きつい顔の特徴と優しく見せるメイク術!顔のきつさは性格のせい…?
人間は中身とは言うものの、その中身が分かる前には第一印象が勝負です。 その第一印象の時点できつい顔、と思われてはいませんか。 後から案外いい人だったんだね、とか優しい人で良かったといわれても嬉しさは半減。 最初から周囲の人間に良い第一印象を与えられるようにきつい顔の特徴と優しく見えるようにするためのテクをご紹介します。
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きつい顔の特徴
では、きつい顔にはどのような特徴があるのでしょう。
きつい顔には、以下の特徴があります。
- ダークな色使い
- 直線的な眉
- 口角が下がりすぎ
- 眉間にシワ
- ツリ目
- ストレートヘア
- 濃いリップカラー
- アイラインが太く濃い
- チークの入れ方がシャープ
- キラキラグリッター系は使わない
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:ダークな色使い
アイラインやアイブロウにもダークカラー、リップもワインカラーなどのくっきりはっきりタイプ、さらにチークやアイシャドーもダーク系といったよく言えば大人っぽいメイクは一歩間違うときつい顔に見えるリスクが高くなってしまいます。
脱きつい顔を目指すのなら、こうしたダーク系のカラー使いは避けた方がベター。
さらにネイルなどまでダーク系で揃えてしまうと、バリキャリ系見せには良いですが、ふんわり優しく見せたい場合は真逆効果となってしまいます。
特徴②:直線的な眉
昔のハリウッド女優のようにキリッとした直線的な眉は強い意志の持ち主を演出するのには役立ちますが脱きつい顔にはタブーです。
また少しでもキレイに眉を整えたいからといって、眉毛テンプレートを使っているという人もチラホラ見かけますが、なりたい眉となれる眉が必ずしも同じとは限りません。
自分の顔立ちに似合わない眉毛をメイクで作りこみすぎると厚化粧イコールきつい顔の悪循環になってしまいます。
眉はあくまで自前の眉に少し足す位のメイクで留めておくのがポイントです。
特徴③:口角が下がりすぎ
口元がへの字に曲がった口であれば、どんな絶世の美女であっても台無し。
きつい顔に見えるだけでなく、怒り顔や不機嫌顔、仏頂面、とロクなことはありません。
特に薄い唇の人は本人は普通にしているつもりでも、口角が下がって見られがちのため、意識的にいつも口角を上げているようにするのが大切。
リップを塗る際も、口角部分をリップペンシルでほんのちょっと上向きに描くだけでも脱きつい顔に絶大な効果を発揮します。
特徴④:眉間にシワ
どんなに他の部分を整えても、服のコーデが完璧でも眉間にくっきりシワが刻まれているようでは、きつい顔に見えないハズがありません。
特に裸眼では視力が非常に悪いのに、コンタクトも眼鏡も使っていないというような人は、自分が思っている以上に日常生活の中で、眉間にシワを寄せて、手元を凝視していたりするものです。
さらにきつい顔に見えるリスクが高くなるのが、ピントを合わせようとすがめる仕草。
場合によっては、アゴをしゃくって見ているように見えて非常に損です。
特徴⑤: ツリ目
生まれついてのものもありますが、つりあがってみえる目であってもきちんとしたメイクならずいぶん印象は変わります。
逆に脱きつい顔の場合、やってはいけないのはつけまつげの多用。
目のラインをかえって強調することになってしまいます。
特徴⑥:ストレートヘア
黒髪ストレートや、きっちりかっちりとしたシニョンなどのまとめ髪は、きつく見えてしまうだけでなく、場合によっては実年齢よりも上に見えてしまう可能性が高くなってしまいます。
また、黒髪ストレートで、あまり髪の手入れが行き届いていない場合は、うねり髪や傷んで飛び出している髪が悪目立ちしてしまい、きついというよりやつれて見えてしまうということも。
特徴⑦ : 濃いリップカラー
意思の強そうなキリッとした口元も素敵ですが、脱きつい顔作戦の場合は、濃くはっきりとしたリップカラーはNG。
さらに濃いリップカラーと同色のリップペンシルでまっすぐなリップライン輪郭を引いているとますます口元の印象がきつくなってしまいます。
どうしても濃い色のリップが使いたいという時は、口角を常にあげることと、リップの輪郭を肌色ペンシルかコンシーラーでより肌なじみ良くすることがおススメです。
特徴⑧:アイラインが太く濃い
アイブロウと並んで目元の演出を大きく左右するのがアイライン。
少しでも優しくナチュラルに見せたい場合は、細く目の際に入れるのがコツです。
発色がくっきりしたジェルタイプのアイライナーや、慣れないうちは太く入ってしまうことの多いパウダータイプのアイライナーは、テクに自信がないうちは避けた方がベターです。
ペンシルタイプ、リキッドタイプはどちらでもOKですが、少しでも自分の使い勝手の良いものを見つけるようにして下さい。
また入れすぎた、きつい目元になってしまったと感じるときは、綿棒でアイラインをなぞって、余分な部分をオフするようにしましょう。
特徴⑨:チークの入れ方がシャープ
せっかくふんわりとしたカラーのチークを使っていてもチークの入れ方自体がシャープな斜めラインだったりすると、どうしてもきつく見えてしまいがちです。
特にほお骨の高い人が斜めラインのチークを入れるとよりはっきりした顔立ちに見えてしまいます。
特徴⑩: キラキラグリッター系は使わない
アイカラーなど、キラキラグリッター系のカラーを愛用しているという人もいますが、すこしでもふんわり見せにしたい時は、とくにキラキラ系は避けた方がベター。
ビビッドカラーのアイシャドーなども派手系メイクに見えてしまいます。
目元のくすみ防止をかねた演出ならパール系配合程度に留めておけばOK。
きつい顔を優しく見せるメイク術!
アイブロウ
往年のハリウッド女優のように蛾尾のような細くアーチを描く眉であったり、その逆にブラックやダークブラウンといったはっきりとした色の太く濃い直線的な眉は、見た目からきつい顔だちに見せてしまいます。
しかし、だからといって、下手にアレコレいじりたおすと濃いメイクの女性に見えてしまい、余計悪目立ちする結果にもなりかねません。
元々が薄い眉で酷薄に見える、といった人や眉を自然に整える自信も時間の余裕もないという人は、なりたい理想の眉をアイブロウエクステで叶えるというのもおススメ。
自分が演出したい印象やイメージをきちんと伝えれば思いのほか簡単に理想の眉を作ってくれます。
アイライン
アイプロウに次いで目元の印象を左右する重要なファクターとなるのがアイラインです。
アイラインに関してはそもそも上手くきれいに描けないという悩みのある人や自分の目の形のコンプレックスを解消するためのアイラインの入れ方がわからないと言う人も多いのでは。
悪目立ちしないアイラインのコツはまつげの間を埋めるように引くこと。
特に失敗しがちな目じりは一番最初に引いておいて、そこに繋げるように目頭の方から引いていくのがポイントです。
より大きく丸い目に見せたい時は真正面を向いたときの黒目の上だけに少しアイラインを足すと、自然と黒目が大きく丸く見えるようになります。
失敗したくない場合は、先の尖ったタイプの綿棒にペンシルタイプのアイライナーの色を少しだけのせてから黒目の上をなぞればOK。
チーク
普段あまりチークは使わないという人にこそ、使って欲しいのが顔色を明るく血色良く見せてくれるカラーのチークです。
特に顔色が自然と寒さのせいで悪くなりがちな冬場などは、頬に自然な血色があるだけで元気で明るく見える効果も大です。
ただしせっかくのチークも濃く入りすぎるときつく見えるので要注意です。
おススメは毛束の太いチークブラシにいったん含ませたチークパウダーをティッシュで一回軽くとってから頬にのせる方法。
自分の皮膚の色との相性もありますが、薄いコーラルピンクなら、自然なふんわりやわらかな血色に見えます。
リップ
メイクの中でもカラーによって印象が大きく変わるポイントとなるのがリップ。
きつい顔に見せないためには、ダークレッドやブラウン系などは避けた方がベターです。
かといって10代のようなキャンディカラーを使うのはイタいメイクになる危険性大なので、肌の地色と比べてあまり浮かないピンクベージュ系などがおすすめ。
リップを塗る際も直にささっと塗るのではなく、リップブラシを使って丁寧に塗るのがポイント。
特に長時間メイク直しができない場合などに起こりがちな唇のタテジワからのリップの滲みはきつく見えるだけでなく、疲れて見えたり、年齢以上に老けて見えることもあるので、気をつけましょう。
パウダー
ベースメイクがキマると気分が上がるほど、肌のキレイ見えはメイクの基本です。
その一方で、シミや乾燥小じわ、ぽつぽつ毛穴を隠そうとして、べたっと厚塗りメイクになってしまうと、歌舞伎の化粧のようでどうしてもきつい顔にみえてしまいます。
厚塗りにならず、キレイに見せるには、隠したいポイントはさりげなく、いじらなくていいところはナチュラルにベースメイクをするのがコツ。
目の下のクマや小さなシミなどはファンデの厚塗りや下地のベタ塗りでごまかすのではなく、ピンポイントのコンシーラー使いで隠しましょう。
後は光の乱反射を味方につけるのもおススメ。
最近では仕上げ用のパウダーに、光を乱反射する効果の粒子を配合したものも多く、毛穴や色ムラなど気になるところをふんわり自然にカバーしてくれます。
きつい顔を柔らかく見せる髪型
では、きつい顔を柔らかく見せる髪型にはどのようなものがあるのでしょうか。
きつい顔を柔らかく見せる髪型には、以下の3つがあります。
- ゆるふわパーマ
- ふんわりボブ
- ゆるふわアップ きつい顔を柔らかく見せる髪型を、それぞれ詳しくみていきましょう。
髪型①:ゆるふわパーマ
特に直線的なラインのヘアスタイルの場合は、きつい顔の印象を与えるリスクが高くなります。
特に日本女性の黒髪の場合は、直毛ストレートにしていると、きつい、重いといったイメージにとられがち。
それを逆手にとれば、きつい顔の真逆のやさしい顔に見せることが容易ということです。
そうしたヘアスタイルでの脱きつい顔に役立つのがゆるふわパーマヘア。
ふんわりとエアリーな髪は、それだけで軽やかさや明るさを演出してくれます。
さらにフェイスラインに沿って、ゆるふわの曲線があるとストレートヘアでは出せない脱きつい顔効果抜群です。
髪型②:ふんわりボブ
ゆるふわパーマと並ぶ、脱きつい顔作戦に役立つヘアスタイルがふんわりボブです。
特に身長の低い女性が、黒髪ストレートの長い髪をしているとどうしても重量感があるように見えてしまいます。
より軽やかにふんわりと見せたい時は、ショートよりも動きにつれてカールラインがスイングするふんわりボブがおススメです。
その際明るめのヘアカラーならさらに軽やか度もアップします。
髪型③:ゆるふわアップ
重く見える心配はあっても、ロングヘアはやめたくないという人の脱きつい顔作戦のヘアスタイルなら、ゆるふわアップヘアもおすすめ。
後れ毛を適度に絡ませた編み込みヘアなども、ふんわり感の演出にぴったりですが、休日のナチュラル感をより強調したいなら、ゆるふわお団子ヘアなどもアリです。
性格がきつい女性は顔もきつくなる?
一般的にフルメイクでビシッと決めると多少なりともきつい顔に見えるということは否定できません。
これは、特に隙を見せないバリバリのキャリア女性などにキッチリメイク派が多いことも影響を与えている可能性が大。
さらにバリキャリ女性や、キッチリ自分の意見を主張するタイプの女性たちを称して、きつい顔イコール性格がきついとみなしがちなのも事実です。
しかし、よくよく観察してみれば、性格がきついといわれる女性の多くは東西を問わず、目力が強い人が多く、その目力を生み出す目元の印象からきつい顔だと思われているのかもしれません。
実際、周囲にいる性格のきつい女が皆顔立ちもきついかというと疑問符がつくという人も多いのでは。
ただし、やはり人は見た目なのではっきりとした顔立ちの女性などが、それをより強調するようなメイクやヘアスタイルをしているときっと性格もきついに違いないと思い込まれてしまう危険性はつきもののようです。
きつい顔に見られると損!
人は見た目が大半を占めるともいいますが、確かに第一印象が強烈なほど、なかなかそのイメージの払拭には時間がかかることも。
ましてや、余り頻繁に会うことのない相手に対する印象や、最初が勝負の合コンや街コンできつい顔と見られるのはデメリットが大きすぎます。
メイクやヘアスタイルのちょっとの工夫で自分の印象が操作できるのならしめたもの。
賢くメイクテクやヘアアレンジテクを使ってより自分の第一印象を高めましょう
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