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「両片思い」とは?

両片思いの2人

両片思いとは何でしょうか。
両片思いとは、両思いであることが確実な男女なのに、お互いに気持ちを伝えないが故に片思いの状態のままでいる、ということです。

どちらかが思いを伝えれば絶対にうまくいくのに、どちらもアクションを起こそうとしないために、何も変わらないという状態です。
周りの人が見ると、絶対大丈夫なのにもったいない、見ていてじれったいと感じるものです。

しかし、本人たちからすると、なかなか確信を持つことができないのです。
本人たちもまた、じれったい思いでいるということです。

両片思いは雰囲気で分かる?

両片思いの雰囲気がある2人

両片思いか否かは、見ていてなんとなくわかるものです。
お互いにお互いと話すときだけ妙に距離感が近かったり、他の人と話すときとは違う笑顔を見せていたりするのです。

他の人は入れないような、独特のふわふわした雰囲気が流れています。
すごく気があう、波長があう、お互いに安心感を感じている、ということが雰囲気からわかるため、両片思いであることがわかります。

また、両片思いの場合、気づくといつも近くにいるということが多いため、周りに非常にバレやすいのも特徴です。

両片思いの特徴【日常編】

両片思いに見える2人

では、日常生活での両片思いにはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 連絡の頻度が高い
  2. 自然と明るく笑顔になる
  3. 理由をつけて近くに行く
  4. 相手の趣味に興味を持つ
  5. 仕草や口癖が似てくる
  6. 仲がいいのになんとなくぎこちない
  7. 2人だけの話題がある
  8. こっそり仲良くなる

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

①:連絡の頻度が高い

特に事務連絡というわけでもなく、たわいもない連絡を頻繁にする場合は、両片思いと思ってもいいでしょう。
初めは事務連絡からのスタートかもしれませんし、何かと理由をつけての連絡かもしれません。

しかし、だんだんとたわいもない話ばかりになっていき、気がつくと頻繁に連絡を取ることが当たり前になっています。
直接あうときは周りにも人がいますが、連絡となるとそこは二人の世界です。

そこで2人だけの関係性が出来上がっているようであれば、両片思いのケースも考えられます。

②:自然と明るく笑顔になる

好きな人と話すとき、人は様々な反応を示します。
緊張で顔がこわばったり目を合わせられなかったり言葉に詰まったりすることもあります。

しかし、逆に非常に楽しそうになる、テンションが高くなる、明るくなるという場合もあり、お互いにこうした状態になるのであれば、両片思いと見てもいいでしょう。
単に仲がいいだけの場合とは違い、少し高揚したような、浮ついた雰囲気が出るのも特徴的です。

③:理由をつけて近くに行く

両片思いの場合、気がつくと2人がいつも近くにいるということがよくあります。
複数人で遊んでいても、何かと理由をつけて近くにいるのです。

そしてそのことについて、お互いにまんざらでもなく思っています。
気づいたら近距離にいるということを周りからいじられても、嫌な顔をすることはなく、少し照れる程度です。

そうした様子が見られるのであれば、両片思いと目されても不自然ではありません。

④:相手の趣味に興味を持つ

たとえ興味のないことでも、好きな人が興味を持っているのであれば、少しでも知ろうとするのが自然な心理です。
お互いにお互いの趣味に興味がなかったはずなのに、いつの間にか教え合っている、詳しくなっているという場合は、両片思いです。

特にこれといった理由もなく、ただ相手が興味があるというから自分も興味を持ったという場合はなおさらです。
お互いにお互いを知る手段として、相手の趣味について詳しくなっている場合は、典型的な両片思いと言えます。

⑤:仕草や口癖が似てくる

恋人同士や夫婦はだんだんと似てくるといいます。
実はそれは、まだ付き合っていない両片思いの状態でも同じなのです。

お互いのことを普段からチラチラとよく見ていますし、意識しているので、気がつくと同じような仕草、口癖になっているのです。
どちらか片方だけに癖が移っているのであれば、それは単なる片思いと考えられます。

しかし、お互いにお互いの癖が移っているのであれば、それは双方が意識し合っている証拠です。
つまり、両片思いの典型的な例ということができるのです。

⑥:仲がいいのになんとなくぎこちない

すごく仲がいいはずなのに、なんとなくぎこちない雰囲気がある場合、そこには恋愛感情が隠れている、つまり両片思いだと指摘することができます。
両片思いと間違えやすいのは、単に非常に仲がいいだけというパターンです。

しかし、単に非常に仲がいいだけのパターンなら、もはやお互いに異性と思っていないことがほどんとです。
そのため、喧嘩でもしない限りぎこちなくなることはあまりありません。

喧嘩をしたわけでもないのになんとなくぎこちない、という場合は、両片思いと考えられます。

⑦:2人だけの話題がある

気がつくと2人だけの共通の話題ができているという場合、両片思いと考えることが可能です。
恋愛関係を深めていくにおいて、2人だけの話題というのは重要なポイントです。

他の人とは違う関係性を築いているということなので、お互いに恋愛感情を持っていると考えることができます。
特徴的な両片思いと言えます。

⑧:こっそり仲良くなる

恋愛について、誰にでもおおっぴらに話せる人はあまり多くはありません。
大抵の人は、ごく親しい人にしか恋愛の話をしなかったり、もはや誰にも話さなかったりします。

好きな人に近づくのも同じです。
皆が知らないようなところで、グッと距離を縮めることはよくあります。

もちろん、周りの人に力を借りて仲良くなる場合もありますが、少し仲良くなると、そこからは周りが気づかない間に仲良くなっている、つまりこっそり仲良くなっていることも多いのです。
こうした場合、両片思いと見ることができます。

両片思いの特徴【職場】

両片思いの同僚たち

では、職場での両片思いにはどのような特徴があるのでしょう。

  1. やたら目があう
  2. 相手の状況を知っている
  3. 飲み会などで必ず話す
  4. 落ち込んだ時に慰める
  5. 同じチームなどになった時に理由をつけて連帯感を持つ
  6. 2人で打ち上げをする
  7. 距離感が近い
  8. 相談が多い

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

①:やたら目があう

職場だと、自由に誰にでも話しかけられるというわけではありません。
仕事上での用事がない限り、自由に話しにいくことはできないからです。

しかし、いくら仕事中でも好きな人のことは気になるものです。
今日はどんな様子なのかな、仕事で困っていないかな、など、どうしても気になってしまいます。

その結果、相手のことをチラチラ見ることになります。
このとき、あまり目が合わない、一方的に見ているだけなら、単なる片思いでしょう。

しかし、同じように相手もこちらを気にしてチラチラ見ていて、よく目があうようであれば、それは両片思いの特徴の一つということができます。
目線は言葉や様子以上にお互いの気持ちを表していることがあります。

特に両片思いの場合、目線というのは非常に大きなポイントの一つなのです。

②:相手の状況を知っている

好きな人が仕事で成功したり、逆に失敗したりすると気になるし、仕事のことで好きな人が話題になっていると、それとなく詳しく聞きたくなるものです。
その結果、たとえ仕事で直接的に関わっていなくても、なんとなく相手の状況を知っているという状態になります。

何も話していないはずなのに相手が自分の仕事の様子を知っているなら、それは両片思いの可能性が高いです。
普通にしていたら知らないようお互いの仕事ぶりを知っているというのは、明らかにお互いのことを意識しているからです。

③:飲み会などで必ず話す

仕事中は自由に話すことができなくても、飲み会の時は別です。
最初にさりげなく近くの席を取ることもできるし、席替えの時に話したり、帰り際に話したりすることができます。

飲み会は、仕事の場で自由に話しかけることができる貴重な機会なのです。
ここを逃さず毎回必ず話をしているのであれば、それはて典型的な両片思いと見ることが可能です。

近くの席になれなくて話す機会がなくても、帰り際にわざわざ話しかけにくる、という場合には、特に可能性が高いです。
お疲れ様でも、最近どう?でも、どんな短い言葉でも欠かさずかわそうとしてくれているのであれば、それは両片思いの特徴と認定できます。

④:落ち込んだ時に慰める

好きな人が落ち込んだ時に慰めるというのは、とても重要な行為です。
好きな人を慰めることでアピールにもなるし、何よりも好きな人を自分が元気付けたいと思うからです。

仕事で落ち込んだ時に、どこからかその情報を聞きつけて慰めてくれる、慰めあっているという状態であれば、それは両片思いが持つ特徴です。
何も言っていないはずなのに、いつも元気付けてくれる、気にかけてくれるという場合には、両片思いの可能性があります。

気がついたら支え合う関係になっていた、頼れる存在になっていたという場合には、両片思いの可能性を考えることができます。
同じようにこちらも相手の様子を気にかけて元気付けてあげることで、より良い関係になることができます。

⑤:同じチームなどになった時に理由をつけて連帯感を持つ

好きな人と同じチーム、同じ部署になった場合、どうにかして近づきたい、仲良くなりたいと思うのが自然な感情です。
ここで有効なのが、チームや部署の中でも2人だけの連帯感、仲間意識を持つということです。

若手同士頑張ろうとか、経験あるもの同士頑張ろうなど、何かと理由をつけて連帯感を持とうとしてくる場合は、両片思いと見てもいいでしょう。

⑥:2人で打ち上げをする

何か大きな仕事が終わった後、チームや部署での打ち上げとはまた別に、2人だけで打ち上げをしている場合、両片思いの特徴が非常に強く出ていると言えるでしょう。
実際に2人で打ち上げをしていて、打ち上げというのはただの口実で、結局ただの飲み会になっている、デートのようになっているという場合には特に、両片思いと考えることができます。

⑦:距離感が近い

仕事での関係性という割にはやたら距離が近いというのも、両片思いの特徴の一つと言えるでしょう。
仕事仲間の域を超えた仲であったり、やたらと話す頻度が高かったりして、距離感が近い場合は、両片思いかもしれません。

距離の近さから発覚する両片思いは本人同士よりも周りの方が気がつきやすいです。
周りの印象を聞いて見るのもいいでしょう。

⑧:相談が多い

相談というのは、恋愛の入り口になりやすい行為です。
相談と言えば話しかけやすいですし、お互いの距離もグッと縮まるからです。

他の人には打ち明けないような仕事の悩みや弱音を打ち明けるような間柄であれば、両片思いの特徴と考えることもできます。
お互いに相談しあう仲なのであれば、一度その関係性が両片思いに当たるのか、改めて考えて見るといいでしょう。

両片思いを実らせる方法

両片思いを実らせたい人

では、両片思いを実らせる方法をみていきましょう。

  1. とにかく接点を持つ
  2. タイミングよく接近する
  3. 連帯感や特別感を演出する
  4. 良き理解者になる
  5. あえて王道のデートに誘う
  6. 煮え切らないなら探りをいれる
  7. 客観的な印象を聞く
  8. 恋愛の話をがっつりしてみる
  9. 圧力はかけない
  10. ふわっとそばにいる
  11. 一緒にいて楽しいことを伝える
  12. 恥じらいながらボディタッチをする

続いて、両片思いを実らせる方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法1:とにかく接点を持つ

どんなに両片思いであることが確実でも、お互いに遠くから見つめあっているだけでは何も変わりません
両片思いが確実でも、それに安心してずっと受け身で待っていると、急に現れた誰かにチャスを持っていかれるかもしれません。

とにかく接点を持つようにして、少しずつでも実際に仲良くなりましょう。
仲良くないがために実らない両片思いの場合は、とにかく動かなければ何も変わりません。

方法2:タイミングよく接近する

接近するにしても、タイミングが大切です。
相手が非常に忙しい時に近づいていってもゆっくり距離を縮めることはできませんし、相手の都合を考えない人だなと思われて、せっかく両片思いだったのに嫌われてしまう可能性もあります。

両片思いだということで自信を持つのはいいですが、両片思いだから何をしても大丈夫と傲慢になることは危険です。

方法3:連帯感や特別感を演出する

手っ取り早く距離を縮め、お互いに特別な存在なのだと再認識するためには、連帯感や特別感を演出することが重要です。
複数人のグループの中でも2人だけの共通点を見つけ、連帯感を持たせるのです。

そうする中で、相手も両片思いかもしれないと感じるようになり、相手から告白してくれる可能性も高くなります。

方法4:良き理解者になる

両片思いなのに実際に結ばれない理由として、好きだけど本当にこの人でいいのかという迷いがある、というパターンがあります。
その場合には、相手に「この人でないとだめだ」と決心させることが重要です。

そのために大切なのが、良き理解者になるということです。
学生の頃は、ただ見た目がいいとか優しいとか気があうというだけで十分だったかもしれません。

しかし、大人の恋愛では、お互いに良き理解者であることが非常に大切になります。
どんなに優しくても、価値観が違って良き理解者になれなければ、レンアに踏み込むことはできないのです。

だからこそ、自分は良き理解者になれるのだということを示し、相手を安心させましょう。

方法5:あえて王道のデートに誘う

両片思いであることは確かだけど、仲良くなりすぎて今更恥ずかしい、おそらく両片思いだけど、相手がただの仲良い友達と思っている可能性も捨てきれなくて不安、という場合には、あえて王道のデートに誘ってみましょう。

普通のデートだと、ただ遊んでいるだけになり、本当に両片思いだろうか?という不安は消えません。
あえて王道デートに誘うことによって、仲良くなりすぎて薄れていた恋愛の雰囲気が復活します。

また、仲が良すぎて普段は言い出しにくくても、王道デートなら雰囲気に乗って告白がしやすくなります。

方法6:煮え切らないなら探りをいれる

両片思いのはずなのに相手が煮え切らないという場合には、思い切って探りをいれるのも一つの手です。
最近いい人はいるのか、自分のことをどう思っているのかなど、さりげなく探りを入れつつ、自分の気持ちも少し伝えてみてください

両片思いのはずなのに煮え切らない大きな理由は、相手が両片思いだと確信できていないことにあります。
うまく探りを入れて、そこの不安を解消してあげましょう。

方法7:客観的な印象を聞く

両片思いであることが確かなら、相手から動きがあるのを待つばかりではなく、自分から動くのも大切です。
しかし、いざ実際に動くとなると、急に不安になってくるものです。

そのような時には、周りから客観的な印象を聞きましょう。
そこで改めて両片思いであることを再認識すれば、自信を持って動くことができます。

両片思いを実らせるためには、自分か相手のどちらかが動くしかありません。
そして、確実に動かすことができるのは、相手ではなく自分自身です。

自分自身を動かすために何をすべきか考えることも大切です。

方法8:恋愛の話をがっつりしてみる

両片思いであろう相手に、ガッツリ恋愛の話をして見るものいい作戦です。
恋愛の話をしやすい雰囲気にして、相手が告白しやすい雰囲気を作るのです。

その時、自分は相手のことが好きだということをそれとなく相手に伝えることが重要です。
今告白すれば絶対うまくいく、相手は自分の告白を待っている、と相手に認識させることがポイントです。

方法9:圧力はかけない

両片思いを実らせるための作戦は色々とありますが、実らせるためには圧力はかけないということが非常に大切です。
どんなに両片思いでも、告白してくるようにそれとなく圧力をかけてしまうと、相手は腰が引けてしまいます。

強引だと思われたり、いざ付き合ってもこうして圧力をかけられてなんでも従わされそうだと思われてしまいます。
そうすると、せっかく両片思いだったのに、うまくいかなくなる可能性もあります。

両片思いを実らせるためには、圧力にならないよう気をつけながらアクションを取ることが大切です。

方法10:ふわっとそばにいる

ふわっとそばにいるということも、両片思いを進展させるには有効な作戦です。
気がついたらいつもそばにいる、もはやそばにいることが当たり前という状態に自然に持ち込むことができれば、両片思いが進展する可能性は高いです。

いつも一緒にいる、これって付き合っているようなものではないか?と相手に思わせることができれば、相手が動く可能性も高くなるのです。

方法11:一緒にいて楽しいことを伝える

一緒にいると楽しいということを伝えるのは、簡単ですが非常に効果があります。
一緒にいて楽しいということは、もっと一緒にいたい、一緒にいることが好きという意味に取れます。

このことを伝えることで、相手は両片思いに対する確信を強めます。
そうすると、相手は告白しやすくなるのです。

方法12:恥じらいながらボディタッチをする

仲良くなりすぎて両片思いから両思いに持っていくのが難しい場合には、仲良くなりすぎた関係性の中に少しの恋愛要素を加えることが大切です。
その際に簡単にできるのが、恥じらいながらボディタッチするということです。

ここでお互いに少しドキッとすることができれば、今のマンネリ化した関係を進展させるスパイスになります。

両片思いは慎重かつ大胆に

両片思いが実った2人

両片思いの扱い方は、簡単なようで難しいものです。
両片思いだということに安心して大胆になりすぎると、相手に嫌われてしまう可能性もあります。

しかし、本当に両片思いだろうか?と疑問を持つばかりで慎重になりすぎると、いつまでたっても進展がありません。
控えめに、しかし大胆にアクションを取っていくことが非常に大切なのです。

また、両片思いとわかっていても、いざアクションを起こすとなると急に自信がなくなるのは相手も同じことです。
自分自身から関係を進展させるか、そうでないなら相手に両片思いであることを確信させる動きを取り、相手に自信を持たせることが大切です。

両片思いの状況については、当人同士よりも周りの人の方が正確に把握していることも多くあります。
どうすればいいか迷った時には、周りの助言を聞くのも大切です。

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ライター
noel編集部

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