浮く前髪をなんとかしたい!プロスタイリストが教える前髪が浮く原因と直し方
浮く前髪が原因で、ヘアスタイルが決まらずに困った経験はありませんか? 前髪が思い通りにいかないとその日の気分も下がってしまいますよね。 そこで、浮く前髪の原因と対処方法を美容師の間嶋崇裕さんに教えてもらいました! 前髪のセットにお悩みの方必見です!
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前髪が浮く原因とは?
出典:Beauty navi
浮く前髪で悩んではいるものの、具体的な対処法が分からず悩んでいませんか?
まずは原因を把握し、前髪が浮くという悩みの根本を見直しましょう。
前髪が浮いてしまう原因としては、以下の4つのものがあります。
- 髪質に問題がある
- ヘアスタイルがあっていない
- 洗髪後のブローが中途半端
- ドライヤーのかけかたが正しくない
心当たりはありましたか?
4つの点をさらに詳しく見ていきましょう。
①髪質に問題がある
前髪が浮いてしまう原因の一つに髪質があります。
特にくせ毛や直毛などは浮きやすい髪質とされています。
前髪がうねりやすかったり立ちやすかったりと、浮く状態はさまざま。
そのため、自身の髪質を把握してセットに挑まないと、結局浮いてしまうという悪循環に。
まずは、自身の髪質を正しく知りましょう。
自己判断で髪質が分からない場合は、美容師さんに聞いてみるのも良いでしょう。
②ヘアスタイルがあっていない
髪の生え方や髪質によっては、ヘアスタイルが合ってないことで前髪が浮いてしまいます。
人によって浮きやすい場所も異なるので、どんなにおしゃれなヘアスタイルでも浮いてしまうという残念な結果になりかねません。
カットするときは髪の生え際に合った流れ、髪質に合ったハサミの入れ方が重要です。
髪の状態を見てもらってからヘアスタイルを選ぶと良いでしょう。
浮きやすい場所は、髪の重みでカバーすると軽減される場合もありますよ。
③洗髪後のブローが中途半端
洗髪後はしっかりと髪の毛を乾かしていますか?
乾かしていないなら、それも浮く前髪の原因になっていますよ。
髪の毛が濡れたままでは癖が付きやすく、不自然な状態になってしまいます。
さらに、乾かさずに寝てしまうと寝ぐせの原因にもなりかねません。
④ドライヤーのかけかたが正しくない
前髪の流れに逆らってドライヤーをかけていませんか?
これは、浮く前髪を作ってしまう原因の1つです。
ドライヤーは、前髪を下ろした状態でかけましょう。
生え際と髪の根元がしっかりと寝る状態でかけるとベスト。
まずはドライヤーのかけかたから見直してみても良いでしょう。
Q.前髪が浮くとき、まず見直すポイントは?
A.前髪セットの前の下準備を見直して!
浮いた前髪の直し方
原因が分かったところで、次に直し方について見ていきましょう。
直し方のコツさえ掴んでおけば、対処ができますよね。
是非直し方を知って、試してみてくださいね。
手順①全体を濡らす
まず、前髪全体を濡らしましょう。
この時にコームがあるとベスト。
特に根元部分はしっかりと濡らすように心掛けましょう。
手順②根元から乾かす
根元にドライヤーの温風をしっかり当てましょう。
根元付近の髪を指で小刻みに揺らしながら乾かしていきます。
また、一箇所だけにドライヤーをあてるのではなくドライヤーを揺らすなどして、風をあてる箇所を変えるようにしましょう。
一箇所だけに風を当てていてもなかなか髪は乾きませんよ。
全体的に乾いてきた後に、冷風をあてるとドライヤーで整えた形をしっかりとキープすることができます。
\クシを使って乾かす!/
そうすれば生えぐせがなおり、クシにより浮きもおさえられます。
やっておきたい!浮く前髪への予防法
直し方について見ていきましたが、日ごろからできる予防法があればさらに嬉しいですよね。
予防をすることで、忙しい朝にも余裕が生まれることでしょう。
セットに時間が掛かっている人は予防法を身に着けて、朝の時間を少し楽にしませんか?
そこで、簡単に行える予防法を4つ紹介します。
- 美容師に相談する
- 髪を固定して寝る
- しっかりと乾かす
それぞれの予防法について、詳しく見ていきましょう。
①美容師に相談する
髪質や髪の生え方が原因の場合、美容師さんに相談するのも1つの策です。
美容師さんなら浮きやすい場所や原因を特定し、それをカバーできるカットを提案してくれるでしょう。
浮きにくい前髪の作り方や、ヘアセット法なども聞いてみるとベスト。
自分でヘアセットする際のコツやポイントを聞いてみるのもおすすめです。
②髪を固定して寝る
ナイトキャップやローラーなどを使い、前髪を固定しましょう。
固定して寝ることで、髪同士の摩擦も起こりにくくなりますよ。
夜に固定した前髪がそのままキープできる、手軽な方法です。
この方法を用いれば、忙しい朝にもゆとりが生まれるでしょう。
③しっかりと乾かす
毎日行う洗髪ですから、しっかりと乾かすことが何よりの予防になります。
シャワー後は必ず水気をとり、素早く乾かしていきましょう。
塗れた髪の状態が長いほど、浮く原因を作ってしまいますよ。
浮く場所においては入念に乾かします。
浮く場所はだいたい決まっているので、日ごろからしっかりと乾かすとベスト。
おすすめのドライヤーについて知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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Q.ストレートパーマや縮毛矯正は前髪の浮きは解決できる?
A.できません!
しっかりブローをする、もしくはカットなどで毛量を調整して扱いやすくする方法で解決しましょう!
前髪が浮いて直らない…そんなときにおすすめヘアアレンジ
原因を突き止めて予防をしても、浮いてしまう時があります。
そんなピンチな時に知っておくと便利な、ヘアアレンジ方法を紹介しますね。
①ピンで留める
ピンで浮く前髪に重みを付けて固定しましょう。
そうすることで、浮かずに可愛い前髪の仕上がりです。
浮くところに重点を置いて、ピンを留めてみても可愛いですね。
ピンを沢山つけて個性を出しても◎
②アップにする
1度浮いたものを直すのは至難の業ですね。
そこで、浮く場所を利用するのも1つの策です。
浮く場所をまとめてアップにし、ゴムやピンで留めましょう。
浮く場所によっては左右のどちらかにまとめても可愛いですよ。
シュシュやバレッタなどを使っても可愛いですね。
浮く前髪と上手に付き合っていこう
原因と対処法、予防法が分かれば上手に付き合っていけるのではないでしょうか?
また、悩みが1つ解消されることで気持ちも前向きになれますよ。
予防法や対処法を実践し、悩む時間を減らしていけたら嬉しいですよね。
さらにヘアアレンジも可能なので、自分流の可愛さも手に入れましょう。
浮く前髪でも上手に付き合っていければ、気持ちも前向きに明るくなれますよ。
出典:Beauty navi
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②クセを押さえながらブローできているか
③ほどよく毛先を保湿できているかどうか
の3つをチェックしましょう!