遠距離恋愛で別れを選んだカップルの特徴!別れを回避するには?
「遠距離恋愛のカップルはどうして別れやすいの?」「遠距離恋愛を長く続けるためにはどうしたらいいの?」 そんな遠距離恋愛の悩みを解決していきましょう。 また、「今遠距離恋愛中だけど別れたい」と思っている方へ、お互いに気持ちよく円満に別れる方法を紹介します。
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遠距離恋愛中に別れるカップルの割合
遠距離恋愛で別れるカップルの割合は、何と8~9割と言われています。
つまり遠距離恋愛のカップルのうち、成功して結婚する割合は1~2割ということに。
これだけ多くのカップルが別れを選んでしまう遠距離恋愛には、遠距離恋愛にしかない苦労がいくつも存在していて、それが別れる理由になっているようです。
遠距離恋愛で別れてしまう原因
では、遠距離恋愛で別れてしまう場合、どのような原因があるのかみていきましょう。
遠距離恋愛で別れてしまう場合、以下の原因が考えられます。
- 浮気
- 会いたくても会えない
- やっと会えても帰る寂しさの方が大きい
- 仕事中心の生活になってしまう
- 冷めやすい
- 友達付き合いが大切になる
- お金や時間がかかる
続いて、それぞれの原因を詳しくみていきます。
原因①:浮気
遠距離恋愛ではなくても別れの原因になりやすい浮気ですが、遠距離恋愛の浮気は「バレにくい」という点がポイントになります。
遠距離恋愛のカップルは、基本的に相手からの目が届きません。
電話やLINEも、いくらでもごまかせてしまいます。
だから浮気をしようと思えば簡単にできますし、浮気をされている方もなかなか気付くことができません。
そしてある日突然、「彼からの電話に出たら、電話の相手が彼の浮気相手の女性だった」という衝撃的な出来事が起こることもあるのです。
原因②:会いたくても会えない
遠距離恋愛で別れてしまう大きな原因としては、「会いたくても会えないこと」も挙げられます。
好きだから「ただ一緒にいたい」「温もりを感じたい」と思うもののですが、約束をしたわずかな時間にしか、その願いは叶いません。
友達から「今日仕事が終わったら彼氏と飲みに行くよ」と聞いたり、平日の夜に手を繋いだ幸せそうな恋人達を見たりすると、余計に自分がみじめに感じるように。
「こんなに辛い思いをするくらいなら、別れた方が楽かもしれない」と考えるのです。
原因③:やっと会えても帰る寂しさの方が大きい
会える日が近づいてくるにつれてモチベーションが上がり、前日の夜はあまり眠れないほどワクワク。
当日待ち合わせの場所に着くまでは「楽しみ」で仕方ないのですが、ようやく彼と会えた瞬間、「明日には帰らないといけないんだ」と寂しい気持ちに襲われます。
やっと彼と過ごせるのに、時計ばかりが気になって楽しめません。
普段は会えなくて寂しいのに、会えても寂しさがなくならず、心が満たされないのです。
次第に精神的に疲れてきて、「別れたらこんなに寂しい思いをしなくてもいいのかな」と思うようになります。
原因④:仕事中心の生活になってしまう
男性の転勤で遠距離恋愛が始まった場合、男性は慣れない地域で新たな仕事を任せられることが多いので、成果を出そうと仕事に没頭する傾向に。
一方女性も、そんな彼の状況をわかっているので、会えない辛さを仕事で紛らわせようとします。
進んで大変な作業を買って出たり、残業をしたり。
お互いに生活の中心が仕事になってしまうとすれ違いが大きくなり、元の状態に戻るのが難しくなるのです。
原因⑤:冷めやすい
遠距離恋愛の難しさには「気持ちが冷めやすい」というところがあります。
最初はお互いに「頑張れば続けられる」と情熱を持っているのですが、しばらくすると熱い気持ちが落ち着いてきて「ここまで大変な思いをしてまで付き合う必要あるのかな」と、ふと考えてしまうことがあります。
周りで「遠距離恋愛で別れた」という話を耳にしたり、親しい人に「本当に大丈夫?無理してない?」などと言われたりすると、自分の気持ちを冷静に見つめるきっかけに。
そんな時に彼と喧嘩をすると、「もう別れ時かな」と思ってしまうのです。
原因⑥:友達付き合いが大切になる
好きな人に会えないのはお互いに寂しいことですので、できるだけ一人でいる時間を作りたくないですし、事情を知っている友達も積極的に誘ってくれるでしょう。
この状態が続くと、やがて恋人よりも友達の方が優先順位が高くなる場合も。
特に男性は「恋愛にも遊びにも自由を求めたい」という考えが一般的なので、友達と親しくなるほど恋人との距離が離れていくのです。
原因⑦:お金や時間がかかる
遠距離恋愛の場合、会うだけでお金や時間がかかることも別れる原因になります。
車ならガソリン代や高速料金に加え、長時間運転による疲労。
新幹線や飛行機なら時間は短縮できますが、高くつきます。
比較的安価な高速バスも、長距離で毎週末となると大変。
「遠距離じゃなければ出費は抑えられるし、恋人とゆっくり過ごすこともできるのに」と感じ、別れを選びたくなるのです。
遠距離中に別れる確率が最も高くなるタイミングとは?
遠距離恋愛の二人が別れる時期として最も多いのは、遠距離での付き合いが始まって3~6ヶ月後とされています。
ただ遠距離恋愛が1年以上続くと、別れる確率がグッと低くなるようです。
最初は「お互いに好き同士なら距離なんて関係ない!私たちなら乗り越えられる」という自信さえあったはず。
でも実際に遠距離を体験してみると、「こんなに苦しいんだ」と初めて本当の大変さに気付くのでしょう。
多くの人は、早い段階で「遠距離は無理」と実感するようです。
遠距離恋愛中に別れたいと思う瞬間は?
では、遠距離恋愛中に別れたいと思うのはどのような瞬間なのでしょう。
遠距離恋愛中に別れたいと思うのには、以下の瞬間があります。
- 連絡すらなかなか取れない
- 何をするにも自分から行動している
- 結婚のタイミングが見えてこない
- 喧嘩ばかりで疲れを感じてしまう
- 相手からの愛情を感じられない
続いて、それぞれの別れたいと思う瞬間を詳しくみていきます。
別れたいと思う瞬間①:連絡すらなかなか取れない
遠距離恋愛の二人を繋ぐのに欠かせないのが電話やLINEなど。
この連絡さえなかなか取れなくなってしまうと、当然多くの人は別れたいと思うようになるでしょう。
「仕事で失敗して落ち込んでるから、励ましてほしいのに繋がらない」「LINEを送っても返信が遅くてトークにならない」など、理由もないのにいつも連絡を取り合っていた時間にコミュニケーションが取れなくなるのは、二人にとって深刻なダメージかも。
「忙しいのかな」という小さな心配から、「まさか他にいい人ができた?」という大きな不安に変わり、その不安に耐えきれなくなって別れるのです。
別れたいと思う瞬間②:何をするにも自分から行動している
「連絡をする」「次に会う予定を決める」「デートプランを考える」「会いに行く」など、何をするにも自分から行動していることに気付くと、「私だけ必死に頑張ってるみたい」と感じ、別れが頭をよぎることも。
初めのうちは彼からも連絡があったはずなのに次第に頻度が減り、「彼からの連絡を待って不安になるくらいなら自分から送ろう」と思うようになったのかもしれません。
同時に、「私から行動しなかったら、きっと別れることになる」という怖さもあったのでしょう。
別れたいと思う瞬間③:結婚のタイミングが見えてこない
遠距離恋愛は1年以上続くと別れる割合は小さくなりますが、あまり長く続いて安定しすぎているのも問題かもしれません。
女性にとって非常に大きなテーマとなる、結婚のタイミングが見えにくいのです。
付き合いは順調なのですが、女性が将来の話をしようとすると男性が話題を変える場合、「結婚を考えてないなら見切りをつけて、他の人を探そう」と女性が決断するのは、よくある話と言えます。
別れたいと思う瞬間④:喧嘩ばかりで疲れを感じてしまう
彼のことが好きだから「心配」「疑い」「嫉妬」といった感情が生まれ、電話をする度に喧嘩ばかり。
その上久しぶりに会えたのに、ちょっとしたことで言い合いに。
やがて「一緒にいると喧嘩ばかりしてしまうから疲れる」と感じ始め、別れを意識するようになるのです。
別れたいと思う瞬間⑤:相手からの愛情を感じられない
遠距離恋愛をしていると、「私愛されてないかも」と思う瞬間が訪れ、別れたくなる女性もいます。
「誕生日を忘れられた」「LINEが素っ気ない」「やっと会えたのに、彼が二日酔いで具合が悪いという理由で一日中寝てた」など。
男性としてはそれほど大変なことをしているという意識はないのですが、遠距離恋愛中の女性にとっては愛情が感じられない行為と言えるでしょう。
別れを回避したい!遠距離恋愛中に絶対にやってはいけないこと
では、遠距離恋愛の相手にやってはいけないことには、どのような特徴があるのでしょう。
遠距離恋愛の相手にやってはいけないことは、以下の通りです。
- ネガティブな発言
- 突然の訪問「来ちゃった」
- 連絡を二の次にする
- 彼のことばかり考えすぎる
- 過度な干渉で常に疑う
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
やってはいけないこと①:ネガティブな発言
遠距離恋愛には必ず会えない辛さが伴いますので、気分が沈みがちに。
だからといって、彼の前でネガティブな発言ばかりをしていると別れの危機が近づいてしまいます。
本当は彼に否定してほしくて「もう遠距離を続ける自信ない」「私のことなんてどうでもいいんだね」といった言葉をついぶつけたくなるかもしれませんが、言われた方も気が滅入るので「もう話したくない」と感じてしまいます。
会えなくて不安なのは彼も同じ。
せっかく電話をしたり会ったりしていても、毎回のようにマイナスな話が続くと心が疲れてくるのです。
やってはいけないこと②:突然の訪問「来ちゃった」
彼を喜ばせたくて、突然彼の自宅に行って「来ちゃった」という女性。
実は、男性からは否定的な意見がよく聞かれます。
「資格試験の勉強に集中していた」「やっと仕事が落ち着いたからゆっくり寝たかった」「これから友達と飲みに行くところだった」など、何か予定をしている時に彼女に来られると「自分の自由な時間を邪魔された」と思うようです。
1回や2回なら許されるかもしれませんが、何度もとなると我慢の限界を超えるのでしょう。
やってはいけないこと③:連絡を二の次にする
仕事が忙しかったりすると、どうしても恋人への連絡は二の次になるもの。
でも遠距離恋愛の場合は、連絡がおろそかになってきたら要注意です。
「LINEの返信もできないくらい、本当に立て込んでいるの?」「ただ面倒なだけでは?」と聞かれた時に、自信を持って否定できないなら、別れはすぐそこまで来ているかもしれません。
やってはいけないこと④:彼のことばかり考えすぎる
生活の中心が彼になっていて、一日中彼のことばかり考えてしまう女性もいます。
いつも彼のことで頭がいっぱいの女性は、生活が充実していない場合が多いようです。
毎日自宅と職場との往復だけで、休みの日も友達と過ごすことなく、ただひたすら彼を想い続けるだけの日々。
上手く気分転換ができないのでストレスがたまり、「自分は何のために彼と付き合っているのか」「何が楽しくて毎日生活しているのか」がわからなくなって、別れを考え始めます。
やってはいけないこと⑤:過度な干渉で常に疑う
二人は離れて生活をしているので、女性なら「もしかしたら今他の異性といたりして」と疑いたくなるもの。
でも、その疑いを晴らすために「一日に何度も連絡をする」「彼の予定を細かくチェックする」などと干渉し過ぎると、男性は逃げたくなります。
好きな人に全く信用してもらえないのも辛いことです。
「遠距離だからって束縛されるくらいなら、別れた方がいい」と男性が考えるのも、不思議ではないのです。
別れたくない!遠距離恋愛をうまく続けていくには
遠距離恋愛をうまく続けるために大切なことは、「遠距離恋愛を楽しむこと」です。
遠距離恋愛を楽しむためのコツは、「定期的に会う予定を立てる」「会話は明るく終わる」の二つ。
遠距離恋愛中の最大の楽しみは「会うこと」ですので、お互いに忙しくても都合を合わせて「会う努力」をしましょう。
会うことが決まると、「どんな服を着ていこう」「何をして過ごそうかな」と、その日が来るのが何よりも待ち遠しいものに。
その結果、会えないことの不満よりも会えることの楽しみを考える時間の方が増えるのです。
一方電話やLINEで話をする時は、悩みを聞いてもらってちょっと暗い雰囲気になったとしても、「おかげで元気になったよ!ありがとう」と明るく締めましょう。
それだけで相手の気分も良くなり、「また話したい」と思ってくれるはずです。
遠距離恋愛中に別れても復縁するカップルの特徴
復縁しやすい遠距離恋愛カップルには、「相手の悪いところを理解している」という特徴が見られます。
付き合っている時は腹が立っていたようなことも、ある程度時間が経って冷静になると、「相手の悪いところも含めてやっぱり好き」と思う場合があるよう。
あるいは、時間の経過と共に「悪いところを改善したかもしれない」と期待することもあるでしょう。
遠距離恋愛が長続きしないカップルの特徴
では、遠距離恋愛が長続きしないカップルにはどのような特徴があるのでしょう。
- 相手に依存しやすい
- 束縛したがる
- 恋愛の優先順位が違う
- 信頼関係がない
- 不平不満が多い
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:相手に依存しやすい
一般的に多いのは女性が男性に依存してしまうというパターン。
男性に依存している女性は、「彼がいなくなったら生きていけない」「何があっても彼だけは失いたくない」と強く思っているので、「毎日決まった時間に・頻繁に連絡を取り合いたい」と彼に求めます。
でもこのような関係が、長続きするはずはありません。
男性は追いかけられると逃げたくなるもの。
「私にはあなたしかいないの」という勢いで彼女から迫られると、「別れよう」という結論に至ります。
特徴②:束縛したがる
相手が好きすぎるあまり嫉妬心が強く、つい束縛をしてしまう…。
これも、遠距離恋愛が長続きしないケースです。
束縛をする側は、相手を自分の思い通りにすることで心が満たされます。
これに対して束縛をされる側は、自由が奪われ逃げ道がなくなるため、別れを選ぶことしかできなくなるのです。
特徴③:恋愛の優先順位が違う
男性と女性で恋愛の優先順位が違う場合も、遠距離恋愛を長続きさせるのは難しいようです。
例えば仕事に全力で取り組みたい男性が、彼女に「理解してほしい」と説明しますが、恋愛第一の彼女には響きません。
男性は「仕事も彼女も大切にしたい」という気持ち。
女性は「私を一番に考えてほしい」という気持ち。
二人の心が交わることはなく、別れてしまうのです。
特徴④:信頼関係がない
信頼関係がない二人は、遠距離恋愛を長続きさせることはできないと言っても過言ではありません。
信頼関係があると「私は彼に愛されてるから離れていても大丈夫」という自信になって、自分の生活も恋愛も充実させることができます。
ところが、信頼関係がないと「私愛されてないかも」という不安が大きくなり、遠距離恋愛を続けることができなくなるのです。
特徴⑤:不平不満が多い
恋愛に限らず、どちらかが普段から不平不満が多い場合も、遠距離恋愛は長くは続かないでしょう。
不平不満が多い人は、完璧主義で自分を中心に考える傾向があるため、恋人が自分の言った通りにしてくれないと機嫌を悪くします。
遠距離恋愛では、二人の折り合いをつけなければいけないことが次から次へと出て来ますので、不平不満が多い関係は、比較的早いタイミングで終わりを迎えるかもしれません。
遠距離恋愛での円満な別れ方
では、遠距離恋愛にはどのような円満な別れ方があるのかみていきましょう。
遠距離恋愛には、以下の円満な別れ方があります。
- 「別れたい」のサインを送る
- 別れの理由は「遠距離」以外で
- 全て自分の責任にする
- 感謝の気持ちを伝える
- 別れた後は絶対に連絡しない
続いて、それぞれの別れ方を詳しくみていきます。
別れ方①:「別れたい」のサインを送る
円満に別れるためには、落ち着いて話ができる環境を作る必要があります。
そのためには、まず「別れたい」のサインを送って「相手に別れを予感させる」ことから始めましょう。
突然別れを切り出されると「どうして!?」と感情的になってしまいますが、別れのサインを前もって受け取っていると「やっぱりね」と冷静さを保ちやすいのです。
別れ方②:別れの理由は「遠距離」以外で
別れを告げる時は、直接会うのが理想的。
円満に別れるなら、最後に相手と顔を合わせて気持ちよくお別れしたいところですが、どうしても難しい場合は電話で話してもいいでしょう。
ここで注意したいのは、別れの理由を「遠距離」にしないこと。
「遠距離が辛い」と言うと、「じゃあ遠距離じゃなければいいの?」と期待を持たせることになります。
「他に好きな人ができた」など、別の理由を準備しておきましょう。
別れ方③:全て自分の責任にする
別れを伝える時には、「別れたいと思った原因は全て自分にある」「自分が悪い」という形を徹底しましょう。
実際は相手に原因があるとしても、相手のせいにしてしまうと喧嘩になってしまい、円満な別れにはなりません。
別れ方④:感謝の気持ちを伝える
別れを告げた後は、感謝の気持ちを忘れずに。
「自分を好きになってくれたこと」「自分のために遠距離で努力してくれたこと」などの意味を込めて、「今までありがとう」と伝えましょう。
この一言で、お互いが「本当に最後なんだ」と実感し、しっかり別れることができます。
別れ方⑤:別れた後は絶対に連絡しない
別れを決めたのは自分なのに、一人になるとやっぱり寂しくて連絡したくなる…。
でも、ここで一度でも連絡をしてしまうと、未練が残って円満な別れではなくります。
意志が固いうちに連絡先は削除し、キレイサッパリ関係を断ちましょう。
遠距離恋愛でも別れを回避して長続きする恋を
遠距離恋愛のカップルが別れる理由のほとんどは、「会えないことの寂しさや不満」がきっかけとなっているようです。
この「会えない寂しさや不満」から「会える楽しみ」に意識をシフトすることが、遠距離恋愛を続けるためのコツ。
相手を信頼し、ポジティブな言葉を心がけることで、遠距離恋愛を長く続けられそうですね。
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