愛情の裏返しとは？男性が愛情の裏返しをする時の心理・行動を紹介

「愛情の裏返し」とは？

人間は感情を言葉や態度で相手にわかりやすく表現することができます。
特に「好き」という感情がある相手には、優しく接したり寄り添いたくなるはずなのですが、素直にそれができないことも人間の感情として存在することがあります。

そのような複雑な心境から「好き」とは正反対のことをしてしまうのが「愛情の裏返し」と呼ばれる行動です。

意味

素直に感情を表現したり、彼女や好きな人や周りの人に好きな気持ちがバレてしまうのが恥ずかしいので、あえて正反対の行動をしてしまうことです。

その行動をしている側は常に無意識の時もありますが、その行動をしているときは特に何も考えていなくても後になって「またやっちゃった…」と後悔することもあります。
また会った時には同じようなことをしてしまい、結果としてだんだん嫌われたり離れていってしまうことにもなりかねないのです。

使い方

「彼が〇〇ちゃんに対してだけいつも冷たいのは、愛情表現の裏返しに違いない」「愛情の裏返しで、彼はいつも〇〇ちゃんにちょっかいばかり出している」というように、好きだからするようには見えない行動に対して使います。

男性100人に調査！つい「愛情の裏返し」な行動をとってしまう理由

「愛情の裏返し」な行動について、男性100人に聞きました！

Q.好きな女性に対して「愛情の裏返し」な行動をとったことは？

その他の恋愛アンケートはこちら♡

Q.「愛情の裏返し」な行動をとる理由は？

愛情の裏返しな態度が出てしまう理由は様々ありますね。
中でも「構って欲しくて拗ねた」という理由が多かったです！

彼女への甘え方が分からないものの、彼女には自分の気持ちを気づいて欲しい！
という男性ならではの愛情表現です♡

好きな女性に「愛情の裏返し」の行動をする男性心理

では、好きな女性に「愛情の裏返し」の行動をする時の男性心理をみていきましょう。

1. 相手の反応を見たい
2. 自分を受け入れてほしい
3. クールに見られたい
4. 主導権を握りたい
5. 緊張してしまう

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①：相手の反応を見たい

あえて気持ちと逆の行動をして相手の気持ちを惹きつけようとするのが、愛情の裏返しの行動をしてしまう心理の一つです。
コミュニケーションをとるため、好きな人に反応してもらうため、自分の存在をアピールするためです。

ちょっと小突いたりけなすようなことを言えば相手の女性は少なからずリアクションをするのであり、簡単にフィードバックを引き出すことができます。
相手を好きだけどけなすようなことを言えるのは、それだけ仲がいいことの表れでもあります。

心理②：自分を受け入れてほしい

人間には自分のことを受け入れてほしい、認めてほしいと思う「承認欲求」というものがあります。
愛情の裏返しをする人はこの承認欲求が強い人が多く、自分は愛されているということを確認したい、愛されていることが感じられないと不安になってしまいます。

それを確認するために、冷たい態度をとってもちゃんと反応してくれるか、他の女性と仲よくしたらヤキモチをやいてくれるかなどの愛情の裏返しの行動をするのです。

承認欲求とは？意味は？承認欲求の強い人の特徴や克服方法！承認欲求とは？意味は？ まず「承認」とは他者に認められることですので、他者に認めてほしいとい...
noel編集部

心理③：クールに見られたい

話しているのに全然楽しそうに見えない、つまらなそうにしか見えない、不機嫌そうに見えると一緒にいて本当に楽しいのか、怒っているのかと不安になるでしょう。
しかし男性というのは女性には理解できないレベルで無駄に周囲の目を気にしたり、カッコつけたりしたがるものです。

女性と話しているところを見られるのが恥ずかしい、デレデレしているように見られたくなくてクールを装っているのが、女性からすると冷たい態度のように感じることもあります。
周りに人がいるようなところや、特に彼の親がいたりすると恥ずかしくて明るく話すことができないという男性もいます。

心理④：主導権を握りたい

全然話しかけてこない、一緒にいても楽しそうに見えない、彼女なのに命令や言いつけるようなことばかりして、よっぽど他人に対しての方が優しい態度で接しているように感じることがあります。
これは、男性が二人の関係性において主導権を握りたいと思っている愛情の裏返しの行動です。

「亭主関白」のような関係と言えば解りやすいかと思いますが、亭主関白に見える夫も実は妻のことを心から愛している夫婦もたくさんいます。
単純な愛情表現が苦手で、相手のことを信頼している、愛されていること確信しているからできる行動とも言えるのです。

心理⑤：緊張してしまう

そもそも女性と話すのが苦手な人もいて、好きな人話すのはなおさら緊張してしまうという男性もいます。
それがぶっきらぼうな態度やそっけない返事のような愛情の裏返しの行動になってしまうのです。

好きな人から話しかけられると緊張してしまい、目が合うだけなのについそらしてしまいます。
もちろん本人は冷たくしているつもりもないし、そういう行動をしたいわけではないのですが、体が勝手に反応してしまうのでどうしようもないというのが本音なのです。

男性に聞いてみた！あなたが取ってしまう愛情の裏返しな行動は？

それでは具体的に、「愛情の裏返し」とはどんな行動をとってしまうのでしょうか？

Q.どのような「愛情の裏返し」な行動をとる？

1番多い行動は「そっけない態度や返事」でした。
拗ねていることに気づいたら「彼女から声をかけてあげる」のが1番良さそうですね！

ただ、本当に不機嫌な時はそっとしてあげるのが得策。
不機嫌と拗ねている時の違いが見分けられない時は、まずは声をかけてみる！

しつこくし過ぎないように、彼の様子を伺ってみましょう！

その他の恋愛アンケートはこちら♡

男性が好きな女性に見せる「愛情の裏返し」な行動

では、男性が好きな女性に見せる「愛情の裏返し」にはどのような行動があるのでしょう。

1. デリカシーのないことを言う
2. 用事や仕事を押しつけてくる
3. 冷たい態度をとる
4. 友達や仕事を優先する
5. ワガママを言って困らせる
6. ヤキモチを焼かせようとする

続いて、それぞれの行動を詳しくみていきます。

行動①：デリカシーのないことを言う

子どもの頃、小学生の男子がクラスの好きな女の子をわざとからかったりいじめたりというのがあったと思いますが、これがまさに愛情の裏返しの行動です。
これと同じように、コミュニケーションをとりたいだけなのに、本当はそんなこと思っていないのに心にもないことを好きな人に言ってしまうのは大人になってからでもあります。

普段と違う服装をしたら「今日雰囲気違ってかわいいな」と思っても「なんか変な恰好してるけど何かあった？」と言ってしまったり、平気で「太った？」と聞いたりしてしまいます。

行動②：用事や仕事を押しつけてくる

上司と部下とか先輩と後輩などの上下関係ではないのに、他の人でもできるようなことをやたらと頼まれたり押し付けられたりするのも、愛情の裏返しの行動の一つです。

押しつけられる方は「これって利用されてる？」「嫌がらせのつもりなんじゃないだろうか」と不満に感じたり、疑いたくなってしまいますよね。
なぜこの行動が愛情の裏返しなのかと言うと、好きだから話したりしたいけどそのきっかけや勇気がないので、用事や仕事を理由にして接点を持とうとしているのです。

用事や仕事を頼んでくるということは、丸投げするのでなければ経過報告や最終的な確認をしなければなりません。
つまり、相談や報告をするために話したり連絡をする必要があるので、会話のきっかけになることや自分と関わってくれることを狙っているのです。

それに、よく言えば用事や仕事を頼みやすい、つまりあなたのことを信頼しているとも言えます。

行動③：冷たい態度をとる

好きな人に話しかけられたのに、そっけない返事をしたり、すぐに会話を切り上げたりするのも愛情の裏返しの行動のことがあります。
これは男性によく見られる行動で、仲良く話すのがなんか恥ずかしかったり、好きな気持ちが周りにバレないようにわざと冷たくあしらってしまうのです。

二人きりのときはすごくよく話してくれるのに、彼が男友達と一緒にいるときや他に人がいるときだと急によそよそしくなることもあります。
反対に、みんなといるときは普通にしゃべるのに、二人きりになると緊張から急に無口になって冷たい態度のように感じられることもあります。

他にも、わざと目をそらしたり、遠くの席に座ったり、一緒のはずなのにわざと帰り道を変えたりすることもあります。

そっけない態度をとる男性の心理！そっけないけど優しい＝脈あり？　 男性100人にアンケート！好きな人にもそっけない態度をとる？ 男性からそっけない態度を取ら...
noel編集部

行動④：友達や仕事を優先する

男性はせっかく好きな人から遊びに誘われたのに、「その日は仕事がある」「友達と先約があって」と断わってしまうことがあります。

この行動の理由は、「彼女第一と思われるのが格好悪い」「本当はすごくうれしいけど恥ずかしくて断ってしまった」「仕事ができる男or友達が多いアピール」などの複雑な男心からきているのです。
これは片思い中だけでなく、付き合っている関係でもある愛情の裏返しの表現でもあります。

または、付き合っている彼女と会う間を惜しんでまで仕事を優先するのは、もしかしたら彼女と将来を真剣に考えていて、今は仕事に集中して成功させなければいけない時期だと思っているということもありえます。

行動⑤：ワガママを言って困らせる

愛情の裏返しで好きな人を困らせて楽しむというSっ気の強い、あまのじゃくな男性も中にはいます。
「かまってほしい」という気持ちからわざとワガママを言って困らせたり、自分だけを見てほしいからワガママを言って意識を向けさせようとします。

このタイプの男性は、自己中心的だったり自分が愛されていることがわからないと我慢できない性格で、ワガママを受け入れてもらうことで愛されていると感じるのです。

行動⑥：ヤキモチを焼かせようとする

彼女や好きな人の前でわざと他の女性と仲よくして、ヤキモチをやかせようとするのも愛情の裏返しの行動です。

普通に考えると、誤解をされてしまう恐れもあるので、好きな人が見ている前であえて他の女性と仲よくする必要はありません。
他の女性と仲よくしているところを見せて、あなたが「気にするそぶりを見せる」「心配そうに見る」「全然気にしない」などどんな反応をしているのかを見てあなたの気持ちを知ろうとしている可能性もあります。

もし付き合っているなら、ヤキモチを焼かれることで「愛されている」ことを実感したいと思っているのかもしれません。

男性から「愛情の裏返し」な行動を受けた時の対応方法

では、男性から「愛情の裏返し」を受けた時の対処法をみていきましょう。

1. 乗ってあげる
2. スルーする
3. 許す気持ちを持ってみる
4. 特別扱いしてあげる
5. はっきり言う

続いて、男性から「愛情の裏返し」を受けた時の対応方法を、それぞれ詳しくみていきます。

対応方法①：乗ってあげる

からかってきたり意地悪をしてくるようなときは、それに乗ってリアクションしてあげましょう。

彼なりのコミュニケーションの方法なので、うまくのってあげれば彼は満足します。
用事や仕事を押しつけてくるのも、我慢できるのであればやってあげましょう。

相手には嫌いな気持ちやいじめたい気持ちがあるわけではないので、真に受けて落ち込んだり、無理に引き受ける必要はありません。
我慢できないほどであればはっきり言えばいいのです。

対応方法②：スルーする

あまりにも冷たい態度だったり、自分が負担を感じるほどであれば無視したり、何かされてもスルーしましょう。
彼としてはコミュニケーションを取りたいのに無視されたとあれば、反省して違う方法でアプローチしてくるはずです。

他の女性と仲よくしていても、あえてそのことに触れる必要もありません。

対応方法③：許す気持ちを持ってみる

「この人がこういう態度をとってしまうのは、愛情の裏返しなんだ」ということを心にとめておけば、冷たい反応やクールな態度も許せるのではないでしょうか。
上から目線でもいいので許す気持ちでいれば、彼の態度がむしろほほえましいものに感じてくるはずです。

本当に嫌がる素振りを見せれば、愛情の裏返しのような行動は一時的に改善されますが、おそらく時間がたてばまたもとに戻ってしまうかもしれません。
そういうときにはこの「上から目線で許す気持ち」を思い出すといいでしょう。

対応方法④：特別扱いしてあげる

ワガママを言ったり、ヤキモチをやかせようとする行動は、「あなたのことが大事だよ」というような愛情表現を確認することができれば落ち着きます。

なので、彼に優しく接したり、特別扱いをしてあげましょう。
そうすると彼は安心して、愛情の裏返しのようなわざと冷たい態度をとることもなくなります。

対応方法⑤：はっきり言う

愛情の裏返しの行動が本当に嫌だとか不快に感じるなら、それははっきりと本人に伝えましょう。
さすがにはっきり言われたら「このままだと嫌われてしまう」と思い直し、本当に好きなら態度が一変するはずです。

二人の関係が付き合っているとかではなく曖昧な状況なら、そこから告白されるということもありえます。

女性も「愛情の裏返し」な行動をする？

女性も「愛情の裏返し」の行動をとることがあります。

女性の場合は、からかったり意地悪をするというよりは、うまく話せなかったりデートに誘われても断ってしまったりというような消極的な姿勢を見せてしまうことが多いです。
または他の男性と仲よくしたり他に好きな人がいることをにおわせるような行動をとったりします。

しかし女性のほうが演技や本心を隠すのがうまいので、男性は女性の行動の裏の気持ちまで考えが及びません。
そのため男性はその行動が「愛情の裏返しなんだ」と思いつくことができず、誤解してしまうことも多いです。

愛情の裏返しとは？男性が愛情の裏返しをする時の心理・行動を紹介のまとめ

好きな人に気持ちとは正反対の行動をしてしまう「愛情の裏返し」は、子どものときによく見た光景かもしれませんが、大人になってからも男性にはよく見られる行動パターンなのです。

される側は意味がわからないかもしれませんが、彼の性格を分析して「不器用な男がすること」と割り切って付き合ってあげれば、気持ちも楽になるのではないでしょうか。