腰に手を当てるポーズをとる人の心理!人に与える印象や改善策
普段何気なくやってしまいがちな「手を腰に当てる」癖。 この記事では、男女200人を対象に「腰に手を当てる癖がある人の割合」「腰に手を当てる人の印象」をアンケート! 周囲の人がやっているとなんだか怒られているような気になりますが、もし自分も同じように思われていたら、残念な気持ちになってしまいますよね。 腰に当てる癖を持つ人の心理や特徴、腰に当てるポーズの直し方などもご紹介しています。
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気付いたら腰に手を当ててしまってる、なんてことはありませんか?
ここでは、腰に手を当ててしまう癖を自覚している方がどのくらいいるのか、男女200人に調査しました!
Q.腰に手を当ててしまう癖がある?
腰に手を当ててしまう癖がある男女は、約1割との結果になりました。
今回は腰に手を当ててしまう癖の自覚がある男女の結果なので、実際にはもう少し割合は高いのかも知れません。
では、腰に手を当てる人の心理を解説していきます!
腰に手を当てる人の心理
では、腰に手を当てる人の心理をみていきましょう。
- 自己顕示欲が強い
- 相手を見下している
- ストレスを感じている
- 自己中心的な性格
- 他者を拒絶している
- ほっといてほしい
- 自分を大きく見せたい
- 自分に自信がない
- やる気のアピール
- 疲れている
続いて、腰に手を当てる人の心理を、それぞれ詳しくみていきます。
心理①:自己顕示欲が強い
腰に手を当てる癖は、強い自己顕示欲の表れでもあります。
腕を広げて身の回りのスペースを拡大することで、強く大きいといった印象を相手に与えます。
野生の動物は、求愛行動や威嚇などの相手にアピールする場面で、身体を大きくしたり、自分の身体を使ってアピールしますよね。
人間も野生の動物たちと同じで、胸を張ったり、腰に手を当てたり、顎を上に上げて見下ろしたり、自分の身体を使って相手へアピールしているのです。
腰に手を当てる癖を持つ人は、周囲の人へ「自分はこんなにすごいんだぞ!ちゃんとわかってるのか!?」と大声で叫んでいるのと同じことをしているのです。
心理②:相手を見下している
相手を見下している人は、優位な立場であることを相手に示すために腰に手を当てるのです。
相手よりも強いとアピールすることで、相手をコントロールしやすくし、支配下に置こうとします。
相手を見下す仕種というものは、立場が上の人がやっていると「威圧的でこわい」といった印象になりますが、立場低い人がやっていると「反抗的」だと思われがちです。
同じくらいの立場の人がやっていると「偉そう」という印象が強いため、腰に手を当てるポーズを頻繁にする人は周囲からあまりいい印象を持たれません。
心理③:ストレスを感じている
人は、ストレスが加わったときに癖が出やすくなります。
腰に手を当てるポーズをよくする人は、無意識の怒りや不快感を相手に伝える手段としてやっているのかもしれません。
冷静になれない状況だと、癖というものは特に顕著に現れます。
イライラや退屈、呆れ、話を切り上げたいときに人はストレスを感じやすいため、腰に手を当てるポーズをしてしまうのです。
特に、片手だけを腰に当てている場合、怒る気力もないくらい相手に呆れていたり、相手にする気も起きないくらいうんざりしているといったことも考えられます。
心理④:自己中心的な性格
腰に手を当てるポーズで相手にアピールしている人は、自己中心的な考え方をしています。
自分の主張を通すために自分に注目させ、相手に行動させようと態度で示しているのです。
腰に手を当てることで、言語を用いずに「察しろ」と押し付けているため、自己主張の激しい人だともいえます。
心理⑤:相手を拒絶している
テリトリーを拡大したがる人は、自分のスペースを拡大することで相手を拒絶し、テリトリー内への侵入を拒むことがあります。
腰に手を当てるポーズによって、自分のパーソナルスペースを広げ、他者から物理的・心理的に距離をとっているのです。
他者を拒絶しがちな人は、自分の空間や時間を大切にしている人や、他人と関わりたくないと考えている人が多いです。
相手にアピールして察してほしいと促す部分では自己中心的な考え方ともいえますが、この場合は防御の姿勢でもあることを理解しておくことで違いが感じられます。
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心理⑥:ほっといてほしい
かまわないでほしい、ほっといてほしい、話しかけないでほしい。
腰に手を当てる人は、そんなことを考えています。
自ら威圧感を出すことで、相手を遮断したり、他者の侵入を拒んでいるのです。
「近付かないで!」というサインでもあるので、腰に手を当てる癖を持つ人が身近にいる場合、声を掛けるよりも見守ってあげましょう。
心理⑦:自分を大きく見せたい
注目してほしかったり、自分の存在に気付いてほしいとき、人は存在感を出すために自分を大きく見せようとしますよね。
腰に手を当てるポーズも、自分を大きく見せたいときや、注目してほしいときの仕種でもあります。
モデルがランウェイで存在感を示そうとしていたり、就活生が背筋を伸ばして面接を受けるのと同じように、「私は綺麗ですよ」「私は優秀です」とアピールしているのです。
心理⑧:自分に自信がない
自分に自信がない人は、弱い自分が攻撃されないように、自分を大きく見せようとします。
腰に手を当てるポーズをして、大きくて強い存在だとアピールしなければならないほど、強いコンプレックスや劣等感を抱えているのです。
自分に自信がないから見栄や虚勢で相手を遠ざけたり、「本当の自分」を知られるのがこわくて嘘で着飾り身を守ります。
心理⑨:やる気のアピール
やる気があったり自分に自信がある人は、胸を張って「えっへん!」と腰に手を当てる仕種をしていますよね。
悪と対峙するヒーローの象徴ともいえるこのポーズは、「やる気ありますよ!」という意思表示でもあるのです。
また、腰に手を当てるポーズは、もっと評価してほしい、もっと上を目指したいという心理の表れでもあります。
良く言えば「上昇志向の持ち主」、悪く言えば「自己中心的な人」といった具合でしょう。
心理⑩:疲れている
疲れているときに腰に手を当てるポーズをすると、身体が少し楽になったような気がしますよね。
楽になる理由は、腕が突っ張り棒の役割をするため、下半身の筋肉を使わずに立つことができるからなのです。
疲れているからといって腰に手を当てるポーズを続けていくと、下半身の筋力は衰え、身体が前傾姿勢になり、骨盤の歪みや腰痛を引き起こします。
一時的に楽になるからといって、身体も印象も悪くするポーズは控えることをおすすめします。
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みなさんは、腰に手を当てている人にどんな印象を持ちますか?
ここでは、男女200人に「腰に手を当てる人」の印象を調査しました!
Q.腰に手を当てる人の印象を教えて
男性のコメント
自分の相手を大事に扱いつつ、周りを警戒している。 (31歳)
自分に自信を持っている人のイメージがあります。 (24歳)
カッコつけなイメージです。自然にハマってたらいいと思いますが。 (37歳)
高圧的、攻撃的な印象を抱いてしまう 。(29歳)
腰でも悪いのかなと考えてしまう。 (34歳)
女性のコメント
ちょっとエラそうな感じであまりいい印象はない。 (35歳)
何かを考え込んでいるような印象です。こちらが言ったことに対してどう返答しようか、迷っているようなイメージもあるのでこちらも多少身構えてしまいます。 (37歳)
えらそうにみえる、女性ならスタイルよくみえる。(28歳)
偉そうに見えます。人の話を聞く時もその体勢だと凄く上から目線で話を聞かれているように思ってしまいます。 (25歳)
横柄で偉そうにみえる。でも威厳はありそう。 (25歳)
腰に手を当てるポーズの印象はよくありませんでした。
「高圧的」「偉そう」「カッコつけていそう」との意見が多くありました。
印象が良くないポーズなので、なるべく人前ではしないほうがいいでしょう。
癖がある方は、意識して直すようにすることをオススメします。
また、少数意見ですが女性がするとスタイルが良く見えるという、ポジティブな意見もありました。
カッコつけて撮るというコンセプトで写真撮影をするのであれば、積極的にしたいポーズですね!
では、さらに腰に手を当てるポーズが与える印象をご紹介します。
腰に手を当てるポーズが与える印象
では、腰に手を当てるポーズが与える印象をみていきましょう。
- 威圧感がある
- 偉そう・威張っていそう
- 怒っていそう
- つまらなそう
- こわい
- 失礼な人
続いて、腰に手を当てるポーズが与える印象を、それぞれ詳しくみていきます。
印象①:威圧感がある
腰に手を当てる仕種は、威圧的に見えてしまいます。
例えあなたがフレンドリーな人だとしても、相手にとっては「失礼な人」だと感じますし、仕種ひとつで反抗的な態度だと思われてしまうかもしれません。
子供を叱る大人が腰に手を当てるポーズをしていると、子供にとっては実物よりも大きく、恐ろしい姿に見えているのです。
威圧感は人を大きく見せるだけでなく、恐ろしい印象を与えるため、あなたにとってプラスの評価に繋がることはほぼありません。
印象②:偉そう・威張っていそう
腰に手を当てる人は、上から目線だと思われてしまいます。
相手が偉そうな態度をとっていると、受け取る側は対等な関係を築こうとは思えませんよね。
人を見下していたり、相手よりも優れていると威張るような人とは関わりたくないと考える人は多いです。
自分を守るためにも、不用意に腰に手を当てるポーズをするのは避けましょう。
印象③:怒っていそう
例え怒っていないとしても、腰に手を当てる仕種ひとつで怒っているように見えてしまいます。
腰に手を当てるだけで迫力が出るので、どんなに優しい声で話しかけたとしても、相手からすると「怒っている」としか思えません。
特に、すれ違いざまや通りがかりの人にとっては、ポーズからしか判断ができないため、怒っていると感じやすいのです。
印象④:つまらなそう
腰に手を当てる仕種ひとつで、相手がどんなに笑顔でも、「退屈」や「呆れ」といった感情が見え隠れしてしまいますよね。
もしかしたら、自分の話を聞いてくれていないと思われてしまうかもしれません。
印象⑤:こわい
腰に手を当てるポーズをしている人をこわいと思ってしまうのは、相手を自分よりも大きくて(威圧的で)、上から目線の(優位性を示している)人だと感じてしまうからです。
いくら笑顔で接してくれていても、仕種のせいで本心がどうかわからずに困惑し、「もしかしたら自分にとって害があるのでは?」と思ってしまうのです。
人間は、正体のわからないものや未知のものに対し、本能で恐怖を感じるようにできています。
「未知=生存を脅かす」存在なので、「自分に危害を加えそうな人=こわい」と考えてしまうのです。
印象⑥:失礼な人
腰に手を当てたまま会話をする人に対し、失礼な人という印象を持つ方も多いでしょう。
腰に手を当てるポーズは苛立ちや優位性を示す行動でもあるため、見ている側としても不愉快ですし、やっている本人も不愉快な思いをしているのだと感じてしまいます。
家庭やビジネスなどあらゆる場面でも、お互いに敬意を持って接しなければいい関係は築けませんよね。
腰に手を当てるポーズは、敬意を軽んじているように思われ、失礼な人だというレッテルを貼られてしまうのです。
腰に手を当てる癖を直すには?
無意識の癖を直すには、意識的に別の行動に置き換えてしまうのが効果的です。
腰に手を当てるのではなく、手を後ろで組んだり、腰に手を持って行く前にお腹の前で組んでみてください。
手持ち無沙汰の状態になってしまうと、つい手を動かしてしまいたくなりますよね。
意識して両手を動かせない状態にすることで、ついうっかりでやってしまう癖は減ります。
また、協力者がいる場合はその都度注意してもらう方法もおすすめです。
自分でも気づかない場面だったり、どんなときに癖が出やすいのかを知ると、より一層注意深く自分の癖について認識することができます。
そうはいっても長年やってきた癖を変えるのは難しいものです。
焦ってストレスが加わると、そのストレスを発散しようとして悪化してしまう可能性があるため、ゆっくりとマイナスの印象を与えない癖に変換していきましょう。
無意識の癖で印象を悪くしないために
無意識のうちにやってしまいがちな「腰に手を当てる」癖ですが、あなたの普段の言動や仕種から、受け取る印象は異なります。
無意識に拒絶するのではなく、言語を用いたやわらかな拒絶方法を身につけることで、人間関係を円滑にしたり、自己中心的という烙印を押されずに済みます。
ただの癖なのに、それが原因でマイナスの評価を下されてしまってはもったいないですよね。
腰に手を当てるポーズはあまりいい印象を与えないので、これを機に振り返ってみてはいかがでしょうか。
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