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話が長い人の特徴・心理

自信満々の話が長い男

では、話が長い人の特徴・心理をみていきましょう。
話が長い人には、以下の特徴・心理が考えられるでしょう。

  1. 話の内容をきちんと理解してほしい
  2. 大丈夫なのか心配で仕方がない
  3. 自分の気持ちをわかってほしい
  4. 自分のことを良く見せたい
  5. 話を盛り上げ楽しくしたい
  6. 時間は関係ないと思っている
  7. 自己中心的
  8. 自己陶酔型
  9. 自信家

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

①:話の内容をきちんと理解してほしい

話の長い人は、その人にとっても大事なことなのに、わかっているのかどうか反応が伝わってこないため、クドクドと同じことを話してしまっているのです。
このような場合は、本当は自分でも話が長いことはわかっているのです。

けれど、相手に理解したかどうか確認しても、イマイチの反応だったりすると「本当にこの人理解しているの。」「大丈夫。」などの、不安感持っているからなのです。
そのため、話をかみ砕いたり、方向を変えて説明しているうちにどんどん話が長くなっているのです。

②: 大丈夫なのか心配で仕方がない

話が長い人は、自分に自信を持っていません。
人前で話をすることすら自信がないのに、引き受けることになったり、話の内容がまとまってないのに、話さなくてはいけないという自信のなさが原因です。

「どうしよう。大丈夫かな。」という、自信のなさが、回りくどく長々と話してしまうことになるのでしょう。
自信がなさ過ぎて、話が長いなどということには、まったく気づく余裕すらないのが特徴です。

③:自分の気持ちをわかってほしい

例えば、何か不手際があったりして、相手が気分を害していたりするとき、言い訳をしてしまうことで、話が長くなってしまうことがあります。
「そんなつもりではなかったのに。」「何とか誤解を解きたい。」という心理から、どんどん話が反れてしまうのです。

④:自分のことを良く見せたい

「自分はこんなことも出来るんだ。」「他の人の能力よりも自分は優れているんだ。」というような、自分の良さをもっと人に知って欲しいという心理が働くと、話が長いという状況に陥りやすくなります。

あれも伝えたい、こんなことも言わなくてはなどと、原稿に付け加えているうちに、長い原稿が出来上がっていくのでしょう。

⑤:話を盛り上げ楽しくしたい

サービス精神が旺盛な人は、話が長い場合が多いのです。
話を聞いてくれている人が喜んでくれていると、もっと喜ばせたい、楽しいと思って欲しいという心理から、話が長くなってしまうのです。

本題から外れたエピソードをふんだんに取り入れたり、ちょっと話しを盛ったりして、笑いが起こったりすると、さらに広げてしまい、結果的に話が長いと思われてしまうのです。

⑥:時間は関係ないと思っている

話が長い人は、話を聞いている人の要望よりも、話し手の思惑の方が重要だと思っています。
そのため、話の時間が長くなくなることも、仕方がないと思っているため、決められた時間よりも話が伸びてしまうのです。

例えば、話をしているとき、誰かが質問してきた場合などは、当然時間がずれてしまいます。
大幅に時間がずれても、きちんと解答し、且つ自分が言いたいこともきちんと話すのです。

話長い人は、途中で話を切り上げたり割愛することの方が、聞いてくれている人に対して失礼だと思うのです。

⑦:自己中心的

話の長い人は、自己中心的な性格の人が多いのが特徴です。
話が長いことで、聞いている人が疲れてきたり、だらけてきていることなど、おかまいなしで話を続けてしまいます。

また、自分の言いたいことだけをいう言い切り型の話し方をしてしまうため、聞いている人が、反対の意見を言えないような雰囲気を出してしまうのも特徴です。

⑧:自己陶酔型

話が長い人は、自分の話の内容にうっとりと酔いしれる、自己陶酔型なのが特徴です。
「なんて自分が、良いことを言っているのだろう。」などと、自己評価を高くつけるのです。

自分の話に酔いしれているため、周りの者が迷惑していることなど、全く気が付いていないのです。

⑨:自信家

何かをやって結果を残せたような人は、自分のやった功績を人に賞賛されたいと思うのでしょう。

「こんなことをしたから、自分は成功したんだ。」「自分は勝ち組なんだ。」という、自信が話をどんどん広げていくのです。
そのため、自分の苦労話から始まり、色々なエピソードなども交えて話を進めていくため、気が付けば予定の時間よりオーバーしてしまうことが多いのです。

また、このタイプの人は、自分の自慢したいことを何度も繰り返し話したりします。
それは、もっと強調したいと思うあまり、何度も同じ話を繰り返してしまうのです。

話が長い人への対処法!

携帯チラ見で話が長いことを伝える女

では、話が長い人への対処法をみていきましょう。
話が長い人への対処法には、以下の対処法があります。

  1. 与えられてる時間をはっきり伝えておく
  2. さり気なくカンペをだす
  3. 進行係に誘導してもらう
  4. 話をしっかり聞いてることをアピールする
  5. それとなく終わるような雰囲気をつくる

続いて、話が長い人への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①:与えられてる時間をはっきり伝えておく

話が長い人は、自分では話が長いなどと思っていません。
話に熱が入ってしまうため、時間を忘れていることが多いのです。

そんな人のために、話が始まる前にしっかりと終わりの時間を告げておくことが大事です。
「○時○分までが、○○さんのスピーチです。」「時間があまりないので、調整お願いします。」などと、時間に制限があることを伝えておくと、話を切り上げなくてはいけないという意識が働き、話が長引くのを防ぐことができます。

対処法②:さり気なくカンペをだす

話が長い人が、話しだして中盤くらいになった辺りで、誰かにカンペのようなものをだしてもらうことも、長い話を終わらせる方法のひとつです。
タイミングとしては、盛り上がって次の話へ行く前に、サッとカンペで合図するのです。

もちろん、そのことは話が長い人にも伝えておいて、内容をお互いで確認した上でタイミングを決めるようにします。
そうすることで、話をする側も、そのつもりで話をしていくことができるため、お互いにとっても良い方法なのです。

対処法③:進行係に誘導してもらう

もしも、話のする会場で進行係がいるのならその人にお願いして、誘導してもらうことも、話が長くならないための対策方法です。
話が長い人の話がどんどんと広がりそうになったときに、上手く話しを戻してもらうようにお願いしておきます。

「○○さんの意見は参考になりましたよね。」「それで、先程の件は進めさせて頂いてよろしかったですか。」などと、長い話をまとめて締めに持っていってもらいましょう。
進行係役には、仕切りが上手い人を選抜しておくことですね。

対処法④:話をしっかり聞いてることをアピールする

話が長い人は、自分の話を相手に聞いてほしいという気持ちが強いのが特徴です。
そのため、強調したいところをしつこく何度も繰り返します。

そこで、「ちゃんとあなたの話は聞いていますよ。」という態度を示せば良いのです。
わかりやすいのが、「うん、うん。」と相槌を打つことです。

もっとわかりやすくするために、相手の目を見ながら真剣に「うん、うん。」をしてみましょう。
「よしよし、ちゃんと聞いてくれているんだな。」「理解してくれてるようだな。」などと、その態度に満足して、しつこく話しを反復しなくなるのです。

ただ注意したいのが、気分が良くなり過ぎて、「もう一つ別の話をしょておきましょう。」などの、オマケがついてくることもあるため、あまり過剰に反応するのは危険かもしれませんね。

対処法⑤:それとなく終わるような雰囲気をつくる

話が長いということを、それとなくわからせる方法もあります。
疲れたことをあからさまにするのは、マナー的にはどうかと思いますが、それとなく「話が長いですよ。」と伝える言動は、時計のチラ見です。

腕時計や壁の時計をほんの少し見ることで、相手にもそれとなく伝わるものです。
また、マナーモードにした携帯を持ちながら、申し訳なさそうに外に出るのも方法です。

そうすることで、ダラダラと長くなってる話が一瞬途切れ、話し手が気が付くきっかけになるのです。

「話が長い!」とイライラされないために!

事前に打ち合わせする話の長い人

では、簡潔に話すテクニックをみていきましょう。

  1. 話したいことを整理する
  2. 自分が一番言いたいことを始めに言う
  3. 話す前に文章にまとめる
  4. 自身の話し方をチェック
  5. 時間配分をチェック
  6. 緊張しない
  7. リップサービスを過剰にしない

簡潔に話すテクニックには、以下のものがあります。
続いて、簡潔に話すテクニックを、それぞれ詳しくみていきます。

テクニック①:話したいことを整理する

話が長いと言われる人は、あれも言いたい、これも付け加えようと話したいことがどんどん増えていってしまうのです。
「はじめは、短くまとめていたはずなのに、どうしてこんなに長くなったんだろう。」と、本人もわけがわからなくなっているのです。

このような人は、話したいことが何なのか、もう一度考え直してみることです。
きちんと文章にまとめる前に、箇条書きにしてみても良いかもしれません。

また、パワーポイントなどで図式化してみるのも話を簡潔にできるコツです。
そうすることで、要るものと要らないものがハッキリとわかり、端的にまとめることができるのです。

テクニック②:自分が一番言いたいことを始めに言う

言いたいことに焦点を当てることも、話を短くまとめることができるポイントです。
例えば、レクレーションの場所を知らせることになった場合、「11月のレクレーションは、○○公園でバーキューに決まりました。詳細は追って連絡致します。」という感じで、レクレーションの場所を知らせることに焦点を置いています。

話が長い人の場合は、「11月のレクレーションは、日程はまだはっきりとは決まっていませんが、皆さんの都合を聞いて決めたいと思います。
場所は、○○公園でバーベキューに決まりました。詳しいことは、追って連絡します。」というように、場所のことが後回しになっているため、何となくぼやけてしまっています。

話合いのテーマが、何かということを頭において話をするよう心掛けることが大事です。

テクニック③:話す前に文章にまとめる

「人前で話をすることは、全然大丈夫だ。」という人にありがちなのが、話をする内容を文章にまとめないことです。
そのときのテーマによって、アドリブで話ができることは、良いことでしょう。

でも、テーマがわかっているのなら、あらかじめどんなことを話すかということを、文章にまとめて再確認しておくほうがスムーズに話を進めることができます。
自分では、イケてると思って話していても、人が聞いたらイマイチな場合もあるため、事前にまとめることは必要なのです。

テクニック④:自身の話し方をチェック

話が長い人は、自身の話し方にも問題がある場合があります。
話の間が長かったり、ジャッチャーをつけすぎていたりすることも、話が長びくことに繋がります。

話の合間に、「うーん。」と腕組みそしたり、ウロウロしたりと、余分な動きがあるとそれだけでも、余分ですよね。
また、本題の前に、「えっと。」「アーっと。」などの言葉を入れなくては話が始まらない人も、時間ロスになってしまいます。

話をする前に、自分が話しているところを動画で撮ってチェックしてみたり、録音してみるのも話が長いことを改善する方法でしょう。

テクニック⑤:時間配分をチェック

こちらも、話をする前の事前準備になりますが、話が長い人は時間配分が上手くできないことも問題です。
決められた時間内で言いたいことを言うためには、始まりから締めまでの時間を、おおよその見当をつけて話さなくてはいけません

例えば、15分のスピーチなら、7,8分あたりで盛り上がりの話をして、残りの5分くらいで、後半に繋げるよう時間を使っていくなど、決めておくと話がまとまり、長くなることを防ぐことができます。

テクニック⑥:緊張しない

性格的に気の小さい人、あがり症の人も話が長い傾向にあります。
ちゃんとまとめられているのに、いざ本番になると、緊張してしまい、
何を言ってるのかわからなくなり、話の焦点がぼんやりしてしまうのです。

そんなときは、自分なりのリラックス方法を実践してみることです。
呼吸法や、イメトレ、「自分はできる」と思い込ませるなど、気持ちを前向きにすることが大事なのです。
また、「失敗しても何とかなる。」「この人達は、大した人物じゃない。」など、聞き手のことを意識しないようにするのも方法のひとつですね。

テクニック⑦:リップサービスを過剰にしない

話を聞いてくれている人を楽しませたいことから、余計なリッピサービスをしてしまう人も、話が長くなってしまいます。
でも、芸人でもないのだから、過剰なサービスをする必要はないのです。

それよりも、要点だけを簡潔にわかりやすく言う方が、聞き手もすんなり内容が入ってくるのですから。

話が長い人の特徴&対処法!イライラさせない話のまとめ方のまとめ

話が長い人を上手く誘導している人達

話が長い人の話しを聞かなくてはいけない場合、どうにもならない場合は、忍耐で耐えなくてはいけません。
けれど、話が長い相手が気分を害さないように誘導したり、カンペを出したりなどして、話が長ことを伝えたり、また、本人に自覚して、話をまとめる工夫をしてもらうことで、お互いが気持ちよく話合いを行うことができるのではないでしょうか。

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ライター
noel編集部

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