美容師直伝!眉毛カットのやり方|基本の手順と用意する道具&理想の形に整えるコツ
眉毛をカットしたりいじるだけで顔のイメージが変わるってご存知でしたか? 眉毛を細くしたり太くしたりするのもかなりイメージが変わりますが、無駄な部分をカットしただけでもグンと女性らしさがアップします。 今回は美容師兼アイリストのしぶやんアヤカさんに、眉毛カットや書き方のコツをお聞きしました! イメージを決める眉の整え方をはじめ、眉毛のバランスのいい描き方までをご紹介します。
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眉毛カットはセルフでできる?
綺麗に整えられた眉毛を、うらやましいと感じたことはありませんか?
そんなあなたの気になる眉毛も、セルフでバランスよくカットすることは可能です。
いざ眉毛カットを始めようと思っていても、眉毛用の小さいハサミだけでは、眉毛を整えるのが少し難しい状態に。
カットに必要なものを揃えてから、セルフカットをしてみましょう。
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【基本】セルフ眉毛カットの仕方
セルフでカットするときは、こちらを参考にしてみてくださいね。
用意するもの
アイブロウは眉毛用のハサミとコームや、シェーバーなども用意すると失敗して、切りすぎちゃったということが避けられます。
準備するものは
- 眉毛用のハサミ
- コーム or 眉毛ブラシ
- フェイス用のシェーバー
- (必要ならば)理想の眉毛のテンプレート
を準備しましょう。
眉毛用のハサミとコームがあれば、眉毛を綺麗にすることはできますが、できたらシェーバーもあるとさらにきれいに眉毛を整えられます。
ハサミだと産毛のカットがやりにくいですが、シェーバーがあると楽に産毛を無くすことができ、持っていると便利なアイテムです。
\眉毛を整えるのにおすすめのアイテム/
カットの仕方
美容師兼アイリストのしぶやんアヤカさんに、眉毛カットの基本のやり方をお聞きしました!
①:理想の眉毛を実際に描く
すぐにカットするのではなく、なりたい形の眉毛を書いていきます。
これがカットする際のベースになります。
②:ブラッシングをして毛流れを整える
まずコームやブラシで、毛流れに沿って形を整えましょう。
あまり力を入れて整えてしまうと、書いた眉毛が消えてしまうので優しく整えてください。
③:そこからはみ出た毛をカット
①で書いた形に沿ってカットします。
眉毛の毛流れと反対にコームやブラシを入れると、眉毛が逆立つので眉毛の形よりも長いものはカットしましょう。
あまり攻めすぎると眉毛が短くなり過ぎるため、長い部分だけにしてくださいね。
④:電動シェーバーまたは毛抜きでムダ毛をとる
無駄な眉毛をカットし終わったら、フェイス用のシェーバーで必要ない部分をカットしましょう。
さらに、太い毛だけではなく、眉毛周りの細い産毛をシェーバー当てます。
産毛が無いとさらに顔のイメージが明るくなるので、シェーバーを使ってみてくださいね。
ポイントはいらない部分を無くすだけではなく、眉毛の毛量も整えること。
産毛が無くなると眉スッキリして、顔のイメージがかなり違ってきます。
髪の毛の毛量をすいてすっきりするように、眉毛も毛量が多い部分は量を取ってあげます。
眉毛の濃い部分が無くなると、パウダーや眉マスカラもきれいに付きやすくなりますよ。
【平行眉】セルフ眉毛カットの仕方
自分でカットする場合、大きく分けて2種類の形に分けられます。
アーチではなく、まっすぐ直線にしたのが平行眉です。
顔の表情が優しく見える形です。
①:余分な場所をカット
毛流れに沿ってコームを入れ、ラインから出た毛をカット。
眉頭から中間までは下から上に、中間から眉尻は上から下にコームを入れます。
②:産毛をカット
眉毛周りの産毛は顔用のシェーバーを当てていきます。
③:パウダーで書き足していく
眉山に合わせてパウダーで平行に書き足していきます。
柄の長いブラシを当てて、パウダーで書いていくと失敗無く書けますよ。
④:眉尻はアーチを無くすように書く
眉尻部分はアーチを無くすようにパウダーで埋めながら、平行に書いていきます。
⑤:眉尻をぼかす
パウダーで書いたままだと、眉毛が不自然に見えるので眉毛を書いたパウダーよりも薄い色で眉頭をぼかしましょう。
Q. セルフ眉毛カット(平行眉)のコツは?
A.=(イコール)ラインがポイント!
【スッキリ眉】セルフ眉毛カットの仕方
平行眉に比べて、キリっと女性らしさが出る眉毛の形がスッキリ眉。
眉毛が濃かったりボサボサになりやすくても、スッキリ眉は可能です。
アーチ型のスッキリ眉はこう作っていきます。
①:パウダーを使い輪郭を決める
まずはパウダーを使い輪郭を決めていきます。
使う色は肌の色に近い明るいベージュ系を眉頭からのせましょう。
眉尻は細いブラシと濃いパウダーを使って書いていきます。
②:ペンシルで隙間を埋める
ペンシルで眉毛が薄い部分を埋めていきます。
眉山は黒目の上に一番高い所を持っていくとバランスが良くなります。
③:はみ出した部分をカット
続いて眉頭は、上に向かってコームを入れて、毛の長い部分をカット。
眉毛の中間から眉尻部分は、下に向かってはみ出た部分をカット。
眉周りの産毛をフェイス用のシェーバーを当てましょう。
カットしきれない部分は、ハサミを使い1本1本丁寧にカットしましょう。
失敗しない眉毛カットのコツ
セルフカットは、コツを掴むと失敗しにくくなりますよ。
そのコツを紹介します。
- 理想の眉毛のイメージを完璧にする
- ハサミで直にカットしない
- 毛抜きはなるべく使わない
コツ①:理想の眉毛のイメージを完璧にする
まずはどんな眉毛にするかを膨らましておきましょう。
平行眉がいいのか、まず最初になりたい眉毛の形を探しましょう。
そこから自分の眉毛になりたい眉毛の形を、イメージしてみることが大事です。
コツ②:ハサミで直にカットしない
ハサミで直にカットしてはいけません。
なりたいイメージが決まっていても、ハサミで形を整えていってしまうと危険です。
ハサミからだと形が決まらなくて、どんどんカットし過ぎてしまう恐れがあります。
気づいたらすごく細くなり過ぎていたなんて事に。
ハサミを使う前に毛流れを整えて、ペンシルやパウダーで先に形を書くとカットする際に簡単にカットできます。
コツ③:毛抜きはなるべく使わない
なるべくなら毛抜きを使わない事。
ハサミだけよりも綺麗になるので、毛抜きを使いたい人もいますよね?
確かに見た目は、綺麗になるので毛抜きを使いたいところですが、毛抜きには
- 毛根が傷んでしまい、眉毛が生えてこなくなる恐れがある
- 毛穴が傷んでしまい、ニキビができたり埋没毛になる恐れがある
- 毛を抜くことでまぶたがたるみやすくなる
などのリスクも多いため、毛を抜くことはやめたほうがいいです。
Q. 失敗しない眉毛カットのコツは?
A.まずはざっくり長さの処理を!
眉毛カット+メイクで垢抜け!理想の眉毛の書き方
続いてセルフカットと、メイクのやり方をご紹介します。
Q4.基本的な眉毛の書き方は?
ナチュラル眉
誰にでもやりやすく、ナチュラル眉は初心者の人にもおすすめ。
まずは眉毛の上下を平行にします。
書くポイントは真っ直ぐ平行にすること。
はみ出した毛は、カットして余分な産毛にシェーバーを当てます。
ペンシルやパウダーで、眉毛が薄い場所を書き足してあげるとナチュラル眉の完成です。
太眉
ポイントは眉毛の下側をしっかりと書くこと。
眉毛を太くしようと上側を太くすると、眉毛のバランスが崩れるので眉毛の上側はあまり書き足しません。
眉毛の形は、アーチを無くすように平行にすると太眉のバランスが整います。
眉毛と目の距離が縮みハーフっぽい顔のイメージにしたい時は、太眉で決まりです。
たれ眉
赤ちゃんみたいなたれ眉は、愛され眉なんて言われることも。
ですがやり過ぎてしまうと困り顔になってしまい、かわいさも半減してしまいます。
たれ眉にする時は注意が必要。
たれ眉を書くときは、眉毛を上側を平行に書いていくこと。
眉山はいらないので眉山をあえて書かないように意識しながら、平行に書いていきます。
つり眉
キリっとした印象や、かっこいい女性のイメージがあるつり眉。
太いまつげやナチュラルよりも、キリっとしたい時はつり眉にチャレンジしてみましょう。
目頭に印象を強くしたいつり眉は、目頭側をしっかりとペンシルで書いていきます。
アーチ眉
猫目の人やアーモンドアイの人がやるとアーチ眉は、少しキツイ印象になることがあります。
キツイ印象をなくすためには、眉毛に使うパウダーを赤みのあるブラウンを使うとあまりキツく見えにくくなります。
眉尻の長さは、小鼻と目尻の延長線上に柄の長めブラシを当てて眉尻を決定。
眉頭は下ではなく上からもパウダーをのせていくと、アーチのしっかりとした眉毛に。
理想の眉毛を叶えるアイブロウアイテム
理想の眉毛になる、ちょっとしたおすすめアイテムをご紹介します。
①:クシ付きマユハサミ
ハサミにクシが付いた、右利き用の眉毛カットに便利なハサミ**です。
ハサミの先端にコームが付いているので両手を使って、眉毛をカットするのが苦手な人でも簡単に眉毛カットが可能に。
コームを使いながらハサミを使うのが不安がある人でも、コーム付きハサミなら使いやすいですね。
②:顔用シェーバー
眉毛を整えた最後に使える、顔用の小型シェーバー。
顔だけではなく、指や脇などのムダ毛も一緒にカットできるので持っていて損はないアイテムです。
USB充電式シェーバーで持ち運びも便利。
旅行や会社にもポーチに入れて持っていけます。
③:ブロウラッシュEX ウォーターストロングWアイブロウ
24時間消えない自然な眉毛を書きたいなら、ウォーターストロングWアイブロウにおまかせ。
汗や皮脂を防いで消えない眉毛にしてくれます。
ジェルペンシルとパウダーが1本になっているいて、ジェルペンシルとパウダーを、それぞれ買わなくてもいいのがうれしいですよね。
このジェルペンシルは、時間が経てば経つほど肌にピタッと密着して美眉をキープします。
④:ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ
髪の毛の色と眉毛の色が、チグハグでなんかおかしい!そんな時は、眉マスカラで眉毛もカラーリングしてしまいましょう。
眉毛を全部仕上げたら、カラーリングアイブロウの出番です。
色は髪の毛の色と似た色の、カラーマスカラで仕上げましょう。
眉毛が濃い人は、毛に逆らってマスカラを付けると根元からしっかりと色が付きますよ。
⑤:デジャヴュ ステイナチュラ
皮脂や汗、水さらにこすれに強い、ステイナチュラですぐに消えてしまう眉毛にはさよならしましょう。
パウダーを、ペンシルタイプに練り上げて作られたパウダーペンシルは、書いた眉毛を消えないようにしっかりとコーティングします。
眉が薄い部分も、書きやすい細さと硬さでなりたい眉毛に自由自在にアプローチします。
⑥:藤原美智子プロデュース スクリューブラシ NO.7
女性の手にぴったりな長さを追求して作られた、スクリューブラシ。
他のスクリューブラシと比べて、腰があまり強くないこのスクリューブラシは、眉頭のぼかしも自然にぼかすことができます。
このスクリューブラシ以外にも、藤原美智子がプロデュースしたブラシを揃える人が続出の大人気アイテムです。
⑦:ケイト アイブロウペンシル
長年愛されているのが、ケイトから発売されているアイブロウペンシル。
特徴はなんといっても使いやすい細いペンシルです。
細いペンシルは使いにくそうな気もしますが、その逆で細いペンシルは、繊細な眉尻も綺麗なラインが書けます。
そして眉毛を書き足したい部分も、ピンポイントで狙えてとても便利なアイテム。
購入しやすい価格も人気秘密になっています。
⑧:ジョレン クリームブリーチ アロエ入り マイルドタイプ
濃い眉毛に悩んでいたら、思い切って眉毛を明るい色にブリーチしてみてはいかがですか?
太くて濃い毛だと1回のブリーチだけでは、あまり明るくならないので好みに合わせて、複数回繰り返してみましょう。
眉毛にブリーチをする前は、眉毛周りは皮膚が薄く炎症を起こしやすいのでパッチテストを必ず行います。
パッチテストでOKでも、いざ眉毛をブリーチしたら違和感が出たという場合も、すぐにブリーチを中止してください。
気を付けることは多いですが、毎回眉マスカラを付ける手間が省けますのでメイクが格段に楽になりますよ。
⑨:GBメンズアイブローキット
男性が眉毛カットを、初めてやるときに必要なセットが1つにまとめてある眉毛カットセット。
セット内容はハサミ、コーム、毛抜きピンセットです。
この3点セットがあれば、メンズのボサボサ眉毛もきれいに整えることが可能です。
眉毛カットを始めてみたいメンズは、まず買ってみるのがおすすめです。
眉毛カットは専門店もおすすめ!
髪の毛を切るサロンがあるように、眉毛カット専門のサロンがあるのをご存知ですか?
ヘアサロンで眉毛カットのメニューがあることもありますが、眉毛を専門にしているサロンがおすすめです。
眉毛カット専門サロンがおすすめの理由は
- 眉毛カットだけではなく、眉毛の書き方も教えてくれる
- 流行や好みの眉毛にしてくれる
- サロンに行った後のセルフカットがしやすい
などの理由で眉毛カット専門サロンがおすすめです。
眉毛カット専門店の眉毛の整え方は2種類あり、ハサミやシェーバーで眉毛を整える方法と、ワックスで脱毛する方法とあります。
気になる価格はサロンによって変わりますが、初回でハサミでカットするサロンは約4,000円前後、ワックスを使うサロンが約5,000円前後になります。
2回目からはカウンセリング料金が免除される場合があり、初回の料金よりも安くなるサロンが多いです。
眉毛カットは何も難しくない!コツをつかんで整った眉毛に
眉毛の整え方・カットの方法をご紹介してきました。
眉毛カットに苦手意識を持っていた人でも、意外と簡単に眉毛のお手入れができることが分かったのではないでしょうか?
それでも自分で眉毛カットするのはちょっと不安という人は、1度プロの手で綺麗に形を整えてもらうのもひとつの手です。
今後の眉毛カットのいい勉強にもなったり、眉毛カットの仕方のアドバイスをもらえたりといいことづくめ。
顔の印象を決める大事な眉毛を、素敵に整えてみましょう。
出典:Beauty navi
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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