【美容師監修】斜め前髪の作り方！セルフカットのやり方&レングス別おすすめスタイル

前髪は斜めに分ける方向で印象チェンジ

出典：Beauty navi

分け目の位置を変えると、印象がガラッと変わりますよね。
斜め前髪にするだけでも印象は変わりますが、普段と分け目を変えるだけでよりイメージに変化が現れますよ。

また、顔の表情は左右で違う雰囲気のため、分ける位置は印象を大きく変えるカギになるでしょう。
そこで、自分自身の左右の顔をよく観察し、斜め前髪にした際の分ける位置を考察してみてはいかがでしょうか？

左右に流れる前髪を作ることで、新しい表情を持った自分に出会えることでしょう。

Q.スタイリストはどうやって「似合う前髪」を決めているの？

A.顔の形のおでこの幅

斜め前髪をカットで作るには

おしゃれな印象を与える斜め前髪は、自身でカットすることが可能です。
しかし、難しい印象が強いために挑戦するに至らないという人も少なくはありません。

自身でカットできるようになれば、美容室にいくお金と時間がかからずに済みます。
また、途中で伸びてきてもセルフで調整できるところが嬉しいポイントでしょう。

さらに、セルフカットができるようになれば、ヘアセットもできるようになりますよ。
このように、メリットが沢山あるのでセルフカットの腕を身に着けたいですよね。

そこで、セルフでできる手順を紹介するので見ていきましょう。

①カット部分を決める

まず、カットする部分と長さを決めましょう。
出来上がりを想像しながら行うと失敗しません。

なりたい印象を事前にリサーチしておくのも1つの策です。
分け目によって与える印象がガラッと変わるので、斜めにしたい場所を明確にすると良いでしょう。

このように、斜めの部分と分け目になる部分の2つは、カットを行ううえで重要なポイントですよ。

②前髪を整える

続いて、コームなどでとかしながら整えていきましょう。
この時、髪を濡らしてもOK。

前髪を濡らしたら、しっかりブローして乾かしてくださいね。
また、カットによるダメージを防ぎたいなら、洗い流さないトリートメントでケアをしてもOK。

①で紹介したような手順を合わせて、前髪を整えていきましょう。

③余計な毛を固定する

カットをしない余計な毛は、ピンで固定します。
分けた前髪と交わらないよう固定することで、失敗を防ぎます。

ピンがない場合はゴムでもOK。
分けた前髪が交わらないように注意しましょう。

④ハサミを入れる

①から③の工程をしっかり行ったら、ハサミを入れていきましょう。
少量ずつ切っていくことで短くなりすぎません。

ハサミの先端を使い、少量ずつ進めていきましょう。
この時、一気に切るのはNG。

様子を見ながら少しずつ切りましょう。
毛先だけを斜めにしたいなら、毛先を重点にカットします。

全体的に斜めにしたい場合は、毛量調節を忘れずに行ってくださいね。
すきばさみがあると便利でしょう。

＼真横に一直線でカットするのはNG！／

流してつくる！斜め前髪

ナチュラルにサイド方向へ流れる斜め前髪は、女性らしさがにじみ出ます。
自身でセットができるようになれば、さらに女性らしさに磨きがかかりそうですね。

このように、斜め前髪でおしとやかな印象を与えませんか？
顔全体が一気に女性らしくなり、男ウケも◎

早速作り方を紹介するので、参考にしてくださいね。

①髪を濡らす

まず、前髪全体を濡らしましょう。
この時、根元からしっかりと濡らします。

しっかり濡らすことで、髪全体の癖をリセットします。
そうすることで、カットしやすい状態に。

②ブローする

しっかりと癖がつくように、根元からしっかりブローしましょう。
根元側は毛の流れと逆方向になるようにブローをします。

根元は指で髪を揺らしながら、しっかり乾かしましょう。
ここで、前髪の流れを作っていきます。

ブローしている時は斜めにしたい場所を意識し、毛先が斜めになるように行います。

＼分け目の近くに強めのカール！／

③整える

ブローを終えたら根元にボリュームを置き、毛先が斜めに流れるように整えていきましょう。
手ぐしだとラフに、ブラシを使えばまとまった印象に。

なりたい印象で使い分けしましょう。

④スタイリング剤を付ける

最後に、スタイリング剤を付ければ完成です。
毛の流れがしっかりと斜めになるよう、馴染ませていきましょう。

スタイリング剤を付けることで、1日中斜め前髪をキープできますよ。
また、ワックスなどを使えばふんわりとした斜め感に◎

スプレーを使えばビシッと決まるので、クール感を演出します。

Q.前髪にスタイリング剤を付けるときのポイントは？

A.つけすぎはNG！

ふんわり斜め前髪は巻いて作る

ふんわり感が女の子らしさを演出してくれるので、デートの時に大活躍します。
ふんわり感を楽しむには、コテやアイロンなどで巻いていくとベスト。

コテやアイロンがない場合、ドライヤーとブラシを上手く代用する方法もありますよ。
手元にあるもので上手に斜め前髪を作り、周りと差を付けませんか？

早速作り方を学び、あなたの魅力を引き出しましょう。

①オイルや洗い流さないトリートメントを付ける

コテやアイロンを使うので、熱のダメージから髪の毛を守りましょう。
ここで役立つアイテムが、オイルか洗い流さないトリートメントです。

自然なふんわり感を作るなら、この工程はとても大切ですよ。
この時に、根元に沢山つけてしまうと、仕上がりがべったりしてしまいます。

多少のウェット感が上品に仕上がるので、毛先に重点をおくとベスト。

Q.前髪をセットする前にスタイリング剤は必要？

A.つけるのがおすすめ！

②流す方向とは逆にブローする

流したい方向とは逆方向にブローをします。
根元部分から手ぐしを入れ、ボリュームが出るように乾かしましょう。

根元を立たせるようなイメージで、毛の流れに逆らいます。
かきあげ風の前髪になればOK。

③カールを付けていく

前髪を上下2段になるように分けましょう。
分けたら下の段から、カールを付けていきます。

この時、コテやアイロンのどちらでもOK。
どちらか持っているもので対応しましょう。

冒頭でも紹介したように、くるくるドライヤーなどでも代用ができますよ。
下の段を終えたら、上の段もカールを付けていきましょう。

ポイントは、力を入れすぎないことです。

④スタイリング剤を付ける

最後にスタイリング剤を付ければ完成です。
艶感が出るので、女の子らしいふんわりが楽しめるでしょう。

手ぐしで整えながら、毛先の動きを意識して付けてくださいね。
この時に、根元には付けないように注意しましょう。

根元に付けてしまうと、全体的にウェットになってしまいふんわり感が楽しめなくなります。

Q.流し前髪をつくるには、コテとストレートアイロンどっちがおすすめ？

A.どちらでも大丈夫！

斜め前髪の作り方【ショートヘア編】

斜め前髪はヘアスタイルを選ばず、どんな長さにも対応できますよ。
そのため、ロングだけではなくショートヘアでもOK。

また、ショートヘアだと前髪が重たく見えてしまうことがありますが、斜めに流せばその悩みも解消されるでしょう。
また、前髪にインパクトを与えることで、小顔効果にも期待ができますよ。

ふんわり可愛いショートと斜め前髪の相性は抜群なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
早速作り方を覚え、周りの子と差をつけましょう。

①オイルや洗い流さないトリートメントを付ける

ブローをするので、髪にダメージが残らないようにします。
オイルや洗い流さないトリートメントで、ケアを行いましょう。

ダメージが多いと、斜めにしたときに毛先の状態が目立ちやすくなる原因に。
特にパサつきやすい毛先は、斜め前髪だと目立ちやすいですよ。

このような事態を防ぐためにも、しっかりとケアを行いましょう。

②ブローをする

前髪が8対2の割合になるように分け、根元が立ち上がるイメージでブローをします。
かき上げながら、しっかりと癖をつけていきましょう。

根元が自然に立ち上がっている状態がベスト。

③前髪を外ハネにする

続いて、アイロンやコテを使い外ハネを作りましょう。
この2つがない場合は、くるくるドライヤーやブラシとドライヤーを上手く活用してくださいね。

毛先がナチュラルに流れるようにイメージし、セットしていきましょう。
前髪半分をカールさせ、スッと離すと自然な仕上がりに。

④スタイリング剤を付ける

最後に、スタイリング剤で動きを出していきましょう。
ワックスを付ければ、ボリュームのあるふんわり感を楽しめますよ。

また、スプレーで固めればクールな印象に。
なりたい印象に合わせて、スタイリングを使い分けましょう。

この時に、根元には付けないように注意しましょう。
根元に付けてしまうと、ナチュラルに仕上がりません。

斜め前髪の作り方【ミディアム編】

人気の高いミディアムも、斜め前髪でより可愛い印象に。
女の子らしいファッションが好きな人にもおすすめですよ。

また、伸ばしかけの状態であっても自然に仕上がるので、作り方を覚えておくと良いでしょう。
ミディアムで前髪迷子の人でも、しっかり決まる斜め前髪を紹介しますね。

早速、手順を見ていきましょう。

①前髪を整える

まず、前髪を9対1の割合で分けましょう。
毛先の長さが短いときは、調節しながら分けてくださいね。

しっかりと分け目を付けるよりも、ラフさが残るように分けていきます。
ざっくりと手ぐしで行いましょう。

こうすることで、ナチュラルさとラフが合わさったヌケ感を演出できますよ。

②斜めに流す

分けたら、斜めに流していきます。
毛の流れを意識して、自然に流れるような斜めにしましょう。

斜めにする角度は、長さによっても変わります。
短めであれば、毛先がサイドに向かって斜めになるようにしましょう。

耳に掛かる程度の長さであれば、流す方の目が隠れない程度にするとベスト。
長さに合わせて角度のバランスを取りましょう。

③ピンで固定する

9対1の1の部分をまとめるため、ピンなどで固定しましょう。
そうすることで、多めに分けた9の方の存在感がアップします。

おしゃれな印象に仕上がり、こなれ感も演出できるでしょう。
ピンで留めた場所は、耳を出しても可愛いですよ。

顔全体のバランスを見て、耳を出すか出さないか決めましょう。
耳を隠すと、顔全体が隠れるので小顔効果に期待ができます。

耳を出すと、顔に明るさがプラスされますよ。
自分に似合う方をチョイス。

④スタリング剤を付ける

ふんわりとさせたいなら、毛先を中心に動きを付けましょう。
しっかりめにさせたいなら、スプレーを使います。

なりたい印象に合わせて選んでOK。
それぞれの魅力を楽しめるでしょう。

この時に、根元にはスタイリング剤を付けすぎないように注意しましょう。

斜め前髪の作り方【ロング編】

斜め前髪がダントツ馴染みやすいので、初めてセットする人でも挑戦しやすいでしょう。
さらに、斜め前髪がアクセントになるので、セットやアレンジに手抜き感が出ないのもポイント。

髪全体のアレンジが苦手な人で、斜め前髪にするだけでおしゃれな印象に。
手先が不器用な人こそ、ロングヘアを味方に付けることができます。

また、ロングだからこそ叶う和美人にもなれちゃいますよ。
顔の形をカバーし、小顔効果にも期待ができるでしょう。

このように、メリットがたくさんのロングと斜め前髪を組み合わせて、周りの視線をあつめてみてはいかがでしょうか？
早速、ロングを活かしながら作れる斜め前髪を紹介するので、挑戦してみてくださいね。

①前髪を分ける

まず、斜めにしたい部分を決めましょう。
7対3程度がベスト。

分けたらピンやゴムなどで固定し、交わらないようにしましょう。

②オイルや洗い流さないトリートメントを付ける

ブローやコテなどを使ったセットになるので、熱によるダメージを防ぎましょう。
このひと手間を行うだけで、艶やかできれいな斜めラインを実現しますよ。

斜め前髪は毛先に動きを出したいので、ダメージがあるとパサつきが目立つ原因に。
ダメージを防止するためにも、必ず行うように心がけてくださいね。

③ブローする

ヘアケアが済んだら、分けた髪をブローして癖付けます。
顔の横に流れるように、手ぐしで優しく斜めにしていきましょう。

自然な流れを作りたいなら、ブラシを使ってもOK。
根元をふんわりさせたいなら、髪の生え際に逆らってブローしましょう。

このように、仕上がりの好みに合わせて行えますよ。

④毛先を外ハネにする

③の状態でもほぼ完成に近づいて可愛いですが、毛先を外ハネにするとワンランクアップします。
コテやアイロンで、毛先が外を向くように巻いていきましょう。

この2点がない場合、くるくるドライヤーやブラシなどを上手く活用してくださいね。
そうすることで、より自然な斜め前髪になりますよ。

また、全体に動きが出てくるので軽やかな印象に。
ロングだからこそ楽しめる斜め前髪の作り方ですね。

斜め前髪でおしゃれ度をアップさせよう♡

斜め前髪を作れるようになれば、さらにおしゃれ度がアップ。
いつもと同じファッションやメイクが、さらに映えることでしょう。

また、応用を利かせれば自分流のアレンジも楽しめますよ。
斜めに流した自然な前髪が、他人に与える印象を大きく変えることでしょう。

セット方法はとても手軽で簡単なので、不器用な人でもチャレンジがしやすいですね。
自分の髪の長さに合わせて、おしゃれに可愛く斜め前髪を楽しんでみてはいかがでしょうか？

出典：Beauty navi