感情をコントロールできない女性の特徴&コントロールする方法
最近「感情をコントロールする」という言葉を耳にしたことがありませんか。 激高したり逆ギレしたりする人が増えている一方で、いつでも社会人として大人の女性としての節度ある凛とした姿勢を崩さない女性への評価が高まっています。 そこで今回は、男性に比べて特に感情をコントロールできない人の割合が高いとされる女性の特徴や、感情のコントロールの方法をご紹介します。
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感情をコントロールできない人の特徴
では、感情をコントロールできない人にはどのような特徴があるのでしょう。
- 喜怒哀楽の振り幅が大きい
- 激高すると我を忘れる
- 論理的な思考が苦手
- 自分のミスは棚に上げる
- 被害者意識が強い
- 自分は空気が読める人間だと自負している
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:喜怒哀楽の振り幅が大きい
自分では感情をコントロールできない人の特徴の1つ目は、普段から喜怒哀楽の振り幅が大きいことです。
自分では自分に素直なだけと思っているかもしれませんが、どうかすると単に空気が読めない行動になってしまっている可能性も大です。
さらにこうした平素から喜怒哀楽が激しい人は、狼と少年のことわざのようにどうしようもなくて感情をあらわにするような事態になった時でもいつものことととして受け流されてしまうリスクもあります。
特徴②:激高すると我を忘れる
自分では感情をコントロールできない人の特徴の2つ目は、カッとなると我を忘れて怒鳴り散らすなど激高すると我を忘れる行動にでることです。
特に普段は温和で声もあまり荒らげたりしないのに、何かのはずみで怒りのスイッチが入った途端、人が変わったように感情をコントロールできないで怒り散らすような人もいます。
あまりにそうしたギャップが大きいと、人格的に問題があるのではと要らぬ心配や懸念をもたれてしまう可能性もあります。
特徴③:論理的な思考が苦手
筋道立てて物事を進めたり、プランを立てて行動するといったような論理的思考が苦手、ということが感情のコントロールができない人に良く見られます。
こうした論理的思考には感情的な思考の入り込む余地がないため、自分を律することが苦手な人には、ただただ苦痛だったり、イライラしてしまうこともあるようです。
特徴④:自分のミスは棚に上げる
自分では感情をコントロールできない人の特徴の4つ目は、人のミスには手厳しいくせに自分のミスは都合よく棚にあげることです。
感情をコントロールできない人は非常に打たれ弱い人が多く、そのため自分の非を認めることを極端に嫌います。
特徴⑤:被害者意識が強い
自分では感情をコントロールできない人の特徴の5つ目は、被害者意識が往々にして強いことです。
相手は親切心で教えてくれていても、感情をコントロールできない人からすれば、自分の至らなさを追及されていると感じる人も少なくないよう。
それが嵩じると自分のことを嫌っている、邪魔にする、いじめると被害者意識を募らせることになり、それがまた感情のコントロールを失うことになるといった負のスパイラルになってしまうことも。
特徴⑥:自分は空気が読める人間だと自負している
自分では感情をコントロールできない人の特徴の6つ目は、根拠もないのに自分は空気が読める、周囲に配慮のできる人間だという自負が強いことです。
こうした自負が強すぎるとこんなに周囲のためを思っている自分にどうして周囲は冷たく当たるのだろう・正しく評価してくれないのだろうという不満を一方的に溜め込んでしまい、ちょっとした感情の行き違い程度で日頃の不満を爆発するような大騒ぎを起こしてしまうこともあります。
感情をコントロールできない原因
では、感情をコントロールできない原因をみていきましょう。
- ミスを認めるのは敗北だと感じる
- 筋道立てて話すのが苦手だ
- 自分の言葉に対して興奮する
- カッとなると前後を忘れる
- 自己肯定力が低すぎる
- 自己肯定力が高すぎる
続いて、感情をコントロールできない原因を、それぞれ詳しくみていきます。
原因①:ミスを認めるのは敗北だと感じる
感情のコントロールが出来ない女性の多くに自分のミスを認めるのは敗北であり屈辱的だと感じる傾向があります。
しかし人間であればミスはつきもの。
そこでそうしたミスを指摘されないように、あるいは指摘されても認めないためにどんどん理不尽で理屈に合わない行動に走ってしまい感情的なふるまいに出てしまうことが原因に挙げられています。
原因②:筋道立てて話すのが苦手だ
ゆっくり、きちんと話せば意外とサバサバしていたり、フレンドリーなことも多い感情コントロールの苦手な人ですが、テンパると筋道立てて話したり、説明したりすることができなくなってしまい、その場ごまかしの感情的な行動や言動にでてしまうと言う人がいます。
こうした傾向は特に女性に多く、程度が軽いうちは周囲も大目に見てしまうためなかなか本人が自分の欠点に気付きにくいという遠因にもなっています。
原因③:自分の言葉に対して興奮する
自分が発した怒鳴り声や大声、泣き喚いている声やセリフなどに自分でどんどん興奮してしまって我を忘れるというタイプの人がいます。
こうした自分で自分をあおりたてるようなタイプの人が感情を理性的にコントロールすることは、そのままでは非常に困難で、根本的な治療や原因の解明が必須です。
原因④:カッとなると前後を忘れる
一般に激高する、あるいは逆ギレすると言われるカッと頭に血がのぼると怒りで我を忘れるようなタイプの人は感情をコントロールする能力が低い人に多いといわれています。
怒りを感じる原因となった出来事や言動に対して、ストレートに怒りを感じるだけでなく、それに対してうまく受け流す方法を知らない、あるいはマスターできていないことが多く子供の頃から自分のわがままは何でも周囲の大人が聞き入れてくれたような幼少期を過ごした人に比較的多いとも言われています。
原因⑤:自己肯定力が低すぎる
意外かも知れませんが自己肯定力が著しく低い、ネガティヴな人にもいったんスイッチが入ると感情のコントロールができない人が少なからずいます。
こうしたタイプの人がコントロールを失う理由はいってみれば追い詰められたねずみが猫を噛むのに似ているのです。
原因⑥:自己肯定力が高すぎる
また反対に自己肯定力が高すぎる、いってみれば自己評価が高すぎる人にも感情のコントロールが上手くない人が少なくありません。
こうした人の場合、周囲の実際の評価と自分が思う自己評価の間の大きな隔たりからトラブルが起きると、自分が正しいと思うあまり我を忘れることが多いためのようです。
感情をコントロールできない女性への本音
では、感情をコントロールできない女性への本音をみていきましょう。
- とばっちりを受けそうで親しくなりたくない
- 仕事に影響が出そうで任せたくない
- 腫れ物に触るように扱うのが面倒くさい
- 何がトリガーで地雷なのかわかりにくい
- こじれるとうらまれそうで怖い
続いて、感情をコントロールできない女性への本音を、それぞれ詳しくみていきます。
本音①:とばっちりを受けそうで親しくなりたくない
感情をコントロールできない女性に対しての本音部分1つ目は、そうした感情をコントロールできないことへのとばっちりを受けそうで親しくなりたくないということです。
特に感情のコントロールを忘れると前後の見境がなくなるような女性に対して、こうした本音を抱く男性は多く、1度この手の傾向のある女性と周囲にみなされると、そうした見方を払拭するのは並大抵ではありません。
本音②:仕事に影響が出そうで任せたくない
感情をコントロールできない女性に対しての本音部分2つ目は、そうした激しい起伏のせいで仕事に影響が出そうで任せたくない、チームを組みたくないと思われることです。
往々にして感情をコントロールできない人はトラブルメーカーの扱いを受けることが多く、失敗が許されない仕事の場面などではリスク管理という面からも避けられる傾向がより強くなります。
本音③: 腫れ物に触るように扱うのが面倒くさい
感情をコントロールできない女性に対しての本音部分3つ目は、いつもいつも腫れ物に触るように扱うのが面倒くさいということです。
いったん爆発してしまうと、なかなか感情をおさめることができない女性に対してはどうしても腫れ物扱いをせざるを得ない部分が出てきてしまい、そうした扱いが面倒くさい、かかわりたくない、と思う人も多いようです。
本音④:何がトリガーで地雷なのかわかりにくい
感情をコントロールできない女性に対しての本音部分4つ目は、何が相手の怒りのトリガーで、踏んではいけない地雷なのかがわかりにくくて困るということです。
誰しもそれには触れて欲しくないという地雷原の1つや2つは持っているものですが、それがどこにあるかも分からず、ましてやいくつあるかもわからないような人が身近にいると常に会話に緊張感をもって接しなくてはならずうっとうしく思うのは当然です。
本音⑤:こじれるとうらまれそうで怖い
感情をコントロールできない女性に対しての本音部分5つ目は、感情を上手くコントロールできない相手とトラブルになったりすると相手が次にどう出てくるかわからず怖いという本音が挙げられます。
感情を荒立たせる人の多くがトラブルメーカーと見なされる以上、そんな相手とはもめたくない、怖いという恐怖心が出てくるのも仕方のない側面があります。
感情をコントロールができない人の克服方法
では、感情をコントロールする方法をみていきましょう。
- 何か抗弁するときは一呼吸置く
- どうしてもウマが合わない人とはなるべく関わらない
- 心の中で他のことを考える
- 相手を理解しようという努力を放棄する
- 卑屈にならない
- 目先のことより一週間先のことを考える
続いて、感情をコントロールする方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:何か抗弁するときは一呼吸置く
上手に感情をコントロールする方法1つ目は、何かに対して自分の気持ちや態度の理由などを抗弁する時は冷たい水を飲んだり、電話なら一呼吸置くなど、自分を追及してくる相手のペースに巻き込まれないような工夫をすることです。
上手く感情をコントロールできない人の多くが、対話相手のペースに巻き込まれやすいという傾向があると言われています。
つまり相手が激高していたらつられてこちらも激高してしまう、相手がネガティヴ思考の発言ばかり繰り返していたらこちらもネガティヴな返事ばかり返してしまうといったことに心当たりがあるという人は
いかに相手の会話のペースやリズムに巻き込まれないで自分のペースをキープするかが大切なのです。
方法②:どうしてもウマが合わない人とはなるべく関わらない
上手に感情をコントロールする方法2つ目は、どう努力しても感情をコントロールできない対話相手との会話はなるべく避けることです。
相性という言い方もできますが、どうしてもウマが合わない人間というのはいるもの。
そうした苦手意識の強い相手との対話では、何か問題があると感情の起伏が激しくなってしまいコントロールができない傾向が強くなってしまいます。
そうした相手とは極力関わらないようにすること、仕事関係などでどうしても会話しなくてはいけないような時は自分の中で時間の上限を決めて話すことが大切です。
例えば5分間だけ感情を抑えると決めれば、5分だけガマンしてやり過ごすこともできるようになります。
方法③:心の中で他のことを考える
上手に感情をコントロールする方法3つ目は、もはや会話も成り立たないほど自分に対して怒りをぶつけてくるような相手とまともに対話しようとはしないことです。
そうした怒りをストレートにぶつけてくるような相手はとにかく自分の話を聞いてくれることを要求してくるものなので、上の空にならない程度に心の中で他のことを考えてやり過ごすのも1つの方法です。
方法④:相手を理解しようという努力を放棄する
上手に感情をコントロールする方法4つ目は、相手とがっぷり四つに組んで理解しようとする努力をとりあえず放棄することです。
特に子供の場合は大人と違い、感情の起伏がより激しく、さらに理由を系統だてて説明する能力も発達していません
もちろん子供に真摯に向き合うのも大切ですが一から十まで全て理解できる、理解しなくてはいけないと自分で自分をがんじがらめにするのはNG。
喜怒哀楽のコントロールを学んでいる途中の子供と自分も一緒に成長する、というくらいに構えておくのが正解です。
方法⑤:卑屈にならない
上手に感情をコントロールする方法5つ目は、感情をコントロールできないことばかりにとらわれて卑屈になったり自分を必要以上に卑下したりしないことです。
つい声を荒らげたり、怒鳴ったりして感情がコントロールできないと過度の自己嫌悪に陥ってしまうことがよくあります
しかし反省は必要でも自己嫌悪ばかりしていたのでは進歩はありません。
むしろ感情をコントロールできないで爆発してしまった理由や、どうしたらそうならなくてすんだのかを1つずつ検証してみることが大切です。
方法⑥:目先のことより一週間先のことを考える
上手に感情をコントロールする方法6つ目は、どうしても感情がコントロールできないで自分が暴走してしまいそうな時は、目の前のことではなく少し先のことを考えるくせをつけることです。
例えば、会社の同僚に理不尽な言いがかりをつけられた時カッとなってつい言い返したりしたくなることがあります。
しかし、そこでちょっと立ち止まって先のことを考えてみましょう。
そこで怒鳴り返したら一瞬はスッとするかも知れませんが、第三者から見たらあなたが単にヒステリーを起こしているように見えるだけかもしれません。
そうなればこの先自分にヒステリックな人というレッテルが貼られる可能性や、自分が正しいことを言っていてもまともに受け取ってもらえなくなる可能性まで出てきてしまうかもしれません。
どちらに転んでも自分にとって損な未来が見えたら、今の感情を押さえ込むことも可能になります。
感情をコントロールできない人におすすめの本
おすすめ①:子どもと関わる人のためのアンガーマネジメント
ついついセーブしなくてはいけないとわかっていても感情をコントロールできずに後悔する相手として挙げられるのが子供です。
無邪気な子供のすることだから大目に見なくてはとわかってはいても振り回されたり、トラブルを引き起こされたりするといつもいつも笑顔で対処するのは正直難しいことも。
そんな時の怒りの感情のコントロールの方法を教えてくれるのがこの本。
自分だけではないのだと気付くだけでも救われたという声も。
おすすめ②:大人のための「困った感情」のトリセツ
対子供とはまた違った問題が多いのが周囲の人間に対しての感情コントロールです。
相手の攻撃性やネガティヴ思考に引きずられて感情をコントロールすることができなかったり、あるいはそうした感情がコントロールできないことで新たに引き起こされたトラブルに翻弄されてしまうことも。
この本では、そうした対大人への感情がコントロールできない、苦手だと言う人にどうしたそんな心の動きになってしまったのかやどうすればいい方向に軌道修正できるかを丁寧に教えてくれます。
おすすめ③:「思考・感情・行動」が思いのままになる!
自分の感情がコントロールできないと思っている人には自分の思考や感情、それにともなった行動をうまく連動させていくことが苦手という人も多くいます。
この本では、その3つを上手くコントロールすることで、より上手に自分をセルフプロデュースする方法がマスターできます。
おすすめ④:「感情美人」になれる7つの扉
感情がコントロールできないと嘆くのではなく、上手く感情をコントロールできるようになるための方法を1つ1つ丁寧に教えてくれる本。
特にどうして感情がコントロールできないのかを怒りのタイプを細かく分類することで説明しているので、自分がどのタイプでどうすることが一番最良の改善方法なのかが素直に納得できます。
おすすめ⑤:感情の整理ができる人は、人生うまくいく
感情がコントロールできないことが原因で生きづらさを感じている人などにおススメの一冊。
感情のコントロール方法だけでなく、そうした感情がコントロールできないことでのデメリットとできた時のメリットを知ることで、自分をセルフコントロールする術をマスターしようというモチベーションを上げてくれます。
感情のコントロール術をマスターして穏やかな毎日を過ごそう
誰でも時には怒りで我を忘れたり、感情のおもむくままに泣き笑いしたりすることはあるものです。
しかし、それがいつものこととなってしまったり、感情がコントロールできないことで周囲の人を傷つけたり、モメ事の種になっているようではNG。
大人として社会人として、そして1人の女性として自分の感情をコントロールする術をマスターして、より円滑な人とのコミュニケーションをはかっていきたいものですね。
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