【プロ監修】化粧の順番をマスター!全体の流れ&ベースや眉毛など部分別の順番も解説
化粧にも順番があるってご存知ですか? 正しい化粧の順番でメイクすることでメイク崩れを防いだり、厚塗りを防ぎナチュラルに見せることが出来るんです。 化粧の全体の大まかな流れや、使うメイクアイテムの正しい順番を美容のプロにお聞きしました! メイク初心者さんは特に必見の内容になっています!
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化粧には順番がある!
メイクを今よりも丁寧に行っていきたいのであれば覚えておきたいのが、化粧の順番。
いつも、なんとなくベースメイク、アイメイク、チーク、眉…と順番を気にせずにやっていませんか?
化粧の順番を変えることでメイクがいつもよりワンランクアップすること間違いなし。
化粧の順番によって時間が経っても崩れにくかったり、化粧の肌なじみなども変化します。
毎日何気なく行っている化粧の順番を今一度見直して、メイクを更に上達させましょう。
化粧の順番【流れ編】
それでは、化粧の順番を大まかな行程に分けると8つの順番があります。
大まかな流れに沿って化粧の順番を説明していきますね。
- スキンケア
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ベースメイク
- アイシャドウ・マスカラ
- アイブロウ
- リップ
- チーク
①:スキンケア
化粧をする上で、一番丁寧に仕上げておきたいのがスキンケアです。
毎日のスキンケアももちろん大事ですが、メイク前には何よりも丁寧な保湿が一番。
化粧の前にしっかりと保湿をしていないと、お肌がカサついてしまいファンデーションの馴染みが悪くモサモサとした肌に見えたり、また保湿が足りずに乾燥しすぎることで皮脂が分泌されテカってしまい、せっかく作り上げたメイクもよれやすくなってしまいます。
スキンケアの順番としては、クレンジングや洗顔で肌の汚れを落とし、化粧水や乳液などお好みのスキンケアアイテムでお肌の保湿を丁寧に行いましょう。
しかしここで盲点なのはやりすぎたスキンケアです。
保湿をしたいからと、クリームなどの油分が多くなってしまうと、逆にファンデと酸化したりヨレの原因になってしまうので注意が必要。
メイク前は油分よりも水分が大事なので化粧水が大事です。
それを蒸発させないために乳液で蓋をする感覚で、乾燥している方は化粧水を2回ほどしてもいいかもしれません。
また保湿をした直後に日焼け止めや化粧下地を塗るのではなく、スキンケアがしっかりとお肌に馴染んだタイミングで次の工程に移りましょう。
②:日焼け止め
スキンケアを終えた後は日焼け止めを使用して紫外線からお肌を守りましょう。
また、化粧下地に日焼け止め効果があるものを使用してもOK。
日焼け止めにも下地効果があるものもあるのでお好みのものを使用してみて下さいね。
最近では、日焼け止めに肌色補正効果のあるものや、毛穴を隠す効果のある化粧下地なども人気があります。
頬、額、小鼻周り、顎と顔の中でも高い位置にあるところは日に焼けやすいため丁寧に塗りましょう。
更に、首周りや服装によってはデコルテ周辺にも、髪をアップにする時は耳にも塗るのを忘れないように!
汗をかきやすい人などはウォータープルーフタイプを使用するのがオススメです。
③:化粧下地
スキンケアを終えた後の順番として、次は化粧下地でいよいよメイクスタートです。
乳液や日焼け止めがしっかりと肌に馴染んでいることを確認しましょう。
ベタつきなどが気になる場合は、ティッシュオフを行って余分な油分を予め吸い取って置くと仕上がりも綺麗になります。
化粧下地には様々なタイプがありますが、ファンデーションのノリを良くしたり、肌色や毛穴の補正、テカリやヨレなどを防ぐタイプがあります。
自分の肌に合ったものを使用しましょう。
また、肌の部位によって化粧下地を使い分けるのもオススメです。
例えば、テカりやすい小鼻周りや、額周辺にはテカリ防止効果のある下地、他の部分には肌色補正効果のある下地を使用するのもよいでしょう。
④:ベースメイク
化粧の順番4つ目はベースメイクに移ります。
化粧下地を目的に合わせて塗った後、ファンデーションをお肌の気になる部分を中心に塗っていきます。
アラサー以降で年齢肌が気になる方はできるだけベースメイクを重ねないように。
今はファンデーションにもしっかり日焼け止めが入っているものが多いですので、その場合はいきなりファンデーションから始めます。
何かを重ねれば重ねるほどヨレますし、シワや毛穴も目立つので気を付けた方がいいです。
毛穴や目の周りのクマ、シミなど隠したいものがある場合はコンシーラーを使用しましょう。
ファンデーションの種類によってコンシーラーを使用する順番が変わることがありますが、しっかりと隠したい場合は、ファンデーションを肌に乗せる前の順番がオススメ。
またその場合のコンシーラーは固めの肌にピタっと張り付くタイプを使用すると次に使うファンデーションを塗布する際にヨレずに肌に密着してくれます。
ふんわりと隠したい場合は、ファンデーション後の順番にコンシーラーを塗り周囲になじませながらぼかしていくのがオススメ。
⑤:アイシャドウ・マスカラ
ベースメイクの次はアイシャドウを行いましょう。
アイシャドウを塗る際には、まぶたの余計な油分が無い状態がベスト。
シャドウベースなどを使用するとアイシャドウのノリがよくなりフィット感も増すためオススメです。
アイシャドウを塗り終わったら、好みでビューラーでまつげをカールさせマスカラを塗ります。
パンダ目になりやすい方はだいたい下まぶたや下まつ毛あたりに油分があるか、すっぴん肌状態のことが多いです。
下まぶたにはリキッドファンデーションを塗らないようにすることや、パウダーファンデーションで下まつ毛の際までマットにしておくと、下瞼にメイクが落ちることはなくなります◎
⑥:アイブロウ
アイシャドウ・マスカラが終了したら次に行いたいのはアイブロウです。
眉を描くことが苦手な方も多く、ついつい後の順番に回してしまいたくなりますよね。
しかし眉メイクをベースメイクの次の順番にすることで、本来の自分の骨格にあった眉を描きやすくなります。
ベース、アイブロウ、リップはメイクの中でも特に重要な部分なのです。
アイブロウは、ファンデーションの後眉毛についたファンデーション等のパウダーやリキッドを軽くはらい、ペンシルやパウダーで毛を一本一本描くことを意識すると自然に肌なじみの良い眉が作れますよ。
眉メイクが崩れやすいという方は、ファンデーションの順番の後にパウダーを軽く叩き込むのもおすすめです。
また、眉メイク後は消えやすい眉尻などを余ったパウダーなどで抑えるようにするとフィット感がアップし崩れにくくなりますよ。
⑦:リップ
アイメイク・眉メイクが終わったら次はリップメイクです。
予めスキンケアが終わったタイミングで唇をリップクリームなどで保湿しておくのがベスト。
リップの順番をチーク前にすることによって、顔の色味を整えます。
チークを先に塗ってしまうと、思ったよりチークの色が出ている状態でリップを塗り顔が真っ赤orピンク…となってしまうことがあるのでリップは先に塗ることがおすすめ。
また、リップを主役にしたい化粧にしたい日は、ベースメイク、眉メイクの次の順番にリップを載せて、リップの色味に合わせてチークやアイメイクを行うのもおすすめ。
事前に唇に色味を乗せることで血色感が生まれ、顔色が明るくなりメイクもナチュラルに近づきますよ。
⑧:チーク
最後にチークをいれましょう。
お好きなメイクの雰囲気やファンデーションの色味、肌の色にもよりますがコーラル系のカラーを使用して、自然な血色感を出すようにするとメイク全体がなじみます。
なぜチークの順番が後方かというと、最初の順番でチークで色味を載せてしまうと化粧をした顔全体のバランスがわかりにくくなってしまいます。
そのため、化粧をした顔の全体のバランスを見て血色感を足すためにも、順番はできるだけ最後にチークを入れるのがオススメ。
また、チークが主役のメイクをする場合などは、アイシャドウやリップを少し控えめにするとバランスが整いますよ。
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化粧の順番【ベース編】
\メイクでもここが1番重要!/
クリーム・リキッド編
①:スキンケア・ティッシュオフ
ベースメイクに入る前の順番として、化粧水や乳液を使いお肌を整えておきましょう。
特にクリームファンデーションや、リキッドファンデーションを使用する際に保湿が十分でなかったり、肌がカサついていたりする場合は、ファンデーションの馴染みも悪くなってしまいます。
化粧を始める前にスキンケアを済ませておくのがベスト。
また、ティッシュオフでお肌の上に余った余計な水分油分を吸っておくのも大事ですよ。
②:化粧下地
クリーム・リキッドファンデーションで事前に化粧下地を使う人は、なるべく薄めに塗るのがポイント。
クリームファンデーションはファンデーションの中でもテクスチャが重い部類に入るので、化粧下地をいつも通り塗ると厚くなってしまいます。
化粧下地を塗る際の順番は、頬、額、アゴ周り、小鼻周辺と比較的大きい面積のところから下地を伸ばしていくのがベスト。
また、自分のお肌にあったお好みの化粧下地を使い分けてみるのもオススメです。
③:クリーム・リキッドファンデーション
クリームタイプ、リキッドファンデーションの塗り方は、化粧下地と同じ順番で面積の広い部分から塗っていくのがポイント。
また、ブラシやスポンジ、指を使って塗りますが、クリームタイプやリキッドファンデーションは、塗る直前に手で温めてあげると伸びがよくにお肌に密着します。
ファンデーション専用のブラシやスポンジが推奨されている場合はそれを使って塗るのがきれいに仕上がるコツ。
また、ファンデーションの密着度の順番で言えば、指、ブラシ、スポンジの順番がオススメ。
④:コンシーラー
クリームタイプやリキッドファンデーションの場合は、カバー力が高いためシミや吹き出物なども自然にカバーしてくれますが、カバーが出来ていない部分などは、硬めのコンシーラーを使用しましょう。
ファンデーションの後に、コンシーラーを使用する順番がナチュラルに仕上げるコツです。
ファンデーション後のコンシーラーは、小さめの筆や指に適量取り、隠したい部分を中心に上からボカスようなイメージでカバーします。
少々コンシーラーがムラになっていたりしても大丈夫、次にパウダーを載せてふんわりとベールをかけるようにカバーできますよ。
⑤:パウダー
クリーム・リキッドファンデーションを使用した場合は、パウダーをふんわりはたくのがオススメ。
ファンデーションの艶感を活かしたい場合は、パウダーもツヤ感重視のものを選んでみたり工夫してみて。
また、パウダーは大きめのパフやブラシでさっとなじませるのがコツ。
パウダー編
①:スキンケア・ティッシュオフ
パウダーファンデーションを使う際にも、化粧の前の順番にスキンケアを終わらせておきましょう。
しっとりしたタイプのファンデーションを使う場合お肌に余計な油分が残っていると、モロモロが発生したりすることもあります。
予め、ティッシュオフをしたり、スキンケアから化粧まで少し時間を置くなど工夫してみてくださいね。
②:化粧下地
パウダーファンデーションを使用する場合は、お肌の表面をなめらかに整える効果のある化粧下地を使うのがオススメ。
事前に毛穴の凸凹を減らし、なめらかな肌にしておくことでファンデーションの毛穴落ちやヨレ、塗りムラを防ぐことが出来ます。
③:コンシーラー
パウダーファンデーションを使用する場合のコンシーラーの順番は、ファンデ前にするのがおすすめ。
シミや吹き出物など、隠したい部分をカバーするようにコンシーラーを叩き込みます。
頑固なクマなどには硬めのスティックタイプのコンシーラーを筆にとってカバーするのがポイント。
コンシーラーのカラーは、ファンデーションよりも少し暗めの色を使うと馴染みが良くなり目立ちません。
④:パウダーファンデーション
パウダーファンデーションを塗る順番は、頬、額、顎の顔の中心を重点的に塗っていきましょう。
小鼻や目の周りなどの細かい部分は、スポンジに余ったファンデーションを伸ばすようにするとナチュラルに仕上がります。
⑤:ミスト
パウダーファンデーションの時は仕上げにミストをふりかけましょう。
オイリー肌に推奨されるパウダータイプですが、基本粉っぽいものを肌にのせると人間の肌は乾燥していると認識してしまい、自らの肌が粉をふいてしまうことも。
ひどい場合は自ら潤そうとして皮脂が出てきて顔がテカったり、皮脂が増えることによってニキビができやすくなってしまうので注意です!
bbクリーム・オールインワン編
①:スキンケア・ティッシュオフ
BBクリームをファンデーション代わりに使用する場合は、事前にスキンケアを済ませておきましょう。
商品によっては、洗顔後の順番にBBクリームのみで仕上げるというものもあるかもしれませんが、予めしっかりと保湿しておくことで化粧ノリや顔色全体に明るさが増すためオススメです。
またオールインワンファンデーションで、下地いらずのものもありますがスキンケアは行っておきましょう。
お肌が乾燥してしまっていると、ファンデーションの伸びが悪くなりますし乾燥したお肌ではメイクが崩れやすくなってしまいます。
②:bbクリーム・オールインワンファンデーション
BBクリームや、下地いらずのオールインワンファンデーションは、スキンケア後に一度手のひらに適量だし、人肌で温めてから使うのがコツ。
温めることによって伸びがよく肌なじみが良くなります。
また、BBクリームやオールインワンファンデーションを使っていてもテカリや乾燥が気になる場合は、スキンケアの後の順番に化粧下地を使ってお肌を整えておくのも良いでしょう。
③:ハイライト・パウダー
BBクリームやオールインワンタイプは、美容液成分が配合されていたり保湿効果もあるものが多くしっとりとした物が多いため、フェイスパウダーをブラシでふわっとのせてテカリの防止を行いましょう。
また、顔全体がのっぺりとした印象にならないためにも、ハイライトやシェーディングをいれて顔にメリハリをつけてみるのも大事ですよ。
Q. コンシーラーのベストなタイミングは?
A. リキッド系ファンデはそのあと、パウダーファンデはその前
クリーム・リキッド・BBなど塗っても隠れなかった部分のみ使用して、その後にお粉をブラシでのの部分につけるとフィックスされます。
パウダーファンでは先にコンシーラーですが、厚塗りになりやすいので本当に少量だけにしないと浮きます。
化粧の順番【アイメイク編】
それでは、アイメイクをする際の順番を見ていきましょう。
アイメイクの大まかな順番をご紹介します。
- アイベース
- アイシャドウ
- ビューラー
- マスカラ
- アイライン
①:アイベース
アイシャドウの持ちやノリを良くするために最初の順番にアイベースを使用するのがオススメ。
プチプラコスメやデパコスなどでも様々なタイプのアイベースがあるので試してみて下さいね。
アイベースはツヤ感を出すタイプや発色を良くするものなどお好みのものを探してみて下さい。
また、アイベースは無色や肌色のものが多いため塗ってる感がわかりにくく、塗り過ぎに注意しましょう。
②:アイシャドウ
アイメイクの順番としては、アイシャドウを塗ってからお好みでアイライン、ビューラー、マスカラというのが大まかな順番です。
まつ毛がカールしにくい方などは、アイシャドウ前にビューラーを行い事前にしっかりとカールさせたりと順番を変えている方も多いようです。
アイシャドウを塗る順番は、アイホール全体に薄い色、目のキワや二重ラインに濃い色を載せてグラデーションを作るやり方が一般的です。
グラデーションづくりが苦手な方は、濃い色を目の際に載せてアイホールに淡いシャドウを載せるというように順番を変えると綺麗なグラデーションが作りやすくなりますよ。
③:ビューラー
アイシャドウと同じくまつげメイクも欠かせませんよね。
ビューラーはまぶたの形に合ったものを使うとまつ毛がはさみやすくなります。
また、まつ毛をくるんっときれいなカーブを作りたい場合は、まつげの根元、中間、毛先の順番でビューラーを握るようにしてカールをいれるとよいでしょう。
また、黒目の上は、カールを強め、目尻側のカールを緩めにするとデカ目効果もありますよ。
④:マスカラ
ビューラーの後にマスカラを使用し、まつ毛のボリュームアップを行い黒目がちな目を演出しましょう。
マツエクをしている方などは、専用のマスカラを使用してまつ毛の負担を少なくしてあげることも大事です。
マスカラはボリュームタイプ、ロングタイプ、カールタイプとありますが、ロングやカールタイプがナチュラルメイクによく合います。
⑤:アイライン
アイラインはビューラーの後がおすすめ。
アイラインを引いてからビューラーをすると、せっかく引いたアイラインがビューラーのせいで取れてしまったり、ビューラーが汚れたりする原因にもなります。
アイラインより先にマスカラを塗ることによって、まつ毛の間を埋めやすくなって◎
アイラインはまつ毛の上でなく、下から引くと引きやすいし、怖くないですよ。
また、アイラインを引いた後にアイシャドウのシメ色でアイラインをなぞるようにして馴染ませると、アイラインがナチュラルになるだけでなく落ちにくくなります。
Q. アイラインはアイシャドウの前?後?
A. ペンシルは先、リキッドとジェルは後
ペンシルの場合、油分が入っているのでファンデーションと同じで、お粉でおさえないとズルっと取れたり滲む原因となります。
なので、ペンシルラインは引いたら、アイシャドウのお粉でおさえておきます。
ペンシルラインの場合、リキッドシャドウなどにすると崩れやすいので注意です。
\ペンシルは柔らかな、リキッドやジェルはしっかりした印象に/
リキッドラインやジェルはしっかりと線引きした感じになるのでハッキリした印象に。
しかしこれもシャドウでぼかしたり、カラーをクロではなくブラウンにするなどすると、柔らかく見せることも可能です。
化粧の順番【アイブロウ編】
顔の印象をぐっと変えてくれるのがアイブロウ。
アイブロウも順番を覚えて行うことでいつもより描きやすくなるはずです。
- パウダーでふんわり形を整える
- ペンシルで眉尻を足す
- 眉マスカラ
①:パウダーでふんわり形を整える
眉メイクの順番としてはまずはパウダーで眉の足りないところにふんわりと形を整えましょう。
眉頭からしっかりとパウダーを載せるのではなく、毛量が少ないところを中心にパウダーを載せましょう。
眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるイメージでパウダーを載せるとナチュラルに仕上がります。
②:ペンシルで眉尻を足す
パウダーである程度形を整えたら、アイブロウペンシルで眉尻を足しましょう。
リキッドでもペンシルタイプでもお好みでどちらでも構いませんが、リキッドタイプを使うとキリっとした印象に仕上げることが出来ます。
だいたい黒目を上に上がった少し内側が一番毛がたまるところなので、そこを一番濃くするとナチュラルな眉に仕上がりますよ。
③:眉マスカラ
ヘアカラーを行っていたり、柔らかい印象や垢抜けた印象にしたいのであれば眉マスカラは必須です。
黒髪の方でも少し明るめの眉マスカラを使用して、ふんわりと柔らかい印象に仕上げましょう。
眉マスカラを塗る順番は、一度毛流れに逆らって塗り、最後に毛流れを整えるように塗ると塗りムラがなく仕上がります。
Q. アイブロウパレットの上手な使い方を教えて!
A. 髪色に近い色をブレンドで作って!
そして、眉の一番濃く生える黒目を上がったところの少し内側を濃くするとグラデーションになります。
全て同じ濃淡で描くとペッタリしたアートメイクのようになってしまうので要注意です。
化粧の順番【ポイント編】
チーク
チークを塗る順番はベースメイクの後が一般的な流れです。
チークによって顔色が明るく見せるため、忘れずにチークを入れましょう。
大きめのブラシでいれるとボカす手間が少なくナチュラルに馴染みます。
また血色が悪い方などは鼻先や顎、耳たぶに少しチークを入れると顔色に赤みが足され健康的に見えますよ。
リップ
ベースメイクやアイメイクがしっかり決まっているのにリップは素の唇のままというのは、なんだかちぐはぐな印象を与えてしまいます。
できるだけ、唇に色味を足すリップメイクをおすすめします。
口紅の色選びが難しいという方は、ブラウンレッドなどの少し落ち着いたカラーが肌なじみもよく使いやすいですよ。
また口紅の前にリップクリームを塗って唇の皮向けや保湿を忘れずに行いましょう。
ハイライト
ハイライトはベースメイクが終わった後の順番でいれることが多いです。
またベースメイク前の化粧下地でツヤ感のあるものや、カラーコントロール下地によってハイライト効果があるものもあります。
基本的には額から鼻筋のTゾーン、顎先にいれると顔にメリハリが生まれツヤ感もアップします。
シェーディング
ハイライトと同時に行いたいのがシェーディングです。
ハイライトで明るさを足したら、シェーディングでメリハリをつけましょう。
シェーディングは、ベースメイクのタイミングでいれることも多く、顔の輪郭などに暗い色のファンデーションを馴染ませたりすることもあります。
シェーディングの箇所は、顔の輪郭や鼻筋の脇などお好みで調整していくことがオススメです。
Q. ハイライト・シェーディングはどのタイミングで使うべき?
A. ベースメイク以降であればOK
ハイライトはチークに重ねたりもできるので最後が望ましいです。
化粧の順番を覚えてメイクをより楽しみましょう
化粧の順番などは、自己流で行う方も多いですが大まかな化粧の流れを掴むことで、よりナチュラルで丁寧なメイクに仕上がりますよ。
上手に化粧を行うコツは、細部まで手を抜かず丁寧に行うことですが、何度も化粧の練習を行い、自分にあったお化粧を見つけることが何よりも大事です。
眉メイクやアイシャドウの入れ方など人によって様々な化粧ですが、いくつかポイントを抑えて自分流の最高可愛いメイクを極めてみてくださいね。
出典:Beauty navi
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
絵を描くのと同じことで、画用紙が汚いと絵が全く映えません。
メイクも同じで、何よりも清潔感は本当に大事だと思っています。