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サンダルの靴擦れが起こる原因

サンダルで靴擦れしてしまい脱ぐ女性

どうして靴擦れが起こってしまうのか、その主な原因を見ていきます。

  1. 足とサンダルの形状が合っていない
  2. サンダルの中で足が動いている
  3. サンダルの素材が硬い
  4. ストラップや縫製部分があたっている

では、具体的に見ていきましょう。

①足とサンダルの形状が合っていない

一番の原因は、足に対してサンダルが小さすぎる、又は大きすぎる事です。
サンダルが大き過ぎると地面に足が着地した際にサンダルがあたり、それを繰り返すことで摩擦が生まれます。

その摩擦が皮膚に裂傷や水ぶくれを起こします。
では、小さいサンダルならとフィットして靴擦れしないのでは?

しかし、小さいサンダルの場合、足が圧迫されてしまうことで豆が出来たり、足にサンダルが食い込んだりして靴擦れが起きます。
要するに、足とサンダルのアンマッチが原因で靴擦れは起こるのです

③サンダルの素材が硬い

サンダルの中には、最初は痛かったけど次第に痛くなくなるという事はありせんか?
それは、サンダルが履いた時に繰り返し曲げ伸ばしされることによって、素材が柔らかくなったからです。

しかし、何度履いても同じ状況になるのはどうしてでしょう。
それは、サンダルの元々の素材が硬いもので作られているからです

柔軟性のない素材の場合、繰り返し曲げ伸ばしされても柔らかくなりません。
そのため、硬い素材がいつまでも足の形に馴染まずに靴擦れを起こします。

④ストラップや縫製部分があたっている

サンダルの中にはストラップが付いているタイプもあるでしょう。
この部分が痛いということも。

足は時間や体調によってサイズが変化します
なぜなら、朝は足のむくみがなくても、一日中座り仕事をしていた、逆に、歩き過ぎて疲れてしまう事によりむくんでしまうからです。

そのため、足をむくんでいない状態の時にサンダルをフィッティングし、サイズを確認して買ったはずなのに、次に履く時にはストラップ部分があたると言う事になります。

サンダルの靴擦れを未然に防止する5つの方法

靴擦れしないサンダルを履く人

サンダルの靴擦れを未然に防止する方法を5つご紹介します。

  1. 足をカバーするものを装着する
  2. 絆創膏や保護パッドを貼る
  3. サンダルを伸ばしておく
  4. インソールを活用する
  5. 歩き方を意識する

では、具体的に見ていきましょう。

①足をカバーするものを装着する

フットカバーやソックスで靴擦れを防止しましょう。
方法としては緩衝材の役目として、サンダルと足の間に何かを挟むことでクッション代わりに噛ませることです。

一番手軽なのはフットカバーやソックス
布は素材が柔らかくそれだけクッション性があり効果が高いでしょう。

また、最近のフットカバーはおしゃれなデザインの物が多く、見せるフットカバーがたくさんあります。

②絆創膏や保護パッドを貼る

サンダルの一箇所だけいつもあたって痛いという時には、あらかじめその箇所を保護しておきます。
絆創膏や保護テープであればここという場所に的確に装着できます

また、粘着式で繰り返し使えるタイプもあるので経済的。
カバンに入れておけば別の個所が靴擦れした時にも、すぐに対処が可能です。

③サンダルを伸ばしておく

革でできたサンダルの新品の状態は非常に硬いです。
そのため、履く前に伸ばしておきます。

靴用のオイルを塗り込んでおけば革は柔らかくなります。
また、シューストレッチャーで伸ばすという方法も。

しかし、シューストレッチャーで無理に一気に伸ばそうとすると縫製部分が破損する恐れもあるので、少しずつ数日かけて伸ばすようにしましょう

④インソールを活用する

あらかじめインソールを使いましょう。
厚みのあるインソールも売られているので、それを装着することによってサンダルの中で足が動いてしまうのを防止できます。

また、かかと部分だけ装着できるインソールなどもあるので、足とサンダルがフィットするようなインソール選びがポイントです

⑤歩き方を意識する

色々なサンダルを試したけど、どれを履いてもトラブルが起こるという方は、歩き方に問題がある場合も。
靴擦れする大きな要因のひとつは、サンダルと足の摩擦です。

つまり、歩き方に癖がある人は、足が自らサンダルに擦りつけているケースも。
そのため、正しい歩き方をサンダルを履く前にマスターしましょう。

靴擦れしないサンダルの選び方

靴擦れしないサンダルをお店で探す

次にサンダルを購入する時に気を付けたいポイントを見ていきます。

  1. 足にフィットしているか確認
  2. 内側もチェック
  3. シューフィッターにお願いする

では、具体的に見ていきましょう。

①足にフィットしているか確認

一番大切なことは足とサンダルがフィットしているかです。
特に、足の前後の長さだけではなく、足の甲の高さとサンダルの高さ、指の長さとサンダルのつま先部分も確認しましょう。

特に、足がサンダルの中で安定せず動いていると靴擦れが起こってしまいます。
また、サンダルのメーカーやデザイン性によって、サイズが微妙に違う場合もあるので必ず実際にフィッティングしましょう。

②内側もチェック

サンダルは外側だけではなく、足にあたる内側や裏側の縫製部分もしっかり確認しましょう
特に、縫製部分やデザイン的に重なった個所、履いた時に圧迫感があるか、触れている部分に違和感があるかなどを見ておきます。

③シューフィッターにお願いする

お店にシューフィッターがいる場合は、サンダル選びをサポートしてもらうのも良いでしょう。
サンダルに対する悩みを伝えれば、どのようなサンダルが良いのかアドバイスが貰えます。

また、靴に関してプロなので、色々な話を聞くだけでもこれからサンダルを買う時の参考にも出来るでしょう

サンダルの靴擦れ対策アイテムを選ぶときのポイント

サンダルは靴擦れするのでスニーカーを履く女性

靴擦れを防いでくれるアイテムは、何を基準に選べばよいのでしょうか?
ポイントは3つあります。

  1. 原因を知る
  2. 使用方法をチェック
  3. 部位で選ぶ

では、具体的に見ていきましょう。

①原因を知る

どうして靴擦れを起こしているのかを知ることで、ベストなアイテムが探せます
例えば、サンダルのサイズが小さいことで起きている靴擦れなのに、痛いからとインソールを装着しても、余計に悪化してしまいます。

そのため、痛い個所はどこか、まめはできていないかを確認しましょう。
そうすれば、その問題となっている対処法も間違う事がありません。

②使用方法をチェック

靴擦れ防止グッズには様々なタイプのものがあります。
貼ったり、剥がしたり繰り返し使えるタイプ、装着したまま使用し続けるタイプ、直貼りタイプなど、自分が使いやすいと思えるアイテムを選びましょう

また、足カバーのようにファッションアイテムになるものもあるので、まずはどのようなアイテムがあるのかをまず知るのが良いでしょう。

③部位で選ぶ

足の部位で選びましょう。
踵の皮膚がめくれて痛い、足先が圧迫されて痛い、足の側面が擦れるなど、ピンポイントでアイテムを選んだほうが効果的です

あれも、これもと欲張ってしまっても、必要のない個所をケアしても無駄になってしまいます。
必要なアイテムを購入したら実際に試してみます。

その結果を踏まえて、アイテムを選びなおしたり、アイテムをプラスしたりとベストなアイテムを見つけましょう。

サンダルの靴擦れ対策におすすめのアイテム10選

靴擦れしないサンダルで友達と遊びに行く女性

次に、おすすめの靴擦れを防ぐアイテムを見ていきます。

①Phoenix 靴擦れ防止ジェルクッション

Phoenix 靴擦れ防止 両面テープ付 ジェルクッション ブラック
899円

踵の靴擦れを防止するジェルクッションです。
伸縮性があり、柔らかい素材は踵全体をカバーします。

また、剥がれる心配もないので激しい運動にも適しています。
両面粘着タイプで繰り返し使えるので経済的。

2カラー展開しているので、靴のカラーに合わせて選ぶと目立ちにくいでしょう。
また、靴擦れ防止だけではなく、このクッションにより踵への負担が軽減されるので、疲れにくいというメリットもあります

②靴擦れ予防テープ

靴ずれ予防テープ
800円

皮膚に直接貼るタイプの保護テープです。
防水性、耐摩耗性に優れており、水に濡れてもしみることはありません。

また、摩擦で擦れることで起こる摩擦泡も防ぎます。
その上、様々なスポーツにも活用でき、足以外に、手首、足首なども保護します

自分の好みの長さや形にカットできるので使い勝手が良いでしょう。

③ネクスケア 靴ずれ保護テープ

ネクスケア 靴ずれ保護テープ
523円

テープタイプの靴擦れ防止アイテムです。
テープは手で簡単に切ることができるので、自分なりのジャストサイズにすることが可能

また、半透明タイプで目立ちにくいのもメリット。
テープの長さは4.5メートルで約60回分。

必要な時に必要な分だけカットできるので便利。
長時間貼っていても剥がれにくく、絆創膏のようにゴミが出ないのが特徴です。

④つま先保護カバー

つま先保護カバー
999円

低反発の弾力性があるジェルでつま先を優しく包み、靴擦れを防止します。
サンダルを履いていても足が前滑りして指先が痛いという方におすすめ

また、つま先にかかる圧力を分散してくれるので足の負担も軽くなるでしょう。
これによって、外反母趾や豆などの悩みも解消できます。

また、サイズも調整できるところがおすすめポイント。

⑤ドクターショール ジェルスポットクッション

ドクターショール ジェル・スポット・クッション
550円

靴擦れにより、足にタコや魚の目などが出来て痛いという方におすすめのアイテムです。
クッション性のあるジェルが、サンダルにあたるつま先や側面を守ってくれます。

サンダルにあたる衝撃を吸収し、一点にかかる圧力も分散。
クリアで薄型なので目立ちにくく、粘着タイプで貼るだけ。

また、洗って繰り返し使えるのでリーズナブル

⑥インソールかかと中敷き

インソール かかと中敷き
1080円

踵部分に圧力がかかって、靴やサンダルを履いていても痛いという方におすすめです。
柔らかいシリコン素材で衝撃を吸収し、足の底にかかる圧力を分散

最も力がかかる部分は密度の低いシリコンを使用し、衝撃を吸収する力を高めています。
足裏にぴったりとフィットし、夏でも蒸れにくくなっています。

⑦panaco トゥークッション

panaco トゥークッション
248円

サンダルの中で足が前滑りするのを防いでくれる靴擦れ防止アイテムです。
裏面に滑り止めがついており、前滑りによる摩擦を防止し、靴擦れや魚の目を予防してくれます。

クッション性があるので足にかかる圧力を吸収し、レースで可愛いデザインもポイント
デザインもオープントゥタイプやカバータイプ、トングタイプ、レースタイプと指かけタイプがあるのでサンダルや靴に合わせてチョイスできます。

⑧ドクターショール かかと脱げ予防クッション

ドクターショール かかと脱げ予防クッション
456円

このクッションにより、かかとの内側や外側を高くすることで、歩いた時の重心を垂直方向に保ち歩きやすくしてくれます
また、衝撃吸収素材により、歩いた時のかかとにかかる負担も緩和。

踵に靴があたることによる靴擦れを防止します。

⑨DASCO シューストレッチスプレー

DASCO シューストレッチスプレー
1296円

新品で硬い革靴をスプレーによって伸ばし快適な履き心地にします
足にあたって痛いと感じる個所にスプレーをし、歩くことにより自然に伸ばしていきます。

一回で伸びない時には、この行為を数回繰り返すことで履きやすくなってくるでしょう。

⑩Fluckey シューズストレッチャー

Fluckey シューズストレッチャー
1809円

手持ちの靴の自ら調整できるアイテムです
特に、新品のサンダルや靴は窮屈で靴擦れしやすい。

しかし、前もってこのシューズストレッチャーを使えば、足にフィットし快適に過ごせます。
自分にぴったりのサイズに調整することで靴擦れを防止し、外反母趾に困っている方にも便利。

靴全体だけではなく、ピンポイントで広げることもできるので、痛くて諦めていたサンダルや靴ももう一度履くことができるでしょう。

100均で買える!サンダルの靴擦れ対策におすすめの優秀アイテム

長い時間歩いても靴擦れしないサンダルを履く女性

靴擦れ防止グッズは100均にも。
おすすめの100均アイテムも見ていきましょう。

①ジェルインソール

足に貼るジェルパッドです。
気になる個所にピンポイントに貼るだけ

靴で擦れる個所に貼れることで靴擦れを防いでくれます。
また、踵用もあるので、併用すれば靴擦れも完全防止。

かかとがパカパカして擦れてしまうのを防止すれば靴擦れも起こりません。

②フットカバー

履くことでおしゃれにもなるフットカバーです。
これならば足全体を保護できるので靴擦れも起きにくくなります。

カラー、デザインも豊富なので、デザイン性で選ぶこともできます

③インナーソール

サンダルやパンプスの中にはソールを敷くことで、浮き気味の足をサンダルにフィットさせます。
デザインも可愛いので脱いだ時でも恥ずかしくありません

ストラップ部分やかかとを靴擦れしてしまった時の対処法

ヘビロテしている靴擦れしないサンダル

すでに靴擦れしてしまった時は、どうすれば良いのでしょうか?
すでに靴擦れしてしまった時の対処法を見ていきましょう。

①絆創膏を貼る

靴擦れになってしまいヒリヒリすると痛くて困ります。
一番手っ取り早い対処法は絆創膏です

女性ならカバンに入れて持ち歩いているという方も多いのでは。
絆創膏を貼ることにより摩擦を防いで、傷の保護をします。

傷が大きければ数枚の絆創膏を貼って保護しましょう。
絆創膏を持っていない時には、リップクリームを使います。

靴擦れの多くは摩擦によるものなので、リップクリームで滑りを良くして摩擦をなくします。

②ハンカチやティッシュを使う

靴擦れして絆創膏や保護テープを買いに行きたい。
でも、コンビニやドラッグストアまでまだ何分かかかる。

そんな時には、応急処置としてハンカチやティッシュを使いましょう。
靴擦れを緩和するには、靴と足の間に何か挟むことです。

短い距離ならばこれらを使って応急処置を。
ハンカチやティッシュもないという場合は、最悪何か挟めるものを代用しましょう

サンダルの靴擦れは予防と対策で万全に

裸足感覚の靴擦れしない快適なサンダルを履く女性

サンダルを一度しか履いていないのに、靴擦れにより断念なんて勿体ない。
まずは、靴擦れしないサンダル選びをしっかりして、それでも靴擦れするなら、それにあった対処方法を施すことで、お気に入りのサンダルを長く愛用出来ます。

もちろん、デザイン重視でサンダルを選びたい気持ちは理解できますが、履けなかったら意味がありません。
そのため、サンダルは長く履くためにフィットするものを一番のポイントにして選ぶのがおすすめです

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ライター
noel編集部

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