騙されやすい人か特徴から診断！素直さを悪用する心理学や防衛法

あなたは大丈夫？騙されやすい人の特徴

騙されやすい人の13この特徴をご紹介します。

1. 限定に弱い
2. お人好し
3. 人を疑わない
4. 断れない
5. 人に良い顔をしたい
6. 信じやすい
7. 我慢強い人
8. 優柔不断な人
9. 寂しがり
10. プライドが高い
11. 自己肯定感が低い人
12. 人と関わりが薄い人
13. 世間知らず

以上13この騙されやすい人の特徴について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴①：限定に弱い

女性に多いですが、ついつい期間限定物を買ってしまったり、いらないのに今だけセールの物を買ってしまう人がいます。
そういう人は「今だけ安いよ」、「あなただけに伝えている」という風に、限定されると騙されて買ってしまいます。

騙されやすい人というよりかは、騙されることが好きな人のようになっています。
本人は騙されている自覚がないことが多いので、また騙されて騙されやすい人と周りから目をつけられることになってしまいます。

特徴②：お人好し

お人好しな人は騙されやすい人です。
自分が欲しいから買う、自分に必要だから相手の話に乗るというよりかは、「こんなに頑張ってくれているから」という理由で相手のために買ってしまいます。

相手は本当は騙したいだけということに気づけず、人の役に立ったと思いながらお金を削られていくタイプです。
お人好しと思われると、騙されやすい人だと近づいて来られるので、優しいが故に可哀想な人です。

特徴③：人を疑わない

どんな人であっても、人が言っていることを疑わない人は騙されやすい人です。
周りが「あの人のいうことは危ないよ」と言っていても、自分はその人の人柄を知っているから、裏切るわけがないと考えてしまいます。

素直な分、色んな人を信じて最後に傷ついてしまいます。
人間不信にもなりやすいタイプです。

特徴④：断れない

断れない人は騙されやすい人ナンバー1です。
相手から押されてしまうと、断りたくても断れなくなってしまい、いらないのに泣く泣く買ってしまうパターンです。

一度それで購入してしまうと、この人は押せば大丈夫と思われてしまいカモにされやすい人です。
押しに弱くて断れない人は、自分で決めることができずに周りに決められた上を歩んでいくことが多いです。

周りがいい人ばかりであればいいのですが、悪い人が言っていることも受け入れてしまうので、気づけば大変なことになっていることが多いです。

特徴⑤：人に良い顔をしたい

騙されやすい人の中には、なんと人に良い顔をしたいという人もいます。
騙そうと考えている人の常套句は、「みんなやっていますよ」、「あなたの年で始めていない人は少ないです」、「今がチャンスです」というような言葉を使います。

みんながやっているのに、自分だけやっていないなんて格好悪い、自分が今やれば周りに自慢できる、という気持ちから騙されてしまいます。
いい顔をしたい人は、おだてると乗ってしまう騙されやすい人です。

喜んでお金をドーンと払ってしまうので、とても危険な人です。

特徴⑥：信じやすい

騙そうとする人は口車に乗せてきます。
信じやすい人であれば、誇張した嘘の言葉を「すごい！」と間に受けてしまいます。

騙されやすい人には人の言葉を信じやすい人が多いです。
信じやすい人は、データやお客様の声を見せられると、それだけで本物だと疑わなくなるので危険です。

人は一度信じてしまうと、どんな内容も真実だと受け止めてしまうものです。

特徴⑦：我慢強い人

我慢強い人が騙されやすい人には考えにくいかもしれませんが、一人で抱え込んでしまうために騙されることが多いです。
何かあったら人にすぐに相談したり、人に頼る人であれば、正しい第三者からの言葉が聞けるので騙されることがありません。

しかし我慢強い人というのは、自分が爆発するまで人に相談することはありません。
そのため、「何かおかしいな」、「大丈夫かな？」と思いながらも、一人で解決しようとしてしまいます。

情報がない中で一人で考えても真偽を確かめることはできません。
最終的には、とりあえずやってみようという結論に至ることが多いため、騙されやすい人となってしまいます。

特徴⑧：優柔不断な人

優柔不断な人は、自分一人で決めることができないために騙されやすい人です。
持ち帰って悩むことができればいいのですが、話を聞いたその場で相手に悩んでいることを伝えてしまいます。

優柔不断な人というのは、誰かに背中を押されれば、押された方に簡単に転んでいきます。
そのため騙されやすい人だと目をつけられて、騙す側は自分の向けたい方向に必死に背中を押してきます。

「どっちの方がいいですかね？」騙してくる相手に決断を委ねることもあるので、これはもう騙されてしまいます。

特徴⑨：寂しがり

寂しがりな人も騙されやすい人です。
寂しがりということは、騙すために来た人でも話せたことに喜びを感じます。

そのためこの人との関係を続けたい、という気持ちからオッケーをするようになります。
内容や、その物自体に興味はなく、ただ寂しさを埋めたいためにお金を使ってしまいます。

寂しがりは騙されても、そのこと自体には興味がないのでまた騙されに行く、自分から騙されやすい人です。

特徴⑩：プライドが高い

プライドが高い人も騙されやすい人です。
騙す人というのは、「これをしない人なんていませんよ」と周りはすでにやっていることを伝えたり、「この情報知らないんですか？」というように周りは知っている最新情報であると伝えてきます。

プライドが高い人は、すごい情報を知らない、すごいのにやらないダメな奴、と思われたくないために騙されてしまいます。
自分のプライドを気にして、相手の情報の真偽にまで目が行きません。

更にプライドの高い人の難点は、一度騙されてしまっても騙されたことを誰にも言いません。
その結果、相談できないままなのでどんどん騙され続ける騙されやすい人となってしまいます。

自分がカモとなったということも中々認めようとしないので、少し面倒なタイプです。

特徴⑪：自己肯定感が低い人

自分に自信がなかったり、自分のことが嫌いな人も騙されやすい人です。
自分に自信がない人は、自分の判断に自信がありません。

自信がないと、人から言われた言葉はどんなことでも「この人の言う通りなのかもしれない」と考えてしまいます。
その結果、自分で考えても仕方ないし、この人の言うことを聞いてみようと決めてしまうのです。

その結果騙されてしまい、騙されたことでまた自分を嫌いになり、また新しい拠り所を探して騙されることを繰り返してしまいます。

特徴⑫：人と関わりが薄い人

普段人と触れ合う機会が少ない人も、騙されやすい人です。
人と触れ合う機会が少ないと、まず情報が薄いです。

詐欺的な情報というのは、周りに聞くと意外と出回っていることが多いです。
しかし人と関わりが薄いとその真偽を確かめることができません。

また関わりが薄いがために、関われたことに喜んでしまいます。
その内容が一緒に何かをしよう、あなたに協力してほしいという言葉であれば、「頼られている」と思い込んでしまいます。

その結果内容を聞かぬまま、自分は頼られているから協力しようと騙されてしまいます。

特徴⑬：世間知らず

世間知らずな人は、間違いなく騙されやすい人です。
世間知らずな人には好奇心旺盛な人が多く、自分の知らない世界に踏み出したいという欲が勝ちます。

そのため、どんな世界かもわからないままに踏み込んで騙されてしまうのです。
自分が騙されていることに気づけずに、また新しい情報が来たら踏み込むのを繰り返してしまいます。

騙されやすい人の素直さを悪用した心理学

騙されやすい人の素直さを悪用した5つの心理学をご紹介します。

1. 返報性の法則
2. 一貫性の法則
3. 自己実現欲求をくすぶる
4. 不安をあおる
5. 権威づけ

以上5つの心理学について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

心理学①：返報性の法則

人は相手から何かをしてもらおうとお返しをしたくなります。
誕生日プレゼントをもらったら返したくなったり、優しくなれると自分も優しくしたいと思うようになります。

その心理を利用して、騙されやすい人に優しくします。
詐欺師は最初はいい人のフリをして、騙すターゲットの世話を焼きます。

それは自分の意思ではなく、その後相手を騙すために行っているのです。
騙されやすい人は、いい人だから優しい人だからこの人のためにと考えて、提案を受け入れて騙されてしまうのです。

心理学②：一貫性の法則

人はYESと言い続けると、断れなくなってしまいます。
それを利用して騙されやすい人に対して、詐欺師は最初は少額のものを勧めてきます。

少額であれば、「やってもいいか」と思い承諾した人に、今度はもう少し高い金額で提案をしてきます。
一度買っているし、これくらいの金額ならと思いまた購入します。

その後どんどん高い金額になり、やがて高いからいらないな、と思った時には、「でももう買っているしな」という気持ちが芽生えて購入してしまいます。
それによりどんどんお金を奪っていくのが、一貫性の法則を利用したやり方です。

心理学③：自己実現欲求をくすぶる

人間には様々な欲求があります。
その中でも自己実現欲求は、一番欲求がある人が多いです。

自己実現欲求とは「こういうふうになりたい」という夢や理想を叶えたいという欲求です。
この欲求が強いがために、人はキャリアアップを目指して資格勉強をしたり、勉強会に参加したりします。

いい大学に進むのもこの欲求ですね。
それを利用して、「これをすればあなたの夢が叶いますよ」と、夢が叶うことを見せて騙しにかかります。

MLMやねずみ講などがこの手口をよく使いますね。
騙されやすい人は、真面目で素直なため「これで自分の夢が叶うなら！」と考えてしまいます。

心理学④：不安をあおる

人には痛みから逃れたい、嫌な思いをしたくないという否定欲求があります。
その心理を利用して、不安をあおって自分の商品を購入させようとします。

例えば、このまま今の会社で働き続けてもいつリストラされるかビクビクしながら、不安な日々を送ることになります。
そうならないために、自分のビジネスを始めましょう。

このような手口で騙されやすい人を信じ込ませて、自分のビジネスに引きずり込もうとします。

心理学⑤：権威付け

人は基本的に権威に騙されやすい人です。
有名人や社長や議員さんなど、偉い人の名前を出して「この人も使っていたから大丈夫」ということで安心させます。

実際は名前を言っているだけであったり、名前を借りているだけでその物とは一切関係のないことが多いです。
権威で純粋な騙されやすい人を騙す手口は、市場にたくさんあります。

騙されやすい人の防衛法

騙されやすい人の5つの防衛法をご紹介します。

1. 親切過ぎる人は怪しむ
2. まず人に相談する
3. 口コミを調べる
4. 交換条件を求める人は拒否する
5. 「みんなやっているから」は怪しむ

以上5つの騙されやすい人の防衛法について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

防衛法①：親切過ぎる人は怪しむ

出会ってすぐになんでもかんでも世話を焼こうとしたり、親切過ぎる人は怪しむべきです。
仲良くなってから親切にする人は本当に優しい人ですが、まだあなたのことを知らないのに親切にするのには下心があります。

この人はきっと何か目論んでいると思いながら接するようにしましょう。
怪しんでおきながら接することで、あなたもある程度距離を測ることができます。

警戒心を持てば、いざ相手が本音を出して来た時にすぐに断ることができます。
相手のことを信じ切ってしまうと、この人が騙すはずがないと思って騙されてしまいます。

防衛法②：まず人に相談する

騙されやすい人は、一人で考えてはいけません。
何かを提案された時は、一人で決めずにまずは人に相談をしてみましょう。

人に相談をすることで客観的にその人のことを判断してくれます。
自分一人では、その人の人柄や自分がその人に抱いている気持ちで判断が変わってしまいます。

一人で決めようとせずに、どんなことでも人に相談する癖をつけてみましょう。

防衛法③：口コミを調べる

何かの商品を勧められた時や、何かのビジネスに勧められた時は、その人の言葉を鵜呑みにする前に口コミで調べてみましょう。
口コミで批判ばかりが出てくるところは、たいていしっかりしていないところです。

騙されやすい人は、相手の「口コミ見たらひどいこと書いているけれど、実際そんなことないから」という言葉を信じてしまいます。
相手の言葉を信じる前に、口コミを信じてみましょう。

批判が出てくるということは、それだけ不満を感じる人が出てきているということでう。
いい部分だけではないことを理解して、騙されないようにしましょう。

防衛法④：交換条件を求める人は拒否する

私はあなたにこれを提供するので、あなたはこれをしてくださいと交換条件を求めてくる人は、自分の利益しか考えていません。
あたかもあなたがそれをすることで、あなたのためになるように言いますが、実際意味はありません。

相手の口車に乗らないように一度立ち止まってみましょう。
本当にその条件に乗る必要があるのか？本当に交換条件はあなたにとっても平等にメリットがあるのか考えてみましょう。

騙されやすい人は、自分で考えずに相手の言葉をそのまま信じてしまいます。
自分で一度考える癖をつけましょう。

防衛法⑤：「みんなやっているから」は怪しむ

騙す人は「もうみんなやっているよ」という言葉で、一人だけ遅れていると感じさせて、乗らせようとします。
みんなやっているという言葉は誰でも言えることです。

本当にみんなやっているのか？どういう人がやっているのか？を質問してみましょう。
みんなと言いながら数人しか出てこない事が多く、実際周りに聞いてもやっていない人が多いことが多いです。

「みんなやっているから」という人のことは怪しみましょう。

騙されやすい人の特徴と騙されないための対策のまとめ

騙されやすい人の特徴を見ていきました。
騙されやすい人には信じやすい人や、押しに弱い人、周りにいい顔をしたい人が多いことがわかりましたね。

あなたが騙されやすい人の特徴に当てはまったのであれば、詐欺師があなたのことを狙いに来るかもしれません。
今回紹介した悪用する心理学や、防衛法を確認して騙されないようにしましょう。

騙されやすい人も対処法や見極め方を知っていれば騙されることはありません。