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スカルプネイルとは?

長めの爪

スカルプネイルとは、「スカルプチュア」とも言い、ハードジェルやアクリルパウダー、アクリルキッドを使用して自爪の長さを出す技術のことです。
自分好みの長さや形を作ることができるので、今までよりも更にネイルアートを楽しむことができます。

また、長さを出すことで指先だけでなく指全体を細く長く見せてくれます。

ジェルネイルとの違い

スカルプネイルとジェルネイルはよく似ていますが、違いは長さと強度です。
ジェルネイルはスカルプネイルよりも柔らかいジェルを使用しているので、自宅でも簡単にオフする事ができますが、強度がないため長さを出すことができません。

スカルプネイルは強度があり、削って長さを調節するため、シャープな印象です。

スカルプネイルがおすすめな人は?

おすすめの人

スカルプネイルは長さをながくしたい場合におすすめのネイルです。
長い爪は折れやすく、ケアが難しいのですが、スカルプであれば強度があるため、長くても長持ちします。

またスカルプネイルは、形も自由自在なので、爪が割れやすかったり欠けてしまうことにお悩みをお持ちの方、自爪の形にコンプレックスをお持ちの方にとくにおすすめです。

スカルプネイルをセルフでやる方法

ネイルチップと道具

スカルプネイルは基本的にお店で施術するものと思われがちですが、正しい手順を踏めば自宅でセルフ施術することができます。

  • フォームを使ったセルフスカルプネイルのやり方
  • ネイルチップを使ったセルフスカルプネイルのやり方

この2つのやり方をご紹介します。
料金も材料費だけで安く済みますし、デザインも自分好みに作れるところが、セルフ施術のメリットです。

フォームを使ったセルフスカルプネイルのやり方

ネイルフォームを使った、自宅でも簡単にできるセルフスカルプネイルのやり方をご紹介します。

  1. 爪の表面に傷をつける
  2. 土台作り
  3. アクリルボールを作る
  4. ミクスチャーを乗せていく
  5. フォームを外す
  6. 爪を整える

スカルプネイルの正しい手順を踏んで、ぜひ、自分好みのセルフネイルを楽しんでください。

爪の表面に傷をつける

セルフスカルプネイルでまず初めに行うことが、やすりで爪の表面に傷をつけることです。
細かい傷をつけることで、アクリルが爪につきやすくなるため、この工程から始めましょう。

その後、削って出た粉を丁寧に拭き取り、爪の表面を消毒液で消毒します。

土台作り

セルフで爪に長さを出していくためにネイルフォームで土台を作っていきます。
ここでこのフォームがないとセルフスカルプネイルができないので、とても大事なステップです。

ネイルフォームを装着する時は、爪とフォームの間に隙間ができないように気をつけましょう。

アクリルボールを作る

ネイル用の筆にアクリルリキッドやアクリルパウダーを馴染ませます。
この時、ムラができないように良く混ぜ合わせます。
これを2mm~3mm程度に丸めてアクリルボールの完成です。

こちらは、セルフスカルプネイルの元になるものです。
筆から垂れる場合はミクスチャーが緩い可能性があります。

しっかりとしたボール状になっているか確認しましょう。

ミクスチャーを乗せていく

作っておいたミクスチャーを自爪とネイルフォームの間に置いて先端に向けて少しずつ広げのばしていきます。
形を整えながら、自分好みの長さよりも少しはみ出るくらいにしておくと、最後に調整しやすいです。

何度かミクスチャーを作り、根元から先端までをならしていきます。
ここで爪の表面の美しさが決まります。

セルフでのスカルプネイルは難しいですが、でこぼこにならないよう注意して行いましょう。

フォームを外す

ミクスチャーが完全に乾いたら、先程つけたフォームを外していきます。
フォームを取ったら爪らしい緩やかなカーブをつけていきます。強く押し付けすぎず、爪の先端を優しく押しましょう。

自分の爪ではないので、つけたばかりの時はやや真っ直ぐになってしまっています。
セルフでスカルプネイルをする際は、より自分の爪にフィットするように微調整していきます。

爪を整える

最後に、自分好みの長さや形に整えていきます。
この時も強く削りすぎてしまうと、自分の爪へダメージを与えたり、当初の想定よりも削りすぎてしまうこともあります。

慎重に優しく整えていきましょう。
セルフでの施術の場合、良くあるミスのひとつが削りすぎです。

自分の作りたい爪の形を思い浮かべながら、一本一本丁寧に作業することが必要です。

ネイルチップを使ったセルフスカルプネイルのやり方

セルフスカルプネイルには、ネイルチップを使った簡単な方法もあります。
工程も少なく、ネイルチップは既に固く整えられているためセルフスカルプネイル初心者の方にもおすすめです。

  1. チップを貼る準備
  2. チップを調節する
  3. チップの装着
  4. 爪を整える

このような工程で完了です。爪の先端に貼って使用する専用のネイルチップも販売されていますので、比べてみてください。

チップを貼る準備

ネイルチップを貼る前に、やすりで爪の表面に傷をつけます。
表面に傷をつけることで、良く接着するようになり強度が増します。

やすりをかけた時に出たゴミは、綺麗に取り除きましょう。
この時、爪にベースジェルを塗っておき、自分の爪ではなくベースジェルに傷をつけていく方法もあります。

この方法だと自分の爪を傷つけることがないのでおすすめです。

チップを調節する

ネイルチップを自分の爪の形に沿うように削っていきます。
自分の爪の角度や形を良く観察しながら少しずつ行いましょう。

この時、自爪よりも少し大きめのチップを用意しておくと、後々整えて行く時の調節がしやすいです。

チップの装着

ネイルチップの裏側にネイルグルーを2mm~3mm塗っていきます。
ネイルチップを爪の上に乗せたら、爪の脇の方を抑え、完全に接着して安定させましょう。

接着が完全にされず、グルーが足りない状況で剝がれた場合は、ネイルグルーを足してもう一度押さえ、しっかりと固定させます。

爪を整える

ネイルチップがしっかりと爪にくっついたら、アクリルニッパーを使い、おおまかな形に切っていきます。
切りすぎないよう注意して少し大きめに切るのがポイントです。

形が決まったら、やすりで削っていきます。
ネイルの形はスクエア、ラウンド、オーバル、ポイントなど、自分好みの形を作っていきましょう。

自爪とネイルチップの段をできるだけなくすために、やすりで整えましょう。
自爪を傷つけないように慎重に作業を進めましょう。

セルフスカルプネイルを落とすには?

爪を切る
セルフでスカルプネイルを落とす時はネイルチップやフォームで長さを出しているので、アクリルニッパーであらかじめ長さを短くしておきましょう。

  1. やすりで表面を削る
  2. アセトンの染み込んだコットンを爪に乗せる
  3. 爪をアルミホイルでまく
  4. プッシャーで落とす
  5. やすりで表面を整える
  6. 爪をケアする

爪の表面にやすりで傷をつけておくことで、リムーバーの浸透が良くなります。
また、厚みがあるものはなるべく薄くなるように削っておきます。

指に巻けるサイズにカットしたアルミホイルとリムーバーをひたしたコットンを爪に巻き、蒸発しないように、密着させます。
10分~15分程待ち、アルミホイルを外してスカルプネイルが溶けているか確認します。

うまく溶けきっていれば簡単に取り外せますが、うまく剝がれてこない場合はもう一度リムーバーを浸し繰り返しましょう。
最後はリムーバーでダメージを受けた爪に、キューティクルオイルを塗っていきます。

指先全体によく馴染ませましょう。これで、セルフネイルのオフが完了です。

セルフスカルプネイルをするのに用意しておきたい道具

スカルプネイルをしている女性

スカルプネイルをセルフで施術する際に必要な道具は、以下のものです。

  1. やすりとプッシャー
  2. ネイルフォーム
  3. アクリルパウダーとアクリルリキッド
  4. アクリルニッパー
  5. リムーバー
  6. アルミホイル
  7. ケア用品

まずは爪の下準備をするやすりや甘皮処理のプッシャーなどです。
次は、土台を作るためのネイルフォーム、ミクスチャーを作っていくのに必要なアクリルパウダーとアクリルリキッドが必要になります。

セルフオフの場合は、アクリルニッパーとリムーバー、アルミホイルのほかにもキューティクルオイルなどのケア用品が必要になります。
全てセットになっているセルフオネイルキットも販売されているので、まとめて用意しても良いでしょう。

スカルプネイルは自分でできる

セルフネイル
少し敷居が高く感じがちなセルフスカルプネイルですが、必要な道具・手順を踏めば誰でも簡単に施術が可能です。
お店に行くよりも時間に融通が利いて、お手頃な値段で始めることができるのもメリットです。

お休みの日など、家での時間を充実させるひとつのアイデアとして取り入れてはいかがでしょうか。
綺麗な指先は気分が晴れる良いきっかけになることでしょう。

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ライター
noel編集部

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