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ヘアアイロンは飛行機に持ち込める?

機内持ち込みのヘアアイロンl

旅行へ行く際に、ヘアアイロンを持っていくべきか悩んだことがある方が多いでしょう。
特に、飛行機を利用する旅行の場合は、そもそもヘアアイロンを持って行くことができるのか考えてしまいますよね。

なぜなら、飛行機には持ち込みが制限される物があるからです。
例えば、燃えやすいものや、温度が高くなる物です。

ヘアアイロンは、使用中には温度が高くなる電子機器なので、持ち込みが制限される物に含まれるのでしょうか。

飛行機に持ち込み制限がある理由

そもそも、なぜ飛行機に持ち込む物に制限が設けられているのでしょうか。
多くの航空会社では、凶器になるような物や可燃物などの危険物の持ち込みを制限しています。

なぜなら、そのような危険物を持ち込む乗客がいると、安全な飛行が妨げられる可能性があるからです。
そのため、飛行機を利用する前には、どのような物が持ち込めないのか確認することが大切です。

飛行機への持ち込みが制限されているもの

では、実際に飛行機への持ち込みに制限がかかる代表的な物をご紹介します。
例えば、機内持ち込みに制限があるものは、ナイフ類、先の尖った物、ハサミ、バット類などです。

いわゆる、凶器になり得る物は、持ち込みが制限されます。
さらに、喫煙用のライターの持ち込みは、個数やライターの種類によって制限があります。

そして、可燃性の物や爆発する可能性がある物は、機内持ち込み、もしくは預けることも禁止されています。

【種類別】ヘアアイロンの飛行機への持ち込み方法5つ

持ち込み可能なヘアアイロンの種類

それでは、ここからはヘアアイロンをどのように飛行機へ持ち込むことができるのかをご紹介していきます。
ヘアアイロンの種類別に、飛行機への持ち込み方法を5つご紹介します。

もし、飛行機を利用する旅行にヘアアイロンを持参する予定がある方は、ぜひ以下の方法を参考にしてくださいね。

飛行機への持ち込み方法1:コンセント式のヘアアイロン

飛行機への持ち込み方法の1つ目は、コンセント式のヘアアイロンについてです。
コンセント式のヘアアイロンとは、コンセントのコードがヘアアイロンについているタイプです。

また、海外旅行へ行く際に注意すべきことは、お持ちのヘアアイロンが海外対応であるかどうか確認することです。
なぜなら、海外では日本と電圧が異なる場合があるため、ヘアアイロンが行き先の電圧に対応していなければ故障に繋がるからです。

機内持ち込みにする方法

基本的に、コンセント式のヘアアイロンの機内持ち込みは制限がありません。
しかし、機内持ち込みができるヘアアイロンの個数は、航空会社によって異なります。

そのため、複数のコンセント式ヘアアイロンを持参する予定の方は、何個まで機内持ち込みができるのかを確認しましょう。

預け荷物に預け入れする方法

さらに、コンセント式のヘアアイロンは、預け荷物として預け入れる場合も制限がありません。
しかし、もし海外旅行へ行く場合は、お持ちのヘアアイロンが海外対応かどうかを確認してから持参しましょう。

行き先の電圧が日本と異なる場合、変圧器無しで使用すると故障へ繋がる可能性があります。
さらに、コンセントの差込口が、行き先のコンセントに対応できるものかどうかも確認しましょう。

場合によっては、変換プラグが必要になります。

飛行機への持ち込み方法2:ガス式のヘアアイロン

飛行機への持ち込み方法の2つ目は、ガス式のヘアアイロンについてです。
ガス式のヘアアイロンは、コードレスタイプのヘアアイロンで、電池の代わりにガスカートリッジを付けて使用するタイプです。

コードレスタイプなので、コンセントを挿す場所が無くても利用できるのが便利です。
そのため、旅行先でもさっとヘアセットができるでしょう。

機内持ち込みにする方法

ガス式のヘアアイロンを機内持ち込みする場合は、アイロン部分に安全装置が付いている物のみ、ヘアアイロンを1つだけ持ち込むことができます。
そして、補充用のガスカートリッジは持ち込みが禁止されています。

そのため、予備でカートリッジを持参しないように注意しましょう。
また、国際線を利用する際は、必ずヘアアイロンを1リットル以下の無色透明の袋(ジッパー付)に入れて持ち込みましょう。

そうしなければ、液体持ち込み制限の対象となるからです。

預け荷物に預け入れする方法

ガス式のヘアアイロンは、預け荷物として預け入れる場合も、機内持ち込みのルールと同様です。
アイロン部分に安全装置が付いている場合のみ、ヘアアイロンを1つだけ預け入れることができます。

そして、予備のガスカートリッジの預け入れも禁止されています。
また、国際線を利用する際は、1リットル以下のジッパーがついた無色透明の袋に入れる必要があります。

そうしなければ、液体の持ち込み制限対象になり、持ち込みができなくなります。

飛行機への持ち込み方法3:乾電池式のヘアアイロン

飛行機への持ち込み方法の3つ目は、乾電池式のヘアアイロンについてです。
乾電池式のヘアアイロンは、乾電池を入れて使用するヘアアイロンでコードレスタイプのものです。

バッテリーがついたヘアアイロンよりも軽量になるため、旅行などへの持ち運びにも便利でしょう。
さらに、もし乾電池が切れてしまった場合でも、新たな乾電池と入れ替えればすぐに使用できるようになります。

機内持ち込みにする方法

一般的に、乾電池式のヘアアイロンは機内持ち込みをすることができます。
しかし、必ず乾電池を取り外してから持ち込むようにしましょう。

そして、取り外した乾電池は、ショートを起こさないよう保護袋のような物に保管してください。
基本的に、機内持ち込みの個数制限はありませんが、念のために各航空会社のルールを確認しましょう。

預け荷物に預け入れする方法

乾電池式のヘアアイロンは、機内持ち込みと同様に、乾電池を取り外している状態であれば、預け荷物へ預け入れることが可能です。
取り外した乾電池の取り扱いも同様に、ショートの発生を防止する保護袋に入れて預け荷物に入れましょう。

飛行機への持ち込み方法4:リチウムイオン電池が取り外せるもの

飛行機への持ち込み方法の4つ目は、リチウムイオン電池が取り外せるヘアアイロンについてです。
リチウムイオン電池式のヘアアイロンは、充電して使用することができる、コードレスタイプのものです。

そして、リチウムイオン電池が取り外せる物であれば、飛行機へ持ち込むことができるので便利です。
しかし、リチウムイオン電池のワット数が160Wh以下、そしてリチウム含有量が2g以下でなければ、持ち込みが制限されるので注意してください。

機内持ち込みにする方法

リチウムイオン電池が取り外せるヘアアイロンを機内に持ち込む場合は、必ずリチウムイオン電池を取り外してから持ち込みましょう。
そして、前項でもご紹介したように、リチウムイオン電池のワット数が160Wh以下、そしてリチウム含有量が2g以下である必要があります。

それ以上の場合は、飛行機へ持ち込むことが禁止されています。
そして、取り外したリチウムイオン電池は、ショート発生の防止となる保護袋に入れて持ち込むようにしましょう。

預け荷物に預け入れする方法

リチウムイオン電池が取り外せるヘアアイロンは、預け荷物として預け入れることも可能です。
しかし、預け入れる時の注意点は、取り外したリチウムイオン電池は預け入れることができないことです。

電池を取り外しているヘアアイロン本体だけは、預け入れることができます。
しかし、取り外したリチウムイオン電池は、機内持ち込みだけが可能となります。

そして、機内持ち込みができるリチウムイオン電池は、ワット数が160Wh以下のものです。

飛行機への持ち込方法5:リチウムイオン電池が取り外せないもの

飛行機への持ち込み方法の5つ目は、リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンです。
リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンは、充電式のヘアアイロンで、コードレスタイプのものです。

コードレスのため旅行への持ち運びに便利ですが、飛行機を利用する場合にはおすすめできないタイプです。
なぜなら、リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンは、飛行機へ持ち込むことができないからです。

機内持ち込みにする方法

前項でご紹介したように、リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンは、飛行機へ持ち込むことが禁止されています。
そのため、機内へ持ち込むこともできません。

なぜなら、もしリチウムイオン電池が破損していた場合やショートを起こした場合、発火する恐れがあるからです。

預け荷物に預け入れする方法

リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンは、機内持ち込みができないのと同様に、預け荷物へ預け入れることも禁止されています。
理由は、前項でご紹介したように、リチウムイオン電池は故障などが発生した場合、発火する恐れがあるからです。

そのため、飛行機を利用する旅行の際にヘアアイロンを持参する時には、リチウムイオン電池が取り外せないヘアアイロンはおすすめしません。

保安検査でヘアアイロンを持ち込めなかった場合の対応2つ

空港から機内にヘアアイロンを持ち込めない

空港でのチェックインを済ませた後に、飛行機への乗客全てが通る保安検査場です。
保安検査場では、飛行機へ持ち込む手荷物の検査などが行われます。

もし、この保安検査時に、機内持ち込みができると思って持参したヘアアイロンが持ち込めないと言われた場合、どのように対応すれば良いでしょうか。
そのような場面で慌てないためにも、以下でご紹介する2つの対応を参考にしてください。

空港内のコインロッカーに預ける

1つ目の対応は、ヘアアイロンを空港内にあるコインロッカーに預けることです。
機内に持ち込めないヘアアイロンをコインロッカーに預けるメリットは、ご自身のヘアアイロンを処分せずに保管できることです。

旅行から帰ってきた際に、再度受け取ることができます。
反対にこの対応のデメリットは、旅行日数によっては、コインロッカー代が高くなってしまうことでしょう。

もし、旅行日数が長い場合には、他の対応ができないか検討しましょう。

その場で処分する

2つ目の対応は、ヘアアイロンをその場で処分することです。
持参したヘアアイロンを処分するのは残念ですが、処分した場合は、コインロッカーへ預ける手間やお金がかかりません。

しかし、それがお気に入りのヘアアイロンである場合は、処分してしまうと、旅行から帰ってきても使用することができないのが1番のデメリットでしょう。

ヘアアイロン以外の飛行機への持ち込みは?

機内に持ち込めるヘアアイロンやドライヤー

旅行に行く際、持っていきたいのはヘアアイロンだけではない方も多いでしょう。
普段使い慣れているドライヤーやコテなどを使って、旅行中も身だしなみを整えたいですよね。

しかし、ドライヤーとコテは、飛行機に持ち込めるのでしょうか。
以下では、ドライヤーとコテを飛行機に持ち込むことができるのかをご紹介します。

ドライヤーの場合

ドライヤーの場合は、飛行機へ持ち込むことが可能です。
機内への持ち込み、そして預け荷物へ預け入れることのどちらもできます。

しかし、海外旅行の際には、ヘアドライヤーが海外対応のものであるかどうかを確認してから持参しましょう。
そして、コンセントの差込口も、変換プラグが必要かどうか確認しておくと安心です。

また、ドライヤーを機内に持ち込む場合は、手荷物の重量が超えないように気を付けましょう。

コテの場合

コテの場合は、ヘアアイロンと同じルールが適用されます。
これまでご紹介したように、リチウムイオン電池が取り外せないものでない限りは、飛行機へ持ち込むことができます。

しかし、乾電池やリチウムイオン電池を使用するコテの場合は、取り外した電池の扱いにも注意しましょう。
特に、取り外したリチウムイオン電池は、機内にしか持ち込めませんし、ワット数の制限があるので注意してください。

航空会社によって異なることもある

これまでヘアアイロン、ドライヤー、コテの飛行機への持ち込みについてご紹介してきましたが、細かなルールは航空会社によって異なる場合があります。
例えば、飛行機へ持ち込めるものの個数など、各航空会社によって異なるルールを定めている場合もあります。

そのため、ヘアアイロンのような電子機器を飛行機へ持ち込む際には、利用する航空会社のルールを確認するようにしましょう。

飛行機に持ち込めるヘアアイロンを把握しよう

ヘアアイロン持ち込み荷物

旅行へ行く際も、普段のようにヘアアイロンを使ってヘアセットをしたいですよね。
でも、飛行機を利用する場合は、ヘアアイロンの種類によって持ち込み方法が異なります。

特に、リチウムイオン電池を使用するヘアアイロンの場合、電池が取り外せないものだと飛行機へ持ち込むことができないので要注意です。
そのため、ヘアアイロンを持参する場合には、どのように飛行機へ持ち込むことができるのか、事前に確認をしておきましょう。

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ライター
noel編集部

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