恋愛感情が急に冷めるのはなぜ?男女別恋が冷める心理を解説
あれほど好きだったはずなのになぜだか急に冷めてしまった…。 あんなに好きだと言っていたのに、急に冷たくなった…。 恋心とは不思議なもので、ある時突然変化してしまうこともあります。 その中でも特に怖いのが、急に冷めるという変化です。 自分が相手に冷めてしまっても戸惑うし、相手に冷められると辛いものです。 どうして急に冷めることがあるのかについて、解明していきましょう。
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恋愛感情が急に冷めるのはなぜ?
急に恋愛感情が冷めるのは、恋愛関係が決して友人関係とは同じではないからです。
友人なら目を瞑れることも、恋人だと気になてしまうのです。
恋人は友人よりももっと身近な存在である上、友人以上に相性が大切です。
ちょっとしたことで相性の悪さを感じてしまい、急に気持ちが冷めるということになるのです。
男女で違う?恋愛感情が急に冷める原因
男性
男性の恋愛感情が急に冷めるのは、女性に対する理想が破れた時、刺激がなくなった時です。
いつまでも付き合いたての頃のようにいたいという女性はよくいますが、実は男性の中にも、そうした想いの人は多いのです。
しかし、お互いに慣れることでだんだんと恥じらいがなくなったり、生活感が出てきたりして、これって本当に恋なのだろうか?と疑問に思ってしまうのです。
さらに、そんな時に魅力的な女性が現れると、比べてしまって急に気持ちが冷めるのです。
女性
女性は嫌なことがあっても我慢しがちです。
自分さえ耐えればこのまま平和に過ごしていける、自分が気にしすぎなのかもしれない、などと考えて、自己完結するタイプの人が多くいます。
しかし、そんな我慢もいつかは限界がきてしまいます。
もう限界、待てど暮らせどこの人は少しも変わってくれない、と思った時に、まさに糸がぷつっと切れるような感覚で、急に思いが冷めるのです。
恋心が急に冷める瞬間とは?
では、恋心が急に冷める瞬間をみていきましょう。
- お互いに慣れが出た時
- 気遣いがなくなった時
- 暴力的な一面を見た時
- 生活力の無さを感じた時
- 嘘が続いた時
- 扱いに変化が出た時
- 相手に期待しなくなった時
- 価値観が変わった時
- 同じ喧嘩を繰り返した時
- 損得勘定が勝り始めた時
冷める瞬間①:お互いに慣れが出た時
恋というのはトキメキを伴うものです。
しかし、恋人関係になって長い時間を共に過ごせば、どうしてもお互いの多くの部分を知ってしまうし、毎日も同じことの繰り返しになっていきます。
そのことを、ずっと仲良く過ごしてきた証として喜べるタイプの人もいますが、物足りなさを感じてしまう人もいます。
後者の場合、何をしても新鮮でキラキラしていた昔のことを思い出しては、代わり映えしない関係性にうんざりしてきます。
このままいてもこんな関係が続くだけ、それって本当に幸せ?そう考えた時に、急に感情が冷めるのです。
冷める瞬間②:気遣いがなくなった時
昔は、何があってもありがとうとかごめんなどの言葉が言えていたのに、だんだんとそんな言葉が減っていくというのはよくあることです。
また、以前はこんなことを言ったら傷つけるかな、嫌われるかなと思って言えなかったことが平気で言えるようになり、言葉に新少佐がなくなってしまいます。
そうすると、つい心の声がそのまま表に出てしまうのです。
好きで、ずっと一緒にいたからこその現象です。
しかし、好きな人にそんなこと言えるの?昔はそんなこと言わなかったのに…そんなことを言うなんて、もう終わりなんだろうか、そう思う瞬間がやってきます。
そうすると、その瞬間に、急に冷めるのです。
冷める瞬間③:暴力的な一面を見た時
付き合いが長かろうと短かろうと、急に気持ちが冷めると言う現象を引き起こす最も明確な理由が、暴力的な一面を見たと言うことです。
どんなに好きな人でも、暴力的な一面を見ると、その人間性を疑わざるを得ません。
また、もし何か事情があって気持ちが高ぶってそんな行動に出ただけだと思って目を瞑ったとしてもそれが続けばやはり気持ちは離れて行くものです。
そもそも、好きなのに暴力を振るうなんてことができる?と考えると、すっと気持ちが冷めるのです。
中には暴力的な一面を見ても離れられない人もいますが、自分が離れられないのは相手のことが好きだからではなく、相手から離れて何かされるのが怖いからだとはっきり気づいた時、急に脱力したかのように気持ちが冷めるのです。
冷める瞬間④:生活力の無さを感じた時
好きなだけで一緒にいられるのは学生までです。
社会人になれば、良くも悪くも、好きと言う気持ちだけではなく、一緒に暮らせていけるかどうかというポイントも重要になってきます。
その時に、著しく生活力がないことが発覚すると、どんなに好きな相手でも、一緒にいるとしんどそうだと感じてしまうのです。
生活力の有無によって急に思いが冷めると言うのは、大人の恋愛ならではのことと言えます。
冷める瞬間⑤:嘘が続いた時
恋愛関係を続けて行くにあたって、大切なことのひとつに信頼関係があります。
相手のことを信じていいのかわからなくて、でも好きで、どうしたらいいのかわからずハラハラしているという恋愛は、学生だからこそできることです。
大人になってしまうと、恋愛だけに向き合っているわけにはいかなくなりますし、将来のことを考える癖がついてしまうのです。
そうすると、嘘が続くと言うのは致命的です。
急に心が離れて冷めると言うことの裏には、信頼できないと言う大きな問題が潜んでいることもあるのです。
冷める瞬間⑥:扱いに変化が出た時
お互いのことをいつまでも大切にすると言うのは、当たり前のことである一方難しいことでもあります。
ずっと時間を共にして行くことによって、だんだんと家族のような関係性になり、独立した2人の人間だったはずなのに、気づけばその境界が曖昧になるのです。
そうすると、昔よりも大切に扱うということをしなくなる傾向にあります。
また、関係が長くなるほど、これまでの積み重ねに安心して、これくらい大丈夫だろうと言う緩みが出てきます。
そこに違和感を感じ、大切にされたいと感じてしまうと、急に心が離れて冷めるのです。
冷める瞬間⑦:相手に期待しなくなった時
昔は、誕生日やクリスマスにどんなプレゼントをくれるのだろうとワクワクした、少しくらい気になる点があってもそのうち変わってくれるだろうと期待した、と言う人は多いでしょう。
しかし、ずっと一緒にいることで、記念日に期待もできなくなり、変わってくれるという期待もできなくなるということがあります。
もう相手に期待できない、それなら自分はこれからずっと、これを受け入れていかなくてはならないの?という疑問がふと頭をよぎります。
状況を変えたいなら、変わってくれない相手をいつまでも受け入れるのではなく、環境自体を変えなくては、そう気付いた時、ふっと急に、気持ちが冷めるのです。
冷める瞬間⑧:価値観が変わった時
人は人生のステージごとに価値観の変化を経験していきます。
社会人になると、学生の頃にはそもそもなかった「キャリア」に対する価値観が生まれてきます。
そうすると、他の価値観はあっていたのにキャリアという新しい価値観が合わないということがあります。
また、出世やライフステージの変化で金銭に関する価値観が変わったり、時間に関する価値観が変わったり、理想の恋人関係に関する価値観が変わることだってあります。
その価値観がお互いにずれていて、それがもうどうしてもすり合わせられなくなった時、ただ「合わない」というシンプルな事実を突きつけられ、急に思いが冷めるのです。
冷める瞬間⑨:同じ喧嘩を繰り返した時
一緒にいれば、喧嘩をすることもあります。
喧嘩をするたびにお互いの理解を深めていければそれがベストです。
しかし、何度も同じことで喧嘩を繰り返すとどうでしょう。
喧嘩自体、感情も非常に不安定になり疲れることですし、その理由が毎回同じとなると、絶望感すら感じられます。
毎回違うことで喧嘩をしていれば、喧嘩をするたびお互いの関係をアップグレードできていると感じることもできます。
しかし、同じ喧嘩を繰り返すと、もう潮時なのかなと感じてしまう人も少なくありません。
そうしたことから、急に冷めるのです。
冷める瞬間⑩:損得勘定が勝り始めた時
初めの頃は損得勘定なんて頭の隅にもなくて、ただ好きで一緒にいたのに、気がつくと損得勘定が恋愛感情に優っているということがあります。
これはどういうことかというと、実はもう恋愛感情は冷めているのに、情や惰性で離れられず、損得勘定によって一緒にいる理由を持っているということです。
もう好きでもないのにダラダラと離れられないという状態に、人は少なからずストレスを覚えます。
だからこそ、スパッと別れを切り出す人もいますが、それもできないという人もいます。
そうした人は、まだこの人が好きだから一緒にいると思い込もうとします。
その時に出てくるのが、この人と一緒にいれば、こういういいことがあるという損得勘定なのです。
しかし、相手への不満は恋愛感情ではカバーできても、損得勘定ではカバーできません。
だから、損得勘定で一緒にいると、ある時急に、気持ちが冷めるのです。
恋愛感情が急に冷める女性の心理
では、恋愛感情が急に冷める女性の心理をみていきましょう。
恋愛感情が急に冷める女性の心理は、以下の通りです。
- いつまでも愛情をもって大切にしてほしい
- 期待しても変わってくれないと疲れる
- 尽くしているうちになぜ尽くしているのか疑問に思う
- 自分は相手にとってどういう存在かが大切
- いつまでも外見を褒めてほしい
続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。
心理①:いつまでも愛情をもって大切にしてほしい
女性は相手の気持ちに非常に敏感です。
同じように優しくされても、それが愛情によるものなのか、義務によるものなのか、なんとなく気付いてしまいます。
前と同じように優しいけれど、きっとこれは、優しくしないと喧嘩になって面倒だからしているのだ、ということにも簡単に気がつきます。
そうした相手の本心に気づくと、急に女性は冷めるのです。
いつまでも愛情を持って大切にして欲しいという真理があるからこそのことです。
心理②:期待しても変わってくれないと疲れる
女性は言いたいことを飲み込むことが多いです。
相手に不満があっても、言えずにいることがたくさんあります。
また、勇気を出していったとしても、相手に気を遣ってかなりオブラートに包んで伝えた結果、何も伝わっていないということもあります。
しかし、心のどこかでは、いつか気付いて変わってくれることを期待しているし、期待しているからこそ一緒にい続けるのです。
しかし、それでも急に冷めることはあります。
期待しても何も変わっていないという場面に出くわすことは、非常に精神的に疲れることなのです。
そうした心理から、期待しても変わってくれないことで急に冷めるのです。
心理③:尽くしているうちになぜ尽くしているのか疑問に思う
好きな人に尽くしたいという女性は多くいます。
尽くして相手にすごいと思われたい、感謝されたい、喜ぶ顔を見たい、ずっと一緒にいて欲しいと思うのです。
しかし、ずっとそれが続くと、男性は、尽くしてもらうことを当たり前に思い始めてしまいます。
もっと好きになってもらいたくて、感謝されたくて、喜ぶかを重たくて尽くしていたはずなのに、気がつけばただ便利に使われているだけのようになっていた…そのことに気付いた時、急に女性は冷めるのです。
なぜ尽くしているのか?その疑問を抱いてしまうと、女性は相手にとっての自分の存在意義を見失ってしまうことがあるのです。
心理④:自分は相手にとってどういう存在かが大切
女性は自分が相手にとってどういう存在かを非常に重視します。
もし、そこまで大切な存在とされていないなら、その時はすっと気持ちが急に冷めるのです。
自分が相手にとってどんな存在なのかを大切にする心理があるからこそ、そこに満足できないと、急に冷めるのです。
心理⑤:いつまでも外見を褒めてほしい
女性は人から綺麗、可愛いと言われると非常に嬉しく思います。
それが、好きな人からの言葉ならなおさらです。
しかし男性の中には、一緒にいる時間が長くなるほど照れが出て、外見を素直に褒められなくなる人がいます。
女性からすると、好きな人にこそ褒めてもらいたいし、褒めてくれる人を好きになりたいという気持ちもあります。
そうしたいつまでも外見を褒めて欲しいという気持ちがあるからこそ、褒めてもらえなくなると急に心が冷めることがあるのです。
恋愛感情が急に冷める男性の心理
では、恋愛感情が急に冷める 男性の心理をみていきましょう。
恋愛感情が急に冷める男性の心理は、以下の通りです。
- 自分だけを見てほしい
- 言わなくてもわかってほしい
- 見栄を張るのも理解してほしい
- 彼女の言葉が小言にしか聞こえない
- 行動は気持ちの表れだと思う
続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。
心理①:自分だけを見てほしい
男性は独占欲を感じやすいです。
だから、彼女が他の男性に目移りしていると非常に気分を悪くします。
少しくらい、あの人かっこいいとかあの芸能人素敵などというのは大丈夫でも、それが続くと気持ちが急に冷める可能性があります。
自分だけを見て欲しいという心理があるからこそ、相手の目移りを感じると急に思いが冷めるのです。
心理②:言わなくてもわかってほしい
男性の中には、素直に感情を言葉にすることを非常に恥ずかしがる人もいます。
また、付き合いが長くなるほど、何も言わなくても分かり合える関係を望む人が、実は多くいるのです。
だからこそ、たとえ相手のことを好きだと思っていても、可愛いと思っていても、言葉に出さないのです。
しかし女性からしてみると、そういうことほど言葉にして欲しいもので、そこで喧嘩になることもよくあります。
言わなくてもわかってほしいという心理を理解してもらえないことで、急に冷めることもあるのです。
心理③:見栄を張るのも理解してほしい
男性は弱みを人に見せることに戸惑いを覚えることが多くあります。
ついつい見栄を張ってしまうけれど、彼女にだけはそれを見抜いて支えて欲しいと思っていることもあります。
もちろん、付き合いが長くなれば彼女もそうした様子の変化に気付きやすくなる傾向はあります。
しかし、いくら彼女でも気づかないこともありますし、彼女自身自分のことでいっぱいいっぱいだと、見栄を張って強がられても対応できないこともあります。
しかし、見栄を張ることも理解して欲しいという気持ちが男性にあると、そこを組んでくれないことで急に冷めるケースもあります。
心理④:彼女の言葉が小言にしか聞こえない
一緒に生活していくとなると、これまで以上に相手のことが心配になるものです。
特に女性は、食生活に気を配る傾向が強いですし、男性のことを心配しがちです。
だからこそ、食事や生活習慣について、相手のことを思って心配するのですが、男性からするとただの小言にしか聞こえないことが多くあります。
いくら彼女の言葉でも、小言は気持ちのいいものではありません。
小言にしか聞こえないという心理から、もううんざりと感じ、急に心が離れて冷めるのです。
心理⑤:行動は気持ちの表れだと思う
男性は言葉よりも行動を重視します。
嘘か本当かわからない言葉よりも、実際の行動の方が信じられると感じるのです。
しかし女性は言葉を求めます。
どんなに行動で表されても、言葉として聞くことができないと、安心できないのです。
行動は気持ちの表れという心理を持つ男性からすると、言葉にしないと信じてもらえないというのは寂しいことです。
こうしたことが続くと、急に冷めることになりかねません。
急に恋愛感情が冷める時期とは?
急に思いが冷めるのは、もやもやした期間が続いた時期に多いです。
もやもやと不満や不安がたまった時に、ふと、これ以上期待しても仕方ないとか、単純に合わないってことなんだなどという結論に達したとします。
そうすると、普段はそれでも、いやいやそれは早とちりだと思えるのですが、もやもやが続くと、その反動で、その結論を完全に信じてしまうのです。
そうすると、急に気持ちが冷めるのです。
だからこそ、うまくいかないことが続いている時期は要注意です。
急に冷めた恋愛感情は復活する?
急に冷めた思いは復活する可能性があります。
後から冷静になったり、相手を失って見たりした時にやっと、本当の気持ちが見えてくるのです。
ただし、急に冷めると気持ちが妙にすっきりして踏ん切りがついた気分になります。
そうした気分に乗せられて、相手に対してひどいことを言ってしまうと、せっかく恋愛感情が復活しても、もう関係の修復は難しくなります。
その逆も然りです。
たとえどんな気持ちの変化が急に現れても、相手のことを大切にする姿勢は失わずにいたいですね。
急に思いが冷めることは珍しくない
周りの人が、急に相手に冷めたなどと言ってくると、ついこの間まであんなになあが良かったのに!と思うかもしれません。
しかし、急に気持ちに距離ができて冷めることは、実はそれほど珍しいことではありません。
だからこそ、その時の心理や対処法をよく心得て、適切に乗り越えて行くことが大切なのです。
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