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本記事のアドバイザー

やり過ぎ厳禁!パックの時間が長いのは逆効果?

パックは、顔に貼りつけるだけで良い手軽さから、化粧水や乳液などのスキンケアと同じように毎日使っている方も多いですよね。
保湿成分や美容成分がたっぷり配合されているので、つけている時間が長ければ長いほど効果を得られそうなイメージですが、逆効果になってしまう場合もあるので注意が必要です

逆効果になってしまう一番の原因は「乾燥」
パックをしている間、髪を乾かしたりテレビを見たり他のことをしていると、いつの間にかカラカラに乾いてしまった、そんな経験ありませんか?

パックの水分が蒸発するとともに、せっかく保湿した肌の潤いまで奪われることに。
パックをする適切な時間を知って、しっとり潤いのある肌を目指しましょう。

\パック後のお肌は油断大敵!?/

中村沙織さんのコメント
フェイスパックの後はお肌が潤いますが、肌の角質層がふやけてバリア機能が一時的に低くなっているため、お肌にとって良くない成分や外部からの刺激も受けやすくなっているため注意が必要です。

Q. パックの美容液が浸透したと感じる目安は?

A. 10~15分

中村沙織さんのコメント
お肌の上に美容液が残りすぎず、かといって浸透しきってパックが乾燥してしまうことのない絶妙なタイミングが大切です!
既に美容液がついてしまっている手のひらではなく、手の甲で触り、しっとりもっちりしている(弾力を感じるくらい)ことを確認するといいですよ。

種類別!パックの適切な時間

パックはパッケージに記載されている使用方法、使用時間を守るのが基本です。
記載されていない場合は、目安として参考にしてみてくださいね。

シートパックの適切な時間

1番メジャーなシートパックの適切な時間は「10分」です。
シートパックは薄いタイプと厚手のタイプがありますが、薄いタイプの方が乾きやすいので適切な時間より短くするのがおすすめ。

乾燥が気になる時は、シートマスクの上から付けるシリコンマスクを活用しましょう
薄いシートパックでも乾燥しにくくなりますよ。

化粧水パック(コットンパック)の適切な時間

コットンに化粧水を含ませてパックするコットンパックの適切な時間は「5分」です。
化粧水はコットンにたっぷり含ませるのがポイント。

アルコールやエタノールが配合されている化粧水は蒸発しやすいので、コットンパックには不向きです
コットンで化粧水を密着させることで、肌の奥まで成分を浸透させることができます。

手でつけるよりも潤い効果を感じることができますよ。

毛穴パックの適切な時間

毛穴の黒ずみの原因でもある、角栓を取り除きたい時に使用する毛穴パック。
毛穴パックの適切な時間は、夏「10分〜15分」、春秋冬「5分〜10分」です。

メーカーによっても目安の時間が変わってくるので、パッケージに記載されている時間を厳守してくださいね。
毛穴パックは肌に負担をかけやすいので、週1回程度のケアがおすすめ

お風呂上がりなど、毛穴が開き角質が柔らかくなっている状態でパックすると効果的です。
パック後は、肌を傷めず角栓が綺麗に取れるようにゆっくりと剥がし、化粧水や乳液で丁寧に保湿しましょう。

クリームタイプのパックの適切な時間

顔全体はもちろん、頬や目元、口元などピンポイントで塗布できるクリームタイプマスクの適切な時間は「10分」を目安にしましょう。
剥がすタイプと洗い流すタイプ、付けたままでOKのタイプがあり、商品によって放置時間が異なるので使用方法をしっかり確認してくださいね。

クレイなど洗い流すタイプのパックの適切な時間

ミネラルがたっぷり含まれた泥タイプのクレイパック。
クレイパックは塗る厚み、湿度、気温にもよって放置時間が変わってきます。

「20分前後」を目安にすると良いですが、使用方法に記載されている場合は放置時間を守りましょう
肌に直接つけるので、吸着性、密着性はシートパック以上。

クレンジングや洗顔では落ちなかった汚れや余分な皮脂を吸着し、ツルツルすべすべのお肌を実感することができます。

Q. 敏感肌の人は要注意のパックは?

A. 石油系界面活性剤・防腐剤が入ったものや起毛しているもの

中村沙織さんのコメント
石油系界面活性剤は、敏感肌の方の中には刺激が強いと感じる人がいます。
また、大量に入っている毎日使いのパックには防腐剤が入っているものがあり、同じく敏感肌の方は刺激を感じる人がいます。

またシート選びも重要で、ふわふわしたタイプと聞くと肌に優しいイメージがありますが、敏感肌の方はチクチク痛痒くなるときがあるので注意です。

パックは毎日してもOK?パックを行う正しい頻度&タイミング

保湿や美白を目的としたシートパックやコットンパックは、基本的に毎日使用することができます。
肌に負担をかけてしまう毛穴パック、栄養成分が豊富なクリームパックやクレイパックは週に数回のスペシャルケアとして行うのがおすすめ

パックは、血行が良く毛穴が開いている状態のお風呂上がりにつけるのがベストです。
ぜひこのタイミングでパックを使用してくださいね。

①洗顔

まずは、洗顔料を使って肌の余分な皮脂や汚れを綺麗に落とします
この後行うスキンケアの成分が浸透しやすい肌状態に整えておきましょう。

②化粧水

洗顔が終わったら化粧水をつけて、パックの美容成分がなじみやすい肌を作ります
手のひらに100円玉大の化粧水を出し、両手になじませて顔を包み込むようにつけていきます。

パッティングするよりも、ギュギュと軽く押さえるようにつけましょう。

③パック

化粧水をつけたら、パックをします
パックを使って保湿成分や美容液成分を肌の奥までしっかり浸透させましょう。

時間がきたら、乳液やクリームをつけましょう。

美容マニアのスキンケアルーティンご紹介!

美容マニアのスキンケアルーティン

  1. クレンジング
  2. 軽く化粧水をつける
  3. パック
  4. 乳液
  5. フェイスバーム(クリーム)
中村沙織さんのコメント
パックをしたあとの肌はバリア機能が一時的に低くなってしまっているため、パックをつけたままにしないように。
乳液でうるおいを巡らせ、その上からフェイスバーム(もしくはクリーム)でフタをします。

個人的には、フェイスバームでうるおいを保ちお肌を保護する方法がおすすめ!
フェイスバームの厚みや被膜感が苦手な方はクリームでもOKですが、こっくりしたテクスチャーの重ためのクリームがいいと思います。

スペシャルケアのパック頻度

日々のスキンケアを丁寧にしっかりと行った上で、週1のスペシャルケアをすることで効果を強く感じることができると思います。
日々のスキンケアを「なんとなく」行い、週2、3回高価なパックをするより、日々きちんとスキンケアをして、お肌の土台を整えた状態で更にしっかりとスペシャルケアをする方が効果を感じられます。

また、週1の楽しみとしてスペシャルケアを大切にすることで、日々の美容を楽しむキッカケにも◎

パックは朝と夜どっちもするべき?

メイクのノリを高めるために、時間がある時は朝もパックをするといいですよ。
しかし、時間があまりない中で保湿感たっぷりのパックをすることで、浸透しきれずお肌に美容成分が残ってしまいます。

これが原因でメイクがヨレたり、逆に毛穴が目立つことがあるので注意が必要です。

パックの効果を高める3つのコツ

パックの効果をさらに高めることができるポイントを3つご紹介します。

①毛穴を開く

体を温めて毛穴を開くことで、パックの成分を角層まで浸透させることができます
入浴直後が理想ですが、朝パックする時は蒸しタオルで肌を温めてから使用すると良いですよ。

蒸しタオルは、水を絞ったタオルをレンジで温めるだけOKなので、忙しい朝も手軽に取り入れることができます。

②保湿する

パックを顔に貼ったら、上からラップで覆います
こうすることでパックの成分が蒸発しにくくなり、密着度も高めることができます。

目と鼻と口は穴を開けておいてくださいね。
100均などで購入できるシリコンマスクを使うのもおすすめです。

③マッサージをする

パック後にマッサージをすることで血行が良くなり、美容液成分の浸透を高めることができます
乾燥している状態で行うと、摩擦で肌にダメージを与えてしまうので、シートマスクの成分が残っている状態でマッサージを行いましょう。

フェイスラインの下から上に向かって円を描くように、目元や口元は指先でなでるように優しくマッサージしてください。

Q. パックケアの時に1番気をつけていることは?

A. 乳液やクリームをつけること

中村沙織さんのコメント
使用時間を守り、パックの後は乳液、クリームをしっかり使うこと。
パックに記載の使用時間を守らないと、逆に乾燥が進みます。

またパックを顔に乗せている際、顔の動きによってシートとお肌の間に摩擦がおき刺激になるため、長い時間置くのは危ないです。そして、角質層が潤い一時的にバリア機能が弱まっているお肌をそのままにせず、しっかり乳液をつけ、最後にクリームやバームなどで保護することが大切。

効果をムダにしない!パックが終わったあと行うべきスキンケア方法

シートパックを剥がした後は両手で顔を包み込み、軽く押さえながら肌に残っている成分をなじませます
次に、乳液やクリームを使って、化粧水とパックで潤った肌にふたをします。

せっかく浸透させた化粧水とパックの水分、美容成分が蒸発しないように、乳液やクリームを使ってしっかり閉じ込めるのが効果をムダにしない大事なポイント
パックが終わった後、シートに残った美容液は、首筋、デコルテ、腕、脚にも使いましょう。

シートでなでるように付けるだけでOKです。

目指せ赤ちゃん肌♡市販のおすすめパック5選

しっとりもちもち肌を目指せる、市販のおすすめパックを5つご紹介します。

美容マニア一推しアイテム

ルルルンプレシャスレッド

LULULUN(ルルルン) ルルルンプレシャスRED 32枚入り(濃密保湿タイプ) フェイスマスク
1748円

濃密保湿とうたわれている通り、高い保湿力が特徴。
しっとり、もっちりとしたやわらかな肌を保ってくれます。

また1枚1枚とりやすく、乾燥しづらいケースの構造になっているのもデイリー使いにはうれしいポイントですよね。

中村沙織さんのコメント
エイジングケアができるパックで、コメ由来成分がお肌を優しく包み込みます。
また、ヒアルロン酸の5倍の保水力を持つとも言われている「サクラン」という成分が入っているため、もっちりした潤いを得られます。

AYURA リズムコンセントレートマスク

アユーラ (AYURA) リズムコンセントレートマスク 23mL×6枚入 〈美容液マスク〉
6600円

たっぷり配合された美容成分は朝起きたら肌がもっちり。
コットン100%なので伸縮性もあり肌にぴったりフィットしてくれます

シートマスクではフェイスラインやこめかみがもたつき、マスクのシワが気になる人いますよね。
このパックはそんな悩みをか行けるしてくれる切込みの入れ方でノンストレスに付けられます!

中村沙織さんのコメント
AYURAの美容液「リズムコンセントレート」の美容成分がしっかり入ったマスクです。
肌をすこやかに整え、みずみずしい美容液が角層まで浸透し、透明感のある潤いあふれるツヤ肌を叶えます。

noel編集部のおすすめ

①ルルルン バランスうるおいタイプ

【2019最新モデル】フェイスマスク ピンクのルルルン
1649円

高保湿タイプや美白タイプなど、肌悩みに合わせて沢山の種類から選べる「ルルルン」のパック。
中でも人気なのが、乾燥肌にも脂性肌にも使える「バランスうるおいタイプのピンク」

肌バランスを整える酵母エキス、肌荒れを防ぐシャクヤクの花エキス、外界の刺激による肌の乱れを整える天然のグルコオリゴ糖などが配合されたシートマスクで、すっぴんでも美しい肌を目指すことができます。
取り出しやすいボックスタイプなのも人気のポイント。

②サボリーノ 目ざまシート

【サボリーノ】朝用マスク  目ざまシート 32枚 
2480円

洗顔、スキンケア、保湿下地まで1枚で叶えるシートパック
朝起きたらパックをして60秒。

そのままメイクに取りかかることができる、夢のような時短アイテムです。
1パックに化粧水2.5本分を配合、32枚の大容量なので、毎日のケアに最適。

③イニスフリー スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク 

イニスフリー(innisfree) スーパーヴォルカニック ポア クレイマスク 2X
1169円

ミネラルを豊富に含んだクレイ、皮脂吸着成分が毛穴の奥の汚れや余分な皮脂を除去、すっきりと洗い上げ透明感のあるすべすべの肌に導きます
なめらかでクリーミーなテクスチャーなので塗りやすいのも魅力。

毛穴の黒ずみやテカリが気になる方におすすめのパックです。

④est ザ・ローションマスク

est(エスト) エスト ザ ローション マスク
6600円

1枚に化粧水約30回分をたっぷり含ませた贅沢なシートマスクは、週に1度のスペシャルケアに使いたいパックです。
乾燥しがちな肌に潤いを与え、しっとりもちもちの肌に。

上下に分かれているタイプなので、顔全体にしっかりフィットさせることができるのも魅力です。

⑤ピュレア ひきあげマスク

ピュレア Vラインフェイス ひきあげマスク
400円

フェイスラインをぐっと引き上げる効果のあるシートマスク
朝起きたら顔がむくんでいる、たるみが気になる、そんな時に頼れるアイテムです。

あごから頬がキュッと引き締まり小顔効果も期待できますよ。

パックの適切な時間を守って赤ちゃん肌を目指そう!

パックの時間を守ることで、保湿や美容効果を得ることができます。
定番のシートマスクは「10分」、コットンパックは「5分」、クリームタイプは「10分」を目安にしましょう。

パックの適切な時間は種類によっても異なるので、必ずパッケージに記載されてる時間を守ってくださいね

出典:Beauty navi

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ライター
noel編集部

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