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日焼け後に赤くなるのはなぜ?黒くなる人との違い

この後日焼けで赤くなる

赤くなるタイプ

日焼けは「サンバーン」と「サンタン」の2種類があり、赤くなる症状は「サンバーン」と呼ばれています。
サンバーンはUV-Bの影響により、紫外線が皮膚細胞にダメージを与えており、火傷のような症状を引き起こしてしまいます

肌表面は真っ赤に炎症を起こし、数日たつと水ぶくれができて、後に皮が捲れていってしまうこともあります。
皮膚細胞が死んでしまって、ターンオーバーにより新しい皮膚に生まれ変わるために起こる症状です。

DNAが傷つくとがんになる可能性も高まってしまうでしょう。
そして、日焼けをすると肌が赤くなる人は、色白の人が多く、メラニン色素の数が少ない場合が多いです

メラニン色素は、悪いイメージを持たれている場合が多いですが、紫外線を吸収し、肌をダメージから守る役割もあります。
そのため、メラニン色素がすくなければ、紫外線ダメージを受けやすくなり、サンバーンを起こしやすくなるのです。

黒くなるタイプ

もともとメラニン色素が多い人は、紫外線ダメージを吸収し、サンバーンを防ぎ、ダメージの軽いサンタンでとどめることができます。
UV-Aはメラニンを刺激するため、色素沈着の原因となり、シミやくすみができてしまうことも

赤くならないからと言ってケアを怠っていると、活性酸素が発生し、肌の老化が進んで、しわやたるみなどがどんどん増えてしまうので注意してくださいね。

シミやシワを防ぐ!日焼け後の赤みの正しいケア方法5つ

日焼けで赤くなるのが辛い

日焼け後の赤みを正しくケアする方法はどんなものがあるでしょうか?

  1. 冷やす
  2. 水分補給
  3. 保湿
  4. ビタミンACEを摂取保湿
  5. 睡眠時間の確保

次に、日焼け後の赤みを正しくケアする方法を詳しく見ていきましょう。

①冷やす

まず第一に優先したいのが、赤くなっている患部を冷やして炎症をクールダウンさせてあげること
赤くなった日焼けは火傷と同じ症状です。

冷やすことで、痛みも大分緩和されますよ。
保冷剤を清潔なタオルにくるんで患部に当てて使えばOK。

日焼けした範囲が広い場合は、そのまま冷たいシャワーを浴びましょう。
外出先なら、ミネラルウォーターを流してあげるだけでも効果的です。

しかし、湿布や冷えピタなどを直接貼って冷やそうとすると、肌に刺激が強く、剥がす際に皮膚を引っ張ってしまうので絶対にやめてください。

②水分補給

日焼けをした後の体は水分不足になりやすく、肌も乾燥しやすい状態です。
いつもよりも多めに水分補給をして、足りない潤いを内側からも補ってください

ジュースやお酒では正しい水分補給ができないので、体を冷やさないためにも、冷たすぎないお水かお茶を選んでいくと◎
弱アルカリ性の水は吸収率がいいので、ミネラルウォーターを選ぶ際は、成分にも注目してみるといいですよ。

③保湿

肌のクールダウンが終わり、状態が落ち着いてきたら保湿を行っていきます。
アフターケアは72時間以内に行うべきなので、痛みが治まれば足りない潤いを早く補給していきましょう。

ただし、日焼けで赤くなる肌は非常に敏感になっています。
スキンケアはなるべく肌に優しいものを選び、丁寧に行っていくのが◎

抗炎症効果のあるハトムギエキスや、ひんやり効果のあるジェルタイプを選ぶのもおすすめです。
あらかじめ冷蔵庫で冷やしてから使うと、肌に乗せたときに心地よいですよ。

④ビタミンACEを摂取

早く赤みを取っていくためには、必要な栄養をきちんと摂取して内側からもケアをしていかなくてはいけません
特に心掛けたいのは、ビタミンACEです。

粘膜の修復を助けてくれるビタミンA、美白効果や抗酸化作用のあるビタミンC、ターンオーバーを促進してくれるビタミンEの3つを積極的に取り入れてください。
他にも健康的な肌を作るために欠かせないたんぱく質やミネラルも大切です。

食事だけでは補えない場合は、サプリメントなども活用するといいですよ。

⑤睡眠時間の確保

正常にターンオーバーを促すためには睡眠時間をきちんと確保しなくてはいけません
寝不足が続いていたり、不規則な生活習慣を送っていると、ターンオーバーはどんどん乱れていってしまいますよ。

日焼けで赤くなるのを未然に防ぐ方法

日焼けで赤くなることがコンプレックス

日焼けで赤くなるのを未然に防ぐ方法はどんなものがあるでしょうか?

  1. 日焼け止めを使う
  2. UVカットグッズで身を守る
  3. 紫外線が強い場所を歩かない

次に、日焼けで赤くなるのを未然に防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。

①日焼け止めを使う

日焼けで赤くなるのを避けるためには、日焼け止めは欠かせません。
晴れの日だけでなく、曇りの日や雨の日も欠かさず日焼け止めを塗って肌を守ってくのがおすすめ。

しかし、正しい使い方ができていなければ思うような効果を得ることはできません。
適量を取って、隅々まで塗り、2時間おきに塗りなおしをしてください

面倒な方は、飲むタイプの日焼け止めもありますよ。
出かける場所や、外出時間に合わせて、日焼け止めを使い分けるのもポイントです。

②UVカットグッズで身を守る

日傘や帽子、アームカバー、カーディガンなど、UVカット効果のついたアイテムを使って日焼けを予防することもできます
見た目にもおしゃれなものがたくさん用意されているので、自然とコーデに取り入れていくことができますよ。

海やプールでも、水着の上からラッシュガードを羽織れば体が赤くなるのを防ぐことができるはずです。

③紫外線が強い場所を歩かない

紫外線は夏に最も多く、特に10時~14時に最も量が増えると言われています。
急ぎの用がなければ、わざわざその時間の外出するのはやめて、日が落ちてから家を出るようにすると◎

外出の際も、できるだけ日陰を歩くように意識しておけば、日焼けを防いでいくことができますよ。

日焼けで赤くなるタイプの人必見!日焼け止めを選ぶときのポイント

日焼けで赤くなることがない

日焼け止めを選ぶときに、まず確認したいのがSPFとPAです。
SPFは肌細胞にダメージを与えるUV-Bを防ぐ力を示し、PAはメラニンを発生させるUV-Aを防ぐ力を表しています。

日焼けで赤くなるタイプの人は、UV-Bを防ぐことが大切なので、SPFの値に特に注目して選んでください
しかし、数字が大きければ、紫外線カット効果も強いですが、肌への負担も大きく、値段も高くなってしまいます。

日常遣いなら、SPF20くらいのものを選んで、こまめに塗りなおす方が効果的ですよ。
しかし、日差しの強いアウトドアに出かける際は、きちんとSPF50のものを選んで対策していきましょう。

日焼けで赤くなるタイプの人におすすめの日焼け止め5選

日焼けで赤くなるのが嫌

次に、日焼けをすると赤くなりやすい人におすすめの日焼け止めを詳しく見ていきましょう。

①ALLIE(アリィー)エクストラUVパーフェクト

ALLIE(アリィー)エクストラUVパーフェクト
2000円

ウォータープルーフとフリクションプルーフのダブルダブルプルーフで、汗や水、こすれにも強い日焼け止めです
ヒアルロン酸、コラーゲンを配合し、肌にも優しく、普段のクレンジングで簡単に落とすこともできますよ。

伸びもよくべたつかないので、毎日のケアにも最適です。

②ANESSA(アネッサ)パーフェクトUV スキンケアミルク

ANESSA(アネッサ)パーフェクトUV スキンケアミルク
1974円

アクアブースター技術により、汗に触れるとUVブロック膜が均等になり、さらに強い効果を発揮します。
独自の粉末配合により、滑りが良く、こすれにも強くなっていますよ

保湿成分、美容成分配合で、使用中の肌荒れも防いでくれるでしょう。

③コパトーンパーフェクトUVカットミルクI

コパトーンパーフェクトUVカットミルクI
726円

自分の肌に合わせて選ぶことはできるコパトーンの日焼け止めの中には、日焼けで赤くなる人向けのものも販売されています。
炎症を抑えてくれるグリチルリチン酸ジカリウムや、保湿成分を配合し、肌に優しい処方です

普段の洗顔料で落とすこともでき、シトラスの爽やかな香りが魅力。

④SISLEY(シスレー)サンレイヤ G.E.

SISLEY(シスレー)サンレイヤ G.E.
12000円

みずみずしい質感で、つけていないかのような軽やかなタッチの日焼け止め。
4種のUVフィルターを組み合わせながら徹底的に紫外線を防ぎます

シミやシワを防いで、若々しい肌を維持してくれますよ。

⑤サンメディックUV 薬用BBプロテクトEX

サンメディックUV 薬用BBプロテクトEX
1944円

美容液、下地、コンシーラー、ファンデーションと5つの役割を果たす有能な日焼け止めです
ひと塗りでシミやくすみまで徹底的にカバーしてくれます。

肌荒れ防止成分、スキンケアパウダー配合、さらに無添加処方でで敏感肌の方にもおすすめ。

【部位別】すぐ赤くなるのを防ぐ◎日焼け止めの正しい塗り方

日焼けで赤くなるのを防ぐ

顔・首

まずは、ベースをきちんと保湿をして、うるおいを閉じ込めた状態で使用していきます
適量を手に取ったら、顔にはおでこ、頬、鼻、顎の5点に点置きしましょう。

最初に、面積の広い頬の部分を内から外に向かって馴染ませます。
鼻はおでこに向かって、おでこは生え際に放射線上に広げ、顎はフェイスラインに伸ばしていきますよ。

首を塗るときは、頭を前後に動かしながら、たるむをとるように皮膚を伸ばしながら塗ればOK。
首の後ろは忘れやすいので気を付けて。

日焼け止めを塗りたい部分に、チューブやボトルから直接日焼け止めを出し、体に線を描いていきます。
これを手のひら全体を使って、くるくると馴染ませていけば◎

少し多く感じるかもしれませんが、一番無駄がなく、ムラを作らない方法です。
ストローのようなラインを描くことから「ストローづけ」と呼ばれています

日焼けで赤くなる人は、徹底的なケアをして肌を守ろう

日焼けで赤くなる人

同じように日焼けをしても、肌が赤くなる人とならない人がいます。
メラニン色素の数や、紫外線の種類によっても、肌が赤くなるかどうかは異なってくるのです。

すぐに赤くなる人は、日焼け止めやUVカットアイテムを上手に使って日焼けを予防していくことが大切
紫外線から肌を守って、美しく白い肌を維持していきましょう。

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ライター
noel編集部

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