美容師直伝♡ヘアオイルの正しい使い方!デイリー&スペシャルケアでうるツヤ髪に
日常的にダメージを受けている髪の毛を労わり補修してくれるのが、ヘアオイルです。 ヘアオイルにはさまざまな種類があり、製品によって効果や合う髪質が異なるので、自分に合ったヘアオイル選びが大切。 この記事では美容師・naoさんにヘアオイルの基本的な使い方と併せて、おすすめの製品を教えて頂きました!
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ヘアオイルのうれしい4つの効果
ヘアオイルには具体的にどのような効能があるのでしょうか。
代表格の4つの効能をピックアップしてまとめました。
- 外部刺激から髪を保護
- まとまりのある髪になる
- ツヤを作る
- 枝毛や切れ毛などのトラブル予防と改善
①外部刺激から髪を保護
ヘアオイルには髪を保湿する効能があります。
保湿することで外部刺激から髪を保護し、傷むのを防いでくれるのです。
紫外線や大気中の汚れ、乾燥など髪を痛める要因は日常の様々なところに潜んでいます。
気が付いたらダメージが蓄積されていたという事例は珍しくないのです。
バスタイムの後、ドライヤーをかける前に使えば熱刺激をカットしてくれますよ。
②まとまりのある髪になる
髪が広がってしまうのは乾燥によるものです。
髪も肌と同じく、水分が足りなくなると乾燥します。
乾燥してパサつきが進行すると髪一本一本が毛羽立ち、まとまりのない広がった髪に。
これを効果的に防いでくれるケアアイテムが、ヘアオイルなのです。
まとまりのある髪は見た目の心証をよくしてくれます。
髪はその人の心証を大きく左右する重要なパーツなので、しっかりまとまった髪を維持すれば実年齢より若い見た目になるでしょう。
③ツヤを作る
オイルの保湿力は髪に足りない水分を補い、蒸発しないように蓋をします。
この状態を維持できれば、徐々にツヤのある髪が作れるでしょう。
髪のツヤ感を演出するスタイリング剤は多々ありますが、髪本来の美しさを引き出してくれるのがヘアオイルです。
ナチュラルなツヤ感が作り出せます。
ツヤのある髪は好印象ですよね。
特に女性の場合、きれいなツヤ感のある髪は魅力の一つになるでしょう。
④枝毛や切れ毛などのトラブル予防と改善
髪のダメージを放置しておくと枝毛や切れ毛などのトラブルを引き起こします。
これらの髪のトラブル予防や対策にもヘアオイルは役立つでしょう。
ヘアオイルは高い保湿力で、トラブルの大元の要因である乾燥を防ぎます。
乾燥を防げば効果的にトラブル回避が可能です。
ヘアオイルの中には塗るだけでダメージ補修をする製品も多々あります。
うまく活用すれば枝毛や切れ毛などの髪の悩みを改善できるでしょう。
付ける量や付ける場所は?ヘアオイルの基本的な使い方
付ける量
ヘアオイルを付ける量は製品や髪の長さによって異なります。
目安として、ショートヘアは3滴、ミディアムヘアは4滴、ロングヘアは5滴です。
髪の長さだけでなく、乾燥度合いや髪の痛み具体で量を変えるのも効果的。
美髪を手に入れるために使用量はしっかり適量を守りましょう。
付ける場所
ヘアオイルを付ける場所は毛先が中心です。
手にオイルを伸ばしたら毛先に塗り、次に髪の内側に付ける使い方でオイルの効能を最大限に引き出してください。
頭皮の近くに塗るとベタつきの要因となるので気を付けましょう。
製品によって適切な使い方は異なるので、使用前に必ず使い方を確認してくださいね。
\レングス別のおすすめケア方法/
手順
①タオルドライ
ヘアオイルの使い方はお風呂上りがベストです。
水分を含んだ髪は外部刺激に弱い状態となっていますが、同時にオイルが浸透しやすい状態にもなっています。
ヘアオイルを使う前にタオルドライをしてください。
水分を拭き取っておくとさらにヘアオイルが浸透しやすくなりますよ。
②ヘアオイルを手のひらで馴染ませる
ヘアオイルの使い方のベースです。
適量を出したら手のひら全体に広げましょう。
指先までしっかり広げることで、髪につけやすくなりますよ。
手櫛のような使い方でヘアアイルが簡単に塗れます。
③毛先に塗る
ヘアオイルは毛先を中心に塗りましょう。
髪は毛先にいくほど痛みが酷くなっています。
ヘアオイルの中には切れ毛や枝毛を補修する効能も。
気になる毛先にヘアオイルを浸透させる使い方を習慣付けてください。
④髪の内側に塗る
次は髪の内側に塗ります。
ヘアオイルをつけた指で、髪の内側から手櫛をしてください。
外側に塗るとベタつきを引き起こすので気を付けましょう。
使い方一つでオイルの効能の出方が大きく異なるので、注意してくださいね。
⑤ドライヤー
最後はドライヤーで仕上げです。
ヘアオイルはドライヤーの熱から髪を保護してくれます。
ドライヤーは髪から10cm以上離し、手首を小刻みに動かす使い方で乾かしましょう。
この使い方であれば熱刺激の軽減ができますよ。
Q.毛量によってヘアオイルの量は変えるべき?
A.毛量によってオイルの適量は違う!
なので小出しにて様子をみながら一滴ずつつけ足していくのがオススメ。
逆にボリュームがない、スタイルが崩れやすい、という方にはいかに少量で仕上げるかが重要です。
付け過ぎると朝はよくても、昼にはぺったんこになり収集がつきません。
今の長さ、髪の量にはこれくらいかな、という目安を知り、毎朝決めた分のオイルを使えるといいですね。
朝のヘアセットに◎デイリーケアにおすすめのヘアオイルの使い方
ヘアオイルは朝使えばヘアセットにも効果的。
朝に使うヘアオイルの使い方を3つご紹介します。
①ワックスと混ぜて使う
スタイリングの仕上げにワックスとヘアオイルを混ぜる使い方です。
アイロンで整えた後、髪全体に塗ります。
ワックスのキープ力とヘアオイルのツヤ感が出て、ナチュラルできれいな仕上がりに。
オイルだけではキープ力がない、ワックスだけではツヤ感が出せないというお悩みを持っている方は、この使い方を試してみてはいかがでしょうか。
②毛先を中心に使ってまとまりヘアー
ストレートヘアを作りたい方はこちらの使い方がおすすめ。
アイロンで髪をまっすぐにした後、ヘアオイルを塗る使い方です。
ヘアオイルは毛先を中心に塗りましょう。
毛先につけたら髪の中心、内側にも使うとまとまりのあるきれいなヘアスタイルが作れますよ。
③表面に塗るのは余った分だけ
朝のスタイリングで特に気になるのが寝ぐせですよね。
しかし、ヘアオイルを使ってスタイリングをするなら、寝ぐせに直接塗る使い方は厳禁です。
朝のスタイリングでは、最初にヘアオイルを付けた場所がしっとりします。
最初に毛先、次に髪の内側で最後に表面に塗る使い方がベストです。
余ったヘアオイルを表面に付ける程度でバランスよくまとまります。
この順番を守った使い方をすれば寝ぐせもナチュラルに治まるので、直で塗らないように気を付けましょう。
Q.時間がない人でも続けられる簡単なヘアケアは?
A.基本オイルにセット力はないのでサッと付けておしまいです。
朝の気分を上げるためにも、つける場所を確認してから使うようにしたいですね。
オイルをつけるだけでもコーティングや栄養補給、保湿などの効果が発揮できます。
なので少なめに毛先中心に揉み込むだけでも十分いいと思います。
ヘアオイルの間違った使い方
ヘアオイルの間違えた使い方は意外とやりがちです。
以下の3点にの使い方に気を付けましょう。
①使いすぎ
パサつきが気になるからといって使いすぎるのは厳禁です。
使いすぎるとヘアオイルが髪に浸透せず、ベタつきの要因になります。
ヘアオイルの効能を最大限に引き出すには、製品ごとの使い方をきちんと守りましょう。
髪の長さによっても適切な使用量が異なるので、説明書はしっかり読んでくださいね。
②髪の表面や前髪に塗る
ついやってしまいがちなのが、髪の表面に塗る使い方です。
見た目のツヤ感が欲しくて外側から塗ってしまうと、ベタっとした見た目になってしまいます。
表面に使う際は毛先や内側に使った後、手に余った分を使ってください。
また、前髪は量が少ないのでヘアオイルを使うとベタついた見た目になってしまいます。
ヘアオイルは前髪に使わないよう注意してくださいね。
③頭皮に使う
ヘアオイルはあくまで髪を保湿するケアグッズです。
頭皮に使うとオイルが毛穴に詰まってしまいます。
毛穴に詰まると健康な髪の育成を阻害して、最悪の場合抜け毛の要因になりかねません。
オイルが頭皮付着しないよう気を付けてくださいね。
Q.ヘアオイルとトリートメントの併用はOK?
A.併用OKです。
トリートメントもオイルもしっとりまとまるタイプ、もしくはどちらもふんわりさらっとタイプなど、ケンカしない使い方なら相乗効果で髪質が更にいい方向に進化すると思います。
ただ組み合わせての使用は相性が難しいので、担当の美容師さんに相談した方が良いかと思います。
うるツヤ髪になれる♡おすすめのヘアオイル10選
ヘアオイルと一言でまとめてもどれがいいのか分からない。
そんな方にピックアップした10個の製品をご紹介します。
Q.髪質別ヘアオイルの選び方は?
A.髪の状態によってそれぞれに合うテクスチャーをセレクト!
髪を重たくさせるしっとり系のものや、髪をふんわりさせるさらっと系など。
使い分けることでスタイルのもちに関係していきます。
他にも、湿気の有無でもオイルの種類を変えたり、カラーやパーマをしたばかりですと、それぞれに合うオイルがあります。
でも大きく分類すると、しっとりかさらっとのタイプで毛質と相談して選ぶのが良いと思います。
①妖精美人 キューティヘアオイル しっとり&ダメージ補修
可愛らしいイラストパッケージが目を惹きます。
美髪を作るための有効成分がふんだんに使われているおすすめのグッズです。
特におすすめなのがキューティクルに悩んでいる方。
配合成分のバオバブオイルは髪に元々ある水分と親和性が高く、高い浸透力で内側から補修します。
高いコーティング力が特性で、髪質が硬い人や髪の広がりが気になる方にぴったり。
手に入れやすい価格帯なのも嬉しいですね。
②五島特産 純粋椿油
日本では古くから髪にいいとされている椿油。
こちらの製品は長崎県の五島で自生しているツバキだけを贅沢に使っています。
高い保湿力で、髪だけでなく頭皮を含む全身に使える便利なグッズ。
髪のケアと一緒に全身オイルケアをしたい方にぴったりです。
効能も幅広く、枝毛や切れ毛などの髪のトラブル改善、フケやかゆみの予防、頭皮環境を整えるなどさまざま。
複数の悩みを抱えている方もこれ一つで全部解決できるでしょう。
③ダイアン ボヌールシグネチャーオイル ブルージャスミンの香り
ジャスミンの香りでリラックスできるオーガニック認証のオイルです。
植物由来の複数のオイルをバランスよく配合して、髪の補修とツヤ出し、スタイリングと幅広く使えます。
天然由来にこだわったヘアオイルで、どんな髪質や肌質の方でも気軽に使えるのが嬉しいですね。
髪だけでなくボディの保湿ケアにも使えます。
着色料や鉱物油、石油系界面活性剤など負担がかかるものは一切使用していません。
こだわりの高品質なのに価格は意外とお手頃なのも魅力的ですね。
④KESHIKI しっとりとしたケシキ
ドライヤーによる熱刺激が気になるという方にはこちら。
3種類の成分が熱を利用して痛んだ髪を補修して、内側からしっとりツヤ髪を作ります。
使用成分は植物由来のオイルが中心で、どんな髪質の方にも使いやすいのが嬉しいですね。
女性らしいブロッサムサボンの香りはケアをしながら気分アップができるでしょう。
パッケージにはメッセージが書けるので、自分用にもいいですがプレゼントにも最適ですよ。
⑤黒ばら 純椿油
手軽にヘアオイルを使いたい、始めてヘアオイルを使うという方におすすめ。
1,000円以下で手に入れやすい価格帯のヘアオイルです。
黒ばらの純椿油はベストセラー商品で、多くの方に広く使われ続けてきました。
昔ながらのパッケージデザインが目を惹きます。
余分な成分は一切使用しておらず、高い保湿力で髪のさまざまな問題を解消。
使い方も簡単で、髪だけでなく全身に使えるおすすめ製品です。
⑥ラサーナ 海藻ヘアエッセンス しっとり
ヘアオイルは香り付きも魅力的ですが、普段から香水などを使う人にとってはニオイが邪魔になることも。
そんな人には無香料で使いやすいこちらの製品はいかがでしょうか。
見た目は可愛らしいピンクのパッケージですが、無香料無着色でオイルそのもののよさを最大限に発揮しています。
水を一切使わず美髪作りの効能だけの成分を使用しているのも魅力的ですね。
使い方も簡単で、2プッシュだけ髪に塗るだけ。
シンプルな成分配合と使い方が人気の製品です。
⑦ロクシタン ファイブハーブスリペアリングヘアオイル
少し値段が張っても髪にいいオイルを使いたい。
そんな方におすすめなのが、ロクシタンのヘアオイルです。
5種類のハーブを使った天然由来の優しい成分をバランスよく使用。
負担が少ない成分配合なので、髪だけでなく頭皮にも塗る使い方が可能です。
同じロクシタンのラインでシャンプーやコンディショナーを使うとさらに高い効能が期待できるでしょう。
⑧マシェリ ヘアオイル アウトバストリートメント
手軽にヘアオイルを使いたい、という方にはこちらの製品はいかがでしょうか。
マシェリのヘアオイルはドラッグストアや雑貨屋で簡単に手に入りますし、手ごろな価格帯で普段遣いがしやすいです。
パッケージデザインも可愛らしく、置いてあるだけで気分が上がりますね。
機能性もきちんと充実しており、素早い浸透力と高い補修機能で髪の悩みを解消してくれるでしょう。
⑨ロレッタ ベースケアオイル
デザイン性の高いパッケージが目を惹くヘアオイル。
保湿力が高くダメージケアに特化した製品で、髪の痛みが気になる方にぴったりです。
洗い流さないトリートメントと同じような使い方ができます。
タオルドライの後、毛先を中心に塗るだけの簡単な使い方で高い保湿力が髪を保護しながら補修してくれるのです。
天然のローズの香りでヘアケアをリラックスタイムにしてくれます。
⑩celife フラーレン配合トリートメントオイルフラーレン50
どんな髪質の方にも幅広く使えるのが嬉しいヘアオイルです。
配合成分のフラーレンは高い抗酸化作用を持っているので、特にアンチエイジングに効能が期待できるでしょう。
その他にもヒマワリ油やホホバ種子油など、髪に優しい植物由来の成分を贅沢に濃縮。
髪だけでなく全身の保湿ケアにも使えます。
ヘアオイルの使い方をマスターして美髪を手に入れよう!
ヘアオイルは使い方一つで効能の出方が変わります。
ベースは製品ごとの説明書に従った使い方を守りつつ、自分の髪の長さや乾燥具合などに合わせて臨機応変な使い方をしましょう。
また、ヘアオイルを自分の髪に合ったものに変えるのも効果的です。
上記に記載のヘアオイルはどれも高い効能で人気の製品なので、ヘアオイル選びの参考にしてみてください。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
せっかくカットやパーマでふんわりさせてもオイルでスタイルを潰してしまわないように。
ミディアムの方は毛先を握ってつけるのがオススメ。トップを潰すか持ち上げるかは毛質によって変えた方がいいです。
ロングの方は大体毛先の痛みが強いと思うので、毛先中心につけてあげてください。