シンママの生活事情!仕事や恋愛/お金問題&人気シンママブロガー3選
離婚後、一人で子供を育てていくことは、とても大変なこと。 しかし、なかなか耳に入らないだけで、シンママのための支援制度はたくさんあります。 さらに、シンママのリアルな生活事情に迫りながら、どんな助けがあるのかを詳しく調べてみました。 参考にしたい人気シンママブログもまとめているので、是非一度覗いてみてくださいね。
人気のおすすめ記事
シンママはとても苦労している!?
近年、日本では3人に1人の女性が離婚をしていると言われています。
しかし、離婚後の生活が楽になっているわけではありません。
シンママとは、シングルマザーの略語で、一人で子どもを育てる母親のことです。
ただでさえ子育ては大変なのに、経済的なことも、家庭のこともすべて自分にのしかかってくるプレッシャーは想像以上の大変さです。
多くの方が、離婚後の生活は想像以上の大変さだと語り、見えない苦労を重ねています。
知っておくべき!シンママの為の支援や制度
次に、シンママの為の支援や制度を詳しく見ていきましょう。
①児童扶養手当
母子家庭、または父子家庭を対象にしている支援制度です。
離婚が原因でも死別でも理由はどちらでも構いません。
子どもの年齢が0~18歳の間に行われ、子どもが一人の場合月42000円、2人なら47000円支払われます。
しかし、所得によっては支給額に変化があるため、注意が必要。
所得57万以下なら全額支給されますが、57万~230万の方は支給する金額に差があります。
さらに、230万以上の人は支給されなくなってしまうのです。
②ひとり親家庭の医療費助成制度
こちらの制度を申請しておけば、医療機関でかかる自己負担額を市が負担してくれます。
通常の子ども医療費助成は子どもだけが対象ですが、ひとり親家庭の医療費助成制度なら母親も対象ですよ。
ただし、こちらも所得額によって制度の利用ができなくなってしまいます。
扶養家族が一人なら230万円、2人なら268万円、さらに一人増えるごとに38万円が加算される計算方法です。
小さな子どもがいると、病気になる回数も増えるため、医療費が抑えられるだけでもかなりの節約になりますよ。
③ひとり親家庭手当
死別または離婚によりした家庭では、月13500円の支給を受けることができます。
市によっては児童手当と同時に受けることもできるので、経済的にも大変助かるでしょう。
ただし、支給を受けることができる期間が決まっているので注意。
市の担当窓口に行って申請してみてください。
④保育料の免除
離婚後は、子どもを預けて仕事に行かなくてはいけません。
しかし、保育料が高くなってしまえば、何のために働いているのかわからなくなってしまうもの。
そんな時は、母子家庭だということを申請しておけば、保育料の免除や減額を受けることができます。
保育園にも優先的に入ることができるので、スムーズに仕事を開始できますよ。
最初から諦めるのではなく、窓口になっている方に現状を説明して手段を教えてもらうと◎
⑤生活保護
ついつい無理をしてしまう人が多く、体を壊したり、鬱状態になることもあります。
しかし、それでは子どもにとっても良くありません。
どうしても生活が苦しく、働くことができないという場合には、生活保護を申請して市に援助を求めてください。
周りに頼れる人がいないときは、市の援助を受けるのもおすすめ。
一度体を休めて体調を立て直し、きちんと働ける状態になってから仕事を見つけるべきです。
貧困から脱出!シンママのお金の悩みを解決する方法
次に、シンママのお金の悩みを解決する方法を詳しく見ていきましょう。
①自治体に援助を求める
まずは、自身でどんな援助が得られるのかを確認しに自治体に足を運んでみましょう。
申請していないと、そのまま得られるはずの給付金をもらえなくなってしまいますよ。
所得が低くなったからこそ、自治体から得られる支援や制度は非常にありがたいものになります。
例えば子どもが入園するタイミングに合わせて申請すれば、入園祝い金をもらえることも。
さらに、給食費も免除や減額してもらえることもあります。
水道代や交通費が減額になったり、市によっては家賃補助が受けられたり、引っ越し支援金を受けられることもあるようです。
②ハローワークに行く
今よりももっと効率よく働ける仕事を求めて、ハローワークに行ってみるのも一つの方法です。
随時新しい就職先が更新されているので、マメにチェックして自分に合った就職先を探してみてくださいね。
求人広告には載っていない情報も公開されていることもありますよ。
また、働くママのために作られたマザーズハローワークなら、子供を連れて通うことも可能です。
自立支援教育運連給付金や高等職業訓練促進給付金で、援助を受けながら手に職をつけていくこともできます。
中には、託児付きのセミナーもあるので、率先して活用していきましょう。
③実家に戻る
もし、頼るべき実家があるのであれば、一度離婚後に実家に戻ってみるのも◎
家賃が浮いて食費や光熱費も節約することができます。
親との関係が良好であれば、子どもの面倒をお願いして、その間に仕事をすることもできるでしょう。
今のうちに貯金を増やすことで、安定した未来を進んでいくことができます。
子育てと両立◎シンママにおすすめのお仕事3選
次に、シンママにおすすめの仕事を詳しく見ていきましょう。
①看護師
安定した生活を送りたいと思っているなら、高収入が見込める看護師の仕事がおすすめ。
通常シンママは平均年収200万と言われていますが、看護師なら非管理職でも520万程得ることができますよ。
ただし、国家試験が必要なため、看護専門学校への入学や、専門知識を身に付けなくてはいけません。
300万程の学費がかかると言われていますが、様々な援助金を受けることができるのでチャレンジしやすいですよ。
今後一人で子どもをしっかり育てていきたいなら、手に職をつけ、高収入を目指していくのも◎
②介護職
介護職も平均収入より高く、チャレンジしやすい職業です。
職業訓練給付金を受けて、国家試験を目指すこともできますよ。
介護職の中でも訪問介護を選べば、自分の働きたい時間に合わせて仕事をしていくことができます。
そのためにもスキルを上げて、多くの方に安心される介護士を目指していきましょう。
③コールセンター
子どもとの時間を優先したいなら、コールセンターでの仕事にチャレンジしてみて。
初心者の方でも職に就きやすく、すぐになれることができます。
座ったまま仕事をすることができるので、体への負担も減らすことができますよ。
他のアルバイト先に比べても高収入なのも魅力です。
大きな職場を選べば、託児所がついているところもあるので、子どものことも安心ですね。
シンママが仕事と子育てを両立するには
シンママが仕事と子育てを両立する方法はどんなものがあるでしょうか?
- 頼れる人や場所を確保
- 家事は時短で行う
- 完璧を目指さない
- 早朝を有効活用
次に、シンママが仕事と子育てを両立する方法を詳しく見ていきましょう。
①頼れる人や場所を確保
仕事をしていても、子どもが急に熱を出したり、行事やイベントが重なって思うように出勤できないこともあります。
どうしても職場を抜けられないときに、自分が頼れる人が一人でもいれば状況はかなり助かるでしょう。
家族でなくても、同じシングルの友達でもOK。
または、病児保育や公共の施設に事前登録しておくといざというときに助けられるはずです。
②家事は時短で行う
一つ一つの家事を丁寧にこなしていると、時間はいくらあっても足りません。
子どもとの時間をたくさん確保するためにも、家事は時短を心がけていくべき。
作り置きレシピを有効活用したり、ながら家事がおすすめ。
掃除はまとめて行うと時間がかかってしまうので、使ったらこまめに片づけてさっと掃除をする習慣をつけると◎
料理は、炒め物なら時間がかからず、ボリューム感のあるおかずが出来上がります。
③完璧を目指さない
シンママは離婚後、完璧を目指す人が多いです。
しかし、ただでさえ一人で子どもを育てていくのは大変なこと。
最初はうまくいっていても、どんどん疲れやストレスが溜まっていつか爆発してしまいますよ。
最初に優先順位を確認し、今やらなくてはいけないものだけを行っていけばOKです。
後回しにしてもいいものは後で行えばいいので、まずは目の前のことだけを行います。
そして、できなかったり、計画が崩れてしまったとしても「まあいいか」と多めに見てあげてくださいね。
④早朝を有効活用
仕事でスキルを上げるために勉強をしたり、自分の趣味の時間を使っていると、夜更かしをしてしまう人もいます。
しかし、睡眠時間が少なくなればなるほど、集中力は失われ、作業効率も落ちていってしまうでしょう。
子どもに対して強く当たってしまい、仕事との両立は難しくなってしまうことも。
シンママの場合は、夜中ではなく早朝の時間を有効活用し、勉強や自分の時間を確保しましょう。
朝早く起きることで、気分も前向きになり、生活リズムも整います。
シンママが恋愛・婚活をするときのポイント
シンママが恋愛・婚活をするときのポイントにはどんなものがあるでしょうか?
- 子どもの存在を忘れない
- 立場を平等に
- 生活リズムを合わせる
- 焦って子どもを会わせない
- シングル同士の交友を大切にする
- 結婚と恋愛は別物
次に、シンママが恋愛・婚活をするときのポイントを詳しく見ていきましょう。
①子どもの存在を忘れない
シンママが恋愛を始めると、子どものことをないがしろにして恋愛を優先してしまうことがあります。
しかし、母になってからの恋愛は、独身時代の恋愛とは異なるもの。
子どもの存在を忘れてはいけません。
彼ができたからといって子どもとの時間が極端に少なくなってしまったり、邪険に扱うようになるのは不自然ですよ。
そもそも、子どもの存在を丸ごと受け入れてくれる相手でないと、その恋愛はきっと長続きしないです。
②立場を平等に
恋愛をするうえで相手に予定を合わせてもらったり、子どもの都合でデートをキャンセルせざる負えない場合もあります。
すると、どんどん相手に対して罪悪感が沸き上がり、負い目に感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、恋愛は常に立場が平等でなければいけません。
下手に出て、なんでも願いを叶えてやろうなんて思う必要はないのです。
相手に対しての感謝の気持ちを忘れずに、より良い関係を保つ努力を続ければOK。
③生活リズムを合わせる
子どもがいる家庭と、独身の家庭では生活リズムが異なることがあります。
社会人の男性の場合、仕事から帰ってくるのが遅くなり、2人で会おうとする時間が夜中になることもあるかもしれません。
また、夜遅くまで電話やLINEをして寝不足が続くこともあるかも。
しかし、相手の生活リズムに合わせてばかりいると、調子を崩して体調を壊すこともあります。
自分の生活リズムに合った相手を探すか、合わせてくれるようにお願いしてすることがポイントです。
④焦って子どもを会わせない
彼ができると、すぐに関係を深めたいと思うシンママも多いでしょう。
すぐに子どもを会わせて、理解を深めたいと思うのです。
しかし、実際には、関係が深まっていない状態で子どもに合わせるのは逆効果。
相手も戸惑い、子どもも不信感を抱く可能性があります。
自分のエゴで子どもを巻き込むことはやめて、しっかり2人の関係が深まってから、改めて子どもを紹介する場を設けましょう。
⑤シングル同士の交友を大切にする
最初から独身男性を狙って婚活や合コンを行っても、なかなかいい縁に恵まれないこともあります。
シンママに対して良いイメージを持っていない独身男性も多く、何か問題があるのではないかと勘繰る場合があるからです。
バツイチ同士のグループや、保育園で出会ったシングルのパパとの交友を大切にして、そこから恋愛に発展させていくこともおすすめ。
お互いに共通の悩みを抱えているからこそ、話題にも困らず、助け合うことができますよ。
婚活サイトでも、バツイチの方を対象にしたものもあるので、そちらに登録する方法もあります。
⑥結婚と恋愛は別物
離婚後、ようやく信じられる男性に出会うと、すぐに結婚に気持ちが傾いてしまうシンママもいます。
今まで苦労を重ねてきたからこそ、そう思ってしまうのも無理はありません。
しかし、相手に取っては今までの恋愛と何ら変わらず、きちんと段階を重ねて結婚に向けて進んでいく必要があります。
すぐに舞い上がることなく、付き合っている中で相手を見極めて自分にふさわしいかどうかを確認してください。
また、恋愛期間中だからこそ味わえる時間でもあるので、思う存分楽しんでいきましょう。
参考にしたい!話題の人気シンママブロガー3選
参考にできる話題の人気シンママブロガーを詳しく見ていきましょう。
①シングルマザーTips
元VERY主婦の方が運営しているシンママの方がためになる情報満載。
ポイントをためる方法や、キャッシュレスの活用方法、さらにはシンママのあるあるネタなども掲載されています。
本職だけでは経済的に不安を抱えている方にとって、お金を稼ぐコツをたくさん教えてくれる有難いブログですよ。
②シングルマザー子育て日記『ちいさな世界』
子ども2人を育てているシンママの子育てブログです。
シンママなら誰もが共感できる子育てあるあるがたくさん載っていて、ほんわかしたイラストに心も和みます。
家計簿も掲載されているので、自分の家庭と照らし合わせながら確認していくこともできますよ。
③シングル母さん ちち子が行く!
「りこんみち」の著者古野崎ちち子さんのブログで、離婚に至った理由や、心情、その後の決意などが細かく描かれています。
文章を読むのが苦手な方でも、漫画形式なのでスラスラ読み進めることができますよ。
くじけそうになっても、いつでも前を向いて進んでいくちち子さんの姿にきっと励まされるでしょう。
すぐにまねできる節約レシピも載っています。
シンママを助ける制度や支援を利用して明るい未来を掴もう
離婚後は、先が見えずに不安でいっぱいの方も多いです。
しかし、役所に相談に行けば、シンママが受けることができる制度や支援はたくさんあります。
経済的に不安な方こそ、足を運んで自分はどんな援助を受けることができるのかを確認してください。
そして、最初は辛いかもしれませんが、シンママでも恋愛を楽しんだり、豊かな時間を過ごすことは必ずできます。
諦めずに今を乗り切って、明るい未来を手に入れましょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。