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時間を戻したい…パーマを落としたくなる失敗例

落とすパーマが恋しい女性

パーマをかけておしゃれなヘアスタイルになりたかったのに、失敗してしまったという女性は少なくないでしょう。
まずはパーマの4つの失敗例をチェックします。

①チリチリになっている

パーマをかけると毛先が縮れてチリチリになる、通称「ビビリ毛」になってしまう場合があります。
見た目で痛んでいるのが分かる上に手触りも指通りも悪く、髪を濡らすとコシのない状態に。

ビビリ毛は髪のダメージが蓄積しているために生じます。
その状態でパーマをかけることでより髪に負担がかかると、髪が縮れてしまいます。

②ゴワゴワして広がる

通常であればまとまりの良い髪になるはずが、パーマをしてから髪がゴワゴワしていると感じるケースも。
頭が膨らんで見えてせっかくのパーマも台無しになるので大きな痛手です。

髪が広がるのは薬液が髪に合っていなかったりパーマが強くかかりすぎていることが原因でしょう。
これにより結果的に髪にダメージを与えてしまい髪が広がることにつながります。

③パサパサしている

パーマをかけてから髪がパサパサしてツヤも感じられなくなる場合もあるでしょう。
このときの髪は乾燥している状態で静電気も起きやすくなります。

髪の乾燥はパーマでキューティクルが傷つき開いてしまったことが原因です。
それによって髪に大切な水分や栄養分が失われていき、ツヤのない髪になっていきます。

④変なところがうねる

見た目の髪質には問題がなくても、パーマをかけてから変なところがうねるようになったり、本来の髪のクセが表面化してしまうこともあるでしょう。
うねりの方が目立ってしまう上にまとまりも悪いですよね。

うねる原因は受けた施術が髪質やクセときちんと適合していないから。
また、パーマによるダメージで思わぬうねりが出てくる場合もあります。

すぐにパーマを落とすデメリット

失敗パーマを落とすことにした人

失敗パーマのままでは恥ずかしくてお出かけも控えたくなるので、すぐに落とす決意をするかもしれません。
ですがちょっと立ち止まって、2つのデメリットを学んでおきましょう。

①髪が傷む

パーマが失敗する原因の多くはダメージによります。
つまりその髪は小さな刺激もダメージとして反映されやすいほど敏感な状態になっているということ。

そのパーマを落とすためにはかけたときと同等の刺激を髪に与えることになります。
なのでパーマを落とすことによってさらに髪が傷む可能性があることを忘れないようにしたいですね。

②パサつく

パーマでカールさせた髪を真っ直ぐに戻そうとすると、どうしても強い刺激が必要になります。
そうするとパーマですでに傷んだキューティクルに余計に負担をかけることになるかもしれません。

そうすると髪は乾燥して水分も栄養も足りない状態に。
しかもキューティクルが剥がれ落ちてしまった場合は修復できないため、新しい健康な髪が生えるまで待つしかなくなってしまいますよ。

失敗したパーマをセルフで落とす4つの方法

失敗パーマを落とすことで解決した女性

実は、失敗したパーマを落とすことはセルフでも可能なんです。
すぐに試せるパーマをセルフで落とす方法をご紹介します。

  1. 石鹸シャンプーを使う
  2. トリートメントをする
  3. 濡れた髪でブラッシング
  4. 髪を引っ張りながらブローする

①石鹸シャンプーを使う

最も手軽にパーマを落とす方法はシャンプーすることです。
方法はパーマをかけたその日に石鹸シャンプーで洗うということ。

かけた当日はまだパーマが定着してないので、シャンプーすることで浸透しきれていない薬液を落とすことができます。
そして、石鹸シャンプーはパーマの1剤と同じアルカリ性なので、髪が2剤で酸性に戻る前にアルカリ性に傾けるとパーマをかけるときの状態に逆戻りします。

パーマをセルフで完全に落としきるのは難しいですが、これで大部分を落とすことができるでしょう、
ただ、普段石鹸シャンプーを使っていない人が使うと髪がきしんでしまう恐れがあるので、アルカリ性の界面活性剤配合のシャンプーを使うこともできます。

②トリートメントをする

ダメージでパーマが失敗した場合は、髪を労りながらパーマを落とす方が安心。
洗った後の濡れている髪に洗い流さないトリートメントを適量つけて髪になじませてからブローしましょう。

トリートメントは髪の内部に浸透して損傷を修復する効果があります。
ブローの熱によるダメージからも保護されるので、パーマで起きたダメージを進めてしまうことを避けられます。

洗い流さないトリートメントをさらに効果的に使いたいなら、ブローの後の乾いた髪にも少量つけてなじませてください。
これでキューティクルを守り、パーマを落とすと同時に髪の状態を早く整えることができますよ。

③濡れた髪でブラッシング

パーマをかけた当日には、濡れた髪をブラッシングすることでもパーマを落とすことができます。
とはいえ濡れた髪をブラッシングするという行為は髪のダメージの原因になります。

洗い流さないトリートメントをつけて髪をなめらかにした状態で目の粗いクシを使うようにしましょう。
これなら髪にあまり刺激を与えないのでダメージを抑えてパーマが落とせます。

真っ直ぐクシを下ろすようにしてみてください。
力を入れすぎず全体をブラッシングすれば、トリートメントのなじみも良くなり一石二鳥です。

④髪を引っ張りながらブローする

ブローの仕方によってもパーマは落とすことができますよ。
髪を引っ張りながらブローするとパーマが定着した後でも落ちやすくなります。

方法は毛先をピンっと張るようにして乾かしていくだけです。
特に重要なのは仕上げに髪を引っ張ったまま冷風で髪を冷ますこと。

髪は熱を加えるとクセが出やすいので、反対に髪を冷ますとストレートの状態が定着しやすくなります。
パーマをかけて1週間はウェーブが不安定な時期なので重点的に行ってみてください。

セルフでのパーマ落としが不安なら美容院へGO!

美容院でパーマを落とす女性

おすすめする理由

セルフでパーマを落とす方法の多くは一歩間違うと不要なダメージを負うことになります。
美容院でお願いすれば適切な薬剤を用いて素早くパーマを落とすので、ダメージを最小限に押さえられますよ。

パーマをかけた担当の美容師なら使った薬液や手順が分かるので的確に落とすことができます。
とはいえ、美容師の技術不足による失敗なら熟練した美容師のいる美容院を訪ねた方が安心です。

基本的にパーマを落とすのにはパーマ落としという施術がありますが、しっかりかかったパーマはストレートパーマか縮毛矯正で落とします。
大抵のパーマはストレートパーマで落とせるのに加えて縮毛矯正よりも髪への負担が少ないのでストレートパーマがおすすめです。

パーマのお直しは可能?

パーマを落とすことに成功したら今度こそきちんとパーマをかけたくなりますよね。
ですが、パーマをかける・落とすという行程を経た髪はかなり弱い状態にあります。

髪の状態が悪いともう一度パーマをかけようと思ってもかかりにくいのである程度期間をおいてからお直ししましょう。
その間は髪の休息期間し、トリートメントなどを使ってまずは髪を健康な状態にしてくださいね。

美容院でパーマを落とすときの注意点

パーマを落とすことを決めた女性

美容院でパーマを落とす場合でも何もしなくて良いと考えるのは間違い。
負担を減らしてパーマをきれいに落とすために押さえておきたい2つの注意点をまとめました。

①美容師の提案に従う

パーマを落とすために美容院に行ったなら、必ず美容師と話し合ってその提案に従いましょう。
美容師は知識と技術で傷みを抑えつつパーマを落とすわけですから、このやり方でしてほしいという考えがあっても最終的に美容師のやり方に従うべきです。

ですがきちんと状態や要望を伝えることは大切。
きちんと話し合って納得してからパーマを落とすのが最善です。

②必ずトリートメントを行う

美容院でパーマを落とす場合でも、その後のケアは欠かせません。
必ずトリートメントによるケアを行ってください。

トリートメントをつけたらやさしく握って髪に成分を押し込むようにすると効果的です。
コーティング成分が毛穴を詰まらせるので頭皮は避けて使ってください。

髪へのダメージが心配なら…パーマを落とさずにヘアアレンジで乗り切るべし!

パーマを落とすよりアレンジする人

パーマを落とすときにも髪への多少のダメージは避けられないもの。
失敗パーマを落とさずにかわいくなれるおすすめのヘアアレンジを3つピックアップしました。

①お団子でゆるくまとめる

失敗したパーマはお団子アレンジでまとめるのがお似合い。
ふわっとゆるめのお団子ならほど良いラフさで失敗パーマも気になりません。

変なうねりやゴワつきもお団子にしてしまえばボリュームが出て自然な印象になります。
ミディアム~ロングヘアの方におすすめです。

②三つ編みできっちりカバー

パーマのどんな失敗もきっちりカバーできるのが三つ編みアレンジです。
三つ編みにすることで髪の広がりやパサつきを隠して華やかな雰囲気にしてくれます。

三つ編みの部分に目線が行くので、毛先の傷みも気になりにくいです。
ポニーテールをつくってから三つ編みにするラーメンマンヘアなら失敗したパーマでも形をつくりやすいですよ。

③ポニーテールで上品に

ボブヘアなどの短めの髪でパーマを失敗した場合は意外とポニーテールがおすすめ。
下ろすとまとまりがなくダサい失敗パーマもポニーテールにするとニュアンス感が出てぐっとかわいく見えます。

低めの位置で結んで上品さを演出すると良いですね。
顔周りの後れ毛が無事なら少し下ろして動きを出すとよりパーマから視線を外すことができますよ。

失敗したパーマも改善できる!

パーマを落とすことに悩む女性

自分の髪質や選ぶ美容院によってパーマが思わぬ失敗に終わることも。
ですがパーマは落とすことができるので自然に落ちるまで嫌な気持ちで過ごし続ける必要はありません。

当然、セルフで落とす場合も美容院で落とす場合も気をつける面が少なからずあります。
失敗の原因やリスクなどをよく理解して、お気に入りのパーマスタイルを楽しんでくださいね!

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ライター
noel編集部

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