話し上手な人の特徴と話し上手になる方法!話し上手は聞き上手?
会話が盛り上がって楽しそうな人たちを見ると、うらやましいなと思ってしまうことはありませんか。 上手に話せず、自分の気持ちを伝えられなかった経験は誰もが思い当たることでしょう。 そんな話し方にコンプレックスがある人でも心配はいりません。 ちょっとしたことに気を付けるだけで、話し方は変わります。 今回は話し上手な人の特徴や話し上手になる方法についてみていきましょう。
人気のおすすめ記事
話し上手は聞き上手?
話し上手な人は、聞き上手でもあるという話を聞いたことはありませんか。
話すことと聞くことは、まったく逆の行為のように聞こえますが、一体どういうことなのでしょう。
うまく話すということは、自分の伝えたいことを上手に相手に届けるということです。
そのためには、相手の理解の度合いや、どんな興味を持ってくれているかを知っておかねばいけません。
伝えたい相手を置いてきぼりにして、自分が好き勝手に話すのは決してよい話し方ではありません。
相手の理解をくみ取るためには、相手の興味を促し、その話を聞き、人に合わせた話題と話し方をする必要があります。
そのため、話し上手な人は、結果的に聞き上手でもあるのです。
話し上手な人の特徴
では、話し上手な人にはどのような特徴があるのでしょう。
話し上手な人には、以下の特徴があります。
- 笑顔で話す
- 声の雰囲気が明るい
- 話すスピードの強弱がある
- 話の最初と終わりにまとまりがある
- 相手の目を見て話す
- はきはきしている
- 上手に相槌を打つ
- 相手の言葉を繰り返す
- 伝えたいことを考えている
- 相手の様子を良く観察する
- 褒め上手である
- 会話を楽しんでいる
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①: 笑顔で話す
まず挙げられる特徴は、会話をしているときの笑顔です。
会話の中でも、にこにこしていることでネガティブな話題も暗いくなりすぎず、聞いているほうも心に負担なく話を聞くことができます。
直感的な印象でも、にこにことしている人の話と、暗く沈んだ顔つきの人の話では笑顔で話す人の話が聞きたくなるでしょう。
また、話し上手な人は、会話の中に「笑い」を取りいれることも上手です。
そのため、聞いているほうは笑顔と笑いに引き込まれて、話をどんどん聞きたくなります。
特徴②: 声の雰囲気が明るい
続いてご紹介する特徴として、声の調子も明るいこともポイントです。
暗く、ぼそぼそした話し方では、人は耳を傾けてくれません。
声のもたらす雰囲気が明るく、ポジティブな印象を与える人は話し上手な人と言えます。
特徴③:話すスピードの強弱がある
面白い話を頭の中で思い浮かべてみましょう。
実は、話し上手な人の話し方には、抑揚があります。
一定の安定したペースで話すよりも、話すスピードに強いとき、弱いときがあり、人を引き込んでいきます。
話すスピードが一定になると、まるで機械のような感じを与え、聞いている人は飽きてしまいます。
話し上手な人は抑揚をつけ、リズムのある話し方をするので、聞いているほうも飽きずに最後まで話を聞くことができるでしょう。
特徴④:話の最初と終わりにまとまりがある
よく「オチをつける」といいますが、話し上手な人の特徴には話の最初と最後が整っていることがあげられます。
相手を話題に引き込む話の入り方は大切です。
「つかみ」とも言われますが、まず相手の興味を話題に引き込むため、話し上手な人は話の始め方、スタートが上手です。
また、話し上手な人は話題の終わらせ方も上手です。
笑いにつながる「オチ」とは言いませんが、伝えたい内容が相手に明確に伝わるように話題を終わらせることができます。
聞いているほうは「いったい何が言いたかったの?」という、もやもやした気持ちをもたずに、きちんと理解ができたというすっきりした気持ちで話を聞き終えることができます。
特徴⑤:相手の目を見て話す
次にあげたい特徴として、相手の目を見て話すという点があります。
聞いている人は、きちんと目が合うことで、存在を認めてもらっているという安心感を持つことができます。
じっと見つめるのではなく、上手に目を見て目線を合わすことで、コミュニケーションがスムーズに取れるでしょう。
特徴⑥: はきはきしている
話し上手な人の話は、聞き取りやすさも重要です。
聞き取りにくい話は、何度も聞き返したり、あるいは聞き取れず理解できないままになったりして途中で飽きてしまいます。
話し上手な人は、聞き取りやすい、はきはきした話し方で、声もしっかり出せる人が多いでしょう。
特徴⑦:上手に相槌を打つ
話し上手な人は、話している最中に上手な相槌を打ちます。
相槌を打つことで、一方的に話すのではなく相手への気遣いを示すことができます。
聞いているほうも、自分に話をしてくれているという安心感や信頼感を得ることができるでしょう。
特徴⑧:相手の言葉を繰り返す
次にあげたい特徴は少し技術的な問題です。
それは相手の言葉を繰り返して話をしていることです。
話し上手な人は聞いている相手の言葉を拾い、繰り返すことで会話のキャッチボールができていることを示すことができます。
そのため、聞いているほうは、自分の存在をちゃんと受け取ってもらえていると感じることができ、会話によるコミュニケーションが成立していることを印象付けてくれます。
特徴⑨:伝えたいことを考えている
話し上手な人は、何気なく会話をしているように見えて、実はしっかり話すことを事前に組み立てています。
思ったことをそのままだらだらと話すのではなく、構成をしっかり考えた話し方をするので、聞いていても楽しく、飽きることがありません。
事前に構成を考えていると聞くと、大変そうに聞こえますが自分が話したいことはどういう内容で、どう伝えれば相手にわかりやすいかの筋道を組み立てておくだけでも、伝わり方は変わります。
筋道がすっきりし、わかりやすく話してくれるので聞いているほうもストレスなく、話の内容を理解することができるので話題に引き込まれてしまうでしょう。
特徴⑩:相手の様子を良く観察する
話し上手な人の特徴として、相手の様子を良く観察していることがあげられます。
一方的に、聞いている人の様子も見ずに自分の話したいことだけを話す人は、けっして話し上手とは言えません。
勘違いしている人のなかには、知識が豊富で細部まで細かく話せることが話し上手だと思っている人がいます。
しかし、本当に話し上手な人は、あくまで聞いてくれる人を優先し、相手がどこに興味を持って聞いているか、飽きていないか、そういった様子をつぶさに観察しています。
そして相手のペースに合わせた話し方をするので、聞いているほうもストレスなく楽しくきくことができます。
特徴⑪:褒め上手である
また話し上手な人は褒め上手でもあります。
やはり人を悪く言うばかりの話は、あまり長くききにくいものです。
しかし話し上手な人は嫌味なくところどころにほめ言葉を盛り込むことが上手なので、どんな話題もネガティブになりません。
さらに聞いている相手のこともさりげなく褒めることができます。
人の話を聞いていて楽しいのは、聞いている相手が気持ちよくきけるからです。
話し上手な人は聞いている相手のことも嫌味なく、うまく褒めることで気分を良くしてくれるため、最後まで心地よい金地で聞くことができます。
特徴⑫:会話を楽しんでいる
最後に、話し上手な人の特徴として、会話を楽しんでいることがあげられるでしょう。
そもそも、会話が楽しくないと思っている人のおしゃべりは、聞いていても楽しくありません。
話す本人が楽しんでいるため、笑顔も出て、声の調子もよくなり聞いているほうにも楽しい気持ちで内容が伝わってきます。
会話が楽しいということは、お喋り好きなだけではありません。
会話とは、相手とのコミュニケーションです。
そのため、聞いてくれている人との関係もいいからこそ、会話を楽しむことができます。
話している人が楽しそうに話すということは、聞いている相手にとって何より自分との関係を肯定し、聞いている相手と過ごす時間を楽しんでいることが伝わる行為であるといえます。
話し上手になるには?
では、話し上手になる方法をみていきましょう。
話し上手になる方法には、以下のものがあります。
- 簡単な単語で話す
- 体も使って表現する
- 相手主体の話し方をする
- 聞き上手になる
- 雰囲気を大切に笑顔を忘れない
- つたえたいことを決めておく
続いて、話し上手になる方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:簡単な単語で話す
話し上手になる話し方の一つに単語の選び方があげられます。
どんな内容も、難しい言葉づかいでは聞く方も疲れてしまいます。
難しい内容でも簡単な単語を使い、わかりやすく説明をしてくれると、聞く方も最後まで楽しく聞くことができます。
専門用語などはできるだけ使わず、聞いている人の誰もがわかるようなたとえ話や、言い回しで話すようにしましょう。
単語はできるだけ簡単なものを使い、簡潔に伝えることで、話し上手な話し方に近づくことができるでしょう。
方法②:体も使って表現する
英語が苦手な人が海外の人と話す時、自然と体を使って表現し、伝えようとします。
同じように、普段から体を使って表現することは話す内容を、よりわかりやすく伝えることにつながります。
話し上手になるために、この体を使った表現をうまく取り入れましょう。
どんな時でも体の身振り手振りが入ると、かえってうるさく感じてしまうこともあります。
話のポイントで、身振り手振りを交えることで、話に強弱もつきやすく、聞いている人に楽しく内容を伝えることができるでしょう。
方法③:相手主体の話し方をする
話し上手な人は、けっして一方的な話し方はしません。
話し上手になるためには、相手の様子を良く観察し相手の興味を考えながら話をすることが大切です。
聞いている人が話のどこに興味を持ったのか、どこがわかりにくかったのか、飽きていないかなどを汲み取って、より聞いている人に伝わりやすい話し方を心掛けましょう。
方法④:聞き上手になる
話し上手になるためには、聞き上手になることが大切です。
テレビのおしゃべり番組などで司会をしている芸能人の様子を参考にしてみましょう。
聞いてくれる相手の話を良くうなずき、相手の目を見て話をしています。
適度な質問も効果的です。
まず相手の話を上手に聞くことで、相手との関係が作られよりより話ができるようになるでしょう。
方法⑤:雰囲気を大切に笑顔を忘れない
会話の雰囲気が良くないと、どんなに面白くためになる話も台無しです。
話し上手になるために、まずは会話の雰囲気づくりを大切にしましょう。
話している間の笑顔を忘れずに、会話を楽しんでいることをしっかり伝えます。
また、冗談を交えたり、ネガティブになりにくいよう人を悪くいう話題を避けておくことも効果的です。
会話全体のムードメーカーになることを心掛けましょう。
また、話す時に場の雰囲気が良くないときは本題に入る前に、笑顔になれるような話をする方法もあります。
お笑いの世界でも「前座」という役割があったり、落語の本題に入る前の「まくら」にあたるような会話があるとよいでしょう。
本題に入る前に場の雰囲気が笑顔で和むことで、雰囲気よく話をすることができるでしょう。
方法⑥:つたえたいことを決めておく
話上手になるために、伝えたいことをあらかじめ考えておくことも大切です。
何かを説明するといった話ではなくても、それは同じです。
些細な日常の話題でも、「オチ」といわれる最後の部分をしっかりと意識することで話す内容はずっと整理されるでしょう。
何が面白かったのか、どんなことに感動したのか、伝えたい自分の気持ちは言葉で整理できているか、話す前に、もう一度自分に問いかけて整理するとよいでしょう。
また、結論を決めていることで会話がだらだら続いたり、何が話したかったのかわからず、迷走することもなくなるでしょう。
話し上手になる本やアプリ!
話し上手になるために活用できるおススメの本やアプリを見てみましょう。
おすすめ書籍
話し上手になるためにおすすめの本は、一時期話題にもなった阿川佐和子さんの「聞く力―心をひらく35のヒント 」です。
タイトルにあるように、この本の中心は聞く力です。
しかし、ここまで見てきたように、話し上手になるということは聞き上手になることでもあります。
「聞く力―心をひらく35のヒント 」には、上手に聞くポイントがかかれていますが、一貫して会話を楽しむこと、会話をする相手に興味を持ち好奇心を持つことの大切さがかかれています。
だれでも、話す本人が詰まらないと思っていたり、コミュニケーションがうまくとれない人との会話は楽しくできません。
まず会話を楽しむこと、その場を楽しむことの大切さを教えてくれる本と言えるでしょう。
アプリ
話し上手になるためにおすすめのアプリは「会話が広がるおもしろ雑学」アプリです。
いろいろなテーマ別に、雑学を見ることができます。
話し上手な人は、自分にしかわからない話題で話を進めることはありません。
わかりやすい単語で、みんなが興味を持てる共通の話題を織り込みながら伝えたいことを話します。
雑学は、一つ一つはちょっとした豆知識にすぎません。
しかし、会話の中で誰もが共通して軽い興味を持てる話題になったり、本題に入る前に人をの好奇心を刺激するためにとても役立ちます。
日ごろから、ちょっとした雑学を知っておくだけで話題の引き出しが広がり、会話のきっかけを作ることもできるおすすめのアプリです。
同じように、多くの人が共通して興味を持てる話題には時事ネタがあります。
簡単なニュースアプリなども活用するとよいでしょう。
話し上手になるには少しのコツと好奇心が大切
話し上手になるのは一見すると難しいようですが、実はちょっとしたことできっかけを作ることができます。
それは聞いてくれる人に対する好奇心や、いろいろな話題に対し刺激される好奇心です。
話し上手になるためには、確かに技術も必要です。
しかし、どんなに技術があっても話し手が楽しそうでないお喋りはつまらなく響くものです。
話をするとき、相手に対して、あるいは話題に対して好奇心があれば自然と会話は弾み笑顔になれるものです。
ぜひ、自分の興味を狭めることなく柔軟な心で好奇心を育てましょう。
後は、聞いてくれる相手に対するちょっとした気配りがあれば、軍と話すことが上手になること間違いなしでしょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。