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恋愛において「来るもの拒まず去る者追わず」な人がモテる理由

去る者追わずな女性の後姿

「来るもの拒まず去る者追わず」の意味

よく耳にする「去る者追わず」という言葉ですが、正しくは「来る者拒まず去る者追わず」です。
本来の意味としては、志を同じくして仲間になりたいと集まってきた者は分け隔てなく仲間にし、逆に袂を分かつ者のことは深く引きとめたりしないということです。

しかし最近では、「あの人は来る者拒まずだから」と言うように、異性の誘惑に弱いタイプの女性や男性を揶揄する言葉としても使われています。
またその一方で後半部分の「去る者追わず」の部分のみを使い自分と相容れない相手には毅然とした態度をとる人の形容詞としても使われています。

モテる理由

去る者追わず、と聞くとどこか近寄りがたい冷たい感じを受けるかも知れません。
しかし恋愛の終わりを泥沼化させない強さは、芯の強さであり、自分を大切にするだけでなく、相手のことも尊重する態度に他なりません。

そうした深い思いやりと考えのある大人の女性としての魅力が感じられるのが去る者追わずを貫く人がモテる理由なのです。

恋愛に仕事...パターン別にみる「来るもの拒まず去る者追わず」の心理

去る者追わずのカップル
では、パターン別にみる「来るもの拒まず去る者追わず」の心理をみていきましょう。

  1. 好意を寄せられても無理なものは無理
  2. 追えば逃げるが鉄則
  3. すぐに態度を変える男はたいていクズ
  4. 嫌われることを怖れては深く愛されることもない
  5. 10人の知人より1人の友人

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

①:好意を寄せられても無理なものは無理

街コンや合コンに参加した際だけでなく、毅然とした魅力のある女性に対しては好意を寄せてくる異性が後を絶えないこともよくあることです。
もちろん誰かに好きだと思われることは喜ばしいことですが、相手が既婚者だったり、公認の彼女がいる相手など倫理感に欠けるような相手であれば話は別

百歩譲って1人の男性と見た時には素敵だと思える相手であっても、そうした恋愛や結婚のルールを捻じ曲げて自分の欲望をセーブできない男性は、単なるゲス
さっさと袖にしてしまうのが正解です。

②:追えば逃げるが鉄則

自分の方はまだまだ相手に対する愛情がある状態なのに相手から別れを言い出されることもあります。
そんな時に泣き落としに出たり追いすがる女性を可愛げがある、という人もいますが、そもそも男性の多くは追われれば逃げるハンター気質を持っているもの。

追えば逃げると分かっているものを必死になって追いかけるのは、誰にとっても得策ではありません。

③:すぐに態度を変える男はたいていクズ

去る者追わずとはいえ、深く愛した相手が自分の人生から歩み去ろうとするとき全くの冷静でいられる人はいません
しかし、本当に相手もいったんは真剣に自分と向き合ってくれたのであれば、別れの決意をいったん固めた以上、何を言ってもしてもムダというもの。

逆に言えば、別れ、という自分にとっても相手にとっても人生において大切な決断を両者傷を負う覚悟で決めたはずなのに、それを少しの涙や言葉でコロッと撤回するようなら大した男ではありません
こうした風見鶏のような日和見男に関わるのは相手から傷つけられても平気というM気質の女性でもない限り、幸せから遠ざかる結果になりかねません。

④:嫌われることを怖れては深く愛されることもない

仕事の場でもプライベートでも相手のことを思えばこそ、キツイことを言ったりしたりする必要が生じることもあります。
自分に甘く他人に厳しいのが人間の本性なことを考え合わせればいくら自分のことを考えての苦言だとうすうわかっていてもついカッとなって怒鳴り返したり逆ギレする人も少なくありません。

しかし、嫌われることを怖れていては誰とも真摯に向き合うことはできません。
またそうした自分の真意を汲み取ってくれる相手とでなければ、関係は長続きしません。

こちらの深い愛情に気付けない相手であれば去る者追わずというより去るに任せておけばいいのです。

⑤:10人の知人より1人の友人

ツイッターのフォロワーの数や、FBの友人認証の数がそのまま真の友達の数ではありません。
来る者拒まずで、さまざまな人と知り合いになるのは良いことですが、その全部が友達だという勘違いをしないのが大切です。

おなかがすいていない時にケーキを差し出すような友達が何人いるより、空腹で倒れそうな山の中で、1個しかないおにぎりの半分をくれる友達が1人いる方が人生は豊かです。

「来るもの拒まず去る者追わず」な人ほど恋愛が上手くいく理由

ベンチでくつろぐ来るもの拒まず去る者追わずなカップル

では、「来るもの拒まず去る者追わず」な人ほど恋愛が上手くいく理由をみていきましょう。

  1. 自分のスタンスにゆるぎがない
  2. 八方美人と揶揄されることがない
  3. 意外と敵が少ない
  4. 思わせぶりだと警戒されない
  5. 気持ちを打ち明けやすい
  6. ツンデレなところがたまらない
  7. 異性としてよりまず人間として好ましい

続いて、それぞれの理由について詳しくみていきます。

理由①:自分のスタンスにゆるぎがない

来る者拒まず去る者追わずのスタンスをとれる理由は自分の決断に間違いはないという自信があるからこそ。
キッパリとした去る者追わずの態度は冷たい、と思われるかもしれませんが優柔不断さで相手を振り回すことの方が実は罪深い場合もあります。

そうした本当の意味での相手への思いやりを持った人として「来るもの拒まず去る者追わず」の人を見ることが出来る老若男女からは常に高い人気を集めます。

理由②: 八方美人と揶揄されることがない

来る者拒まずが行き過ぎると誰にでもいい顔をする八方美人と警戒されることがあります。
しかし、「来るもの拒まず去る者追わず」がセットになっている人は、そうした八方美人というより、懐が広い人として、上司や部下からの人望が厚く、異性からも生涯のパートナーにふさわしい人との高評価を得る場合が多いようです。

理由③:意外と敵が少ない

去る者追わず派と聞くとクールで取り付く島がないと思われそうですが、誰彼かまわず愛想やおべっかを使う腹黒タイプ女子にうんざりしているようなモテ男子などからは、裏表のない気持ちいい女性と意外なほど評価が高いことがあります。
また、相手を引きとめようと媚を売らない態度は誰に対しても公平な人として周囲の誰からも敵対視されないというメリットも。

理由④:思わせぶりだと警戒されない

一見誰もを受け止めるマドンナ的な存在の人も、それが過度になれば誰に対しても思わせぶりな尻軽女と思われることも。
その点、イエスノーがはっきりしている「来るもの拒まず去る者追わず」タイプの女性は、さっぱりサバサバしていると年上好きの男性や、上質の女友達が欲しい男性などからの人気が非常に高い傾向にあります。

理由⑤:気持ちを打ち明けやすい

同僚など、毎日顔を合わせなくてはいけない間柄の女性相手にはうかつに言い寄ったりしたら、振られた時に気まずくなってしまいそうだと告白をしり込みしがちです。
しかし、ズルズル尾を引くことのなさそうな「来るもの拒まず去る者追わず」タイプの女性には、自分の好意を素直に打ち明けやすいとの声も。

理由⑥:ツンデレなところがたまらない

一般にクールな印象の強い「来るもの拒まず去る者追わず」タイプの女性は、ツンデレな側面が生じやすく、そのギャップを目にしてメロメロになってしまった、という男性も少なくありません。
特にふとしたタイミングに見せたそうした横顔は、庇護欲の強いタイプの男性からは「守ってあげたい」意識のど真ん中ストレートとなることも多いようです。

理由⑦:異性としてよりまず人間として好ましい

恋愛感情うんぬんという前にそもそも相手の人となりを好きになれなければ始まらないというタイプの男性には「来るもの拒まず去る者追わず」タイプの女性の毅然とした態度が大変好ましいと映るようです。
またこうした異性というよりまず人間として好きになった相手のことは恋愛関係になれなかったとしても大切にするという男性も多く、長続きする友情が育めることもあります。

あなたはどっち?「来るもの拒まず去る者追わず」度診断

来るもの拒まず去る者追わずの極意が書いてある本
では、「来るもの拒まず去る者追わず」診断について、みていきましょう。

  1. 告白されたら大して好きでもないのにOKしてしまう
  2. 周囲にはいい顔ばかりしてしまう
  3. プライベートのトラブルで仕事に支障を出したことがある
  4. 事なかれ主義の方だ
  5. 失恋をいつまでも引きずったことがある

続いて、それぞれの診断項目について詳しくみていきます。

診断①:告白されたら大して好きでもないのにOKしてしまう

それまで全く異性として意識していなかったにも関わらず好きだと告白されたらついふらふらとOKしてしまうようなら、まずは来る者拒まずとはいえません。
確かに人間として自分に好意を持ってもらえるのは悪い気はしないのは確かですが、それが行き過ぎるようであれば男にだらしない女とみなされるリスクが高くなってしまいます。

また肝心の自分を好きになってくれた相手にとっても「本当に自分のことを好きなのか。誰でも良かったのではないか」という疑念を抱かせてしまいます。

診断②:周囲にはいい顔ばかりしてしまう

自分に背をむけられることが怖くてNOが言えない、周囲には心にもないいい顔ばかりしてしまうという人は去る者追わずとは真逆の去る者恐怖症と言えます。
元カレとの交際の中でも相手の浮気や嘘、裏切りなどに見てみぬふりをしてやり過ごそうとしたことがある、友人との付き合いでも言いたいことの半分も主張できないというのであればまさしく去る者追わずの正反対です。

診断③:プライベートのトラブルで仕事に支障を出したことがある

恋愛末期の泥沼のせいで遅刻や無断欠勤、ミスの連続など仕事にさしさわりがでるようなことをしでかした経験があるという人は去る者追わずができない可能性が非常に高いタイプです。
なりふり構わず去っていこうとする相手にとりすがるあまり、自分だけでなく周囲の人間にまで迷惑をかけてしまう態度は決して誉められたものではありません。

さらにこうしたことをたびたび繰り返しているようであれば、自分に対しての周囲の人望を失くしてしまう結果にもなりかねません。

診断④:事なかれ主義の方だ

自分さえガマンしておけばその場が丸く収まるのだからと、理不尽なことにも耐えてやり過ごそうとすることが多いようでは去る者追わずの毅然さを持っている可能性は限りなくゼロになってしまいます。
自分だけが不利な目に耐える姿は一見非常に素晴らしい態度に見えますが、自己犠牲の精神もやり過ぎれば嫌味に通じることもあります。

また、一歩引いて見える態度は、違う角度から見ればどんな相手とも真剣に向き合わない卑怯な態度と見なされるリスクも。

診断⑤:失恋をいつまでも引きずったことがある

SNSのチェックを朝晩続ける、ラブラブ期に交わしたLINEやメールをエンドレスで読み返すなどといった失恋した相手への未練たらたらの行動をすることがある、という人は去る者追わずとは決していえません。
もちろん過ぎた恋に対して痛みやノスタルジーを感じるのは誰しも同じですが、程度が過ぎればストーカーとみなされても仕方ないケースになってしまいます。

去る者追わずは自分に自信がある証

去る者追わずでゲットした新郎を見つめる新婦
去る者追わずの毅然とした態度がとれるのは自分に自信のある証拠。
逆に言えば自分に自信のある魅力的な女性だからこそ、去る者追わずが貫けると言えます。

自分に自信を持つということは、口で言うほどカンタンなことではなく日々のコツコツとした努力の積み重ねの結果。
そうした努力を怠らず、異性だけでなく誰から見ても魅力的な女性になりたいですね。

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ライター
noel編集部

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