からの解放や、セックスは異性でするものという固定観念からの解放という意味も含んでいると考えられています。
こちらの意味ではジェンダーレスという言葉を日本では使うことが多いです。
フリーセックス発祥のスウェーデンと日本の価値観の違い
フリーセックスは北欧スウェーデンで発祥しました。
キリスト教由来の厳しすぎる性への考え方の反動で生まれたといわれています。
スウェーデンでは、誰もが自分の性欲に忠実であることが社会的に受け入れられています。
特に女性が積極的である点、何歳になっても性の現役である点に大きな特徴があります。
一方、日本はスウェーデンとは正反対の価値観を持っています。
女性の社会進出が進んだ昨今でも、女性は慎ましく恥じらいを持つべき、性欲をあからさまにするのははしたないことといったイメージが根強くあります。
さらに、結婚して子供ができるといきなりセックスレスになる夫婦が大半です。
50代以降になるとセックスすること自体が少なくなってしまいます。
フリーセックスをする人の特徴
では、フリーセックスをする人にはどのような特徴があるのでしょう。
- 独身である
- LGBTsであることが多い
- 不倫はしない
- 大人のオモチャを使うのに抵抗がない
- 性に関する話にオープンである
- 避妊具は自分で用意する
- 相手の年齢は気にしない
- 明るく社交的である
- 用心深い
- 定期的に婦人科や泌尿器科に通っている
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:独身である
フリーセックスを楽しむ大半の人は独身者です。
フリーセックスをする人はモラルがないと思われがちですが、むしろ逆です。
超えてはいけないライン、守るべき規範についてはしっかりと線引きをしており、既婚者が不倫でフリーセックスをするということはまずありません。
大半は独身者がフリーセックスを楽しんでいます。
特徴②:LGBTsであることが多い
LGBTsとは、レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーとそのほかの性的マイノリティをさす言葉です。
フリーセックスを楽しむ人はLGBTsであることが少なくありません。
LGBTsの人がみんなフリーセックスの行動者であるというわけではありませんが、こうした人々は性的マイノリティであるがゆえにより先進的で進んだ考え方をしている人が多くいます。
そのため、フリーセックスという新しい概念に対しても、抵抗なく取り入れる人が多いのです。
またLGBTsの人々は結婚という既成の枠にとらわれずに恋愛やセックスを行うことが大半なので、そういった意味でもフリーセックスをしやすいともいえます。
特徴③:不倫はしない
フリーセックスを実践する人は、モラルフリーというわけではありません。
むしろモラルに対しては厳しいことが多いため、不倫といったモラルに欠けることは行わないことが多いです。
自分自身が既婚者であるという場合はもちろんのこと、相手が既婚者の場合もセックスは行いません。
お互い楽しむためのフリーセックスであり、リスクや問題がある相手とでは楽しめないと考えているためです。
特徴④:大人のオモチャを使うのに抵抗がない
フリーセックスを楽しむ人々はセックスを楽しむために最大限の努力と工夫をします。
そのため、大人のオモチャを使うことに対しても抵抗がありません。
それはセックスの場面に限らず、セルフプレジャーの場面でも同様です。
またフリーセックスを楽しむ人同士の間では、どんなオモチャがいいのかといった会話がいたって普通に行われます。
特徴⑤:性に関する話にオープンである
フリーセックスを楽しむ人々は性に関する話を隠すべきこと、忌むべきことだとは考えていません。
そのため、性に関する話はオープンであり、日常会話の延長線上として行われます。
大人のオモチャに関する話もそうですし、誰とした、どのようにした、セルフプレジャーではどのようにしているといった話まで堂々と話します。
セックスは隠すべきこと、恥ずべきことではなく楽しむべきことと考えているのが理由です。
特徴⑥:避妊具は自分で用意する
こうした人々の場合、セックスは一種のスポーツのようなもので、必ずしも子作りと結びつくわけではありません。
そのため避妊に対しては非常に慎重で、避妊具に関しても相手任せにしないことが多いです。
代表的な避妊具といえばコンドームでしょう。
女性の場合はピルを飲んでいる人も多いです。
ピルの場合は男性の意志や行動に左右されず、ほぼ確実に避妊ができるというメリットもあります。
特徴⑦:相手の年齢は気にしない
フリーセックスをするとき、それは恋愛関係の延長線上や結婚の前提というわけではありません。
あくまで楽しむべきスポーツという感覚です。
そのため、相手の年齢や立場などをそんなに気にしないでセックスすることが大半です。
相手の年齢を気にしないので、自分の年齢というしがらみからも解放され、のびのびとしている人が多いです。
日本では若者の間で主に広まりつつあるフリーセックスですが、欧米では歴史が長いので、50代以上の人でもフリーセックスを楽しむことがあります。
そうした人は何歳になっても生き生きとしているといわれています。
特徴⑧:明るく社交的である
相手とすぐに仲良くなることができる社交性があるのもフリーセックスをする人の特徴です。
セックスというすべてを見せ合う関係に対して積極的なので、ある意味当然といえるでしょう。
ですが必ずしも全員がそうというわけではありません。
落ち着いていて、自分の世界を守りたがる人ももちろんいるので、人それぞれといえます。
特徴⑨:用心深い
用心深いのもフリーセックスをする人の特徴といえるでしょう。
フリーセックスという概念と用心深いという性格は相いれないイメージがあるかもしれませんが、防犯意識やモラルがないわけではないのです。
むしろセックスと恋愛は切り離しているからこそ、用心深く慎重な人が多いのです。
知り合ってすぐに自宅へ招くこともめったにしませんし、自宅を教えることすらなかなかしないという人が大半です。
特徴⑩:定期的に婦人科や泌尿器科に通っている
フリーセックスで気になるのが性病のことです。
性病のリスクを気にして、定期的に婦人科や泌尿器科に通っている人も多いです。
すでに述べた通り、フリーセックスをする人はモラルや防犯意識がないわけではないので、自分の身は自分で守るという意識がしっかりとあります。
避妊具を使うのもその一種ですし、定期的な病院通いもその1つです。
女性の場合はピルをもらいがてら診察してもらうということもあります。
フリーセックスする相手の見つけ方
では、フリーセックスする相手の見つけ方をみていきましょう。
- ネットで探す
- コミュニティを使って探す
続いて、フリーセックスする相手の見つけ方を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:ネットで探す
ネットで探すというのが昨今では最もポピュラーな方法です。
いつでもどこでも探せる、事前にメールなどでやりとりもできる、費用もかからないという点で非常に便利な方法です。
ただ相手の人となりについてきちんと把握できないですし、詐欺などに遭う可能性も否定できません。
ある程度のリスクが伴う方法といえます。
方法②:コミュニティを使って探す
フリーセックスをする人は、現代日本において少数派であるため、何らかのコミュニティがあるのが一般的です。
こうしたコミュニティとつながりができれば、コミュニティを通じて探す方が安全確実です。
人を通じて探すことになるので相手への信頼性が高いというメリットがありますが、コミュニティ自体を探すのが大変というデメリットもあります。
初心者にはややハードルが高いかもしれません。
フリーセックスにおける性病対策
フリーセックスには性病というリスクがつきまといます。
性病対策にはコンドームの確実な使用と、定期的な受診が欠かせません。
特にコンドームは避妊という意味でも、性病対策という意味でも非常に有効です。
そのためフリーセックスをする人は、女性でもコンドームを持参していることが多いです。
フリーセックスという新しい考え方
フリーセックスという考え方は、日本ではまだ新しい考え方といえます。
その概念や言葉のイメージに嫌悪感を持つ人も少なくありません。
ですがセックスの相性はパートナーを決めるときに非常に重要となるものです。
生涯のパートナーを見つけるための方法ともいえますし、年老いても生き生きとした生活を送るための手段ともいえます。
イメージだけを先行させるのではなく、きちんと考え方についても知ると意味も見えてくるのかもしれません。
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