コートを着るのはいつから…?コートの種類別に気温の目安をチェック
肌寒い風が吹いてきてそろそろアウターを羽織りたい季節がやってきましたね。 せっかくコートを着てきたのに日中は暖かくてコートが邪魔になってしまったり、反対に底冷えしてしまい薄手のものでは耐えられなかったりすることもありますよね。 朝のコート選びで迷わないための、着用する気温の目安や、その日の気温に適したおすすめのコートの種類を紹介します。
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コートはいつから…?種類別×気温の目安
肌寒い季節になると欠かせないのアウターと言えば、やっぱりコート。
コートを着るの目安の気温の時期をご紹介します。
春コート
春コートと呼ばれるものは、2月下旬から3月、地域によっては4月頃まで大活躍するアイテム。
春コートとして、トレンチコートを着る方も多いですよね。
寒い季節の秋冬に着るコートに比べて、色味が少し明るいものや生地が薄手のものが多い印象です。
春コートを切る気温の目安としては、15℃位がおすすめ。
カーディガンなどではまだ肌寒く風が冷たく感じる季節に、活躍してくれます。
冬コート
冬コートと言えば、ウールやカシミヤ、ダウンコートなどの、防風防寒がしっかりと行える比較的分厚い生地のものを冬コートと呼ぶことが多いです。
冬コートの素材にもよりますが、ウールコートなどは冷たい風が吹く11月下旬から2月頃まで、気温の目安としては10度以下、特に日中の最低気温が0℃を下回る時期におすすめ。
冬コートは、保温性が高く風を通さない素材のものを選ぶと暖かくていいですよ。
薄手コート
ウールコートやトレンチコートなどよりも薄く、かといって、カーディガンよりも分厚い薄手のコートを羽織るのに適している時期は、10月中旬から11月下旬までの秋の季節におすすめ。
薄手コートとして、コーディガンや、ダスターコート、ロングコートがあります。
また、色味の明るいものなどはスプリングコートとして羽織ってもおしゃれに着こなせます
薄手コートに適している気温の目安は最高気温が20℃以下、最低気温が10度以上がおすすめ。
薄手コートで肌寒い時期はストールを巻いたりするのも防寒対策にもなります。
また、薄手コートを春コートとして活用する場合、ファーなどの冬っぽい装飾は取り外して着るのがベターです。
ニットコート
ケーブル編みのニットコートや、目のギュッと詰まったニットコートも保温性があり防寒対策にもOK。
ニットコートを着る目安の気温としては最低気温が10℃以下の時期におすすめ。
もっと寒い時期に着てもOKですが、ニットコートだけだと周囲の方から肌寒そうに見えてしまう恐れがあるのかも。
風があまり吹いていない日などはニットコート、風が強く吹いている日などはウールコートなどに切り替えるのもいいですね。
トレンチコート
スタイリッシュなデザインが特徴のトレンチコートは春コートとしても、秋コートとしても活躍してくれるアイテム。
トレンチコートの素材はコットンや、ポリエステルでできているものが多く、比較的軽いためサラッと着こなすことが出来ます。
トレンチコートを着る目安の気温は、季節にもよりますが秋冬ですと15℃から10℃ほどの時期がおすすめ。
春コートとしてトレンチコートを着こなす場合は、暖かい地域だと2月下旬から3月下旬頃まで大活躍してくれます。
また、トレンチコートと言えばベージュカラーのものを思い浮かべる方も多いかも知れませんが、ネイビーやブラック、ブラウンなどのカラーは秋にも合わせやすくておすすめです。
かっちりした雰囲気を持っているコートだからこそ、キレイめスタイルにもよく合います。
チェスターコート
チェスターコートは、膝丈ぐらいのストンとしたストレートシルエットが目印のロングコートです。
主に、秋冬に大活躍するコートで素材は、コットンやポリ、ウール混のものが多くなっています。
ストンとしたシルエットは背広のようでメンズライクな印象があり、大人の辛口スタイルによく合います。
チェスターコートが大活躍する季節は、冬本番。
目安となる気温は、コートの素材によりますが、12、3℃以下からがおすすめ。
ストンとしたシルエットなので、着膨れしにくく縦長ラインが作りやすいですよ。
また、シンプルなデザインものが多く襟も大きくなっているため気温に合わせてストールやスヌードで首周りにボリュームをもたせても可愛く着こなせます。
ウールコート
ウールコートとは、その名の通りウール、羊毛などを使った素材のコートです。
ロング丈やショート丈、デザインも様々なものがあります。
中でもウールコートは、保温性が高く寒い時期にぴったりです。
着用目安となる気温は、10℃以下の冬本番。
ウールの割合が高いほど値段とともに重量もずっしりと重くなるといった特徴があります。
また、天然の羊毛素材を使っているため、チクチクとした肌触りに感じることも。
人によっては、チクチクとした刺激性から肌にかゆみが出てしまったりすることもあるかもしれません。
ウールコートを購入する場合は、重さや肌触りを一度確かめてみるのがおすすめですよ。
カシミヤコート
カシミヤコートとは、カシミヤ地方の細く柔らかいヤギの毛を原料に使ったコート。
カシミヤ100%のものは手触りも大変良く、希少性があるため高級素材と言われお値段も高価格。
カシミヤコートを着用する目安となる気温は10℃以下がおすすめ。
カシミヤコートは、ウールコートなどに比べてふわっと軽い素材のため、全体の印象を重くしたくない日にぴったりです。
ダウンコート
ダウンコートは、羽毛のダウンフェザーをたっぷりと詰めたコートのこと。
キルティングデザインが特徴的で、カジュアルスタイルな印象のものが多くあります。
ダウンを着るのに適している気温の目安は、気温10℃以下がベスト。
ふんわりと軽いダウンフェザーは、保温性が高いため寒さをしっかり防ぎたい気温の日に着るのがいいですね。
ダウンコートは、ロング丈、ショート丈などありますが、しっかりと防寒対策を行いたいのであればロング丈でお尻までしっかりと包んでくれるものがオススメ。
コートは何度から…?気温別コーデをチェック♡
それではお次は、気温別にコートを使ったコーデを見ていきましょう。
実際の気温や天気、体調に合わせたコートコーデを選んでみてくださいね。
最高気温21度~25度
おすすめコート シャツコート・カーディガン
コーデ例① ロングシャツコート×ワイドパンツ
くすみピンクのカラーが可愛いロングシャツコートに、ホワイトのワイドパンツを合わせた初夏にぴったりコーデ。
最高気温が21度~25度の気温の日は、いつでも脱ぎ着しやすく紫外線対策にもなる薄手のシャツコーデが大活躍してくれますね。
気温が25度を超える日などは、腕まくりをしても手首にブレスレットをつけてこなれ感のあるコーデにも。
またホワイトのワイドパンツはタックが入っているのでカジュアルになりすぎず、大人キレイめスタイルにぴったりですね。
コーデ例② レースカーディガン
ドレッシーで華やかな印象になるレースカーディガンは最高気温が25度以上の暖かい日にもオススメ。
半袖で過ごすには、腕周りや肩が気になるといった人にもレースカーデはおすすめ。
コーディネートのポイントになるのはもちろんのこと、羽織るだけで一気にオシャレ感がアップするアイテムで一枚は持っておきたいですね。
ショートパンツに合わせてカジュアル合わせるのもいいですが、スキニーパンツとの相性抜群ですよ。
メリハリをはっきり付けたい場合はレースカーディガンと対称的な色をボトムに合わせるのもおすすめです。
最高気温16度~20度
おすすめコート トレンチコート・薄手コート
コーデ例①トレンチ×パーカー
最高気温が16度~20度ほどの少し肌寒さを感じる日はトレンチコートにピッタリの気温。
コットン素材のしっかりとしたベージュのトレンチコートは、どんなコーデにも抜群に仕上げてくれます。
白パーカー×ベージュトレンチコートで、カジュアルなのに大人っぽさがある大人キレカジスタイルに。
パーカーと合わせる際は、腕がもたついていたりだぼついたりしないように注意してみてくださいね。
少し着ぶくれしたように感じる場合は、腕まくりをして手首を見せたり、アンクル丈のパンツと合わせることで細見えの錯覚を起こしましょう。
コーデ例②薄手コート×スキニー
最高気温が16度~20度の日、特に日差しの暖かさを感じる日は薄手のコートが大活躍してくれます。
カーキ色の薄手コートは、9月終わりから10月中旬までの秋の気温にぴったりですよね。
さらりと羽織る薄手コートとスキニーを合わせることで、縦長シルエットができスタイルアップにも役立ちます。
アウターがロング丈で体の多くを覆っているため、インナーは比較的明るい色のホワイトやベージュ、くすみピンクなどを合わせることで全体的に重たい印象になりすぎず、軽やかな印象を与えてくれますよ。
スニーカーと合わせる場合は、白スニーカーもメリハリが付いてオススメ、またゴツメのブーツでもこなれ感のあるコーデに変身します。
最高気温12度~15度
おすすめコート チェスターコート
コーデ例①グリーンチェスターコート
彼やパパのコートを着用しているようなオーバーサイズのチェスターコートは羽織るだけでこなれ感のあるアウターですよね。
グリーンのカラーが目を引く素敵なコーデです。
ハイネックのニット×グレンチェック柄キュロットを合わせて女性らしさたっぷりのボーイッシュコーデ。
袖口のアームホールが大きめのデザインを選ぶことで、体のラインを華奢に見せることが出来るのもベスト。
コーデ例②レトロ感が可愛いチェスターコートコーデ
目が細かめの淡いチェック柄がなんともレトロ可愛いチェスターコートを主役にしたコーデは、最高気温が12度ほどの気温にピッタリです。
ベージュ地にブラウンチェックはおじさんチックなレトロ感あふれるデザインで可愛いですよね。
ホワイトのニットと合わせても、ブラックのインナーと合わせても、明るいチェックのチェスターなので重たくなりすぎず暗い印象にならないので冬に重宝しそうです。
ストールやマフラースヌードを合わせる際は無地のものがオススメです。
最高気温7度~11度
おすすめコート カシミヤコート
コーデ例① カシミヤチェスターコート
カシミヤが配合されたコートは、最高気温が7度~11度ほどの晴れの日にぴったり。
ふんわりと手触りの良いカシミヤコートは見た目にも重量的にも重たくなりすぎず、秋冬でも軽さを感じるコーデにしてくれます。
カシミヤコートは、お手入れが難しいためできれば雨や雪の日を避けて晴れの日に着用したいですね。
ベージュカラーは、どんなインナーにも合わせやすくキレイめな印象が作りやすいためオススメ。
デニムと合わせてもカジュアルになりすぎないため、デートにも着用してもいいでしょう。
コーデ例②オーバーサイズカシミヤコート
ぶかっとした体のラインを隠してくれるようなオーバーサイズのカシミヤコートも素敵ですよね。
オーバーサイズのコートは、重たくなりやすいため、ベージュや白に近い色で合わせることで顔色も明るく見せてくれています。
またオーバーサイズのコートと合わせる際は、そのままシルエットが大きくなりすぎないように縦長ラインを作るように意識してコーデを組むのがポイント。
ストールを肩からかけるだけで、縦長ラインが強調されメリハリが付くため体のラインが大きく見えてしまうというのを防いでくれます。
最高気温6度以下
おすすめコート ダウンコート・ウールコート
コーデ例①あえてのオーバーサイズダウンコート
最高気温が6度以下の真冬の時期はダウンでしっかりと防寒対策を行いたいところ。
黒地のダウンコートも定番ですが、明るいカラーのダウンも素敵です。
また、着ぶくれしやすくシルエットがぽっちゃりとしがちなダウンをあえてのオーバーサイズを選ぶことで、体のシルエットを細く見せていますね。
コーデ例②ガウン風ウールコート
ゆったりとしたガウンのようなシルエットが可愛いウール100%のコート。
淡い色合いのコーデが全体的に暗くなりがちな冬の服装に明るさを与えてくれますね。
ウール100%なものは、生地にずっしりと重さがあり少々固めの着心地ですが、暖かさは抜群。
マフラーやスヌード、ニット帽にブーツと冬の小物アイテムを盛りだくさんでコーデするのも特別感が合って素敵です。
コートを選びには「服装指数」も参考に◎
気温や天気によってコートを選んだりする目安の一つに、「服装指数」というのも参考にしてみるのもオススメですよ。
服装指数とは?
日本気象協会が発表している、その日の気温や湿度、天候に合った服装の目安を毎日お知らせしてくれる指標です。
例えば、0から100までの数字で示しており、60は日中は長袖で過ごせる、80以上は半袖が目安といった風になっております。
活用法
服装指数は多くの天気予報サイトなどに服装のアイコンとともに解説されていることが多いため、今日明日の天気を確認する際に同時に確認してみるのがベスト。
その日を快適に過ごせる服装の目安を知らせてくれているため、コート選びに迷ったら確認してみるといいですね。
また、テレビなどの天気予報コーナーでは、気象予報士さんの服装にも注目してみるのも一つの手です。
気温に合わせてコートを選んで防寒対策しましょう
コーディネートは、その日の気分やトレンド、好みのスタイルだけで選ぶのではなくその日の気温に合わせて選ぶことが大事ですよ。
気温に沿ったコート選びでコーディネートを楽しんでみてくださいね。
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