やさぐれる人の特徴・心理を徹底解析！やさぐれてしまった人への3つの対処法

心がやさぐれる人の特徴

では、心がやさぐれる人にはどのような特徴があるのでしょう。

1. ネガティブ
2. 人と関わるのが怖い
3. プライドが高い
4. すぐ拗ねる
5. 人間不信
6. 自分に自信がない
7. 失敗が受け入れられない
8. 物事の見方がひねくれている
9. 人生を悲観している

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①：ネガティブ

やさぐれる人はネガティブであるという特徴があります。
ネガティブなので、ちょっと嫌なことがあるとすぐに投げやりになってしまいます。

ポジティブな人の場合は同じことがおきても次は頑張ろうとすぐに前向きになれますが、「どうせ自分なんて…」とすぐにネガティブ思考になってしまう人はなかなか前向きになれません。
そのためやさぐれる態度を取ってしまうのです。

特徴②：人と関わるのが怖い

人と関わるのが怖いタイプの人もやさぐれる傾向があります。
もともと人と接するのが苦手なのか、トラウマ体験を経て人と接するのが怖くなってしまったのかは人それぞれ理由があるのでしょう。

人と関わるのが怖いので必要以上に警戒して人との距離を置こうとする結果、やさぐれた態度を取ってしまうのです。
やさぐれる態度の裏側には他人に対してビクビク怖がっている気持ちが隠れています。

特徴③：プライドが高い

やさぐれる人は総じてプライドが高いです。
プライドが高いので、自信があることが上手くいかなかった場合にやさぐれるのです。

やさぐれる人はミスをしてしまったときに自分の責任だと認めることがなかなか出来ずに誰かのせいにしたり、いい訳をしたりする傾向があります。
周りの目が自分を責めているなと感じた途端、やさぐれた態度を取って気持ちのシャッターを閉じてしまいます。

特徴④：すぐ拗ねる

やさぐれる人はすぐ拗ねます。
物事が自分の思う通りにならなかったり、ちょっと計画通りに行かないだけで拗ねてしまいます。

些細なことで拗ねてふくれてしまうので、会社や友人関係が上手くいっていない人が多いです。
友達がいなくていい人ならばいいですが、本当は人間関係を上手くやりたいのにやさぐれる態度を取る人は拗ねる癖を直す必要がありますよね。

特徴⑤：人間不信

やさぐれる人の特徴のひとつに人間不信である点があります。
周りの人を全く信じられないのでやさぐれた態度を取ります。

子どものときから人間不信な人はいないですよね。
おそらく信じていた人に裏切られたとか、いじめられたなど人間不信になるきっかけがあったのでしょう。
人と接するとどうしても傷ついたり裏切られることはあります。

もう自分が傷つくのが嫌だという気持ちが強いのです。
そのためやさぐれた態度を取って人との距離を置こうとしているのです。

特徴⑥：自分に自信がない

自分に自信がないがためにやさぐれる人もいます。
拗ねて無気力になって、投げやりな態度を取ることで自分の小さなプライドを守っているのです。

自分に自信がない人はチャレンジを嫌がる傾向があります。
いざやってみて出来ないことが怖いのです。

特徴⑦：失敗が受け入れられない

失敗経験をすることで人は成長していくのですが、やさぐれる人は失敗が受け入れられない傾向があります。
今までたくさん失敗を繰り返してきているので、やさぐれることでチャレンジから逃げようとします。

最初はやる気だったとしてもずっと失敗が続くとやさぐれてしまうなんて心理、理解できる部分はありますよね。
人間には成功体験も大切だということです。

特徴⑧：物事の見方がひねくれている

やさぐれる人は物事の見方がひねくれています。
「どうせ自分なんて…」「どうせ何をやっても上手くいかないんだ…」という気持ちが強いのです。

周りの人が楽しそうにしていても絶対に参加しません。
むしろ「そんなことで喜んでおめでたいな」とバカにします。

心の奥底ではみんなと楽しみたい気持ちもあるはずですが、自分に対してもひねくれているので絶対に認めません。

特徴⑨：人生を悲観している

やさぐれている人は全体的に人生を悲観している傾向があります。
人生を楽しもうとせず、大変なことや困難なことばかりを考えています。

この先の人生を考えたときに辛いことだらけとしか思えないので、投げやりで無気力な態度を取るのです。
人生そのものに対してやさぐれる気持ちを持て余しているのでしょう。

やさぐれる人の心理や原因

では、やさぐれる人の心理や原因をみていきましょう。

1. 失恋など過去の経験
2. 大きな失敗が続いた
3. 疲れている
4. 自尊心を失う出来事があった
5. 人の話を素直に受け取れない

続いて、それぞれの心理や原因について詳しくみていきます。

心理と原因①：失恋など過去の経験

人がやさぐれる一番の原因は、失恋や友達に裏切られたなどの過去の経験によるトラウマです。
人と接することで傷ついて人間不信になってしまい、やさぐれるのです。

特にとても信頼していた人から裏切られる経験をすると、信じて疑っていなかった分反動が大きいと言えます。
なかなかその出来事から立ち直ることができずやさぐれてしまいます。

心理と原因②：大きな失敗が続いた

大きな失敗を立て続けにしてしまうと自信の喪失からやさぐれてしまいます。
一度や二度の失敗ならまた立ち上がることが出来るかもしれませんが、何度も同じような失敗をすると自分のことが信じられず自暴自棄になってしまってもおかしくありません。

プライドが高い人が仕事で失敗したときに多く起こります。
立ち直るきっかけになる成功体験があればいいのですが、失敗が続いているので大きな仕事を任せてもらえずによけいやさぐれてしまいます。

心理と原因③：疲れている

ただひたすら疲れているときはやさぐれてしまうものです。
仕事が忙しい上にプライベートも上手くいっていない、睡眠も少ない…なんて場合は人生に疲れてしまいますよね。

疲れてストレスが溜まりすぎると、思考がネガティブになります。
すると今の悩みや将来の不安ばかりが頭に浮かんでしまって無気力になりがちです。

やさぐれるほど疲れているときは誰にも会わずにしっかり休むようにしましょう。
ほったらかしにしておくと、余計に悪化してしまいます。

心理と原因④：自尊心を失う出来事があった

彼氏や友達から信頼されていないと感じることがあったり、上司に人間性を否定されるようなことを言われたり…。
そんな自尊心を失う出来事があった場合はやさぐれることもあるでしょう。

自尊心を失うと、自分は誰にも必要とされていないんだ、いなくても誰も困らないと思い込んでしまいます。
全てのことにやる気を失い、やさぐれてしまうのです。

自尊心が失われると何をしても楽しくないし、全ての人が自分のことを嫌いなんじゃないかと疑心暗鬼になってしまう可能性もあります。
不眠や鬱病など深刻な問題にならないうちに、気分転換をするなどして気持ちを切り替えましょう。

心理と原因⑤：人の話を素直に受け取れない

やさぐれている人は人の話を素直に受け取れません。
親切や思いやりで言われたことばも、額面通りに受け取ることができずに「そんなこと言って陰ではバカにしているんだ」「口ばっかり優しいこと言っても騙されない」とひねくれた考え方を持ってしまうのです。

誰もがみんな敵ではないですよね。
でもやさぐれている状態の人にはそれが分からなくなっているのです。

やさぐれる人への対処法

では、やさぐれる人への対処法をみていきましょう。

1. 放っておく
2. いつでも味方だと伝える
3. ほかの症状が出たら病院へ連れて行く

続いて、やさぐれる人への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①：放っておく

やさぐれている人は人間不信になっていて人と関わるのが怖くなっている場合が多いので、その場合は放っておくようにしましょう。
やさぐれている人は周囲との関わりを断ち切りたい、ひとりになりたいと願っているケースが多いのです。

心配だからと言ってずっと近くにいても逆効果。
余計なことを言わずに、遠くから見守るようにしましょう。

普段やさぐれていない人が何かの出来事をきっかけにやさぐれている場合は、ゆっくり寝てひとりで色々考えているうちに徐々に気持ちが回復していくものです。
気持ちが回復したらまたあなたにも連絡がくるでしょう。
その日を気長に待ちましょう。

対処法②：いつでも味方だと伝える

やさぐれている人は人間不信になっているので何を言っても心に響かないかもしれませんが、自分はいつでも味方であるということは常に伝えるようにしましょう。

やさぐれている最中は耳に入らないかもしれませんが、徐々に回復したときにあなたの言葉を思い出します。
自分を大切に思ってくれていつも味方になってくれる人がいると気が付けば、回復も早いでしょう。

対処法③：ほかの症状が出たら病院へ連れて行く

やさぐれている人はとにかく疲れています。
十分な睡眠と栄養を摂って、休息するのが一番の回復方法です。

でもいつまで経っても治らない、不眠などほかの症状が出てきた場合は病院へ連れて行くようにしましょう。
深刻な事態になる前にお医者さんに診てもらった方がいいです。
ときには人の手も必要です。

やさぐれる人はまずは何も考えず休息しよう

仕事の失敗や失恋、友達との喧嘩…などやさぐれる原因になる出来事は様々あります。
普段はポジティブで友達がたくさんいる明るい人でも、何かのきっかけでやさぐれる可能性はあります。

やさぐれている人には休息と理解が必要です。
「やさぐれる」状態をこじらせないためにしっかり休むようにしましょう。
そして少し元気になってきたら、やさぐれた原因やこれからどうしたいかをよく考えるようにしましょう。