【美容師監修】前髪を作るか悩む…自分に似合う前髪の見つけ方&各スタイルの印象

前髪を作るか悩む…

前髪を作るか悩んだときの共通の原因やあるあるはどんなものがあるでしょうか？

1. 失敗することが怖い
2. スタイリングがめんどくさそう
3. 自分に似合うかどうかわからない

次に、前髪を作るか悩んだときの共通の原因やあるあるを詳しく見ていきましょう。

①失敗することが怖い

流行のバングや、なりたいスタイルはあっても、失敗したらどうしようという不安から前髪を作ることに踏み切れない人はたくさんいます。
一度カットしてしまうと、そこから元の長さに戻すには長い時間がかかってしまいますから、慎重になってしまいますよね。

②スタイリングがめんどくさそう

前髪を作ると、こまめにカットをしたり、寝癖を直してスタイリングする必要があります。
今まで前髪なしだった人は、毎朝の前髪セットに戸惑ってしまうかも。

③自分に似合うかどうかわからない

憧れのスタイルがあったとしても、実際に自分に似合うのかどうかはわからないことも不安材料の一つです。
自分の顔に当てはめると違和感が出てしまったり、なりたいスタイルとかけ離れているのではないかと疑問が湧いてくるのでしょう。

今はアプリなどを使って、自分の写真になりたい前髪の形を当てはめてみる方法もあるので、試してみてください。

Q.美容師は前髪の似合う・似合わないをどう見極めているの？

A.顔の骨格やパーツと、なりたい雰囲気！

＼こんな人は前髪ありがオススメ／
□　おでこが広い人
□　生え際や眉、頬骨などを隠したい人
□　女性らしい、フェミニンな雰囲気がほしい人

＼こんな人は前髪なしがオススメ／
□　おでこが狭い人
□　眉や頬骨、目をしっかりみせたい人
□　クールで、意志の強さを感じさせる雰囲気が欲しい人

前髪作る？作らない？それぞれのメリット

では、前髪あり・前髪なしのメリットを詳しく見ていきましょう。

前髪あり

前髪ありの場合は、実年齢よりも幼く、可愛く見せる効果があります。
前髪で縦の面積を減らすこともできるので、面長の方は特にコンプレックスを解消し、小顔効果も実感できますよ。

また、目力を強く見せ、瞳を大きく見せる効果もあるんだとか。
カットに仕方によって、雰囲気も変えていくこともできるので、なりたい自分にぐっと近づけることもできますね。

前髪なし

前髪なしの場合、大人っぽく、セクシーで上品な雰囲気に仕上がります。
顔をしっかり見せることができるので、初対面の方に対しても明るく見え、好印象に見えるはず。

丸顔の方にとっては、サイドの輪郭を隠していくこともできるので、すっきりと痩せて見せることもできますよ。
メンズライクなヘアスタイルに合わせても、女性らしさがアップするのでバランスもとりやすいです。

美容師おすすめ！かわいくみえる前髪スタイル

シースルーバングやショートバング、ぱっつん前髪など前髪の作り方はさまざま。
今回は美容師・石井和輝さんに今おすすめの前髪スタイルを教えてもらいました！

前髪でイメージを変えたい方必見です！

おすすめ①：ベビーカールバング

提供：＠ici_kazuki

眉上でカットしながら、くるっと流して作ることをベビーバングと言います。
まっすぐ切りそろえるよりも、表情が柔らかくなり、まるで産毛のようなふんわりとした仕上がり。

ガーリーなスタイルはもちろん、モードやマニッシュなヘアに合わせて抜け感を出していくのもいいでしょう。
あどけなく、フェミニンな印象になり、前髪なしのころとはガラっと雰囲気を変えることができますよ。

おすすめ②：ナチュラルシースルー

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シースルーバングのなかでも、うっすら眉が見合えるくらいの透け感に抑えた前髪です。
「抜け感はほしいけど、前髪が薄すぎるのもちょっと…」という方におすすめスタイル。

眉が見えるので表情が明るく、優しい印象に仕上がります。

おすすめ③：うざバング

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前髪を作ることに抵抗がある方でも、挑戦しやすいのがうざバングです。
目にかかるくらい長めに作ることで、前髪ありでも大人っぽくセクシーな雰囲気になりますよ。

少し薄めにつくって、エアリー感を出していくのがポイントです。
そのまま下ろしてスタイリングすればいいので、朝時間が取れない方にもおすすめ。

顔を半分ほど髪で隠していくので、小顔効果も抜群です。

前髪を作るならなりたい雰囲気で選ぼう

前髪の雰囲気別スタイルにはどんなものがあるでしょうか？

1. ぱっつん前髪
2. ワイドバング
3. 流し前髪
4. シースルーバング
5. フリンジバング
6. オン眉バング
7. ラウンドバング
8. ダブルバング
9. カーリーバング

では、前髪の雰囲気別スタイルを詳しく見ていきましょう。

①ぱっつん前髪

目の上でまっすぐに作る前髪は、目力を強調し、いつも以上にデカ目に見せてくれます。
見つめられると思わずドキドキしてしまいそうですね。

おでこをしっかり隠して作ることで、面長感がコンプレックスの方は縦長感を無くし、小顔効果を得ることができます。
幼くピュアな雰囲気で、ガーリーなファッションとも相性抜群ですよ。

コテを使ってカールをつけたり、アイロンでまっすぐ仕上げたり、アレンジもしやすいバングです。

②ワイドバング

こめかみまで幅広く前髪を作るワイドバングは、今年注目のヘアスタイルの一つです。
かわいらしさとモードっぽさのバランスが絶妙で、おしゃれさを格段にアップしてくれますよ。

面長に悩んでいる方には特におすすめで、顔を小さく見せ、シャープさを和らげてくれるはず。
ダークカラーと合わせて、重めに仕上げていくのが◎

③流し前髪

多くの方がトライしやすく、職場でも馴染みやすいスタイルです。
まっすぐに切りそろえて作るよりも、上品で大人っぽい印象に。

カールの強さによってはキュートになったり、キレイめに仕上げることもできますよ。
男性からも支持の高い前髪なので、モテスタイルにもピッタリです。

④シースルーバング

前髪を作ることで、重たくなってしまうのが嫌だという方は、こちらの形がおすすめです。
前髪を少なく作り、透け感を出していくことがポイント。

おでこが透けることで、抜け感があり、柔らかい雰囲気に。
韓国のかわいい女性たちを表す「オルチャン」をイメージしており、ふんわりとした柔らかさもありますよ。

ウェット感のあるスタイリング剤を使って、束感を出していくのがポイントです。

⑤フリンジバング

今、注目を集めているトレンドの前髪です。
毛先だけくるんとカールさせることで、まっすぐに切りそろえるよりも柔らかく、女性らしい印象に。

こなれた雰囲気になり、おしゃれさも際立ちますね。
お風呂上がりのような艶っぽさがあり、色気もあるスタイルです。

スタイリングも簡単で、どんな髪質の方でもあっという間にスタイルを作ることができますよ。

⑥オン眉バング

ガラっと印象を変えていきたいなら、思い切って眉毛の上まで長さをカットして作ることも◎
眉毛を見せることで、表情の変化がわかりやすくなり、全体に明るい印象です。

さらに目も大きく見せることができ、女性らしくなりますよ。
程よい抜け感が出るので、スタイリングのアクセントにもなるでしょう。

⑦ラウンドバング

ぱっつんよりも軽く、ナチュラルに仕上げることができると人気のスタイルです。
中心から自然に縁を描くようにカットしていくことで、頬の形までカバーしていくことができますよ。

柔らかい印象になり、どんな髪型にも合わせやすいです。
かわいらしく、モードな雰囲気で、さりげないおしゃれを楽しむことができますね。

⑧ダブルバング

分け方次第で前髪あり・なしと、日々スタイルを変えて楽しむことができるお得なスタイルです。
髪の毛が伸びるまで毎日前髪ありは不安過ぎるという人におすすめ。

片方を長く伸ばし、もう片方をシースルーバングやオン眉など軽めに仕上げていきましょう。
アレンジによるギャップの変化を楽しんでいってくださいね。

⑨カーリーバング

徐々に人気が高まっているのスタイルで、ピュアでかわいらしい雰囲気たっぷりですよ。
くるくるとカールした毛先は遊び心たっぷりで、抜け感を出してくれますね。

カールヘアに合わせるだけでなく、ストレートヘアに合わせていくのもおすすめ。
いつも以上に幼く見せてくれる効果もありますよ。

カールの強さを弱めれば、初めて挑戦する方もチャレンジしやすいはずです。

前髪を作るならセルフカット？美容院？

前髪は、自分で確認しながらカットすることができるため、比較的セルフカットもしやすい部分です。
しかし、初めて前髪を作るのであれば、美容室でプロの方に相談しながら行うことがおすすめ。

顔の形や雰囲気、なりたいスタイルなどに合わせて、ピッタリのバングを提案してくれるでしょう。
また、その後のスタイリング方法なども教えてくれるので参考になりますよ。

前髪は1㎜でも長さが違えば印象は大きく異なってくるので、バランスを見ながら自分に一番合った形に作ってくれるはず。
セルフでは、なかなか微調整まではうまくいかないので、失敗が怖い人ほどプロの方にお任せするべきです。

一度カットした後は、少しずつ様子を見ながらセルフカットでケアを行ってくださいね。

カットなしで前髪を作る方法

では、カットなしで前髪を作る方法を詳しく見ていきましょう。

①ゴムでサイドの髪と一緒にとめる

前髪を作る部分を3角形になるように分けます。
分けたい方向のサイドの髪は、あらかじめピンで分けておきましょう。

前髪をゴムで留めたら、そのまま丸みをつけながらサイドに持っていき、横の髪と一緒に再びゴムで留めてください。
ピンで分けておいた髪を上からかぶせ、毛束を引き出しながら整えれば完成です。

②ポニーテールの毛先で作る

ポニーテールを作って、毛束の前半分が前髪になるようにお団子にしながらピンで固定します。
残りの毛束を上から巻き付け、ピンを隠しながらお団子を仕上げてください。

毛流れを整え、形を作ればフェイク前髪の出来上がり。
お団子の上からヘアゴムやバレッタなどをつけてもかわいいですよ。

③前髪ウィッグをつける

髪を切りたいけど、本格的な前髪ありスタイルを楽しみたいなら、前髪ウィッグがおすすめです。
裏についているピンを使って、元の髪にパチンと留めるだけで、あっという間にスタイルチェンジが可能です。

価格も1000円しないものも販売されており、気軽に購入することができます。
ショップによっては、自分の髪色に合わせてブレンドしながら作ってくれたり、好みの長さにカットしてくれるので好きな形のものを選ぶことができますよ。

いくつか使い分けながら、ファッションに合わせて楽しんでみてください。

前髪を作るなら、なりたい雰囲気をしっかりイメージしていこう

前髪を作るかどうかは、大きな悩みの一つです。
自分に本当に似合うのか、失敗してしまうのではないかと、不安になってなかなか挑戦できずにいる方も多いはず。

そんなときは、どんな雰囲気になりたいのか、どんなスタイルに合わせていきたいのかをきちんとイメージしていきましょう。
前髪の形によって雰囲気はキュート、クール、モード、セクシーなど大きく異なります。

自分の顔の形や、いつものファッション、スタイリングの仕方などを考えながら、カットの仕方を考えるのがおすすめです。
また、自分だけではわからない場合は、美容師さんに相談し、一緒に考えてもらってみてくださいね。

出典：Beauty navi