編み込みエクステ初心者さん必見!メリットデメリット&編み込みのやり方
エクステの中でも定番の付け方である編み込み式は、他の付け方には異なるメリットを持っています。 持ちが良く、値段もそれほど高くないため、手軽にできる施術でもあるのですよ。 今回は、そんな編み込み式のエクステについて、メリットとデメリット、持ちや値段相場などを詳しく紹介していきます。 編み込みでかゆくなってしまった時の対処法なども、合わせてお伝えしていきます。
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編み込みエクステとは?気になる持ちや値段相場
編み込み式のエクステとは、自毛とエクステを一緒に編んでゴムで留めることで装着させる方法です。
自毛に直接編み込むため、なじみが良く、たっぷりとした毛量を付けることもできます。
持ち
持ちは、他の付け方に比べて持ちが良いです。
編み込み式のエクステは、平均で1~2か月は持つことが多いです。
丁寧にケアをすることで、3か月持たせることができる人もいるようです。
編み込んでいるゴムは自分で外すこともできるので、ヨレが気になる束を部分的に外すことで長くロングヘアを楽しんでいる人もいます。
値段相場
編み込み式のエクステの値段相場は、1本(60cm)が500円前後になっています。
1本分の毛量はサロンによって異なることがあり、1本分の値段が高いサロンは毛量が多く、値段が安いサロンは毛量が少ない場合があります。
また、毛質によって値段が変わり、レミー毛と呼ばれる上質な人毛は値段が高いです。
レミー毛とは、カラーリングやパーマがされていない上質な人毛のことで、自毛とのなじみがとても良いという特徴があります。
編み込みエクステのメリット・デメリット
編み込み式のエクステには、特有の良い点と悪い点があります。
ここでは、それぞれを詳しく紹介していきます。
メリット
①持ちがよい
最大のメリットとして、持ちが良いという点が挙げられます。
束を丁寧に編んで固定をしているため、バスタイムや日常生活の中でも取れにくいのです。
自分でゴムを切ることで簡単に外すことができますが、外そうとしない限りは基本的には外れません。
他の種類に比べて、耐久性に優れていると言えます。
②繊細なカラー表現
編み込み式は美容師さんの手作業で1束ずつ編み込んでいきます。
束をその場でつくってくれることも多く、自毛になじむように黒色や茶色、こげ茶色の毛を絶妙にミックスしてくれることがあるのです。
絶妙なカラー配合によって、まるで自毛が伸びたような自然な仕上がりになります。
③たっぷりとしたヘアスタイルをつくれる
たっぷりとしたヘアスタイルをつくりたいという人にも、編み込み式が向いています。
他の種類では出せないボリューム感が出るため、毛先に向かってたっぷりとしたシルエットをつくりたい人や、トップをペタンとさせたくないという人に向いています。
デメリット
デメリットは、装着部がデコボコしてしまうという点にあります。
編み込んでいるため、1本1本がデコボコしており、触った瞬間についていることが分かりやすいです。
また、編み込んでいる部分のシャンプーがしにくく、頭皮トラブルが起きやすいです。
正しくシャンプーをすることで、頭皮トラブルは起きにくくなりますが、他の装着方法に比べてかゆみやフケが起きやすいのです。
「編み込みエクステ」と「シールエクステ」の違い
シールエクステも、スタンダードな装着方法として人気があります。
編み込み式は自毛とエクステを一緒に編み込むのに対し、シールエクステはシール状の接着剤で自毛と接着していきます。
シール状の接着剤は、厚みがなく薄いため、触っただけではついているのが分かりにくいです。
しかし、耐久性が弱く、接着部が取れやすいという特徴もあります。
また、シールエクステは、ぺたんとしたシルエットになりやすいため、ボリューム感はあまり出ません。
編み込みエクステがおすすめなのはこんな人!
エクステには様々な種類がありますが、編み込み式はどんな人に向いているのでしょうか?
ここでは、向いている人の特徴を3つ紹介していきます。
①ヘアアレンジをしたい
編み込み式には、他の種類に比べて優れた耐久性があります。
そのため、大胆なヘアアレンジを楽しむことができるのです。
取れやすい種類だと、ヘアアレンジを避けるように言われることもありますが、取れにくいため、アップなどのヘアアレンジも楽しむことができるのです。
髪をアップにすると編み目が見えるのでは?と思ってしまう人もいるかもしれません。
施術前に美容師さんに伝えておけば、アップをした時に編み目が見えにくくなるようにつけてもらうこともできます。
②ボリュームアップしたい
編み込み式は、ボリュームアップをしたいという人にぴったりの施術方法です。
編み目がデコボコするとお伝えしましたが、それらによってトップやサイドにほんのりボリュームがでるようになります。
そのため、たくさんの本数を付けても、ぺたんとしたシルエットになりにくいです。
60本~120本と多くの本数を付けることができるため、毛先に向かって重みのあるヘアスタイルもつくりやすいです。
③ハイライトを入れたい
編み込み式は、カラーリングをせずにハイライトを入れたようなヘアスタイルをつくることもできます。
短い髪をロングヘアにするだけでなく、簡単にニュアンスチェンジを楽しむことができるのです。
自毛よりほんのり明るいカラーを15~20本入れるだけで、簡単にハイライトを入れたような仕上がりになります。
ブリーチしたくないけれど、おしゃれなカラーリングを楽しみたいという人にぴったりです。
編み込みエクステでアレンジ自在♡おしゃれなヘアアレンジ集
編み込み式のエクステを付けることで、様々なヘアアレンジを楽しむことができるようになります。
ここでは、エクステ付きでもできるおしゃれなアレンジを紹介していきます。
①簡単シニヨン
こちらはエクステ中でもできる簡単なシニヨンスタイルです。
ポニーテールの途中でお団子をつくり、少しほぐした後に毛先を結び目に巻き付けるだけで完成します!
ふんわりとしたアレンジなので、編み目を引っ張りすぎないです。
②帽子を被る
帽子をかぶるだけでも、違った雰囲気のヘアスタイルになります。
前髪なしで大人っぽく、前髪ありでキュートな雰囲気をつくることができます。
たっぷりとしたロングヘアに、キャップなどを合わせるのも可愛いですよ。
③セミロングのローポニー
編み込み式のエクステはローポニーにすると、編み目が目立ちにくいです。
結び目を、毛先を巻いて隠すことでよりこなれた印象になりますよ。
たっぷりとしたシルエットをつくることができます。
④編み込みローポニー
たっぷりとした編み込みが特徴的なローポニースタイルです。
ざっくりとしたローポニーをつくった後に、全体を適度にほぐします。
結び目を毛先で隠したら、顔回りの後れ毛をヘアアイロンで巻いていきましょう。
こちらもローポニーのため、編み目が全く見えずに自然な仕上がりになっていますね。
⑤ボリューム感のあるアップスタイル
ボリューム感のある大人なアップスタイルです。
ポニーテールの途中でお団子をつくり、お団子をほぐします。
毛先を結び目に巻き付けてピンで留め、全体をほぐして完成です。
襟足にも後れ毛を出すことで、色っぽくこなれた印象になりますよ。
⑥編み込みツインテール
可愛らしい雰囲気の編み込みツインテールです。
よく見ると編み目が見えていますが、髪の毛を編み込んでいるアレンジのためわかりにくくなっています。
髪をざっくりと二つに分け、ゆるい編み込みをつくります。
結び目を毛先で隠すことで、こなれた印象になりますよ。
⑦三つ編みハーフアップ
こちらは、大人っぽい雰囲気のたっぷりとした三つ編みハーフアップです。
両サイドを残して、トップでざっくりとしたハーフアップをつくります。
次に両サイドで三つ編みをつくり、後ろでクロスさせて毛先をピンで留めています。
ハーフアップなので編み目が分かりにくいというメリットがあります。
編み込みエクステを付けた部分が痛い・かゆいときの対処法
編み込み式のエクステを付けた部分は、シャンプーがしにくいためどうしてもかゆみが出やすいです。
ここでは、痛みやかゆみが出た時の対処法を紹介していきます。
- 丁寧に汚れを落とす
- トリートメントは根元につけない
- よく乾かす
- サロンで緩めてもらう
- 付けたばかりなら様子をみる
①丁寧に汚れを落とす
頭皮にかゆみが出てしまったら、頭皮の汚れをきちんと落とせていない可能性があります。
かゆみが出たら、普段のシャンプーのやり方を改めて、丁寧に汚れを落とすことを意識しましょう。
編み込み式は簡単には取れませんが、ゴシゴシと頭皮を洗うことができなくなりますよね。
シャンプー前に髪を根元までしっかり濡らしおくと、シャンプーが頭皮に行き渡りやすくなります。
根元は指の腹を使って、1か所1か所丁寧にもみこむように洗浄していきましょう。
洗い残しがないように、すすぎも丁寧に行っていきます。
②トリートメントは根元につけない
トリートメントが根元に残ってしまっているために、頭皮トラブルを起こしている場合もあります。
トリートメントやコンディショナー、リンスは髪をコーティングする作用があるため、編み込み部分に付着すると落ちにくくなってしまいます。
エクステ中は、トリートメントなどは根元につけずに髪の真ん中あたりからつけるようにしましょう。
③よく乾かす
髪を濡れたままにしておくと頭皮トラブルの原因になります。
乾かしたつもりでも、編み込み部分が乾いていないことで、頭皮が蒸れてしまい雑菌が繁殖してしまうことがあるのです。
エクステを付けたら、お風呂上りはドライヤーで根元から髪を乾かすようにしましょう。
④サロンで緩めてもらう
頭皮の痛みが起きてしまう場合は、結び目がキツい可能性があります。
結び目は自分で緩めることもできますが、取れてしまうこともあるため、施術したサロンで緩めてもらうのがおすすめです。
編み込み部分を適度に緩めることで、頭皮が引っ張られないので痛みを緩和することができます。
⑤付けたばかりなら様子をみる
装着して1週間程度で頭皮の痛みやかゆみがある場合は、少し様子を見るのも1つの手です。
特に初めてつける場合は、頭皮がエクステという異物に慣れていないため、痛みやかゆみが出やすいのです。
異物に慣れることで、痛みやかゆみが緩和されていくこともあります。
カラーエクステも◎セルフでできるエクステの編み込み方
ここでは、エクステをセルフで付ける編み込み方を紹介していきます。
以下の動画では、三つ編み式の編み方が詳しく紹介されています。
①編み込む部分の自毛を少し取る
まずはエクステを編み込みたい部分、1㎝四方の自毛を取ります。
もし用意ができるなら、専用のクリップで他の髪が混ぜらないように固定をします。
専用クリップはネットで簡単に購入できますよ。
②エクステを自毛の下に通し、三つ編みをしていく
エクステを自毛の下に通し、左手が短め、右手が長めになるように持ちます。
右手のエクステと自毛を合わせて2つに分けます。
左手のエクステが1束、エクステと自毛のミックスが2束できます。
これを通常の三つ編みのやり方で編んでいきます。
束を適度に引っ張って、固めに結ぶようにしましょう。
③糸ゴムでしっかり固定する
3㎝ほど三つ編みをしたら編むのをやめます。
糸ゴムを使ってしっかり固定して完成です。
編み込みエクステの外し方
ここでは、編み込みエクステの外し方を紹介していきます。
以下の動画で、正しい外し方が紹介されています。
セルフで外したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
編み込みエクステの外し方は以下の通りです。
- 髪を切らないように糸ゴムをハサミで切る
- くしの先が細い方などを使って、編み込みを少しずつほどく
- エクステの両端を持って少しずつ根元をずらしていく
- 自毛とエクステが取れるようになったら、優しく取り外す
編み込みエクステのやりすぎは注意が必要
たっぷりとしたボリュームが出せる編み込みエクステは、持ちが良く長い期間思い通りのスタイルを楽しむことができます。
しかし、編み込みエクステはケアが難しいため、頭皮トラブルが起きやすく、かゆみや湿疹などで悩んでいる人も多いです。
また、編み込みの施術を受け続けることで、頭皮に負担がかかり、抜け毛が起きやすくなってしまうこともあります。
今は、編み込み式とシールエクステを併用するなど、部位や仕上がりに合わせた組み合わせができるサロンも増えています。
美容師さんと相談して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
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