【バイセクシャル診断】15のチェック項目であなたの恋愛対象を診断
最近では、「バイセクシャル」という言葉が世界的に認知されるようになり、バイセクシャルであることを公表し、自由に恋愛を楽しむ人が増えてきました。 しかし、バイセクシャルであることに悩みを抱える人もまだまだ多いというのが現状でもあります。 セクシュアリティという人に話しにくい繊細な分野であることからも、こちらの記事では自分がバイセクシャルかどうか診断チェックできる15項目とバイセクシャルの定義ついてまとめました。
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診断の前に…バイセクシャルとは?
地球上に存在する人間は、「男」と「女」のどちらかの性別に分けられますが、男性は女性を愛するもの、女性は男性を愛するものというように、これまで異性に対して恋愛感情を抱く事が一般的とされていました。
セクシュアリティに関する話題についての関心度が上がってきていることからも、バイセクシャルについてなんとなく理解している方も多いはず。
バイセクシャル診断の前に、ここで今一度バイセクシャルの定義についてみていきましょう。
バイセクシャルの定義
バイセクシャルとは、性別の垣根を超えて男女どちらにも恋愛感情を抱く人のこと。
男性が男性に恋愛感情を抱く「ゲイ」や、女性が女性に恋愛感情を抱く「レズビアン」というように、性対象が男女のどちらか一方であるケースとは異なり、バイセクシャルは男女両方に恋愛感情を抱いたり、性対象として認識するのです。
バイセクシャルの場合、自分の性別や相手の性別に捉われず、「ひとりの人間として」相手の魅力的な部分に本能が感じたままに恋愛感情を抱きます。
またバイセクシャルであることに物心がついた時から自覚している人もいれば、性に対して関心が強くなる思春期に自覚する人もいますし、大人になってからバイセクシャルであることを認識したなど、自覚が芽生えるのは人によって様々でもあるのです。
バイセクシャルの類義語
そしてバイセクシャルという言葉以外にも、「パンセクシュアル」や「バイキュリアス」というように似たような類義語も存在します。
「パンセクシュアル」とは、自分の生まれ持った肉体や相手の性別に関わらず、全ての人を愛することができる人のこと。
バイセクシャルは、相手が男性なのかあるいは女性であるのか性別を識別したうえで、恋愛感情を抱くのに対して、パンセクシャルは人に恋愛感情を抱く時に、相手の性別を念頭に置かないといった両者の違いがあります。
バイセクシャルのもう一つの類義語である「バイキュリアス」とは、今までの恋愛対象や性対象が一般的である一方で、自覚症状なしに同性に魅力を感じる人に対して使われる言葉です。
バイセクシャル診断
では、バイセクシャル診断15項目を紹介します。
- 女性同士でも肌が触れるとドキッとしてしまう
- キャリアウーマンなどのカッコイイ女性に憧れる
- 中性的な男性に恋愛感情を抱きやすい
- 女の子らしくふわふわした女性が好き
- 泣いていたり元気がない女性を見かけると抱きしめたくなる
- 女性とお風呂に一緒に入った時にドキドキする
- 男性用の服を持っている
- 結婚願望がない
- 「男の子っぽい」と言われたことがある
- ボーイッシュなファッションが好き
- 人によく相談されたり頼られる「姉御肌」である
- 女性を大事に扱う
- 男性から女性扱いされたい
- 女性らしさと男らしさの両方を兼ね備えている
- 性別関係なしにすべての人に恋愛感情を抱いたことがある
続いて、上記の診断項目についてそれぞれ詳しくみていきましょう。
診断①:女性同士でも肌が触れるとドキッとしてしまう
最初の診断項目は、相手が女の子だったにも関わらず、肌が触れ合った時に「ドキッ」としてしまいますか?
仲の良い女子同士で一緒に歩く時に、手を繋ぐ光景はよく見られますよね。
このように意図的だったりふざけて手を繋いできた時や、ふとした瞬間に手や肩が触れ合った時にドキドキしたら、バイセクシャルであると診断できる傾向にあります。
バイセクシャルだと男性に対しても同様に、肌が触れた瞬間にドキドキしたり意識してしまうのです。
診断②:キャリアウーマンなどのカッコイイ女性に憧れる
次の診断項目は、仕事をバリバリとこなし、後輩から頼られたり先輩から慕われているキャリアウーマンに憧れるかどうかです。
次から次へとテンポ良く仕事をこなすデキル女性の立ち振舞いや言動に、人として憧れる女性は多いでしょう。
しかしバイセクシャルと診断できる場合、カッコイイ女性に対して「自分もそうなりたい!」と尊敬や憧れというような感情よりも、「その女性の傍にいたい」と尊敬や憧れとは違うドキドキ感やトキメキを抱いてしまっているのが特徴です。
憧れのカッコイイ女性のことを無意識のうちに目で追ってしまっていたり、頭の中から離れなかったりするのであれば、恋愛感情を抱いていると診断できるでしょう。
憧れだけの存在ではなく、特別な存在に変わっているのであればバイセクシャルの可能性があります。
診断③:中性的な男性に恋愛感情を抱きやすい
好きになる男性のタイプが男らしくゴツゴツとした体型よりも、華奢で細身の人を好きになる傾向がありますか?
男性らしく頼もしい体付きの男性よりも、しなやかな女性を思わせる細身の男性に惹かれる傾向が強いのがバイセクシャルの特徴でもあるのです。
バイセクシャルな女性は、男性らしい一面を持ちつつも女性ならではの細かな気遣いのできる中性的な人を恋愛対象として見る傾向があります。
診断④:女の子らしくふわふわした女性が好き
か弱い女の子を目にすると、女性でも気になってしまったり、女の子らしくて可愛らしいと思ったりするでしょう。
特にがさつで男性的な性格をしている女性にとっては、女の子らしい女性に憧れたり、羨ましいと思ったりすることがあるのではないでしょうか?
しかし、バイセクシャルな女性は女の子らしくてふわふわした女性を目にすると、「守ってあげたい」「自分が傍にいてあげなくちゃ!」というように、男性的な思考が働きやすい診断傾向にあるのです。
日常生活を送る中で、このように男性の視点で物事を見る傾向が強い場合は、バイセクシャルの可能性があります。
診断⑤:泣いていたり元気がない女性を見かけると抱きしめたくなる
女性は、本能的に母性本能が強く働く傾向にあります。
そのため、男女関係なくいつもより元気がない人や泣いている女友達の姿を目にすると、傍について慰めてあげたりすることに違和感を感じることはないでしょう。
女の子らしくふわふわした女性を見ると、守ってあげたいというような男性視点に立って考えてしまう時と同様に、落ち込んでいる女性や泣いている女性を見て思わず抱きしめて守ってあげたくなるような感情になる場合にも、バイセクシャルな診断の可能性があります。
ただ単に女友達の一人として、心配してあげたり元気づけてあげたいと思うだけでなく、男性に抱くような特別な感情を抱いているようであれば、それは恋愛感情かもしれません。
診断⑥:女性とお風呂に一緒に入った時にドキドキする
女友達同士で温泉や海などに行った時に、女性の裸を見てドキドキしますか?
バイセクシャルでなくても、普段は見る事ができない同性の体に興味を持ったり、理想の女性らしい体をしている人を見れば、まじまじと見てしまうことはあるでしょう。
バイセクシャルでなければただの興味本位で見ているだけに、特にドキドキしたりというような感情は芽生えることがありません。
しかし、その興味本位という考えを超えて、性的な魅力を感じてしまう場合にはバイセクシャルである診断の可能性が高いと言えるでしょう。
診断⑦:男性用の服を持っている
男性用の服を購入して、普段着として着ることはありますか?
女性が男性用の服を持っているというのは、彼氏の私物であったり、女性らしさを残しつつメンズ用のアイテムを活かした女性らしいファッションをする場合がほとんどでしょう。
女性らしいファッションもするけれど、男性用の服だけを着こなす場合もバイセクシャルな女性に見られる傾向です。
診断⑧:結婚願望がない
一般的に、女性は男性と比べて結婚願望を強く持つ女性が多いです。
結婚適齢期を迎えて、周りの友達や同僚が既婚者になっていくと取り残された気持ちに陥ってしまったりと、どうしても結婚に対して焦りを感じてしまう女性は多いもの。
しかし、バイセクシャルな女性は結婚に対して、こだわりを持たない人が多い傾向にあります。
結婚制度にこだわりを持っていないものの、子供が欲しくて男性と結婚し子供を授かるというようなバイセクシャルな女性も存在するのです。
診断⑨:「男の子っぽい」と言われたことがある
続いての診断項目は、あなたは周りの人に「カッコイイ!」「男だったら絶対彼氏にしたい!」と言われることが多いですか?
女性の中には、本当は繊細な乙女心を持っているのにも関わらず、男性的な顔立ちや男の子っぽい性格から、男性のように扱われる女性もいます。
しかし、中には意識的にカッコイイと言われたくて、男性っぽく振る舞ったりする女性もおり、バイセクシャルな女性は見た目が男性っぽい傾向にあるのも特徴です。
診断⑩:ボーイッシュなファッションが好き
普段、スカートを履いたり女性らしいファッションを好まず、ラフで動きやすさを重視するようなボーイッシュなスタイルが多いですか?
「男の子っぽい」を周りによく言われるということにも通ずる部分がありますが、バイセクシャルな女性はボーイッシュな格好が好きな傾向にあります。
ただ、バイセクシャルでない女性の中にも、女の子らしくてフェミニンなファッションを好まないパンツスタイルが好きな女性もいますので、いつもボーイッシュなファッションをしているからという見た目だけでは判断は付きにくいです。
診断⑪:人によく相談されたり頼られる「姉御肌」である
友達や後輩に悩みを相談されたり、頼られることが多いですか?
女性らしい一面もあるのですが、男性のように頼り甲斐があったり、正義感の強い女性もバイセクシャルである傾向が高いです。
見た目からしてボーイッシュなバイセクシャルな女性もいますが、中には女性らしいフェミニンなファッションをしていても、男性性を強く兼ね備えた性格をしている姉御肌な女性もバイセクシャルと診断できます。
自分の思ったことをズバッと言えるようなサバサバとした性格をしている女性は、同性からも好かれることが多く、バイセクシャルな女性から好意を持たれることも多いのです。
診断⑫:女性を大事に扱う
男性が女性を大切に扱うように、同性に対してもレディーファースト精神が強い女性は、バイセクシャルな女性と診断できる可能性が高いでしょう。
レディーファースト精神が根付いている外国人は多く、恋人以外に対してもレディーファーストを行います。
バイセクシャルな女性も同様に、恋愛感情を抱いている同性に対して女性を大切に扱ったり、恋愛感情がない女友達であってもレディーファーストするのが自然と身についている傾向にあるのです。
男性的な視点や考えを持つバイセクシャルな女性は、同性を大切に扱おうとする気持ちや、女性ならではの細かな気遣いができるといった特徴があります。
診断⑬:男性から女性扱いされたい
一般的に女性は、男性に大切に扱われたりレディーファーストしてもらえることに喜びを感じるでしょう。
また、そうしてもらいたいと望んでいるはずです。
男性に大切に扱われたいという気持ちは、バイセクシャルな女性も同様にあります。
男らしく頼もしい男性を前にすると、本能的に女性らしさが出てしまうことから、普段頼りにされることの多いバイセクシャルな女性は、好きになった男性には大切に扱われたいという願望を持っているのです。
恋愛対象が男性の場合は、男性から大切に扱われたいという気持ちが強くなりますが、恋愛対象が女性である場合は、相手の女性のことを大切に扱いたいという気持ちが強くなります。
このことからバイセクシャルな女性は、恋愛対象によって接し方が変わってくると同時に、こちらの診断項目からもバイセクシャルであるかどうか診断することができるのです。
診断⑭:女性らしさと男らしさの両方を兼ね備えている
特別な感情を抱いている相手が女性であれば、大切に扱いたいという気持ちが強くなり、相手が男性の場合には大切にされたいということから、バイセクシャルな女性は恋愛対象によって接し方が変わるといった特徴があります。
このように、女性らしい一面と男性らしい一面があると自覚がある場合にはバイセクシャルな女性と診断することができるでしょう。
恋愛対象が男性だと相手の男性好みの可愛らしい女性になることもできますし、逆に恋愛対象が女性であれば、ヘアスタイルやファッションも女性好みに変わるといった特徴があります。
診断⑮:性別関係なしにすべての人に恋愛感情を抱いたことがある
最後の診断項目はとてもシンプルになりますが、あなたは感情の赴くままに相手の性別を気にせず、恋愛感情を抱いたことがありますか?
こちらの診断項目に即答する方もいれば、少し悩む方もいるでしょう。
恋愛感情を抱く相手がいつも決まって異性である人もいれば、いつも仲良くしている女友達がいつの間にか特別な存在に変わっていて、恋愛対象として見ていたことを自覚した時、自分に戸惑いを感じてしまう人もいるはず。
バイセクシャルなすべての女性に共通することは、異性愛者と同様に意識的に人を好きになろうと思って好意を抱くのではなく、無意識的だったり、直感で恋愛感情を抱いているということ。
実際に、人を好きになるのに特別な理由なんていりませんよね。
自分の心の中にあるセンサーが反応し、そのセンサーに触れた相手がたまたま女性であったり男性だっただけで、人を好きになるという行為自体は他の人と何ら変わりないのです。
バイセクシャル診断のあなたの結果は?
異性愛者でもあり、同性愛者でもあるバイセクシャルな女性は、世界中に多く存在します。
自分自身がバイセクシャルであることに疑問を持ち始めたら、なかなかその悩みを周りの人に相談することは勇気がいるでしょう。
思い切ってバイセクシャルであるかもしれないということを信頼のおける人に打ち明けてみるだけでも、今までの価値観やこれから起こす行動に変化が生まれるかもしれません。
バイセクシャル診断をきっかけのひとつとし、どんな自分でもしっかりと受け止めて、自分自身を愛せるようになることで、今まで見ていた景色が180度違って晴れやかに見えることでしょう。
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