不幸自慢する人の特徴&心理!不幸自慢を封じ込める正しい対処法3つ
不幸自慢をする人はいったい何を考えてそんな話ばかりするのでしょう。 そんな不幸自慢をする人の特徴と心理を知ってみましょう。 不幸自慢を封じ込める正しい対処法や逆に助長してしまう行動もお伝えします。 あなたのそばにいるうっとうしい不幸自慢ばかりする人を縁を切るチャンスです。
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不幸自慢の意味とは?
不幸自慢とは、その言葉通りに自分の不幸を自慢する行為です。
それが、言葉である場合もあれば、行動で示すこともあります。
話をしているといつの間にか相手の不幸な話を聞かされていることがありますよね。
そんな状況をあらわしています。
今日は元気がないけどどうしたのだろうと声をかけたら、途端に不幸だった話を延々と聞かされることになります。
話を聞かされるだけでなく辛い、苦しいなどのアピールもすごいのです。
思いあがる人がいたら、その人と照らし合わせてみてください。
不幸自慢する人の特徴
不幸自慢する人の特徴にはどのようなものがあるのでしょう。
その特徴には、以下の6つとなります。
- 自分の話ばかりする
- アピールがすごい
- 話が長い
- 人の話を聞かない
- 嫉妬深い
- 好き嫌いが激しい
特徴を、それぞれ詳しくみていきます。
①:自分の話ばかりする
基本的に、自分の話ばかりするのが特徴です。
他の人の話にはまったく興味を示しません。
自分のことばかり話す人がいたら、まさに不幸自慢する人です。
普通のたわいもない会話の途中でもお構いなしに、話題をすり替えて自分の話を他の人に聞かそうとします。
自分がどれだけ大変だったのか、辛いのかを語るのがとても上手です。
他の人の話題も、すべて自分の話にしてしまうのが得意な人なのです。
②:アピールがすごい
自己アピールがすごいので疲れます。
誰かに、「どうしたの?」と声をかけてもらえるまで、態度で表現し続けます。
悲しい顔や仕草はお手のものです。
それでも周囲の人に気がついてもらえないと、泣いて悲しい雰囲気も出してきます。
周りの人がどんなにウンザリしていてもお構いなしに声をかけてくれるまで、話を聞いてくれるまで行動を続けるのです。
落ち込んでいる雰囲気を出すのが得意な人がいたら、声をかけないように気をつけましょうね。
③:話が長い
とにかく話が長いので付き合っていると大変です。
大した内容でもないのに、こと細かに話すので長くなるのです。
途中でオチはいつ?と思ってしまう程、ダラダラと話を続けていきます。
時々、ネタ切れなのかオチがないまま終わってしまうことも少なくありません。
話が長いわりには、聞いていても面白くないので、聞いてくれる人が日に日に減っていきます。
最後まで聞いていても、意外となんてことない話が多いのも特徴的な部分でもあります。
④:人の話を聞かない
自分の話はダラダラと長いのに比べて、人の話はまったく聞こうとしません。
自分が話すことがなによりも重要なのです。
そのため、話を超えるような内容の話をされると、さらに大変だった話をかぶせて、最も辛かったことを伝えようとしてきます。
もともと、話を聞いてもらいたいだけなのです。
空気を読む力も少ないため、周囲の人が引いていても気にしないで話題を自分に切り替えていきます。
気がつくとまた孤独になっているかわいそうな人なのです。
⑤:嫉妬深い
不幸自慢をする人は、とても嫉妬深いです。
自分以外の人が賞賛されることや褒められるのを見ると強い嫉妬心をあらわにします。
もともと自分が一番だと考えているので、実際に優れている人がいてもそれを認めようとしません。
そればかりか、その人が失敗することを願っているのです。
他人の不幸は蜜の味だと思っている根深い心の暗さを持っています。
嫉妬されたら最後、とことんまで嫌がらせをしてくるのでお気をつけください。
⑥:好き嫌いが激しい
好き嫌いがハッキリしています。
好きな人にはどんどん自分から話しかけていく反面、嫌いな人は平気で無視をします。
メールやLINEの既読スルーは当たり前のように考えているのです。
ある意味とてもわかりやすい人でもあります。
基本的に、都合が良い人は大好きで、合わせて動いてくれない人は嫌いです。
特に、ダメ出しをしてくる人を嫌います。
好かれても毎日自慢ばかりしてくるので、困ったものです。
不幸自慢する人の心理
不幸自慢をする人の心理には、どのようなものがあるのでしょう。
その心理には、以下の7つになります。
- かまってもらいたい
- 孤独
- いじめられたくない
- 同情されたくない
- 自慢したい
- 悲劇のヒロイン気分
- 暇つぶし
心理を、それぞれ詳しくみていきます。
①:かまってもらいたい
かまってもらいたい心理が強くあります。
相手にして欲しいから不幸自慢をしてかわいそうだと思わせたいのです。
かわいそうな人には誰でも優しくしてくれると勘違いしています。
「私はこんなにかわいそうな人なの、だから優しくして」と周囲に伝えるツールとして使っているのです。
かわいそうな人を演じることで周囲の注目を引きたい、注目されたいと願っています。
それが逆効果だということに気がつかない所が不憫です。
②:孤独
孤独な心理が強いと不幸自慢をするようになります。
家族の中でいつも孤独だった人や学生時代に仲間がいなくて孤独を強く感じて過ごしているうちに、発言がどんどんネガティブになっていくのです。
話をしながら、自分より孤独で不幸な人を探しています。
自分より辛く苦しい経験をしている人を見るとホッとするのです。
そうやって、自分の孤独を埋めようとしています。
前向きに頑張ったところで、どうせ誰も認めてくれない、最後には自分から離れていってしまうと思い込んでいるのです。
③:いじめられたくない
いじめられたくない心理が強い人です。
いじめられた経験や裏切られたこと、いじめを受けている人を見て、自分がいじめられないための防御として自分が不幸だと言いふりまわるのです。
その考えかた自体がいじめの原因であることに気がついていません。
人を嫌な気持ちにさせるような発言ばかりをすることで、自分の首をしめています。
仲良くなりたいと思っている人には、秘密を打ち明けるように不幸な話をしたがります。
不幸な話をすることで、味方になってくれると勘違いしているのです。
④:同情されたくない
かわいそうだと思われたい一方で、同情されたくない心理がその行動をさせます。
同情されるのは、バカにされていることと思っています。
プライドが高いため、バカにされることは許せません。
そのため、自分から自虐的に不幸自慢をするのです。。
自分の失敗や落ち度を他の人に指摘されるくらいなら、自分でそのことを話題にして心を守っているのです。
それだけ、心のゆとりがないのも大きな特徴です。
器が小さいから、優しい言葉をかけられてもバカにされている感じがするのです。
⑤:自慢したい
自分はこんなに苦労しているけど頑張っている、健気に一生懸命やっていることを自慢したい心理が不幸自慢させてしまいます。
こんなに大変だったのに、それを乗り越えたとたいしたことでなくても偉そうに話すのです。
誰でも経験している挫折も、人生最大の危機のように話を盛ります。
始めて聞く人は、素直に受け取ってしまうので苦労人なのだなと勘違いするくらいです。
実際に不幸だとは思っていません。
それをネタに自分がどれだけすごい人なのか伝えたいだけなのです。
⑥:悲劇のヒロイン気取り
ほぼ悲劇のヒロイン気取りです。
まるで自分は継母や義理の姉妹にいじめられているシンデレラのようだと思い込んでいます。
「私がかわいいから、意地悪するのだ」と勝手に周囲の人を意地悪な人に仕立て上げるのです。
そのため、話だけ聞いていると上司や同僚が悪いように聞こえますが、実際は逆の場合が多いのです。
何かにつけて、よく泣く人に多い心理でもあります。
泣けば自分の思い通りになると思い込んでいます。
➆:暇つぶし
暇つぶしだけののために不幸自慢します。
もともと、視野が狭く話題が乏しいため話の内容が陳腐なものしか浮かばないのです。
自分を本当は不幸だと思っていません。
そればかりか、周囲の人は恵まれなくてかわいそうだと思っています。
自分の話でその場の雰囲気を悪くしていることにも気がつかずに、延々と気が済むまで話をします。
まともに付き合っているだけ時間の無駄です。
仕事をさぼる口実として使う人もいるのです。
不幸自慢する人に対する周りの印象
不幸を自慢する人に対する周りの印象はどうなのでしょう。
周りの印象には、以下の4つがあります。
- うっとうしい
- 一緒にいたくない
- なるべく話をしたくない
- 何が言いたいのかわからない
周りの印象を、それぞれ詳しくみていきます。
①:うっとうしい
周囲の人はうっとうしいと感じています。
口を開けば、面白くもない苦労した話ばかりで聞いている方も不幸になりそうでうっとうしいのです。
最初は、話が始まるとうっとうしいと感じていたのが、徐々に側にいるだけで気分が暗くなってしまうのです。
言葉だけでなく落ち込んでいる様子やガッカリと肩を落としているのをこれ見よがしにしてくると、見たくないために仕事に集中しているふりをするしかないのです。
たまには、スッキリした気持ちや表情をして周囲を明るくしてもらいたいものです。
②:一緒にいたくない
空気を読むのが得意な人は、一緒にいたくないのが正直な気持ちです。
その人が放つ「不幸」の空気を感じたくないのです。
不幸自慢をすること自体が信じられないと考えています。
それと同時に、人に平気で言えるくらいの内容なら、落ち込む程ではないとわかっているからです。
一緒にいるだけで、楽しかった自分の気持ちも陰りが見えてしまうことが耐えられません。
どこかに他の場所にいってくれたら良いのにとさえ思ってしまうのです。
③:なるべく話をしたくない
正直なるべく話をしたくないのが本音です。。
仕事などで必要なこと以外は、なるべく話をしないように、目線が合わないように気をつけています。
話が始まると「また同じことか」とウンザリしています。
仕事や作業をするときには、ウダウダしているのに、自分の不幸自慢になるとイキイキと話をするその姿に幻滅しているのです。
話しが始まったら聞いているふりをして周囲を観察してみると状況が良くわかりますよ。
④:何が言いたいのかわからない
結局何が言いたいの?と思っています。
そんなにどんなメリットがあるのか不思議に感じているのです。
誰かに相談するわけでもなく、アドバイスを聞くわけでもなく、延々と勝手な話をされても誰も興味は示しません。
そんな物の見方しかできない、視野の狭い人だと思わるだけです。
心の中で誰しもが「だから何が伝えたいの?」と誰かが本人に言って欲しいと思いながら話が終わるの待っているのです。
不幸自慢するデメリット
不幸自慢をするデメリットとはどのようなものでしょう。
デメリットには、以下の5つがあります。
- 信用されない
- 会話を避けられる
- 嫌われる
- 同じ様な人が寄ってくる
- 不幸を呼び込む
デメリットを、それぞれ詳しくみていきます。
①:信用されない
誰からも信用されない人になってしまいます。
あの人に言っても、どうせ自分の話に切り替えられてしまう、まともな話もできないのだと思われてしまっています。
そのため、大事なことや重要な事柄を伝えてもらうことができません。
仕事を頼んだらそれをネタにして、また聞きたくない話をされると思われるので大事な仕事は一切任されなくなります。
そうしているうちに、仕事だけでなく人間性まで疑われるようになってしまうのです。
②:会話を避けられる
内容がいつも同じなので、自然と会話を避けられるようになってしまいます。
本当に悩んでどうして良いかわからないときも、またいつもの話だと思われて聞いてもらえないのです。
そればかりか、普段の接点さえ避けられるようになってしまいます。
そうなってしまっては、ますます孤独感が強くなるため、周囲の気を引くために更なる嫌な話をしてしまい、余計に周囲の人に距離を置かれてしまうのです。
構って欲しいがための話が逆に人を遠ざけてしまうのです。
③:嫌われる
最も大きなデメリットは、嫌われることです。
不幸自慢をすることで嫌われることを避けようとしていますが、本人の思いとは逆になってしまうのです。
知らず知らずのうちに、少しずつ周囲の人が去っていきます。
気がついた時には、嫌われ者になってしまうのです。
している方は良いですが、されている方はとても苦痛です。
それに気がつかない限り、ずっと距離を置かれたままになってしまうのです。
いつも輪に入れない人がいたら、不幸自慢していないか観察してみましょう。
④:同じ様な人が寄ってくる
自分だけは違うと思っていても、同じような人が寄ってくるようになります。
不幸自慢をする人には、同じような人が引き寄せられてくるのです。
そうなってしまうと負のループになってしまいます。
会話は、ネガティブな内容、考え方も自然とマイナス面ばかりを見てしまうようになります。
ネタがなくなれば、少しでも嫌な思いをしたことや、注意されたことを愚痴るようになってしまうのです。
悪い気の流れはうつるので気をつけましょう。
⑤:不幸を呼び込む
不幸自慢ばかりしていると本当に大変な不幸を呼び込むことになります。
ネガティブな言葉は、言霊となって自分に戻ってきてしまいます。
自分が放った言葉が周囲の人に嫌な気分を与えていると感じたらすぐにプラスの言葉を使いましょう。
悪い言葉を使い続けると思いがけないどん底を味わう可能性もあります。
明るい未来は自分の良い言葉から作られているのです。
それと同じで負も自分が作り出しています。
不幸自慢しないための考え方
不幸自慢をしないためには、考え方の癖をなおすのがおすすめです。
悪い方向に考えてしまったら、良い方向にいくように想像してみるのが近道となります。
うっかり嫌な話をしてしまったら、最後に「その経験のおかげで失敗しなくなった」「大変な思いをしたことで、勉強になった」など逆に良かった、糧になったと付け加えてみましょう。
そうするだけで、自然と考え方や心の切り替えが上手になってきます。
もしあなたが少しでも思い当たる部分があるなら、即行動に移してみましょう。
周囲の人のためにも良い結果をもたらしてくれます。
不幸自慢してくる人への正しい対処法
不幸自慢をしてくる人への正しい対処法には、どのようなものがあるのでしょう。
正しい対処法には、以下の3つがあります。
- 話題を変える
- 不幸ではないことを伝える
- 会話に入らない
正しい対処法を、それぞれ詳しくみていきます。
①:話題を変える
不幸自慢が始まったら、明るい話題に切り替えてみましょう。
話をしていた内容と全く別のことで構いません。
思い出したふりをすると上手くいきます。
「あ!そうだ、昨日とても素敵なことがあったの」のように今気がついた感じを装うのがおすすめです。
もし、それで相手が「話の途中なのだけど」と言ってきたら、「ラッキーだった話だからみんなにも幸せ分けたくて」と話を続けると、不幸な話にウンザリしていた周囲も人はすんなり受け入れてくれます。
②:不幸ではないことを伝える
「そんなに不幸ではないよね」とハッキリ伝えることも大切です。
いつまでもダラダラと聞いているだけではらちがあきません。
たまには、大げさに言うようなことではないことを伝えることも必要です。
ハッキリ言いにくい場合は「誰でも同じ経験しているよ」「何でも悪く取るのは良くないと思う」と軽く反論しましょう。
本人に周囲の人はあなた程、悪いことだと思っていないことを知ってもらうのは大事なことです。
もしかしたら、気がついていなかいもしれません。
これがきっかけで気がついてくれたら本人だけでなく、周囲の人も救われます。
③:会話に入らない
本人に言えないのなら、会話に入らないのが最も楽です。
始まったら、何気なくその場を離れましょう。
会話が始まりそうになったら席を外すようにすれば自然と話を聞かなくてすみます。
あなたの大切な時間をくだらない話で削るのはもったいないです。
それよりも、今できることを相手が無駄話をしている間にやっておきましょう。
自分のペースまで乱されたら大変ですから。
相手のペースに巻き込まれないようにしてみましょう。
不幸自慢を助長…!NGな対処法
不幸自慢を助長するNGな対処法とはどのようなものなのでしょう。
NGな対処法には、以下の3つがあります。
- 自分の不幸な話をする
- 話を最後まで聞く
- 話題を変える時に悪口を言う
NGな対処法を、それぞれ詳しくみていきます。
①:自分の不幸な話をする
相手に合わせて自分の不幸な話をすると、不幸自慢を助長してしまいます。
あなた以上に最悪な事態を作ってまで自慢しようとしてくるのです。
まるでそれがゲームのような感覚で、どれだけ言えるかを争っている状況を作り出してしまうのです。
不幸自慢をしたい人は、どれだけ大変だったのか、どれだけすごい苦労を乗り越えてきたのかを相手にわからせたいだけです。
そんな相手の話にのって、同じように話をすると助長するだけでなく周囲から白い目で見られてしまいます。
②:話を最後まで聞く
話を最後まで聞くと事態を悪化させてしまいます。
一度聞いてもらえると、次も聞いてもらえると思って、あなたの都合など関係なく話しかけてきます。
そして決まって話の内容は、不幸自慢ばかりです。
途中で切り上げることをしない限り、その負のループは延々に続いてしまいます。
これ以上話を聞きたくない、関わりたくないと感じているなら途中で切ることも大事な対策です。
かわいそうだと思って聞いていたら、次はあなたに何かをされたと言いかねません。
③:話題を変える時に悪口を言う
話題を変える時に他の人の悪口を言うと不幸自慢の人は待っていましたとばかりにのってきます。
苦痛な内容に加えて、あなたが言った悪口の相手にされたことを次から次へと続けるのです。
「私もやられたの、あの人本当に嫌ですよね」と今度は悪口を言い始めます。
切り替えるときは、他の人を褒める内容や称える内容に変えるのが良いです。
他の人を褒めるのが嫌なので近づいてこなくなります。
もし、うっかり変なことを言ってしまったら、良い部分も最後に付け加えましょう。
不幸自慢をする人とはなるべく関わらない
苦労した話や大変だった話をしても、それを乗り越えていなければただの無駄話に過ぎません。
誰にでも嫌なことのひとつやふたつはあるものです。
あなたの近くにそんな人がいたら、なるべく関わらないように距離を保っておきましょう。
その人と同じだと思われたら周囲の人に避けられてしまいます。
不幸自慢よりもポジティブな方が未来はずっと明るくなりますよ。
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