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そもそもジェルネイルオフとは?

ジェルネイルをオフする人

ジェルネイルオフとは爪に施しているジェルネイルを落とすことです。
マニキュアのように簡単に落とせるものではありませんが、手順をきちんと踏まえてアイテムを揃えれば、自宅でも行うことができます。

しかし間違えた方法でジェルネイルをオフしてしまうと、自爪を傷つけてしまいトラブルの原因になるので注意が必要です。
セルフで行う際には、正しい知識や方法をチェックしてから丁寧にオフしていきましょう。

ジェルネイルオフにかかる時間

ジェルネイルオフの時間

施しているデザインでも異なりますが、サロンでジェルネイルをオフする時間は30分ほどかかります。
ジェルネイルのメーカーやデザインによっては、それ以上の時間がかかる場合もあります。

セルフで行う際には、さらに多めの時間を見積もった方が良いでしょう。
時間はかかりますが、自爪への負担を軽減させるためにも焦らずに丁寧にオフすることが大切です。

ソフトジェルとハードジェルのオフの違い

ジェルネイルにはソフトジェルとハードジェルの2種類あります。
セルフネイルでも扱いやすいソフトジェルは、溶剤で溶かしてジェルをオフします。

強度が高く爪の長さ出しに重宝するハードジェルは溶剤では溶けないため、全てのジェルをファイルで削りオフします。
ハードジェルはオフをする際に自爪を傷つけやすいため、セルフネイル向きではありません。

ジェルネイルオフにかかる時間と手順7つ

ネイルオフの手順

セルフネイルでも取り入れやすいソフトジェルネイルオフの手順を紹介します。
事前に必要なアイテムは、使いやすい状態で準備してから始めると時間も短縮できますよ。

  1. ネイルの表面を目の粗いファイルで削る
  2. ネイルの表面に溶剤が染みたコットンとアルミで二重にくるむ
  3. ヒートミトンなどで包み温めて待機する
  4. ふやけたジェルを取り除く
  5. 取り切れなかったジェルを再度取り除く
  6. ウッドスティックで取り除きオフ完了
  7. オフした後は指先の保湿を

ネイルサロンにオフしに行く時間が無い人は、この7つ手順でオフしましょう。

手順1:ネイルの表面を目の粗いファイルで削る

最初に取り掛かる最初の手順は、ジェルネイルの表面のサンディングです。
ネイル全体をまんべんなく削ることで、溶剤を染み込ませる時間を短縮できます。

削る際に必要となるのがファイルですが、目の粗さに種類があります。
サンディングに適しているのは、150~180グリッドのファイルです。

ジェル表面を軽く削るだけでOKなので、自爪を削ってしまわないように気をつけましょう。

手順2:ネイルの表面に溶剤が染みたコットンとアルミで二重にくるむ

ジェイルネイルの表面を削ったら、たっぷりと溶剤を染み込ませたコットンを爪にのせて、アルミホイルで1本ずつくるみます。
くるむ際には、片手ずつ行いましょう。

溶剤を使う際には、火気厳禁・換気必須です。
指先の乾燥を防ぐために、爪のまわりには前もってネイルオイルなどを塗っておくと良いでしょう。

手順3:ヒートミトンなどで包み温めて待機する

溶剤を染み込ませる時間は、15~20分くらいです。
この際に手を温めると、溶剤の浸透力がアップします。

溶剤の浸透力を高め、ジェイルネイルオフの時間短縮に役立つのがヒートミトンです。
ヒートミトンが無ければ、カイロを手に持ったり手袋をはめたりしても効果があります。

手が冷たい状態では溶剤の浸透力が悪くなり、オフに時間がかかってしまうので気をつけましょう。

手順4:ふやけたジェルを取り除く

溶剤を浸透させてから15~20分ほど時間をおくと、アルミホイルとコットンの下のジェルネイルがふやけた状態になっています。
このふやけた状態のジェルネイルは、ウッドスティックで剥がすようにこそいでいきます。

ウッドスティックが無い際にはプッシャーでも構いませんが、自爪を削ってしまわないように気をつけましょう。
アルミホイルは一気に外さずに、オフする指ごとに1本ずつ取ってくださいね。

手順5:取り切れなかったジェルを再度取り除く

完全にふやけていないジェルは無理にはがそうとしてはいけません。
ウッドスティックで優しくこそいでも取れないジェルは、再度同じ方法で溶剤を浸透させていきます。

少し時間はかかってしまいますが、自爪へのダメージを少しでも軽減させるためにも大切な手順です。

手順6:ウッドスティックで取り除きオフ完了

ウッドスティックで全てのジェルを取り除いたら、オフ完了です。
スポンジファイルで表面の凹凸を整えて滑らかにすると、次のステップへ進みやすくなります。

爪の長さを整える際には、オフ完了した後にファイルで削っていきます。
爪切りを使えば時間短縮にはなりますが、健やかな爪をキープするならファイルで削って長さを整えた方が良いでしょう。

手順7:オフした後は指先の保湿を

オフした後の指先には、溶剤が残っています。
指先の乾燥の原因になるので、手を洗ったり拭いたりするなどして溶剤を流しましょう。

再びジェルネイルをするなら、そのまま施術に入ります。
もし次のジェルネイルまで時間をおきたい場合には、ベースコートやオイルを施して保湿をしっかりすることが大切です。

ジェルネイルオフで事前に用意するアイテム7つ

ネイルオフの準備をしている人

ヒートミトンやピンセットなど、あった方が便利なアイテムもありますが、必ず用意しておきたいのが次の7つです。

  1. 爪のサイズにカットしたコットン
  2. 専用オフ剤溶剤
  3. カットしたアルミホイル
  4. ウッドスティック
  5. スポンジファイル
  6. ベースコート
  7. ネイルオイル

ジェルナイルオフの時間を少しでも短縮させるためにも、使いやすい状態で事前に用意しておきましょう。

爪のサイズにカットしたコットン

コットンは溶剤を浸透させる際に使います。
特別なコットンを準備する必要は無く、マニキュアをオフしたり化粧水を顔に塗ったりする際に使うものでOKです。

ジェルネイルをオフする指の本数だけ、コットンの枚数が必要なので、爪の大きさに合わせてコットンをカットしておきましょう。

溶剤の浸透加減によっては、手順を繰り返すことになるので、時間短縮のためにもカットしたコットンは多めに用意するのがおすすめです。

専用オフ剤溶剤

ジェルネイルをオフするにあたり、必須アイテムとなるのが専用のオフ溶剤です。*
アセトンやジェエルネイルリムーバーなどが、そのアイテムとなります。

使用する際にはタバコやストーブなどの火気の側は厳禁です。
換気も必要となるので、使用する際の取り扱いには気をつけましょう。

溶剤をコットンに染み込ませてから、メーカーの表示に記載されている時間をかけて浸透させていきます。

カットしたアルミホイル

溶剤を染み込ませたコットンを上からさらに包み込む際に使用するのが、アルミホイルです。
コットンに染み込ませている溶剤がたれてしまわないように、また揮発してしまわないように1本ずつ包んでいきます。

1本ずつ包むので、ちょうど良い大きさにカットしたアルミホイルが必要です。
コットンと同じように余分に用意しておくと、時間短縮にもつながります。

ウッドスティック

溶剤によりふやけたジェルは、ウッドスティックではがしていきます。
使用を重ねるとスティックの先端はふやけてしまうので、ファイルで整えて先端をキレイにしておきましょう。

ジェルネイルオフだけではなく、甘皮処理やネイルパーツを扱う際などなにかと重宝するので、何本か先端を整えた状態で持っておくと便利です。

スポンジファイル

ジェルネイルをサンディングする際に、オフした後の自爪の表面を滑らかにするために使うのがスポンジファイルです。
100~150グリットのファイルはサンディングに、180~240グリットのファイルは自爪の表面を滑らかにする時に適しています。

ひとつのスポンジファイルで全ての過程を補えるものではないので、目的に合わせて揃えておきましょう。

ベースコート

オフをした後に次のジェルネイルまで時間をあける場合には、ベースコートで保湿することが大切です。
どんなに丁寧にオフしても、自爪の表面はザラつきや凹凸が出てきてしまいます。

自爪をコーティングするようにベースコートを塗っておくと、保湿できるだけではなく見た目も美しく保てます。

ネイルオイル

ベースコートと共に爪の保護に取り入れてほしいのがネイルオイルです。
溶剤を使用した後は、特に乾燥しやすい状態となっているので、ネイルオイルでケアしていきましょう。

ジェルネイルオフ後に限らず、リップクリームやハンドクリームと同じような感覚でネイルオイルは使用しましょう。
爪の生え際に塗り、揉み込むように塗れば、効果はさらにアップします。

ジェルネイルを綺麗にオフしよう!

綺麗にネイルオフした人

セルフでジェルネイルができると、おしゃれの幅がぐっと広がります。
しかしオフの仕方を間違えると爪トラブルの原因になってしまいますので、正しい手順をチェックした上で時間をかけて丁寧にオフしていきましょう。

ジェルネイルのオフは、2~3週間の期間をおくのが目安です。
自爪を大切にしながら、セルフでもジェルネイルを楽しんでくださいね。

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ライター
noel編集部

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