ブリーチ後におすすめのトリートメント｜ダメージをケアするアイテム10選

ブリーチで髪の毛が痛む理由

髪の色を脱色させて、希望のカラーを実現してくれるブリーチは人気のある手法です。
しかし、ブリーチをすることで髪が傷むという話を聞いたことがある人も多いはず。

実際にブリーチをして、髪にダメージ感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
どうしてブリーチをすると髪が傷むのでしょう。

ブリーチは、簡単に言えば髪を薬剤によって脱色する手法です。
もともとある髪の色は、メラニン色素によってつくられています。

たんぱく質や栄養を確保するために、髪の毛を保護するキューティクルをこじ開け、中まで薬剤を浸透させて無理やり脱色をすることになります。
そのため、キューティクルが傷みはがれてしまったり、髪の内部にまで薬剤が染みこんで大切な栄養素を分解してしまいます。

ブリーチをすると、髪の毛を守るキューティクルにも、内部にも大きな影響を与えることになるので傷んでしまいます。

トリートメントでブリーチのダメージをケア

ブリーチをして傷んだ髪はどうすればケアできるのでしょうか。
実は、傷んだ髪を元通りに戻す修復はできません。

一度ダメージを受けた髪は直すことができず、新しく伸びてきてからカットするしかないと言われています。
しかし、ダメージによる影響を和らげ、カバーする補修は可能です。

そこで、傷んだ髪を補修するときに使われるのがトリートメント。
具体的な役割を見てみましょう。

トリートメントの役割はダメージの補修

脱色をした後は栄養がなくなり、髪を保護するバリア機能も落ちている状態と言えます。
そこで、内部まで栄養を与え、表面を守ることができればダメージを補修できます。

つまり、トリートメントの役割は内側と外側の両方から必要な補修をすることです。

サロンケア

サロンで期待できるお手入れにはどのようなものがあるでしょうか。
基本的に悪い影響を与えないブリーチはありません。

しかし、少しでもダメージを抑えるブリーチの手法はあるので、サロンでよく相談しましょう。
ケアブリーチやアールブリーチと呼ばれるブリーチは、薬剤にダメージを抑える成分を配合して行います。

まずはブリーチによって起きるダメージを最小限に食い止めるケアをお願いしましょう。

また、ブリーチ後の髪の状態を整えるトリートメントメニューも欠かさず行うことが大切です。

ホームケア

次に自宅でできるホームケアを紹介します。
ブリーチした後の髪は、一般的なシャンプーを使わないようにします。

バリア機能が低下した髪には、シャンプーの刺激が禁物。
ブリーチ用のシャンプーや、アミノ酸系の低刺激のシャンプーを使うようにしましょう。

さらに栄養を与え、しっかり保護してダメージの補修に努めます。
自宅でこまめなお手入れをすることで、きれいな状態を保つことができるでしょう。

トリートメントで色落ちする？

ブリーチをしてヘアカラーをすると、きれいなカラーリングが楽しめます。
しかし、せっかく入れた色がすぐに色落ちしてしまったという話も少なくありません。

髪のダメージを抑えるためにしていたトリートメントが色落ちの原因になっていしまうことも。
髪の色落ちの原因の一つは長時間濡れたまま放置することです。

髪が濡れた状態になると、薬剤が漏れやすく色が流れてしまいます。
中には内部まで栄養を浸透させるため濡れた状態で放置するタイプのものが少なくありません。

髪にしっかり色が定着していない時期に、このような処置を行うと髪が濡れている時間に色がすっかり流れ落ちてしまいます。
トリートメントによる色落ちが心配な人はアウトバストリートメントを使うようにしましょう。

ブリーチのダメージをケアするトリートメントの選び方

自宅でケアをしたい人におすすめの製品の選び方を紹介します。
これらのポイントを押さえて製品を選べば、効率良く影響をカバーできる製品が選べるでしょう。

1. ノンシリコンタイプを選ぶ
2. 植物由来の成分が入っている
3. キューティクル補修成分が入っている
4. アルカリ除去成分は入っている
5. 保湿効果が高い

①ノンシリコンタイプを選ぶ

まず押さえておきたいことは、ノンシリコンタイプを選ぶことです。
シリコンが入っている製品は髪を保護する力がありますが、洗い流しにくく、かえって髪のダメージを大きくしてしまう可能性が高まります。

また、薬剤が髪の内部にとどまりやすくなり、栄養が中まで浸透しにくくなります。
髪の内部は傷ついているのに表面だけはサラサラの状態が続き、悪い影響に気づかないこともしばしば。

ノンシリコンタイプのトリートメントは、良いお手入れには向きません。

②植物由来の成分が入っている

アルガンオイルやカメリアオイル、シアバターなど、植物からとれる成分が入っているものがおすすめ。
植物由来成分は、髪にも頭皮にもやさしく刺激が少なくなります。

そのうえ、保湿力が高く自然に栄養や油分を補うことができるため、取りいれたい成分です。
内部に栄養を届け、しっかり保湿して乾燥を防いでくれる植物由来成分が配合されている製品を選びましょう。

③キューティクル補修成分が入っている

色を抜く際に傷ついたキューティクルは元に戻りません。
しかし、そのダメージを補修してくれる成分が入っているとダメージの広がりを抑えることができるでしょう。

キューティクルを閉じて、乾燥や栄養分の流出を防いでくれるトリートメントはブリーチ後の髪にぴったり。
代表的な成分はガンマドコサラクトン・ペリセアです。

④アルカリ除去成分は入っている

薬剤に含まれるアルカリを除去してくれる成分が入っている製品もおすすめ。
髪の状態を弱酸性に引き戻し、良い状態に導いてくれるでしょう。

クエン酸やヘマチンなどが配合されているトリートメントがおすすめです。

⑤保湿効果が高い

傷んだ髪は乾燥しやすくなっています。
乾燥を防ぐためのバリア機能も低下し、乾燥によるダメージが、さらに髪の毛を傷つけてしまうでしょう。

ブリーチした後の髪がカラカラになってしまったと感じる人も少なくありません。
そこで、しっかり髪を保湿してくれる製品を選ぶようにします。

保湿成分が配合され保湿に力を入れた製品を選びます。

ブリーチのケアに！トリートメントのおすすめアイテム5選【市販】

ブリーチの後しっかりケアをしたい人におすすめの製品を紹介します。
まずは手軽に購入しやすい、市販の製品を見てみましょう。

①ラサーナ 海藻 海泥 トリートメント

フランス産の海泥を使った人気の製品です。
髪を美しくしてくれるトリートメントとして、いろいろなランキングでも紹介されています。

海藻や植物由来の成分が含まれていて、保湿力も抜群。
甘酸っぱいフルーティな香りで、髪を整えてくれる製品です。

②ザ　ヘアケア　エアリーフロートリートメント

ふわっとした猫っ毛の人におすすめのトリートメント。
髪を柔らかくしてくれる成分が含まれていて、ブリーチ後のダメージも補修してくれます。

いろんなトリートメントを試したけれど、自分の髪質に合わないと感じている人は、ぜひ試してみたい製品です。
乾かした後の自然な仕上がりが人気です。

③ロレッタ　うるうるしたい日のトリートメント

いろんな植物由来の成分が含まれている人気のトリートメント製品です。
シアバターやダマスクローズオイルなど、保湿力もある成分がたっぷり。

頭皮にもやさしく、しっとり潤いのある状態に導いてくれるでしょう。
さややかなハーブのアロマも人気のポイント。

気持ちよくケアができるおすすめの製品です。

④パンテーン モイストスムースケア デイリー補修トリートメント

髪の内部までしっかり保湿してくれる製品です。
紹介している製品の中でも、特に気軽に購入できるところも魅力的。

本格的なトリートメントケアが、簡単に自宅で実践できますね。
閉じ込めた潤いを逃がさないように作られているので、ブリーチ後のダメージ補修や乾燥対策にぴったり。

⑤ラサーナ　プレミオール

ブリーチ後の色落ちが気になる人におすすめのアウトバストリートメント。
人気のラサーナのヘアエッセンスは、水に濡らさずに使えるので、ブリーチした人にぴったり。

オーガニック認証を受けた植物性のオイル成分や、海藻のエキスを含んだ豪華なトリートメントです。
ブリーチした後のホームケアは、朝晩のトリートメントが欠かせません。

忙しい朝でも簡単に使えるアウトバストリートメントを常備しておくと便利です。

ブリーチのケアに！トリートメントのおすすめアイテム5選【通販】

通販で購入できるおすすめの製品を紹介します。
市販のものでは満足できないという人でも、通販を利用すればいろいろな製品を選択できます。

人気のある本格的なトリートメントを見てみましょう。

①モロッカンオイル　トリートメント

人気のあるヘアオイルトリートメントです。
乾いた状態で使えるため、ブリーチ後の色落ちの心配もありません。

植物由来のアルガンオイルを配合し、髪に栄養と潤いを与えてくれるでしょう。

②ミルボン　ディーセス　エルジューダ　エマルジョン+

本格的なサロンケアができることで人気のミルボンの製品です。
ブリーチ後の髪を補修してくれるケラチンが配合されています。

洗い流さないトリートメントで、朝晩、一日2回のトリートメントケアを実現してくれます。

③ララ　ヘアクリーム

ヘアサロン「GARDEN」から発表されたヘアクリームです。
ブリーチ後のダメージを悪化させるドライヤーの熱で、さらに補修する力がアップするという優秀アイテム。

髪の内部からしっかり健康に導いてくれる贅沢な製品です。
アウトバストリートメントに欠かせないフローラルな良い香りも魅力的。

④プロマスター　スタイリッシュトリートメント　

保湿力の強いマカデミアナッツオイルを配合している製品です。
髪に柔らかさを与えてくれるので、猫っ毛の人におすすめ。

ブリーチ後の乾燥対策がしっかりできるでしょう。

⑤アジューダ　ドルチェ　ウル　シャンプー＆トリートメント

アルガンオイルやアボカドオイル、ココナッツオイルなどを配合したおすすめの製品です。
パサつきやすい髪を抑え、指通りのよいまとまりのある状態を作ってくれるでしょう。

しっとり保湿力の高いケアがしたい人にぴったり。
フローラルな香りも女子力アップでOK

ブリーチのダメージをケアするトリートメントの使い方

より効率よくお手入れができる使い方を紹介します。
ちょっとしたことに注意するだけで、ダメージ補修の力もアップします。

1. 毛先にしっかりつける
2. 洗い残しがないように気を付ける
3. こまめなケアを心掛ける

①毛先にしっかりつける

ブリーチ後の髪は毛先の方からダメージを受けてしまいます。
毛先が傷んでぱさぱさしてしまった経験を持っている人も多いはず。

そこで、トリートメントをつけるときは、まず毛先からつけていきましょう。
しっかり毛先につけてよりよいケアをします。

②洗い残しがないように気を付ける

洗い流すトリートメントを使っている人は、すすぎをしっかりすることが大切。
洗い残しはかえって髪のダメージになってしまいます。

また、色落ちの心配がない人はラップや蒸しタオルで5～10分ほど髪を包み、トリートメント成分が内部まで浸透するようなパックを実践するのもおすすめ。
放置している間に髪の内部まで成分がいきわたり、内部のダメージ補修をしてくれるでしょう。

③こまめなケアを心掛ける

トリートメントは製品によって使える頻度があります。
使っている製品の頻度をよく確認します。

おすすめはデイリーケアができるトリートメントを使うこと。
アウトバスタイプも利用し、朝晩のケアを心掛けるとよいでしょう。

こまめなトリートメントケアで髪を保護し、バリア機能が低下した髪がこれ以上傷つかないようにすることも大切です。

ヘアカラートリートメントで色落ちとダメージをダブルケア

ブリーチ後の色落ちが心配な人は、カラートリートメントを利用するのもおすすめ。
人気のカラートリートメントを見てみましょう。

エブリの製品は放置時間が要らないので、手軽に使えるところが人気のポイント。
さらにカラーバリエーションも豊富で、きれいな色を保つことができる製品です。

ブリーチ後の色落ちを防ぐおすすめアイテム

ブリーチ後の色落ちを防ぎたい人におすすめの製品を紹介します。
ウエラ イルミナCCヴェール カラーサイクルはしっかり髪を保護し、潤いを与えながら色が持続するアイテムです。

髪の表面をコーティングする力が強く、カラーが抜けてしまうのを防いでくれるでしょう。
このシリーズはステップ1から4まであります。

ブリーチ直後に使うステップ1はカラーの定着も助けてくれます。
ブリーチ直後のステップ1から、持続ケアのステップ4まで、継続して使うとより効果が期待できるシリーズです。

トリートメント以外にブリーチのダメージをケアするアイテム

ブリーチをした後の髪はダメージに弱く、色落ちも心配です。
そこで、頭皮にも髪にもやさしいおすすめのシャンプーを紹介します。

傷んだ髪がこれ以上傷つかないよう、しっかり保護しながら汚れを落としてくれるでしょう。
ダメージ補修に欠かせないヘマチンやケラチンを配合したアミノ酸系のシャンプーです。

植物由来性成分も多く、髪に栄養を与えながら、しっかり洗浄してくれます。

ブリーチ後のトリートメントで髪をしっかり守ろう

おしゃれなカラーを楽しむために欠かせない脱色がブリーチです。
しかし、そのために髪が大きなダメージを受けてしまうことは避けられません。

できるだけダメージを補い、美しい健康的な状態を作ってくれるトリートメントケアはブリーチした髪に欠かせないもの。
効果的なアイテムを使って、ホームケアを実践しましょう。

簡単なホームケアを取りいれるだけで髪の状態は良くなります。
ブリーチ後にはトリートメントを取りいれて、美しい髪を守りましょう。