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女性はお風呂に時間がかかる?平均時間は?

お風呂の時間を楽しみにする

昔から女性は長風呂であると言われていますが、実際には決してそんなことはありません。
総務省が出している統計を見てみると、女性の平均入浴時間は34分、男性が27分で男性よりも7分ほど長くなっています。

決して驚くほど長いわけでもなく、1時間以上入浴している人は全体にの2割にも満たないようです。
近年女性の社会進出が進み、帰宅時間も遅く、自分の時間を取ることができない女性も増えてきているので、女性の中にはシャワーだけで済ませてしまうという人も多いんだとか。

そのため、中には男性平均よりも短く15分以内でお風呂を済ませてしまう人もいます。

平成23年社会生活基本調査 総務省統計局

お風呂にはベストな入浴時間と最適な温度がある◎

お風呂の時間に美容ケア

ついついダイエット目的のためや、体を芯から温めようとしてより長くお風呂に入り続けてしまったり、お風呂の温度を高めに設定してしまう人がいますが、それは間違いです。
お風呂に入る入浴時間や温度は正しく選択していかなければ、かえって体に悪影響を与える場合がありますよ。

ベストな入浴時間は、40℃のお湯に10分から15分ほど入浴することです。
15分以上使ってしまうと、肌が乾燥し、必要な皮脂まで洗い流されてしまいます。

さらに高い温度にし過ぎてしまうと、肌へのダメージが大きくなってしまい、体にも負担がかかってしまうのです。
入浴時間が短すぎると、今度は体を温めきれず、リラックス効果を得ることができないので注意しましょう。

お風呂に浸かる vs シャワーのみ…どっちがいい?

お風呂とシャワーの時間

では、お風呂に浸かることと、シャワーのみどちらがいいのでしょうか?

お風呂に浸かる vs シャワーのみ

時間がない時には、どうしてもシャワーで過ごしてしまうという人も多いかもしれません。
しかし、シャワーのみでは十分に体を温めることができず、さらには汚れも落としきることができないのです。

シャワーではなかなか十分に冷えた体を効果的に温めることが難しく、熱い温度を浴びることになり、体への負担もかかってしまうんだとか。
また、毛穴の奥の汚れや、古い角質を落としきることができないので、体臭を発生させる原因にもなっています。

できる限り、家に帰ったらゆっくり時間を取ってお風呂に浸かる習慣をつけましょう。

お風呂に浸かる効果

①汚れが落ちやすくなる

お風呂に浸かることで、毛穴が開き、古い角質も柔らかくなります。
すると、ただ洗うだけでは落としきることができなかった汚れもきれいに落としていくことができますよ。

お風呂に入ってから汚れを落とすことで、無理やりごしごしと擦る必要がなくなるので、肌への負担も減らしていくことができるでしょう。
毎日体を洗っているのに体臭が気になる人こそ、汚れが落としきれていないことが原因かもしれません。

②体が温まりリラックス効果が得られる

人は、ぬくもりを感じると同時にリラックス効果を実感することができます。
お風呂に浸かることで、足の先からじんわりとぬくもりを感じ、体だけでなく心の疲れも癒していくことができるでしょう。

夜にしっかりとお風呂に浸かり、リラックス効果を得ることで、睡眠の質を高めることもできます。

③体の芯から温めることができる

女性に多い冷え性も、お風呂に入ることで改善に導いていくことができるでしょう。
特に冬になると手足の先が冷たくなり、眠りの妨げになることも。

お風呂に入ることで、リンパの流れを良くし、血行を促進してくれるので、体の中からポカポカと温めることもできるのです。
体を温めれば、肌のターンオーバーも促進され、肌荒れやニキビ跡にも効果を実感することができますよ。

長めのお風呂の時間にぴったりなアイテムたち♡

お風呂の時間にあると便利なもの

では、長めのお風呂の時間にぴったりなアイテムにはどんなものがあるでしょう?

①バスピロー

長い間お風呂に入るのであれば、頭を預けてリラックスできるバスピローも欠かせないアイテムです。
よりリラックスして入浴を楽しむことができます。

吸盤がついてしっかりと固定できるものや、マッサージ効果がついているものなど商品によって魅力も異なりますよ。
また、毎日使用するものなので、手入れがしやすいものかどうかもチェックしてください。

② 防水ケース

長時間お風呂に入っているのであれば、スマホも持ち込みたいという人も多いのではないでしょうか?
そんなときは、しっかりと水からスマホを守ってくれる防水ケースに入れておきましょう。

防水ケースによっても使用感は様々で、きちんと水を防ぎきれないものもあるので、裏面の注意書きはしっかりと呼んでください。
また、ケースに入れたまま操作が可能かどうかも確認が必要です。

③防水Bluetoothスピーカー

お風呂の中で自分の好きなアーティストの音楽を聴いたり、リラックス効果の高い曲を聞くのはとても素敵な時間です。
Bluetoothスピーカーがあれば、コードをつなぐことなく、いつでも好きな音楽を流していくことができます。

こちらは防水機能もついているので、お風呂で臨場感のある音楽を楽しめますよ。
接続方法もワンタッチで簡単に行えるので、是非一つは持っておきたいアイテムです。

④入浴剤

長時間の入浴をより快適にしていくのであれば、お気に入りの入浴剤を探すのもおすすめです。
心地よい香りに包まれながらの入浴は、飛び切りのリラックス効果を促してくれるでしょう。

中には発汗作用のあるものや、睡眠を促してくれるものなど、入浴剤によって効果は異なってきます。
肌の保湿に効果的なものもあるため、乾燥が気になる人も、長時間の入浴の際には使用していきましょう。

お風呂タイムを快適な時間にする過ごし方のヒント

快適なお風呂の時間

では、お風呂タイムを快適な時間にする過ごし方のヒントにはどんなものがあるでしょう?

  1. お気に入りのグッズを揃えていく
  2. アロマオイルで効果を高める
  3. 照明を暗くしてムーディーに
  4. 入浴中に読書を楽しむ
  5. マッサージをしてむくみを取る

次に、お風呂タイムを快適な時間にする過ごし方のヒントを詳しく見ていきましょう。

①お気に入りのグッズを揃えていく

毎日のお風呂の時間が楽しくなるようにバスルームにお気に入りグッズを揃えていきましょう。
バスピローやバスローブ、入浴剤など好きなものをたくさん集めるほどに、お風呂に長く入るのが楽しくなってくるはず。

また、好きな音楽を聴いたり、好きな映画を見るのもいいかも。
バスタブキャディーを設置して、お風呂の中でドリンクを飲んだり、キャンドルをつけてゴージャスな気分に浸ってみるのもいいでしょう。

②アロマオイルで効果を高める

アロマを使用すれば、ただ長時間入浴する以上の効果を期待できます。
血行を促進し、体の疲れを癒し、リラックス効果も実感することができますよ。

アロマによって得られる効果は異なるため、自分に合ったものをブレンドして使用していきましょう。
また、アロマを使ってマッサージをしても気持ちよく、美容効果も得られるんだとか。

③照明を暗くしてムーディーに

いつもの照明ではなく、たまにはキャンドルや間接照明でムーディーな雰囲気を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
明かりを落とすことで、心を落ち着かせてリラックス効果を高めていくことができます。

また、いつもと部屋の雰囲気が異なるため、ゴージャスな空間を楽しむこともできますよ。
ただじっとキャンドルの炎の揺れを見つめるだけでも、日々の悩みを忘れ、心の疲れをいやすことができるはずです。

④入浴中に読書を楽しむ

長く入浴するのが苦手という人は、是非入浴中に読書を楽しむ方法がおすすめです。
持ち込むのは、手軽に読める雑誌や小説などがいいでしょう。

お風呂でじっくりと温まりながら、読書に集中していれば、あっという間に時間は断ち、嫌なことも忘れることができます。
ただし、あまりにも熱中し過ぎてのぼせないように注意してください。

⑤マッサージをしてむくみを取る

せっかくお風呂で温まっているのであれば、この時間を利用して体のむくみも取っていきましょう。
立ち仕事の人は、特に足がむくみやすく、仕事終わりになると靴さえなかなか入らないという状況も続きます。

お風呂に浸かりながら、ゆっくりとリンパの流れをほぐし、血行を促進してあげるだけでOK。
アロマオイルを垂らして行えばさらに効果が期待できます。

眠りの妨げになるかも!?お風呂のNGな入浴法

お風呂の時間でNGなことをする

では、お風呂のNGな入浴法にはどんなものがあるでしょうか?

  1. 熱いお風呂に入る
  2. 長時間の入浴
  3. 入浴後すぐに体を冷やす

次に、お風呂のNGな入浴法を詳しく見ていきましょう。

①熱いお風呂に入る

体を早く温めたいからと言って熱い温度にお風呂を設定している人もいますが、これは間違いです。
熱いお風呂に入ると交感神経が活発になり、興奮状態が続き眠りの妨げになってしまいます。

さらに血圧が上がり、汗をかき、入浴した後に疲れを感じることも多いでしょう。
血液の粘度も高まるため、血栓ができやすくなり、危険な状況を引き起こしてしまうこともあります。

②長時間の入浴

あまりにも長い時間入浴していると、皮膚がふやけてしまい、乾燥肌の原因になってしまいます。
長く入浴していたからと言って、血行がより良くなるわけではなく、15分ほどでも同じような効果を得られるのです。

長時間入浴すると、肌に必要な皮脂や、保湿成分まで湯船の中に溶けだしてしまい、肌はガサガサになってしまうことも。

③入浴後すぐに体を冷やす

夏場などは特に、お風呂に入った後にすぐに体を扇風機の風に当てたり、クーラーの温度を下げて冷まそうとすることもあるでしょう。
しかし、お風呂上がりの時間は、最も血行が促進されている時間帯でもあり、代謝も向上しています。

せっかく体の血行が促進されているのに、体を急に冷やしてしまっては様々な効果も同時に失われてしまいます。
お風呂上がりは無理やり体を冷やすことはせず、さっと水分をふき取り、布団にくるまって熱を逃さないようにしておきましょう。

長い時間お風呂に入るときに気をつけたい5つのこと

お風呂の時間で気を付けること

では、長い時間お風呂に入るときに気をつけたいことにはどんなものがあるでしょうか?

  1. 食べてすぐに入らない
  2. 肩までお風呂に浸からない
  3. お湯の温度は40℃まで
  4. 体がふやけてから洗うのはNG
  5. 疲れている時や体調が悪い時には控える

次に、長い時間お風呂に入るときに気をつけたいことを見ていきましょう。

① 食べてすぐに入らない

食事の後にはすぐにお風呂に入るのはやめましょう。
体が急激な温度差を感じると、胃腸への血流の流れが悪くなり、消化不良を起こしてしまうからです。

出来れば食事をとってから1時間以上は開けて入浴するように心がけてください。
特に冬は、温度差が激しいため、脱衣所にヒーターを置いて温度差をなくすようにするのがおすすめです。

②肩までお風呂に浸からない

しっかり温まろうとして、肩までお風呂に入ってしまうと体への負担が大きくなってしまいます。
水の量が増えることで水圧も増し、血圧が上昇するため、心臓にはかなりの負担が強いられてしまうんだとか。

そんな中で長時間入浴してしまっては、リラックスどころか、ただただ疲労がたまり、体にも危険な状態が続きます。
長時間入浴するときは半身浴でじっくりと体を温める方法を取りましょう。

③お湯の温度は40℃まで

お風呂の温度設定も長時間入浴するのであれば、少々ぬるめに設定しておくことが大切です。
熱いお風呂に長時間入浴してしまうと脱水症状や高血圧を引き起こしてしまう恐れがあります。

最初はぬるいと感じるかもしれませんが、じっくり浸かっているうちに体の奥からじんわりと温まりるでしょう。
冬は特に熱い温度に設定したくなるので注意してください。

④ゴシゴシ洗いはNG

長時間お風呂に入っていると、皮膚がふやけてしまいます。
しかし、その状態で体をゴシゴシ洗ってしまうと、必要な潤い成分も落としてしまい、肌にもダメージを与えてしまうでしょう。

お風呂に浸かっているだけでも、体の汚れの80%は落ちていると言われています。
ふやけた肌の場合は、柔らかいタオルや、手を使って優しく撫でるように洗うだけで十分ですよ。

⑤疲れている時や体調が悪い時には控える

疲れている時や体調が悪い時には、無理をして長時間お風呂に入る必要はありません。
長時間の入浴は自分が思っている以上に体力を消耗し、体を疲れさせているのです。

体調を崩しているのに、無理をしてしまうと思わぬトラブルを引き起こすこともあるでしょう。
体調がすぐれない問いには、入浴はさっと済ませ、体調が万全な時に行ってください。

健康促進!お風呂の時間に使いたいおすすめグッズ

お風呂の時間にあると素敵な健康グッズ

では、健康を促進してくれるお風呂の時間に使いたいおすすめグッズにはどんなものがあるでしょうか?

①バスリラックス スカプラ

バスリラックス スカプラ
2685円

バスタブの壁に貼り付けるだけで、背中や腰のツボを押すことができるアイテムです。
吸盤もしっかりしているので、ずれることなく、力を入れてツボに刺激を加えることもできるでしょう。

特に、肩甲骨周りには、健康にいいツボが多く、血行促進にも効果的です。

②マーナ 首肩じんわり バスピロー

マーナ 首肩じんわり バスピロー
1035円

バスピローの中でもマッサージ効果があり人気が高い商品です。
吸着力も高く、しっかりとバスタブにくっつけて使用することができますよ。

頭を預けることで、バスタイムもリラックス効果を高め、疲れを癒します。
位置を変えれば、腰のマッサージグッズとしても活用できます。

③ホットアルバム 薬用ホットタブ 重炭酸湯

ホットアルバム 薬用ホットタブ 重炭酸湯
6700円

肌から浸透し、血行を拡張することで血行促進効果を高めてくれる入浴剤です。
炭酸の高濃度が長く持続してくれるので、体を芯から温めることもできるはず。

肩こりや冷え性の方には是非試してもらいたい入浴剤ですね。

④TSU-BO HEAD/ツボ・ヘッド ブラック

TSU-BO HEAD/ツボ・ヘッド
1233円

頭のツボを刺激することで、他では味わうことができない不思議なリラックス効果を得ることができます。
頭皮を柔らかくすることで、髪の毛をより美しく育てていくこともでき、疲れ目にも効果的。

さらには顔のリフトアップ効果もあるため、お風呂に入りながら是非使用してみましょう。

お風呂に入る時間をもっと快適に過ごそう

お風呂の時間を素敵に過ごす

お風呂は汚れを落とすだけでなく、その日の疲れを癒し、快適な睡眠を導いてくれます。
最近では、入浴時間をより快適にするために、様々なグッズも販売され、自宅でもサロンのようなリラックスタイムを過ごすことができます。

ただし、ダイエット効果や美容効果を高めようとして、温度を熱くしすぎたり、あまりにも長い間入浴するのは逆効果です。
適切な温度と時間で快適な入浴時間を楽しんでください。

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ライター
noel編集部

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