痛い日焼けを和らげる7つの対処法!ヒリヒリを長引かせないアフターケア
アウトドアが楽しい季節。 紫外線対策をしっかりしていても、日焼けをしてしまうこともありますね。 日焼けしやすいタイプかどうかは人によって違いますが、思いがけずに日焼けを起こしてしまった時はすぐに手当てをすることがマスト。 今回は日焼けのメカニズムと、痛い日焼けを和らげるケアの仕方などをご紹介します。
人気のおすすめ記事
何日で治る?痛い日焼けのメカニズムとは
紫外線は一年中降り注いでいるので、十分に日焼け止め対策をすることが大事です。
しかし注意していても、意図せずクリームを塗り忘れて日焼けをしてしまうこともありますよね。
なぜ痛い日焼けは起こるのでしょうか。
詳しいシステムを知ることで、水ぶくれになったり赤く腫れたりする痛い日焼けを防ぐことができます。
日焼けの種類は主に2種類。
それぞれ、詳しくご説明しましょう。
①皮膚が赤くなるタイプ(サンバーン)
サンバーンは簡潔にいえば皮膚が赤くなる日焼けです。
こちらは紫外線の中でも一年を通して降り注ぐUVBが、肌にダメージを与えている状態。
UVBのエネルギーはそれほど強くないですが、浸透力が強く、将来のしわやたるみの原因になります。
毛細血管が傷つき充血を発症しているという状態で、ひどくなると痛い水ぶくれになったりするので注意しましょう。
悪化しないうちに、早めに対処することで損傷を和らげることができます。
日焼け止めに表示されているSPFは、UVBを防ぐ数値で、数字が大きくなるほど日焼けが起きる時間を延ばすことが可能。
②皮膚が黒くなるタイプ(サンタン)
サンタンは、皮膚が黒っぽくなる日焼けです。
つまり、皮膚が色素沈着を起こしている状態だと考えていいでしょう。
こちらはUVAによる紫外線が影響しており、瞬発力が高く強いエネルギーを与えるので、表皮にダメージを及ぼします。
たくさん浴びると炎症を起こし、やけどのように赤くなった後に褐色になるケースもあるので、注意して下さい。
日焼け止めのパッケージに示されているPA+は、UVAからお肌を守る数値を表しており、+の数が多いほど効果が高くなります。
痛くて寝れない…!痛い日焼けに効果的な7つの対処法
夏のレジャーなどで長時間日差しを浴びて、日焼けしてしまうことは誰にでもあるでしょう。
しかし痛いほどのひどい日焼けの場合は、一刻も早く対処することが大切です。
眠れないほど痛い場合は、以下の方法を試してみて下さい。
- 時間を置かず冷たいシャワーを浴びる
- 氷や冷えピタで冷却
- しっかりと冷やしたら保湿する
- 通気性が良い服に着替える
- スポーツドリンクなどで水分補給
- 水風呂につかる
- ひどい場合は皮膚科に相談
続いて詳しく解説します。
①時間を置かず冷たいシャワーを浴びる
日焼けをすると皮膚が赤くなります。
これがひどくなり痛いようなら、炎症している可能性があります。
応急処置として、真っ先に冷すことがポイントです。
したがって痛いと思ったら、時間を置かずに冷たいシャワーを浴びるのが効果的。
外出先の場合は、冷たいペットボトルや冷したタオルなどを皮膚に当てるなどして対処しましょう。
②氷や冷えピタで冷却
冷たいシャワーを全身に浴びても、まだ痛い時は氷や冷えピタなどを使用して、しっかりと肌の熱を冷ましましょう。
この時に、肌に直接氷などを当てると、逆に刺激を与えてしまうので、必ずビニール袋に入れタオルを巻いて、痛い部分に当てるようにして下さい。
③しっかりと冷やしたら保湿する
皮膚の火照りが冷めたら、次は保護をしてダメージを軽くしましょう。
保湿成分が配合されている、クリームやジェルを使うことがおすすめです。
まだ痛い時や赤みが強く引かない場合などは、余計な刺激を与えてしまう可能性があるので注意。
くれぐれも、肌の状態を見ながらケアをして下さい。
④通気性が良い服に着替える
日焼けで肌が痛いときは、締めつける様な服装をするのはNGです。
お肌が敏感になっている時は、直接肌に触れるものは着心地が良いコットン素材やシルクを選びましょう。
締めつけもダメージになるので、帰ってきたらワイヤーが入ったキャミソールやきつい下着は外してください。
通気性がよく、ゆったりとした服装がベストです。
⑤スポーツドリンクなどで水分補給
ある程度皮膚の熱がおさまったら、体の内側にも潤いを与えましょう。
日焼けした後は、できるだけ水分を多く摂るのがおすすめ。
ミネラルウォーターでも十分ですが、皮膚が痒かったり痛い時には、吸収力が高いスポーツドリンクや経口補水液が有効です。
⑥水風呂につかる
ひりひりとした日焼けは、痛いし眠れないのが辛いですね。
どうしても痛いときは、水風呂に入ってしっかりと体の熱を取るのがベストです。
もし水ぶくれなどになっていた場合は、絶対に潰さないように注意しましょう。
⑦ひどい場合は皮膚科に相談
以上の対処をしても、まだ痛い場合は炎症がひどくならないうちに、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
特に日焼けした部分が広範囲に及んでいる場合は、自己判断せずに専門医に相談することが大切です。
痛い日焼けを和らげる◎アフターケアグッズ5選
予期せずに日焼けをして炎症を起こしてしまった時に、痛みを和らげるアイテムがあれば助かりますね。
ここでは、ひりひり痛い日焼けに効果的なジェルやローションなどをご紹介しますので参考にして下さい。
①Eisaiベラリス
エーザイのベラリスは、有機栽培のアロエベラを99%配合したナチュラルな薬用ローションです。
アロエ独特のぷるんとしたクリスタルなジェルが、乾燥したお肌にサッとなじんで、キメを整えます。
持ち運びしやすいチューブタイプなので、海や山のレジャーのお供にも最適です。
②【医薬部外品】mentholatumヒヤケア日焼け用薬用ローション
紫外線を浴びたお肌の火照りを防いでくれる薬用ローションのヒヤケア。
抗炎症成分と潤い成分を凝縮して、かさつく肌をしっとり落ち着かせてくれます。
さっぱり系のさわやかなローションなので、夏にはぴったりです。
③TrueLism日焼け後アフターケアボディクリーム
トゥルーリズム のアフターケアクリームは、上品なプルメリアの香りが特徴。
クリーム状のテクスチャーで伸びがよく、塗りやすいのもメリットです。
8種類ものぜいたくなアミノ酸成分とヒアルロン酸をたっぷり配合。
痛い日焼けや乾燥から、お肌をしっかりと守ってくれるボディークリームです。
④NALC ヘパリンミルクローション
次にご紹介するのは伸びが良く、顔だけではなくボディにも使用できるNALCミルクローションです。
ヘパリン類似物質を配合しているので、痛い日焼けをして傷んだ肌のキメを整えながら潤いをキープします。
スクワラン、ヒアルロン酸、リピジュアなどの美容成分が入っているので、美白効果も期待できますね。
ポンプ式なので使いやすい点もメリットです。
⑤AustralianGoldモイスチャーロック
アフターサンケアには、自分に合ったテクスチャーを選ぶと効果的。
日焼けで炎症し痛いお肌は乾燥しているので、水分をたっぷり与えてあげることがポイントです。
オーストラリアンゴールドのモイスチャーロックはローションタイプになっていて、お肌にしっとりなじむ風合いが特徴。
パンテノール、アロエエキスの植物成分が乾燥による皮剥けも防いでくれる優秀なアイテムです。
1週間は厳禁!痛い日焼け直後に注意すべきNG行動
紫外線による痛い日焼けは、いつまでも若々しくいたい女性には大敵です。
痛いほどに日焼けした状態は、軽いやけどと同じなので内側からもしっかりとケアすることがポイント。
美を守るために、注意すべき行動をチェックしてみましょう。
①普段と同じスキンケアをする
日焼けした後の痛いお肌は、とても敏感になっています。
なのでスキンケアにも注意が必要。
すぐに美白ケアをしたくなるところですが、1週間は我慢しましょう。
いつもと同じスキンケアをしていて、ひりひり痛い場合は炎症を起こしている可能性があります。
デリケートになっているお肌には、なるべく刺激を与えないように日焼け後のローションなどでケアするのがベストです。
②強い紫外線を浴びる
まだ肌に火照りがあったり、痛みや痒みがある状態で、さらに強い紫外線を浴びるのは危険です。
軽いやけど状態で、また日差しを受ければさらに症状は悪化して、水ぶくれなどを起こしかねません。
どうしても外出しなければいけない時は、長袖のシャツや日傘などを利用して、肌を露出しない工夫をして下さい。
痛い日焼けの原因にも…日焼け止めの効果が半減するNG行動
せっかく日焼け止めを塗るのなら、効果的に使いたいですね。
ここでは、守らないとうっかり日焼けに繋がるNG行動をご紹介します。
①何もつけないお肌に塗る
日焼けを防ぐには、しっかりとお肌にバリアを作ることがポイント。
皮膚のキメが整った状態でない場合、せっかく日焼け止めを塗ってもムラができてしまうからです。
予期せぬトラブルを予防するには、スキンケアをして肌を潤った状態にしておくこと。
保湿は必須です。
②適量を守っていない
日焼け止めには白っぽい色がつくタイプが多いですね。
たくさん塗ると時間が経ってから白浮きしてきたり、ヨレるのが心配で薄く塗って済ませてしまうことも多いでしょう。
しかし、日焼け止めは適量をしっかり塗らないと効果が出ません。
最近は伸びが良いテクスチャーのアイテムが多いので、特に気をつけましょう。
もし、ちゃんと塗れているのか不安な場合は、気になるポイントを2度塗りするなどして工夫して下さい。
③朝しか日焼け止めを塗らない
朝塗っただけでは日焼け止めの効果が落ちていきます。
いくらSPF値が高くても、水や汗に強いタイプでも、2~3時間おきに塗り直しすることがポイント。
たとえば洋服などで擦れてしまったり、皮脂などで部分的に落ちてしまうのをカバーするためです。
肌への負担が心配な方は、ノンケミカル(紫外線吸収剤を使ってない)タイプ。
面倒くさがりな方にはスプレータイプなど、それぞれに合ったアイテムを選んで日焼けを防ぎましょう。
④去年のアイテムを使っている
使いかけのまま取って置いた去年の日焼け止めは、保存状態によっては成分が変わっていたり、匂いが変化している可能性もあります。
もし使うのであれば、体の目立たないパーツで試してから使うようにしましょう。
痛い日焼けにさよなら!日焼け止めの塗り方をおさらい
美白を維持するには、日焼け止めを正しく塗ることが基本です。
失敗して痛い思いをしないように、使い方をおさらいしてみましょう。
①スキンケアをしっかりと
いつもの洗顔の後、化粧水、乳液で肌を保湿しましょう。
しっかりとお肌にバリアの層を作ることで、日焼け止めをムラなくつけることが可能です。
忘れがちな首の下、耳などもしっかり保湿して下さい。
②少しずつ丁寧にまんべんなく塗る
日焼け止めの適量は500円玉程度です。
これを手のひらの上に出して体温で少し温めてから、フェイスラインに向かって少しずつ広げていくのがポイント。
塗りムラがあるとシミやそばかすの原因になるので、まんべんなく塗るようにしましょう。
③気になるパーツは二度塗りしよう
頬骨は最も紫外線の影響を受けやすい部分。
また、シミができやすい頬や鼻にも二度塗りすることをおすすめします。
こすらずに、軽く抑えるようにポンポンと肌に密着させていきましょう。
④塗り忘れがないかチェックしよう
最後は、細かい部分の塗り忘れがないかどうかをチェックします。
塗りにくい頭頂部や、忘れがちな唇のケアもしっかりと行って下さい。
どうしても塗りにくい場合は、スプレータイプを使用すると良いでしょう。
日焼け対策におすすめの日焼け止め5選
強い紫外線から皮膚を守るために、自分に合った日焼け止めをセレクトしましょう。
ここでは夏にぴったりのとろみのあるテクスチャーの日焼け止めや、忙しい女性におすすめの化粧下地にもなるアイテムを厳選してご紹介します。
①BioreUVアスリズム スキンプロテクトエッセンス
汗や水に強くスレにもタフなので、アクティブな女性にぴったりのアイテムです。
ビオレの日焼け止めの特徴は肌になじんだ後に、なめらかな感触に変わるエッセンスを配合している点。
ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス、BGもたっぷり入っているのでお肌を乾燥から守りながら、みずみずしく保ってくれます。
最高クラスのUVケアができるのにも関わらず、石鹸で落とせる優しさが魅力です。
②Organic madonna アロマサンミルク
オーガニックマドンナのUVクリームは、オールシーズン使える日焼け止め。
化粧下地にもなるので、忙しい女性にぴったりですね。
アルコール、紫外線吸収剤を使っていないので、新生児から使用できる優しさも人気。
これ一本あれば、家族で使える点もうれしいポイントです。
③KOSE雪肌精ホワイトUVミルク
和漢植物エキスをふんだんに配合して、透明感のあるお肌に導いてくれるアイテムが、コーセーのUVミルク。
ベタつかない使用感も、人気の秘密です。
ハトムギのエキスが肌荒れを防いでくれるので、お肌が弱い女性にもおすすめ。
④STEAMCREAM UVプロテクション
スチームクリームのUVプロテクションは、スチーム製法を採用したクリーム。
厳選された植物由来成分で製造されているので、お肌が弱い女性にもおすすめです。
顔だけではなく全身に使えるので、ひとつあると重宝します。
持ち運びに便利なコンパクトなチューブサイズもあるので、お好みでチョイスしましょう。
⑤ LAYERED FRAGRANCEフレグランスエナジースプレー
痛いほどひどい日焼けを防ぐには普段から自分に合ったアイテムを使うのが最大のポイント。
レイヤードフレグランス は、スプレー式になっているのでメイクの上や頭皮にも使えて便利です。
4種類のビタミンと14種類のアミノ酸をたっぷりと配合して、UVカットをしながらお肌に必要な潤いをチャージしてくれます。
痛い日焼けになる前に、日焼け対策をおさらいしよう
痛いほど日焼けをするということは、皮膚が炎症を起こしている状態。
できれば、そんなことになる前に日焼け対策をすることが大切です。
しっかりとケアをしているつもりでも、塗る量が足りなかったり、塗り方にムラがあると十分な効果が発揮できません。
夏本番が来る前に、もう一度正しい塗り方をおさらいして、痛い日焼けを防ぎましょう。
もし炎症を起こしてひどくなった日焼けは、その日のうちに正しくケアをして下さい。
いつまでも若く美しくいるために、日焼け後のお肌をきっちり手当てして、優しくいたわりましょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。