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同棲経験者200人に聞いた!同棲生活費の負担割合のリアル

同棲をする部屋

結婚を意識し始めたカップルであれば、同棲したいねと話題に出るのはごく自然なことです。
大好きな彼と一緒に暮らせたら、と考えただけでも幸せですよね。

しかし、安易に同棲を始めてしまうと思わぬトラブルや不満が生まれてしまうことも……!
まずはしっかりと同棲生活費について話し合うことが大切です。

ここでは同棲経験のある男女200人にアンケートし、同棲の生活費の負担割合を教えていただきましたよ。

Q.同棲の生活費の負担割合はどのくらい?

グラフ_同棲の生活費の負担割合はどのくらい?男性100人へのアンケート
グラフ_同棲の生活費の負担割合はどのくらい?女性100人へのアンケート
同棲を開始するにあたり、まずは新居探しから始める方も多いでしょう。
しかしまずは2人の収入・支出を把握することが最優先です。

引っ越しや家具を揃えるのにもお金がかかります。
そして何より、現実的に同棲が可能かどうか、同棲に必要な生活費について考える必要があります。

今回のnoel調査によると多くの男女は完全折半が主流のようですね。
しかし、2番目に票が多かったのは、男性は8割負担が26%、女性は3割負担が34%と男女の差が垣間見れます。

2人の職業や収入の差、また年齢によって負担額を変えるかどうかも話し合うのが大切です。
では、続いて紹介するカップル別のシミュレーションを参考に同棲生活費の負担を考えてみましょう!

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カップル別にみる同棲生活費シミュレーション

同棲を開始するカップル

同棲でまず考えるべき内訳は、生活費の中でも大きな割合を占める家賃と食費です。
次のシミュレーションではこの2つに加え、水道光熱費1万5千円、スマホ・インターネット代2万5千円、日用品1万円の計5万円を加味したものとしてご紹介します。

住む地域によって家賃は変わってきますので、正しく計算するときは引越し先の家賃を参照してシミュレーションしてみてくださいね。
また、それぞれの引っ越しが必要な場合は引っ越し費用で15万円、家具等の準備で30万円はみておきたいところです。

更に賃貸物件の契約初期費用として、敷金・礼金・初月家賃が必要になるため、家賃4ヵ月相当が必要になることを頭に入れておく必要があります。

会社員カップル

同棲する際に金銭的に最も余裕があるのがこの社会人カップルです。
それぞれの職場に通いやすい駅近くの物件であったり、それぞれの部屋を持てる広めの間取りにしたり、家賃にお金をかけられるのが嬉しいですね。

家賃は収入の3分の1相当が妥当だと言われますが、2人の手取りで40万円以上が見込めるのであれば10~15万円程になるでしょう。
毎日簡単な朝食と自炊で夕食、昼食はそれぞれ食べ、週末は外食へ出かけた場合は食費7万円程を見込んでおくとよいですね。

交際費を3万円とした場合、合計は25~30万円となります。

社会人カップルの場合、ボーナスも含めれば生活にかなり余裕ができ、結婚資金を貯めやすくなるというメリットがあります。

フリーターカップル

手取り収入が20~30万円のフリーターカップルは、家賃6万円程の物件を探すとよいですね。
この予算での同棲は間取りがどうしても狭くなりがちなので、1人のスペースが減ってしまうことは覚悟が必要です。

食費は外食を控え4万円、交際費を2万円で抑えたとして、合計は17万円です。

同棲するにはぎりぎりの生活になるといってもよいでしょう。

会社員男×フリーター女

手取り収入が35~40万円のこのカップルは、家賃8万円程で1LDK相当の物件を探してみてください。
彼の生活スタイルにあった物件を探すことが大切です。

食費はフリーターの彼女が料理を頑張りつつもたまには外食をして5万円、交際費を3万円とみれば、合計は21万円です。

収入に差のあるカップルなので、同棲を検討するのであれば生活費の負担についてよく考える必要があるでしょう。

フリーター男×会社員女

このカップルの場合、まず確認しておきたいのは結婚を見据えた同棲であるかどうかです。
彼がフリーターなのには何かしらの理由があるのでしょう。

同棲を始める前に、彼の仕事についても一度話し合いが必要かもしれませんね。
手取り収入が30~35万円程であれば、やはり1LDK相当で家賃8万円程は必要になるでしょう。

彼女が仕事をしている分外食になることも多く、食費で6万は見ておくと安心です。

交際費が3万円をすれば合計22万円になり、同棲することで彼女の負担が大きくなることでしょう。

同棲にかかる生活費の内訳

彼女に生活費を渡す彼氏

結婚を見据えた会社員カップルを例に内訳を見ていきましょう。

生活費内訳 金額
家賃 100,000円
食費(外食費含む) 70,000円
交際費 30,000円
水道光熱費 15,000円
スマホ・インターネット代 25,000円
日用品 10,000円
その他(保険・奨学金・洋服等) 50,000円
貯金 50,000円
合計 350,000円

先ほどしたシミュレーションの内訳に加え、雑費と貯金を加えています。
家賃は固定のものですが、食費は月によって大きく変わるものです。

また、同棲の始めはお互いに慣れないことが多く、食費は多くなりがちです。
同棲生活に慣れ、食費を抑えるコツを掴めれば費用を抑えることもできます。

家賃は都市に行くほど高くなりがちですが、そうでない場合は2人の車のローンや駐車場、保険等で費用が掛かるため、いずれにしても10万円相当の出費となるでしょう。

会社員カップルの場合、同棲することで家賃の負担が減り、貯金する余裕がうまれます。
同棲を始めるとデートが減ってマンネリ化しがちですが、その分毎月一度は少し豪華な食事に出かけたり、旅行に行くなどして2人の時間を大切にしたいですね。

同棲カップル200人に調査!実際の同棲の生活費分担

ここでは同性カップル200人に、実際の生活費の分担についてアンケートを実施しました。
「うまくいった分担法」や「不満なところ」などリアルな声を参考に、同棲する際の費用分担を考えてみましょう!

Q.実際の同棲の生活費の分担を教えて

男性のコメント

完全に折半。同じ会社のため給与金額もほぼ同じ。大体給与の2/3を出して貯金や生活費に使う。残りは個人で使う。(27歳)

同じ口座を作って彼女にすべて管理してもらってます。食費以外は自分が家賃や光熱費など生活のほとんどを負担していてそれで納得しています。(34歳)

所得の都合上、私が公共料金や家賃、食費を担ってます。パートナーは携帯代金と外食費、貯金を任せてますが生活は安定し上手くいってます。(33歳)

自分の方が収入が多かったため、家賃の大半と大枠の生活費は自分の財布から出すこととしていた。その分家事や、家計管理は相手に任せていて、そつなくこなしてくれていたので特に不満もなく納得していた。(32歳)

全て折半の時も全く問題ありませんでしたが、全部渡す様になったら楽になりました。(33歳)

女性のコメント

初めは決めた額を一つの財布に2人で入れていたけど、給料の差や急な出費があったりすると厳しいので、給料の◯割は2人の生活費、という割合を決めたらうまくいくようになった。(30歳)

同じくらいの給料なので月5万ずつ共用財布にいれてそこから支払いをしている。(27歳)

私が3割、彼が7割負担。私が全ての家事をやる分彼のほうが多めに負担してくれたのがよかった。(25歳)

全て折半。先にどちらかが立て替えて払い、締め日にすべて計算して相殺する。(30歳)

極端に収入が違ったので、月額いくらと決めて彼にお支払いして、残りは全て彼が払っていました。(30歳)

分担方法は、結婚を前提なのか、カップル間の同棲なのかで、かなり差が見られるのでしょう。
20代カップル場合、結婚が前提ではなかったり、給与金額や仕事へ出でいる時間がほぼ同じなことが多く、その場合は「折半」が多いようですね。

また、折半だと計算が後々ややこしくなるため「給料の何割を生活費に当てる」といった方法もおすすめとのこと。
家事をする量によって負担額を設定するのも大事ですね。

また、分担は所得によって大きく差があるようです。
所得が多い方が多く受け持つ場合もあります。

さらに、結婚を前提としている場合「家計管理はすべて彼女に任せている」という方も少なくありませんでした。
マイホーム貯金や子供を作るときを見据えて、家計を計算しているようです。

2人にあった分担方法をしっかりと話し合った上で同棲を始めましょう。
続いては、同棲の生活費でもめないために大切なことのまとめをご紹介します。

同棲の生活費でもめないために大切なこと

生活費でもめる同棲カップル

では、同棲の生活費でもめないために大切なことをみていきましょう。

  1. 事前に生活費の分担を決めておく
  2. 家事の分担も考慮する
  3. 月毎に生活費を2人で確認する
  4. 大きな買い物をするときには相談する
  5. 節約の意識を持つ

続いて、同棲の生活費でもめないために大切なことを、それぞれ詳しくみていきます。

①:事前に生活費の分担を決めておく

生活費のことでもめないためには、同棲を始める前にそれぞれの負担を考慮して分担を決めることが第一です。
カップルごとに収入も違えば、住んでいる場所、生活スタイルも様々です。

2人にあった方法を見つけましょう。
生活に直結するお金の問題だからこそ、シビアに考える必要があります。

お互いの収入や出費を把握していますか。
結婚を見据えた同棲であるのであれば、特に重要なことです。

②:家事の分担も考慮する

生活費の分担を考える上で、家事の分担も同時に考える必要があります。

同棲をするとどうしても女性の方が家事を負担しがちです。
生活費を折半にした場合、生活費に加え負担が大きいことは女性にとって不満でしかありませんよね。

生活費を分担するのであれば、同じく家事も分担しましょう。
もしくは生活費の負担を減らす分、家事を頑張るようにしてもよいでしょう。

生活費と家事の分担を同時に考えることで、話し合いはスムーズに進められます。

③:月毎に生活費を2人で確認する

生活費の分担方法に関わらず、毎月の生活費それぞれの内訳は必ず2人で確認しましょう。

家賃やスマホ代、その他固定の金額はある程度把握することができますが、食費や水道光熱費など、仕事や季節、その他の理由によって変動するものです。

毎月見直しをすることでその変動の理由に気付くことができます。
内訳を見直すことは節約にも繋がるのです。

毎月の積み重ねが同棲のストレスとなってしまう前に、その都度確認をしましょう。

④:大きな買い物をするときには相談する

2人にとって必要なものはもちろんのこと、どちらかが大きな買い物をする時には必ず相談をしましょう。
それが個人的な買い物だったとしてもです。

大きな買い物をして、今月の支払いがちょっと厳しいなんてことになればもめる大きな理由となります。

同棲というのはある意味結婚の予行演習のようなものです。
お互いの信頼で成り立つものですから、お金に関しての報告・連絡・相談は必須です。

⑤:節約の意識を持つ

同棲を始めると1人当たりの生活費負担は同棲前よりも減ったというカップルが多い傾向にあります。
その分金銭的な余裕が生まれることは当然良いことですが、それゆえに無駄使いすることが増えてしまったり、節約の意識にかけてしまうことがあるようです。

同棲生活をしている以上、お互いに節約の意識を持つことが大切です。
電気をつけっぱなしにしたり、水を出しぱなしにしたりすることのないよう心掛けましょう。

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同棲の生活費はどう分担すべき?

同棲中のカップル

では、同棲の生活費を分担する方法をみていきましょう。

  1. 完全に折半
  2. 収入に応じて割合を決める
  3. 分担する内訳分を決める
  4. 毎月の負担額を決め、残りは共有の貯金

続いて、同棲の生活費を分担する方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:完全に折半

2人の収入額が同じぐらいであれば、全ての生活費を折半して支払うという方法が不満の出にくい分担方法です。
しかしこれは家事の分担も完全に折半するということが一つの条件になります。

収入はほぼ変わらない2人であっても、勤務時間などの問題でどちらかに家事の負担が偏ってしまう場合があるのであればおすすめできません。

基本的に土日休みで勤務時間もほぼ同じというカップルに向いている分担方法です。

方法②:収入に応じて割合を決める

年齢の差があったり、収入の差が大きいカップルにおすすめなのが収入に応じた分担割合を決めるという方法です。
収入に合わせて金額を決めることで、負担が偏らないというのがメリットです。

やはりこの場合も家事の負担と一緒に考えておきたいですね。
負担が少ない方が積極的に家事をやるなど、多く支払いをしてくれる方に配慮する必要があります。

しかし収入額が変動するような仕事をされている方には向かないかもしれません。
どちらかの収入額が変わった場合にも負担の割合を見直すようにしたいですね。

方法③:分担する内訳分を決める

お互い一人暮らしをしていたなどの理由で、おおよその出費が事前にわかる場合は分担する内訳を決めるのも1つの方法です。

家賃は彼、食費は彼女など、事前に決めることで支払いの際が楽になるというメリットがあります。
引き落とし口座をそれぞれ決めることになるので、細かい計算や管理が苦手というカップルでも、後々の見直しが楽な方法でもあります。

ただしこの方法で負担をしていく上で、当初の見込みより大きくずれが生じた場合は見直すことも必要です。

方法④:毎月の負担額を決め、残りは共有の貯金

将来結婚を視野に入れ、貯金も頑張りたいというカップルには毎月定額で生活費を出し、残りは貯金に回すという方法もあります。
節約を頑張れば頑張った分だけ貯金に回すことができるので、節約重視のカップルに向いた方法です。

貯まった分は結婚費用にするも良し、旅行などの2人の楽しみのために使うも良しです。

この方法を選ぶ場合にも、同額を出し合うのか、それぞれの金額を決めるのかは収入に応じて選択しましょう。

同棲の生活費をおさえる節約術

生活費の計算中

では、同棲の生活費をおさえる節約術をみていきましょう。

  1. 家賃は無理のない範囲で考える
  2. 食事は基本的に自炊する
  3. まとめ買いはほどほどにする
  4. こまめな節電・節水を心掛ける
  5. お風呂のタイミングを揃える
  6. スマホのプランを見直す
  7. クーポンやポイントカードを利用する
  8. そもそもの無駄遣いを減らす

続いて、同棲の生活費をおさえる節約術を、それぞれ詳しくみていきます。

節約術①:家賃は無理のない範囲で考える

生活費の大部分を占める家賃は、引っ越さない限りこのできない出費です。
だからこそ生活を始める前に、2人にとって妥当な家賃の範囲で部屋探しをする必要があります。

手取り収入の3分の1が良いとは言われているものの、駅から少し離れた物件を選ぶなど、無理のない範囲で家賃を落とせるとよいですね。
立地や部屋の間取りなどによって大きく左右される家賃ですから、これから同棲する2人にとって優先すべき条件は何なのかをあらかじめ考えておくと部屋選びがスムーズに進められます。

節約術②:食事は基本的に自炊する

家賃に続いて、生活費の奥を締める食事についても節約方法を考えていきましょう。
基本的に食事は自炊で賄うこと。
これを意識するだけで食費はぐっと抑えることができます。

初めは慣れない同棲生活と家事に戸惑うことも多いでしょうが、2人で協力しながら頑張っていきましょう。

もしかしたら食事の担当はあなたになるかもしれません。
料理に慣れるまでは一週間の献立を考えてから買い物に行くことで、食材を無駄にすることを減らすことができるでしょう。
節約レシピを取り入れるのも良い方法です。

節約術③:まとめ買いはほどほどにする

食品でも日用品でもまとめ買いがお得になることは多々あります。
しかし2人での生活であれば、むしろそのまとめ買いが無駄遣いになってしまうことがあります。

食材であれば使いきれずにダメにしてしまったり、日用品であれば置き場に困ってしまうことも出てくるでしょう。

本当に必要なものは何か、安いからと言って不要なものまで買ってしまってはいないか。
買い物をする前に冷蔵庫の中を見て行ったり、保管場所を考えてみたりすることも大切です。

節約術④:こまめな節電・節水を心掛ける

節約の基本、こまめな節電・節水は必要不可欠です。
使っていない部屋の電気は消し、シャワー中は水を出しっぱなしにしないなど、毎日の積み重ねが節約になります。

エアコンは体に無理のない範囲で使いたいですが、フィルターの掃除をしたり、思い切って新しいものに交換するなどすれば節約になることもあります。
毎月の水道光熱費をチェックすることで増減のパターンを知り、節約に役立てましょう。

節約術⑤:お風呂のタイミングを揃える

毎日のお風呂は水道だけでなく、電気代とガス代もかかるものです。
特に冬場は2人のお風呂のタイミングを揃えるだけでも大きな節約効果があるのをご存知ですか。

1人が出たらもう1人がすぐ入る。
これを意識するだけでも効果があるのです。

節約のためにはシャワーが良いものの、寒い冬場だからこそ浴槽に浸かってゆっくり温まりたいと思うこともありますよね。
脱衣所にヒーターを置くという家もあるかもしれません。

お風呂のタイミングを揃えれば追い焚きの必要も、脱衣場を温め直すもなくなり、節約にはもってこいです。
ラブラブな2人であれば一緒に入るのも節約のためにも良い方法です。

節約術⑥:スマホのプランを見直す

スマホやインターネットにかかる金額はほぼ固定のものになっているのではないでしょうか。

2人の使用状況にあったプランを選び、場合によってはwi-fiを別途契約するなどすることで通信代の節約になることがあります。
出来る限り通話は無料のアプリを使用することも1つの方法です。

最近テレビやネットでよく見る格安スマホ見てもよいかもしれませんね。

節約術⑦:クーポンやポイントカードを利用する

外食の際はクーポンやポイントカードを利用するのもおすすめです。
あまりにもきっちりやりすぎてしまうと疲れてしまうものですが、こういったものも上手に活用できると節約になります。

普段使用しているクレジットカードを見直すのもよいでしょう。
クレジットカードの種類によって貯まるポイントやその率は異なります。
使い勝手の良いものを選びましょう。

節約術⑧:そもそもの無駄遣いを減らす

最後に、一番大切なのは無駄遣いを減らすことです。
仕事帰りに立ち寄ったコンビニで買い物をすると、つい無駄なものまで買ってしまったという経験がある人も多いはずです。

そもそもコンビニには立ち寄らない、買い物は欲しいものを考えてから行くようにすれば無駄遣いする機会は減らすことができますよ。

同棲の生活費を管理するコツ

同棲がうまくいっているカップル

では、同棲の生活費を管理するコツをみていきましょう。

  1. 共有の財布・通帳を作る
  2. 家計簿を作る
  3. どちらかが一括で管理する
  4. アプリで共有する

続いて、同棲の生活費を管理するコツを、それぞれ詳しくみていきます。

コツ①:共有の財布・通帳を作る

定番の方法は共有の財布や通帳を作るというものです。
最も分かりやすく出費が一目でわかるので生活費の管理が楽になります。

どんな生活費の分担をしていても使える方法ではありますが、これが一番向いているのは先述した方法④の選んだカップルです。
毎月定額を財布または通帳に入れ、余った金額は自動的に貯金に回るのでわかりやすいのです。

支払いのタイミングが異なるものも多いので、その都度確認し入金するといった使い方には向かないかもしれません。

コツ②:家計簿を作る

長い目で見れば、記録の残る家計簿は生活費の管理に最適です。
大まかな項目だけでも書いておくことで、月々の変動を見ることができるのは家計簿ならではでしょう。

毎日記録するのは大変ですが、一週間に一度、もしくは請求が来たタイミングでまとめることを習慣付けると楽になります。
こういった細かい記録をする作業を苦手とする男性は多いので、できることならあなたがやってあげられるとよいですね。

コツ③:どちらかが一括で管理する

先述した生活費の分担方法①②のように、ある程度出費額が出揃ってから負担額を決めるという場合、どちらかが一括で管理するのが良いでしょう。
引き落とし口座をどちらかにし、その月が終わったタイミングでもうどちらかが生活費を渡すことになります。

この方法を選ぶことで、出費額が1つの通帳で把握でき、毎月の生活費を2人揃って確認できるタイミングになります。
同棲期間が長くなることでなぁなぁになってしまいがちなお金のことですが、こうした共有の場を設けることが大切です。

コツ④:アプリで共有する

最後にご紹介するのはアプリを使った管理方法です。
様々な家計簿アプリ、口座管理アプリなどが出ているのをご存知でしょうか。
レシートを写真で撮るだけで家計簿に反映してくれるアプリもあります。

アプリであればいつでも書き込んだり、2人で共有できるのがメリットです。
是非2人にとって使い勝手の良いものを選んでみてください。

管理は大切ですが、きっちりやりすぎてしまってもストレスになってしまうことがあります。
2人が続けられる範囲でできる管理方法を見つけましょう。

同棲はスタートが肝心!生活費の話し合いは必須

同棲カップルの部屋

同棲が上手くいくかは生活費の分担で決まるといっても過言ではありません。
どちらかに不満があると、それは2人の間に溝となって表れます。

同棲前にしっかりと話し合いとすること。
毎月生活費について2人で見直しをすること。
これを心掛けましょう。

どんな分担方法が合うかはそのカップルの仕事や生活スタイルによって様々です。
あなたと彼にピッタリの方法を見つけてくださいね。

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ライター
noel編集部

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