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手の甲のキスに隠された意味

手の甲にキスをされたい女性

では、手の甲のキスに隠された意味をみていきましょう。

  1. 敬愛しています
  2. 尊敬の意味
  3. 真剣な愛
  4. ちょっと不器用な愛情表現
  5. 独り占め
  6. 誠意の表れ
  7. ロマンチックな演出

続いて、手の甲のキスに隠された意味を、それぞれ詳しくみていきます。

①:敬愛しています

手の甲にキスを落とす行為で、一番大きく使われるのは「敬愛しています」という意味です。
敬愛は「敬い親しみの心を持つ」ことです。

敬愛はその人自身を敬い愛する、親しみを持つ、という意味があります。
そのため、映画のワンシーンなどである、女王様などの手をとりキスをするシーンや、愛しい恋人の手をとりキスをシーンは、「敬うと同時に愛しています・親しみを持っています」を意味します。

②:尊敬の意味

敬愛と同じように考えてしまいそうになる「尊敬しています」という意味もあります。
尊敬は「相手の人格・行為等の道徳が高いことを認め、下手に出て敬い、ついていきたいと思うこと」です。

敬愛とよく間違われますが、意味がかなり違います。
敬愛にあるような「親しみ・愛情」は意味に含まれず、ただただ「すごい」「ついていきたい」という意味が「尊敬」です。

映画の中など、男性が男性の手をとりキスをし、忠誠を誓うシーンなどがありますが、その場合はこの「尊敬」の意味が強く出ます。
もちろん女性に対して使われることもあります。

③:真剣な愛

「真実の愛」などと映画で出るときにも手の甲にキスをするシーンがあります。
このとき、この手の甲にキスをするのは、真実の愛を表します。

「あなただけと誓い、愛を捧げます」というのをキスというロマンチックで神聖なものに込めています。
そのため、真剣で大きな愛という意味が昔から各国であります。

④:ちょっと不器用な愛情表現

自分の気持ちを表に出したり言葉にするのが苦手な男性は、意外と大胆な行動などから愛情表現をします。
手の甲にキスをするのは不器用な愛情表現の一つでもあります。

不器用であるため、言葉にできないぶん、手の甲にキスをするという日本ではあまり受け入れられていない行動で示します。
不器用で言葉足らずであるが故の愛情表現です。

⑤:独り占め

独占欲の現れとも言われる手の甲にキスをする行為。
「あなたを独り占めしたい」という気持ちを言葉ではなく手をとり甲にキスをすることで、伝えています。

それがどんな関係の男性であっても少しは「自分のものにしたい」という心理が働きます。
少し恐る恐るであっても真剣な眼差しで手の甲にキスが落とされたら、独占欲の表れと思ってもいいでしょう。

おでこやほっぺにでもいいかもしれないのですが「自分のもの」という本心を隠していて、ほおやおでこは、決定的なこととなるので、避けるのです。

⑥:誠意の表れ

「誠意を見せて」などというセリフとともに手の甲にキスをするシーンは映画の中でよく見かける憧れであり夢のようなシーンです。
このシーンのセリフのように手の甲にキスは、「誠意のあらわれ」も意味します。

自分なりの誠意を示すことで、相手の心が揺らぐことを期待し、誠意がある行動のひとつとしているのです。
相手のことが本気で好きであるほど、いい関係を築いているほど、男性であることをアピールするのは難しいので、誠意の表れとして「お前にしかしないよ」という意味を込めています。

⑦:ロマンチックな演出

洋画や映画の中でも、ロマンチックなシーンとして有名です。
女性であれば一度は憧れるかもしれません。

される女性側としては照れくさいしびっくりもするかもしれませんが、男性も決心した上での行動です。女性と同じく心臓が飛び出すような感覚かもしれません。

ロマンチックで幸せな瞬間であることは間違いなく、それを頑張って演出しようとした結果です。
女性は熱い男性の想いを、受け止めて、愛しさで見るのがいいでしょう。

手のひらのキスに隠された意味

手の甲と口にキスをしたカップル

では、手のひらのキスに隠された意味をみていきましょう。

  1. 求愛
  2. 信頼
  3. 親しさを表す

続いて、手のひらのキスに隠された意味を、それぞれ詳しくみていきます。

①:求愛

手のひらにキスは、恋人や相手の本気の愛を示すとされています。
海外では、国によって昔は求婚をする時に手のひらにキスをしていたと言われています。

現代では、あまりありませんが、プロポーズなどの一世一代のここぞというときには、カッコつけやロマンチックさを出すためにする人もいます。
映画やサプライズプロポーズなどの時によく見る光景です。

一番体の中で無防備なのが手のひらなので、そこにキスをするというのは「君の全てを受け入れるよ」という意味とされています。

しかし、日本はそもそもそういったロマンチックなスキンシップや行為が定着していなかったりするので、まずいません。
女性側も日本人は恥ずかしがり屋が多く、そういった行為とはほぼ無縁とされています。

②:信頼

手のひらは、体のなかで無防備な部分です。
その手のひらにキスを落とせるのは、お互いに信頼関係があるためです。

この信頼は、様々な意味がありますが、「私はあなたを信じています」「あなただけだと信じてください」の二つが大きな意味です。
しかし、日本にはそもそも手にキスを落とす習慣や考えがないので、あまり行われることはありません。

③:親しさ・親密さ・距離感を表す

人間の体の中で一番無防備な手のひらに男性がすっとキスを落とすのは、親しさの表れでもあります。
距離感が近いこと、親密であること、その無防備ささえ見せられる親しさであることを表すのです。

稀にそれができる仲であることを周りに誇示したり、分からせるためにする場合があります。
また、この親しさは、男女の間だけででなく男性同士女性同士でも有効です。

無防備な部分もさらけ出せる間柄、という関係性を改めて認識する行為でもあります。

手の指のキスに隠された意味

キスをした手の甲で作るハート

いくつかありますが、大きく分けて二つです。

①女性のことを心から愛している
②女性慣れしているため挨拶がわり

①の場合は、そのまま心から女性を愛していて、多くの男性の中に自分が埋もれないように、印象に残る指にキスをします。
また、もう付き合っている場合は、雰囲気を変えたかったり、女性の心を離さないための演出でもあります。

②の場合は、女性慣れした男性が、自分への好意を無くさせないために手の甲にキスをします。
女性を落とすためのテクニックとして使っているのです。

引っかからないように注意し自分で判断できるようにしましょう。

手にキスする習慣のある国もある

手の甲にキスをする習慣のある国を表す地球儀

では、手にキスする習慣のある国別の意味を紹介します。

国①:イギリス→敬愛

紳士の国代表とされるイギリスで、手の甲にキスをするのは男性から女性へ、目上の人間への敬愛の証です。
昔は、自分の彼女やアプローチしたい人に対する行動の一つとして考えられていましたが、近年はあまりイギリスでも主流ではありません。

しかし、付き合っている彼女へのプロポーズや尊敬する女性への行為として未だにやることがあります。
年配の奥様に恭しくお辞儀をすることと一緒に手の甲にキスを落とし、「敬愛するマダムである」ことを表します。

国②:アメリカ→愛情表現

日本人が「外国」や「海外」と聞いて、一番に思い浮かべる国はアメリカです。
日本人と違いスキンシップや愛情表現が豊かなアメリカでも手の甲にキスを落とすシーンが映画などで描かれます。

アメリカで手にキスを落とすのは、愛情表現の一つとされています。
ハグやほおにキスを落とすのと同じことです。

日常的にスキンシップで愛情表現をしているアメリカではそこまで特別なことではなく、愛情表現やスキンシップの一つです。

国③:ドイツ→挨拶

日本にも似ていると言われる国の一つであるドイツでは挨拶の意味が大きいとされています。
ドイツでは、「こんにちは」と日本人が挨拶をするのと同じように挨拶の意を込めて手をとります。

敬愛や尊敬の意ももちろん込めていますが、挨拶の意が大きく気軽な挨拶の一つでもあります。
日本と違い海外はレディファーストなことが多く、「女性を大事にしている」ことの意思表示ともされています。

近年は、ドイツでも減ってきているので、あまり見かけることができません。

国④:フランス→挨拶・尊敬

ロマンチックな国として有名なフランスは、手や指にキスをするシーンが映画の中でも有名です。
そんなロマンチックで女の子が憧れる国ですが、現在はあまり手にキスをすることは少なく、あまり見かけません。

スキンシップの一つとして、彼氏彼女の間で行うことはあっても、他人やほかの人にすることはありません。
しかし、意味合いは他国と変わらず、挨拶や尊敬の意を持っています。

アメリカ人がハグで挨拶をするように、フランスでは昔「こんにちは、美しい人」と尊敬や愛重の意を込めて手の甲にキスをする習慣がありました。
現在は、ナンパのように使われてしまうこともあるようなので、注意してください。

手にキスは国や習慣によってこんなに違う

手の甲にキスをされ結婚する女性

日本にはあまりキスをする習慣がないため、あまり身近ではないかもしれません。
海外では身近ではありますが、近年はもうそのような習慣を持たない国も多くなってきています。

国によって、キスを落とす場所によって意味合いは、大きく変わってきます。
そのため、同じ場所にキスをしても国によって見られ方は違います。

しかし、どの国でも、愛情の表現方法の一つであることは変わりなく、映画などの中のワンシーンのようにロマンチックなものもあります。
もちろん日常的なものはありませんが、そんなロマンチックなシーンに憧れる女性を喜ばせようと男性たちがすることもあります。

今でも“敬愛”や“尊敬”という意図が残っていて、日本のお辞儀と共通するものがあります。
日本のお辞儀も元々は目上の人に対し首をだし敵意がないことの表れから始まっているものとされています。

そのため、手の甲にキスをするのは基本的に目上の人などへの意思を示す場面で使うことが多いです。
日本人離れていないために、オロオロとしてしまいがちですが、手の甲にキスをされたときは、優しく微笑んでいましょう。

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ライター
noel編集部

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