失敗しない!セルフでジェルネイルオフのやり方を人気セルフネイラーから伝授
指先のおしゃれのジェルネイルは、マニキュアよりも長持ちしますが、それでも時間がたてばオフしなくてはいけないときが来ます。 できればジェルネイルをオフするのもプロに頼んでやってもらった方が、キレイにオフできて爪の傷みも抑えることができますが、お金もかかるし、急に落とさなければいけなくなるということもあるでしょう。 セルフでのオフのやり方が分からない、という人のために、今回はインスタで人気のセルフネイラーさんにオフのコツやNG行動等教えていただきました! ぜひ参考にしてください。
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【はじめに】セルフでのジェルネイルオフに向いてない人
セルフでのジェルネイルオフは、誰もが気軽にやっていいものではありません。
オフする際にも爪や指先には負担がかかります。
指先をキレイに見せるためのネイルが、逆に指先や爪を傷めてしまって結果的に痛々しかったり汚く見えてしまったりしては意味がありません。
セルフでのジェルネイルオフに向いていない人もいますが、どんな人が向いていないのかみていきましょう。
①爪が傷んでいる
爪が傷んでいる場合は、セルフでオフするのは向いていません。
爪が傷む原因は、セルフでオフするときに無理矢理はがしたり、頻繁にオフを繰り返したりしていることなどがあります。
爪が傷んでいるかの目安としては、爪を押すと簡単に歪んでしまう、押すと痛い部分がある、ジェルネイルを乗せるとしみる、ジェルネイルの硬化中に痛みや熱く感じる、ということが挙げられます。
このような症状がある人は、セルフでオフするのは止める、ジェルネイル自体を一度お休みするなどして、自爪を養生するようにしましょう。
②ハードジェルを使っている場合
ジェルネイルにはハードジェルとソフトジェルがあり、ハードジェルはその名の通り硬度が高いものです。
ハードジェルはアセトンでオフできないので、削って落とすことになります。
自爪とジェルネイルの境界線はとてもわかりづらく、ハードジェルをセルフでオフしようと削っていくと、自爪まで削ってしまうこともあります。
ハードジェルの場合は、ネイルサロンなどプロに頼んでオフするほうがいいので、セルフでのジェルネイルオフには向いていないのです。
Q. ハードジェルとソフトジェルの違いは?
A. 柔軟性の違い
セルフでのジェルネイルオフに必要なアイテム
特に大きな問題がなさそうなら、さっそくセルフでオフする方法を見ていきましょう。
まずオフするために必要な道具を用意しなければいけません。
セルフでのジェルネイルオフに必要なものには以下のものがあります。
①ジェルリムーバー(またはアセトン)
セルフでジェルネイルをオフするときになくてはならないものは、ジェルネイル専用のリムーバーです。
ジェルネイルは、マニキュアなどをオフする普通の除光液ではできません。
ドラッグストアやコンビニ、100円ショップで売られています。
ジェルリムーバーの主成分はアセトンなので、アセトンでもいいです。
アセトンのほうが溶解率が強くて速いため、プロの人が主に使っています。
②ネイルファイル(やすり)
ファイルとは爪用のヤスリのことですが、セルフオフする際はこのファイルを用意しましょう。
数値はファイルの粗さを表しており、G(グリッド)が大きいほど目が細かくなります。
80G~150G程度のものは必ず用意し、240G程度のものはできればあるといいです。
80G~150Gのものはジェルネイルをオフする前に、240Gはオフしたあとに爪を整えるときに使います。
セルフでオフする際には、ガラス製やスポンジタイプではないものにしてください。
③コットン
ネイルより少し大きめにカットしたコットンを、セルフでオフしたい爪の本数文(両手の全部の爪なら10枚)用意します。
あまり大きいと肌に触れる面積が大きくなってしまうので、指先への負担を減らすためにあまり大きく切りすぎないようにしましょう。
④アルミホイル
10cm四方の大きさにカットしたアルミホイルを、セルフでオフしたい爪の本数文用意します。
リムーバーが指に流れるのを防ぐために、端を1cmほど内側に折り返しておきます。
また、お弁当でおかずを入れるアルミカップでも代用できます。
セルフでオフするなら切る手間がないので楽ですが、アルミホイルより破れやすいので注意して使うようにしましょう。
⑤ウッドスティックまたはプッシャー
ジェルリムーバーが浸透して浮いてきたジェルネイルをはがすためのものです。
ネイルアートや甘皮を押し上げるのにも使えます。
⑥キューティクルオイルやハンドクリーム
ジェルやジェルリムーバーで傷めてしまった爪や指先をケアするためのものです。
セルフでオフする場合もきちんとケアまでやらないと、回数を重ねるとどんどんボロボロになってしまいます。
アセトンで失われた油分や水分をたっぷり補充してあげましょう。
⑦ビニール手袋やミトンのようなもの
必ず用意しなければいけないものではありませんが、ジェルネイルはリムーバーを付けてから保温性を高めることでセルフでもオフしやすくなるため、ビニール手袋やミトンがあると便利です。
ビニール手袋をしてお湯に手を付けたり、ミトンで指先を温めたりすればセルフでも早くオフすることができます。
Q. ネイルオフの用品はどこで買える?
A. TAT
スカルプをオフするのに使う物なので、硬めのジェルの場合も溶けやすいです!
\人気セルフネイラーのおすすめアセトン/
セルフでも失敗しない!ジェルネイルオフのやり方
道具が準備できたら、さっそくセルフでジェルネイルオフに取り掛かりましょう。
適当にやるとうまく落とせなかったり、爪を傷めてしまうことになりかねないので、セルフでもきちんと手順を踏むことが大切です。
セルフでも失敗しないジェルネイルオフのやり方について、くわしく見ていきましょう。
①ネイルファイルでジェルを削る
まず、80G~150Gのネイルファイルでジェルを削ります。
トップジェルを削り落とすくらいのイメージです。
ジェルに傷がつくことでリムーバーが浸透しやすくなります。
特にセルフでのオフする場合は、加減がわからないかもしれませんが、自分の爪まで削ってしまうことのないように、特に気を付けてください。
②ジェルリムーバーを浸したコットンをアルミホイルで包んで待つ
次に、カットしたコットンにリムーバーを浸します。
爪にリムーバーを浸したコットンを置き、アルミホイルでしっかり包みます。
このとき、アルミホイルの折った部分が指の根元にくるようにして、指の第二関節くらいまで覆っているようにします。
リムーバーが揮発しないように、コットンやアルミホイルが指にぴったり密着しているようにしましょう。
この状態で最低10分以上待ちます。
もっと早くオフしたいときは、ビニール手袋をしてお湯につけたり、ミトンをつけて保温性を高めるようにしてください。
③浮いたジェルを除去して爪先のケアをする
10分以上経ったら、アルミホイルとコットンを外します。
浮いてきているジェルネイルをウッドスティックまたはプッシャーで取り除きます。
このとき、ガリガリと爪をこすらないようにしてください。
こすらないと取れないくらいなら、再度ファイルで傷をつけてリムーバーを付けて5分ほどしてから確認します。
キレイに取れたら、キューティクルオイルやハンドクリームで爪と指先をケアしましょう。
Q. セルフオフのNG行動は?
A. 爪の削りすぎ
削りすぎて爪が薄くなる方が多いのでこれが一番やってはいけません!
セルフでジェルネイルオフしたときの注意点
セルフでのジェルネイルオフは、適当にやったり、リムーバーの浸透時間を待てなくて無理矢理はがしたりすることが一番のNGです。
面倒でも、専用の道具を使って順を追ってやることが、セルフでのジェルネイルオフのトラブルを失くすためには大事なことなのです。
そして、オフできたからそのまま放置というのもNGです。
オフした後のケアまでを一つの作業として行うようにしましょう。
オフ後のケアとは、キューティクルオイルやハンドクリームで爪や指先をしっかり保湿することです。
ネイルサロンなどお店ではこれらのことをすべてやってもらえて、もちろん料金にも含まれています。
しかしセルフだからと適当にやってしまうと、自爪を傷めてしまって今後ジェルネイルを楽しむことができなくなってしまうことになりかねないのです。
自爪を傷めてしまう!セルフでの間違ったジェルネイルオフのやり方
セルフでのジェルネイルオフは、それなりにリスクもあります。
間違った方法でオフしてしまうと自爪を傷めてしまい、その後ジェルネイルをすることができなくなってしまいます。
やってしまいがちなセルフでの間違ったジェルネイルオフのやり方には以下のものがあります。
①無理矢理はがす、削る
一番やってしまいがちで、なおかつ自爪を傷める原因にもなりやすいのが、無理矢理はがしたり削ったりして爪を傷めてしまうことです。
ジェルリムーバーが十分に浸透していないのにはがそうとしたり、一部めくれている箇所からはがしたらまだくっついている部分があったり、削る段階で自爪まで削ってしまうことがあり、これらはすべて自爪を傷めてしまうことに直結します。
コットンを外した段階でジェルネイルが浮いていなかったら、面倒でも再度やり直しをするようにしましょう。
②マニキュア用の除光液を使う
ジェルネイルは、マニキュア用の除光液ではきちんとオフできません。
除光液でなんとかオフしようとしても、爪や指先へ負担がかかるだけで、なかなかオフもできないので無理矢理はがしたり削ったりすることになって自爪を傷めてしまいます。
中には「ジェルネイルも落とせる」と書いてあるものもありますが、セルフでオフするときこそジェルネイル専用のリムーバーを使うようにしましょう。
③短期間でオフを繰り返す
ジェルリムーバーに含まれるアセトンは爪へのダメージが大きいので、頻繁に何度も繰り返し使うと爪が乾燥したり、痛みを感じるくらい爪に負担をかけてしまうことになります。
セルフオフするのは、最低でも3週間に一度を目安にするようにしましょう。
Q. 自爪を傷めないでオフする方法は?
A. 爪切りではなくヤスリで爪を短く!
下におすすめの商品リンクを貼っておきますね。
\人気セルフネイラーおすすめのヤスリ/
セルフで自爪を傷めてしまったときの対処法
セルフでジェルネイルをオフして、もし自爪を傷めてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。
セルフオフを続けて薄くなってしまった爪は簡単に割れたり折れたりしてしまいます。
その場合はラウンド型に爪の形を整え、必要に応じてベースコートを塗って爪を保護しましょう。
もし爪が白くなってしまった場合は、爪にオイルや水を付けて一晩おいて様子をみましょう。
それでもまだ白いならベースコートを塗りますが、あまりにも傷んでいると白いのは消えません。
続いてやってほしいのは、ネイル専用の美容液を塗ることです。
乾燥した爪は保湿しなければいけないので、ネイル専用のキューティクルオイルを丁寧に塗り込んでください。
専用のオイルはハンドクリームよりも保湿力が高いので、爪のトラブルが改善されやすくなります。
100均「ダイソー」で買える!セルフジェルネイルオフにおすすめの商品
ジェルネイルのセルフオフは面倒なことでもあるので、少しでも簡単にやりたいという人には100円ショップの便利グッズがおすすめです。
ダイソーには、「ジェルネイルオフホイル」という便利グッズが売っています。
これは、ちょうどいい大きさにカットされたアルミホイルとコットン10枚が入っているので、手間が省けます。
アルミホイルは家庭用のものよりも厚手なので、破れにくくなっています。
ネイルリムーバーは別に用意してください。
セルフでのジェルネイルオフの方法をマスターして、指先のおしゃれをもっと楽しもう!
指先をキレイに見せるためにするジェルネイルは、マニキュアよりも長持ちするのでありがたいのですが、それだけにオフするのも大変で、爪や指先への負担もかかります。
適当にやってしまうと自爪を傷めてしまい、キレイに見せたいはずの指先がボロボロになってしまっては意味がありません。
セルフでオフするときこそ、きちんと道具を用意して手順を追って丁寧にやることが大切です。
セルフオフがしっかりできるようになれば、ジェルネイルももっと楽しめるようになるのではないでしょうか。
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ファイルで削るのでトップのコーティングの際に使うことが多いです。
ソフトは柔軟性があるので、爪の動きに合わせてくれて爪への負担が軽減されます。
メーカーによりますが、シールのように剥がれる時もあります。