同棲カップルが別れる原因と別れ方!結婚に近づく仲良しの秘訣は?
交際関係が順調に進むうちに同棲状態に移行するカップルも多くいます。 そのまま事実婚、あるいは法定婚状態にスムーズに移るカップルもいれば残念ながら破局を迎えるカップルも。 そこで今回は同棲カップルが破局する理由と主な原因、それを防ぐ為のルールとは何かなど円満な同棲カップルになるコツをご紹介します。
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同棲カップルが別れる確率は?
同棲から法定婚へと移行したカップルのうち、同棲期間が1年未満というカップルが少なくないという調査結果もあるというほど、単なるカップル期間よりも2人の関係性が濃密になる分、別れのリスクも高くなることの多い同棲カップル。
別々に暮らしていれば、例えケンカしてもそれぞれ冷静さを取り戻したり、ちょっと距離を置いてみることも可能ですが、いやがおうでも角を突き合わせることになる同棲状態は、トラブルが起きた時に逃げ道がないというリスクがあります。
ラブラブな時は嬉しい近さが、いざとなるとネックになってしまう同棲生活。
そこでまずは同棲カップルが別れを選択することになった主な原因をご紹介します。
同棲カップルが別れる原因
では、同棲カップルが別れる原因をみていきましょう。
- 浮気がバレた
- 借金問題がわかった
- 生活スタイルが合わない
- 将来性がない
- 実家との関係が悪い
- 仕事の方が大事
- 結婚への考え方が違う
続いて、同棲カップルが別れる原因を、それぞれ詳しくみていきます。
原因①:浮気がバレた
同棲カップルの別れの原因としてまず挙がるのがどちらかの浮気や二股といった異性問題です。
特にそうした異性問題が同棲開始前から続いていたという場合や、元カノとヨリを戻していたというようなある意味確信犯的な裏切りであった場合、およそ修復は不可能です。
原因②:借金問題がわかった
ハイスペックに見えた相手や、堅実に見えた相手であっても一皮向いてみれば大借金持ちということも珍しくない世の中です。
例え全身ブランドで固めているというわかりやすい浪費家でないにしても課金貧乏だったり、学生時代の借金に追われていたりということも。
気がついたら相手の借金返済の一翼を担うことを期待されていた、というケースもあります。
原因③:生活スタイルが合わない
何にお金をかけるか、何を優先順位の上位に置くかといった基本的な生活スタイルが全く合わないカップルは悲惨です。
最初の内は自分と違う相手が珍しく、面白く感じても、毎日のこととなると話は別。
四六時中イライラし通しでケンカが耐えないようなら同棲が上手くいくはずがありません。
原因④:将来性がない
会社の業績が悪いといった本人に責任のないケースはともかく、自己評価だけがムダに高いせいで仕事が長続きしないような相手との同棲関係はいずれヒモかカップル間ニートになってしまう可能性が高くなってしまいます。
資格を取る、といって仕事を辞めたはいいけれど言い訳ばかりで努力しないといった場合など、「自分を養ってくれる相手」としてアテにされ、寄生されているようであれば別れた方が本人のためでもあります。
原因⑤:実家との関係が悪い
暮らし始めてみてお互いの実家との距離のとり方が違うという現実に気付くこともあります。
また、本人同士は問題なくても相手の家族との折り合いがどうしても悪いということも。
将来的な結婚や事実婚を前提にしている場合、実家とそりが合わないというのは決してないがしろにできない問題。
何とか解決方法が見出せるのならふんばりどころ、ですがダメな場合は解消を視野に入れるしかありません。
原因⑥:仕事の方が大事
同棲は自分にとって都合の良いライフスタイル、自分にとって大切なのはまず仕事という考えを双方が思っているDINKSもどきのカップルなら問題ないかもしれません。
しかしどちらかだけがそうした仕事優先、もう片方は仕事も大切だけれど人生で大切なものはそれだけじゃないという考え方の場合、かみ合わないシーンが増える一方です。
こうしたライフスタイルの違いはどちらかが間違いでどちらかが正しいと決め付けることはできません。
話し合っても歩み寄りの余地がないのなら別れも致し方ありません。
原因⑦:結婚への考え方が違う
今現在は同棲ではあっても先々は法定婚したい人と、責任は取りたくないし負いたくないから同棲がいいという人のカップルは同じ方向を向いているように見えて目指すゴールがまったく違う以上、だんだんその差は大きくなっていく一方です。
特に女性の場合、子供が欲しい場合はどうしても身体的な時間の猶予に限界が出てきてしまうのも確か。
自分の時間を浪費したくない、と思ったときは同棲カップルとしての関係を解消するしかありません。
同棲カップルの別れ方
では、同棲カップルの別れ方を5つのステップに分けて紹介します。
ステップ①:住まいの問題をクリアにする
同棲を解消する際にまず問題になるのが、別れた後の住居の問題です。
引越しをするにしても仕事に差し障りが出ないスケジュールで、部屋探しから引越し業者の手配まですませられるように余裕をみておくことが大切。
ステップ②:共有財産を整理する
一から暮らしを立て直すには鍋釜から布団まで用意すべきものがたくさんあります。
同棲前からそれぞれ独り暮らしをしていた時に使っていたものを持ち寄っての同棲だった場合は、自分が持ってきたものは自分のものとして引き取るのが原則。
その上でカップルになってから購入したものは、実際のお金を負担したのがどちらであったか、それの必要性が高いのはどちらかを見極めてからどちらのモノにするか決めるのが賢明。
どちらにも必要なモノである場合は、引き取る方が、相手にそのモノの時価の半額程度を支払うのもおススメの解決法です。
ステップ③:お互いの実家に筋を通す
お互いの実家も納得ずくの同棲だった場合は別れる時もなし崩し的に別れず、きっちり筋を通しておくのがおススメ。
特に激しく憎みあって別れるというのでなければ、筋を通しておかないと後々元サヤにおさまろうとしても今度は親の了解が得られないなどということも。
ステップ④:名義変更をキチンと行う
割引目当てでスマホの契約をどちらかにまとめていたり、住んでいた部屋にどちらかがそのまま住み続けることになった時などは、契約書にある名義をきちんと変更することも忘れてはいけません。
特に面倒だからとどちらかの口座から相手のスマホ代の引き落としを一括でしているような場合、きっちり手続きしておかないと「別れた相手のスマホ代を延々支払い続けるハメになったり」「勝手にスマホを解約されてデータ移行も何もできなかった」などという悲劇が起こります。
ステップ⑤:周囲に同棲解消を宣言する
同棲していることが周知の事実である場合はカップル解消もきちんと宣言、告知しておく方が無難です。
私事だから、と告知しないでいるとカップル参加が基本の結婚式に連名で招待されたり、と冠婚葬祭の際に相手に迷惑をかけることにもなりかねません。
同棲を解消した後にカップルに戻ることは?
同棲を解消したカップルがいわゆる元サヤにおさまるというケースも多くはありませんが存在します。
ただしこうした元サヤにおさまることができる元同棲カップルに共通するのは、同棲関係を解消するに至った原因が浮気や二股といった異性絡みの裏切り行為によるものではないということがまず挙げられます。
浮気や二股など通常のカップルでも大きなショックとなるトラブルを同棲中にされたということは毎日顔を合わせておきながら、シレッと嘘をついたり裏切り行為を続けていたということに他なりません。
その他のライフスタイルの違いや、多忙によるスレ違いなどによる同棲解消なら、問題の解決や歩み寄りの方法もありますが、こうした異性関係の裏切り行為による同棲解消カップルが元サヤにおさまることはかなり可能性が低くなるのは当然と言えるでしょう。
同棲カップルが仲良くいる秘訣
では、同棲カップルが仲良くいる秘訣をみていきましょう。
- 言わなくてもわかってくれる、は傲慢
- 親しき仲にも遠慮あり
- 独りの自由をキープする
- 趣味に口出ししない
- 家事分担は明確に
- 聞いて欲しければまず聞く
- 感謝は態度で示す
- 見栄は張らない
- 相手の持ち物にはタッチしない
- メンツをつぶさない
- シーソーは水平に保つ
- 金銭問題は隠さない
続いて、同棲カップルが仲良くいる秘訣を、それぞれ詳しくみていきます。
秘訣①: 言わなくてもわかってくれる、は傲慢
同棲カップルがうまいくコツとしては言わなくてもわかってくれるという愛情の手抜き行為はやめることが大切です。
確かに付き合いが深まればある程度カップル間で「あうんの呼吸が成立する」のは事実です。
だからといって重要なことや言葉にして説明しないと誤解を招きやすいようなことまでいちいち説明しなくてもわかってくれるだろうとたかをくくるのは傲慢な甘えというもの。
同棲相手は恋人ではあっても自分の父母ではありません。
秘訣②:親しき仲にも遠慮あり
同棲カップルになったからお互い隠し事や秘密は無しにしよう、とは言っても個々人のプライバシーはきっちり守られるべきもの。
相手がいない隙に持ち物を勝手にあさったり、相手に届いた手紙や荷物を断りもなく勝手に開封したりするのは厳禁です。
特に相手の実家から送られてたきた食べ物にケチをつけたり、勧められる前から食べたりするのは重大なマナー違反。
相手の親がわざわざ手間隙かけて送ってくるのはひとえに我が子に食べさせたいからで、自分はあくまでもお相伴にあずかる立場ということを忘れてはいけません。
秘訣③:独りの自由をキープする
どんなに相性の良い同棲カップルでも四六時中一緒の行動となると正直息が詰まるというもの。
同じ家で育った兄弟姉妹を例に考えてみても、子供の頃ならいざ知らず、大きくなってずっと一緒にいなくてはいけなかった時などにイライラケンカになったりうっとうしく思った経験がある人も多いのと同じことです。
住まいのスペースが許せばそれぞれの部屋を持つのが一番ですが、諸事情により物理的に独りになるのが難しい時には2週間おきにそれぞれが自由に使える週末を作るなど時間的ゆとりをお互い持つのが大切です。
秘訣④:趣味に口出ししない
自由時間と同じように大切にしあわなくてはいけないのがお互いが大切にしている世界です。
それは趣味に関しても同じこと。
朝から晩まで熱中して課金しまくった挙句、仕事にも支障をきたすほどゲームに夢中だったり、暇さえあれば日本中飛び回るほどおっかけに励むといった誰からみても明らかに度を越しているというようなほどでもないようなら、趣味に没頭する時間や多少のお小遣いはお互い大目に見たほうがゆとりが生まれます。
秘訣⑤:家事分担は明確に
法定婚の夫婦でもない以上、金銭的なことは等分に、というのなら家事や雑事に関してもトータル的に見て平等になるようにきちんと取り決めることも大切です。
例えば細かな家事はやはり女性の方が気がつきやすいのでついつい頼ることになるというのであれば、その分を家事負担分として金銭負担を男性側に多く担ってもらうというような柔軟性も必要となります。
特に大切なのはどちらか一方が「自分ばかり損をしている」といった不満を溜め込む要因を作らないこと。
長続きする関係性にしたいのなら、少しでも不平等になるリスクは減らしておくのが賢明です。
秘訣⑥:聞いて欲しければまず聞く
同棲関係も長くなってくるとお互いの存在への甘えが出てくるのは仕方ありません。
そんな時にモメる原因になりやすいのが相手が自分の話を聞いてくれないという不満。
特にお互い「相手こそ自分を無視している」とイラついていたら解決するものも解決しません。
不満をパンパンに抱えたハリセンボンが2匹いても、お互いの棘が邪魔で近寄れないのと同じこと、聞いて欲しければまず相手の話を聞くこと、わかって欲しければまず相手を理解しようとすることが大切です。
秘訣⑦:感謝は態度で示す
心の内で相手に感謝していても、心の中は見えません。
連れ添ってウン十年の夫婦ではないのだから同棲カップルのうちは特にきちんと言葉にすべきことは口に出して言うことが大切です。
素直に「ありがとう」と言うことはカップルにとっての潤滑油。
いくら慣れ親しんだ間柄といってもないがしろにしていいわけはありません。
秘訣⑧:見栄は張らない
同棲カップルになって生活の全てをシェアする間柄にまでなっているのに、それでもなお相手に見栄を張ったり、自分のことをよく見せようと小細工をしたがる人がいますがスッパリ止めることです。
見栄を張ることと、恥じらいを捨てることは決して同じではありません。
相手の前で緊張感のかけらもない格好をしても平気になったり、「それだけは見たくなかった」というようなことをやってのけるのはもちろんタブーですが、借金してまで相手に大盤振る舞いをしたりするのは決して相手のためでも自分のためにもなりえません。
秘訣⑨:相手の持ち物にはタッチしない
同棲生活が長くなって部屋に荷物が増えてくると、整理整頓の機会も増えてきます。
ただしどんなに「あのスペースがなければもっとモノがしまえるのに」と思っても、相手の荷物を勝手に処分するのは絶対的にNGです。
自分から見ればどんなに古ぼけた流行おくれのモノであっても、そのモノに込められた思い入れは持ち主個人にしかわからないこと。
自分にとって大切なモノを勝手に断捨離されたり、フリマサイトでお小遣い稼ぎに使われたりしたら決してイイ気はしないハズ。
秘訣⑩:メンツをつぶさない
同棲も長くなると相手の友達や会社の同僚、身内などと顔を合わせる機会も増えてきます。
そういった時に同棲相手のメンツをつぶすような行動や言動は厳に慎みましょう。
例えば飲みすぎて醜態をさらすようなことにでもなればその後からかわれるのは同棲相手の方。
場合によっては「あんな同棲相手と一緒にいてもいいのか?」と別れを勧められてしまうかも知れません。
秘訣⑪:シーソーは水平に保つ
法定婚でも事実婚でもない以上、同棲カップルの関係は平等であるべきです。
どちらかが常にメンタル的にガマンばかり強いられていたりするのは不健全で長続きしません。
例え金銭的な負担でどちらかが明らかに多いとしても、その分家事や雑事といったマンパワーで補ってくれているのなら「食べさせてやっているのはどっちだ」というようなモラハラやパワハラまがいのことは売り言葉に買い言葉の勢いでも口にしてはいけません。
秘訣⑫:金銭問題は隠さない
同棲カップルであっても、長く一緒に暮らしていこうという決意と同意があるのならお互いの金銭問題や経済状態は隠さないのが一番です。
特に奨学金の問題やローン残高の問題など将来の生活設計に関わってくるような問題はきっちり話し合っておくことが賢明です。
同棲カップルの物件選びのコツ
コツ
カップルが同棲をスタートする際の物件選びのコツとしてまず最初に気をつけたいのが、立地と家賃です。
2人とも社会人、片方だけ社会人などさまざまな組み合わせの同棲カップルがいると思いますが、立地としてはできるだけ、お互いの会社や学校への通勤通学負担が同じくらいになるところを選ぶのがポイント。
極端に片方だけ通勤通学時間が短く、片方が長い場合などはどうしても短い方が時間にゆとりがあるとして家事や雑事を押し付けられやすくなってしまいます。
最初から「通勤がラクな分、家事の分担を増やす」という取り決めになっているのならともかく、なし崩し的にズルズルと家事や雑事を押し付けていると、押し付けられた方のストレスが募る一方担ってしまう可能性大。
また家賃の大枠にしても、ボーナスでの補填をアテにしての身の丈に合わない高額物件、などを選択するのは禁物。
支払いに行き詰ったり、家賃分担がうまくいかなくなったりというリスクがあると、愛情とは別のレベルで同棲関係が上手くいかなくなってしまいます。
おすすめの間取り
家賃とのバランスもありますが、同棲カップルにおススメの間取りとしてはいざという時寝室が別にできる間取りがおススメです。
普段は一緒に寝起きしていてもインフルエンザや風邪など人にうつす心配のある病気にかかった時などは、寝室を別にできるゆとりがある間取りの方が、病人の方も気兼ねなく体を休めることができます。
また、双方の実家の両親や兄弟姉妹が訪問した時などに泊まれるスペースがあった方が便利です。
さらに言えば、ケンカした時などにもそれぞれ別の部屋で一晩じっくり頭を冷やすことができる方が無意味にケンカがエスカレートするリスクも少なくてすみます。
注意点
同棲カップルの物件選びで気をつけたいのが遠くない将来、子供を持ちたい場合などは子供OKの物件を選ぶこと。
授かったはいいものの、子供NGの物件で身重の体で引越しを余儀なくされたりすると大変です。
また、物件の保証人選びの場合もできれば双方の親1人ずつになっておいてもらった方が万が一将来なんらかのトラブルで同棲を解消するとなった時に、片方の親だけに迷惑をかけるリスクを減らすこともできます。
うまくいく同棲カップルといかない同棲カップルの分かれ目は
同棲からスムーズに事実婚や法定婚に移行できるかどうかはケースバイケースとはいうものの、あらかじめ2人でルール化しておくことや気を配っておくことで避けられるトラブルも数多くあります。
せっかく2人で暮らすなら毎日笑顔で過ごしたいもの、注意点をしっかりおさえて幸せな同棲生活を送りたいですね。
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